ある沖縄本島のビーチには、様々なタイプがあります。
観光客に人気なビーチも華やかで、設備が整っており魅力的ですが、沖縄のそのままの風景が残された穴場ビーチもまた、のんびりとしたひとときを過ごすにはうってつけのスポットです。
そこで今回は、沖縄の個性を堪能できる、ローカルでユニークな穴場ビーチランキングをご紹介します。
目次
沖縄本島のおすすめ穴場ビーチランキング9選!
「沖縄といえば海」とイメージするように、沖縄本島には数多くのビーチが存在します。
その数は非常に多いものですが、それぞれのビーチは全く異なる個性を持っています。
タイプも多岐にわたり、自然のビーチ、人工ビーチ、人の多い場所、少ない場所など、ビーチによって様々。
でも、自由気ままにのんびりと海水浴を満喫するのであれば、人もまばらな穴場のビーチを選びたいものですよね。
そこで、今回は沖縄本島で楽しむことのできる、穴場のビーチをランキング形式でご紹介します。
魅力的なビーチを見つけて、実際に訪ねてみてくださいね。
第9位:真栄田岬(まえだみさき)
シュノーケリング・ダイビングなどで有名な真栄田岬は、沖縄の「青の洞窟」で知られている場所です。
この岬は沖縄県恩納村に位置しています。真栄田岬で泳ぐ場合、注意したいのは、海底が見えないほど深いスポットが存在するという点です。
また、沖の方へ行くと比較的潮の流れも速いので、泳ぎが不得意だという方は、遠くまで行かず、人の多い場所で泳ぐように心がけましょう。
さらに、真栄田岬の先端には、屋根の付いた展望台が設置されており、そこから沖縄本島中北部の海岸を一望することができるので、あまり泳ぎが得意でなくとも景色を楽しみながら、印象的なひとときを過ごせます。
残波岬→真栄田岬→万座毛→浜比嘉島🐙→羽地ダム pic.twitter.com/oONO7l9Zt8
— あっこ (@5bpiruq1vSLXjii) 2018年4月12日
その他にも岬周辺にはお食事処、遊歩道などが設置されているので、泳ぎ以外の活動でも退