1月の京都旅行!おすすめの観光スポットはどこ?
公開日:
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最終更新日:2018/04/14
京都旅行
京都は幾度足を運んでも、その魅力を知り尽くせません。
それほど奥深い京都ですが、1月に訪れることで京都の魅力を人より知ることができます。
というのも、1月には地元に密着した新年のイベントがたくさん開催されるからです。
京都の本質を知るなら、1月がチャンス。
そこで、この記事では1月の京都のおすすめ観光スポットをご紹介します。
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目次
1月の京都旅行!おすすめの観光スポットはどこ?
1月の京都では、数多くの新年のイベントが目白押しです。
年中観光できるスポットも魅力的ですが、それと合わせて新年ならではのイベントに参加してみることで、限りなく奥深い京都を少しでも知ることができるのですね。
そこで、今回は1月に訪れたい観光スポットや、新年のイベントについて見て行きましょう。
おすすめ:1月の京都の気温は?旅行におすすめの服装と持ち物を紹介!
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<金閣寺>

出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/nb_ichii/34573227.html
1月後半は京都でも雪の降る確率が高くなります。
雪が降るかは運次第ですが、雪景色が美しい観光名所に訪れてみるのもおすすめです。
京都でもっとも雪景色の美しい場所の一つが金閣寺です。
私も幸運にも雪がちらちらと降る日に、金閣寺を訪れたことがあります。
雪をこんもりと被った木々を背景に、白い雪をまとった金閣寺は、ふだん以上にその輝きを増しているようでした。
白と金の組み合わせは、まばゆい雰囲気を演出してくれるのです。
金閣寺は極楽浄土をあらわした臨済宗相國寺派の禅寺です。

出典元:http://thetimes.seesaa.net/article/432984288.html
本当の名前は「鹿苑寺」ですが、お釈迦様の骨が祀られた舎利殿の二層・三層に金箔がはりめぐらされていることから、金閣寺と呼ばれているのですね。
金閣寺は、室町時代の北山文化の核とも呼べるお寺です。

出典元:https://www.okeihan.net/navi/kyoto_tsu/tsu201105.php
北山文化とは、足利義満の時代に開花した文化であり、それまでの公家の文化に新しい武家の文化が融合したもの。
さらに、素朴ながらも奥深い美しさをたたえた禅宗文化も見られます。
実際に金閣寺の建築様式を確認してみると、一番下の層は寝殿造りになっており、二層目は武家の生活様式である武家様式、さらにそのうえには禅宗様式の造りになっています。

出典元:http://www.ne.jp/asahi/inu/kichi/ryokou-ki/11kyoto/2-1.htm
その時代の文化が明確に表されているので、予備知識を入れておくと、実際に金閣寺を眺める視点も変わりますね。
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<銀閣寺>

出典元:http://blog.goo.ne.jp/escassy1/e/0119c9cca1bd49d40cf1467186c5c0b0
金閣寺を訪れるのなら、セットで見ておきたいお寺。
それは、銀閣寺です。
一面に金がはりめぐらされた金閣寺とは対照的に、銀閣寺は控えめで地味な印象を受けますよね。
しかし、白い雪を被った銀閣寺は金閣寺には無い、落ち着いた魅力があります。
雪の降る銀閣寺は眺めているだけで、心が癒されます。
ここは、金閣寺の北山文化に対して東山文化の中心となっているお寺です。

出典元:https://www.okeihan.net/navi/kyoto_tsu/tsu201105.php
東山文化は庶民文化の台頭を象徴するものであり、室町幕府の将軍・足利義政の時代に栄えた文化。
この文化の建築で特徴的なのは、書院造りです。
実際に、銀閣寺の東求堂の「同仁斎」に書院造の原型が見られます。
「同仁斎」とは、四畳半の小さな一間の書斎のこと。

出典元:http://yaplog.jp/yagura_an/archive/11
ここには付書院と棚が備えられ、畳が敷き詰められています。
「同仁斎」は茶室の源流であり、和室のはじまりとなった空間でもあります。
ふだん観光客はこの部屋に入れませんが、特別拝観が行われているときのみ、中をじっくりと見ることができます。
気になる方は、特別公開の時期に合わせて出かけてみるのもよいでしょう。
ただ、公開が行われていなくても、銀閣寺の庭を回りながら建築を眺めるだけでも楽しめますよ。

出典元:http://www.kokuhoworld.com/048.html
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<下鴨神社 蹴鞠はじめ>

出典元:http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/event/kemari.htm
1月の京都に訪れるのであれば、1月4日に下鴨神社で行われる蹴鞠はじめを見学しに行ってみましょう。
蹴鞠は平安時代中期、宮中において儀式化されていたものです。
平安貴族の遊びとして確立されました。
今行われている蹴鞠はじめの行事は、明治天皇のご下賜金によって結成された、京都蹴鞠保存会によって守り続けられています。
色とりどりの平安装束をまとった人々が蹴鞠をけり合う様子は、写真に撮っておきたくなってしまいます。

出典元:http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/event/kemari.htm
下鴨神社は子育てや縁結びで有名な神社でもあるので、女子旅には欠かせない神社ですよ。
また、世界遺産にも登録されており、ふだんから京都観光の目玉スポットとなっています。
恋愛運や結婚運を高める力が宿った相生社、2つの枝が1つに連結し、恋愛運や結婚運に効果的な連理の賢木などは、下鴨神社の中でもぜひお参りしておきたい場所です。

出典元:http://urx.red/H8qC
蹴鞠はじめの行事を見るついでに、恋愛運・結婚運も高めて新しい年をむかえましょう。
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<都七福神めぐり>

出典元:https://www.travel.co.jp/guide/article/2568/
京都で新年をむかえるなら、数日かけて七福神めぐりを行うのも1つの楽しみ方です。
京都で行う新年の七福神めぐりは、1年の中でもっとも徳を得ることができるものです。
そのため、京都府内だけでなく、日本全国から多くの人がやってきます。
全部で7つの寺社を回りますが、それぞれ離れた場所にあります。
1日かけてすべて回ることもできますが、余裕をもってめぐるのならば、ゆっくりと数日かけて回るのが得策です。
2∼3日あれば、じっくりと見ながら回れますよ。
おすすめのコースは、京都駅からのスタートです。
そこから、東寺の「毘沙門天」、萬福寺の「布袋尊」、六波羅蜜寺の「弁財天」、ゑびす神社「ゑびす神」、行願寺 革堂「寿老神」、赤山禅院「福禄寿神」、松ヶ崎大黒天の「大黒天」と進んでいくコースなら、もっともスムーズに巡れますよ。

出典元:https://kanko.city.kyoto.lg.jp/feature/sichifukujin.php
ちなみに、1月1日から31日までは、都七福神めぐりの京都定期観光バスが京都駅から出ています。
バスガイドさんが案内してくれるので、これなら、個人で巡るよりも楽に観光できてしまいますね。
そのうえ嬉しいことに、昼食には七福神弁当が付き、ちょっとしたお楽しみも増えますよ。
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<美山かやぶきの里雪灯廊>

出典元:http://www.yukitouro.jp/
たまには京都市内から足を伸ばして観光してみるのも、おすすめです。
2018年の1月27日から2月3日までは、自然豊かな京都府の美山町で「美山かやぶきの里雪灯廊」が開催されています。
美山町は1993年の12月に国の重要伝統的建造物群の保存地区に選定された場所です。
京都市内からは、たったの80分。
これなら、日帰りも十分可能ですよね。
このイベントの特徴は、茅葺の家々のライトアップです。

出典元:http://photograph.pro/jp/kyoto/kuchitan/kayabukinosato.html
雪灯籠・花灯籠が雪上に灯され、寒いながらもほっとするような美しさに心が温まります。
女性同士はもちろん、カップルでも訪れたい観光スポットですね。
このライトアップイベントでは、春乃流日本舞踊のステージイベント、また屋台の出店もありますよ。

出典元:http://urx.red/H8r6
雪灯籠づくり体験もできるので、景色を眺めるだけではなく、さまざまな体験を楽しめます。
このイベント期間中には、周遊バスをはじめとして、バスツアーもあるので気軽に参加してみるとよいですよ。
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<三十三間堂 通し矢>

出典元:http://urx.red/H8ra
旅行先でその土地の文化に触れたいのなら、その土地の風物詩に触れるのが一番です。
京都の1月の行事として、一度でも見ておきたいイベントが三十三間堂の通し矢です。
このイベントでは、二十歳をむかえた新成人の弓道有段者・称号者が集い、およそ60メートル離れた的に向かって矢を放ち、腕前を競います。
通し矢は三十三間堂の法要である「楊枝のお加持」と同日に開催されます。

出典元:http://blog.goo.ne.jp/fnkmsnv/e/9c587af2a623f49dbef954de4917ed29
「楊枝のお加持」とは、インドから伝わった祈祷であり、頭痛に効果があると言われているのですね。
三十三間堂の通し矢のそもそもの起源、それは諸説ありますが桃山時代にはすでに行われていたと伝えられています。

出典元:Wikipedia
通し矢というのは、弓術の種目の一つ。
京都の蓮華王院(三十三間堂のこと)の西側軒下を南から北に射通す競技です。
ただ、江戸時代に入ってからは町衆からの人気を集めブームとなっていた反面、過剰な競技化であると批評され、明治以降からはあまり開催されなくなってしまいました。
しかし、その後も何度か試技は行われており、新成人による通し矢は1951年から続いているのですね。

出典元:http://kyoto-brand.com/cms/gosho_column/toushiya/
2018年の通し矢は1月14日の日曜日8時30分から行われます。
7時45分から開会式、8時30分から新成人男子、10時50分から新成人女子、13時50分から称号者、そして14時30分からは決勝の予定。
普段は600円の拝観料がかかるところ、この日だけは無料で境内が披露されるので、この機に訪れておきたいところですね。
【まとめ】
日本の新年はお正月という大きなイベントを皮切りに、全国各地で新年のイベントが行われます。
その中でも、今回ご紹介したように、京都では日本の中の日本を感じられるイベントがあちらこちらで開催されています。
1月の京都旅行は、この季節ならではの風物詩にどっぷりと漬かり、京都の本来の魅力に触れてみてはいかがですか。
最後に、今回の記事に関連して「1月の京都はこの場所がおすすめ」「このイベントは忘れられない」などの体験談や口コミがあれば、お気軽にコメントくださいね。
みなさんからのコメントが、より多くの方の女子旅を素敵なものにしてくれますよ。
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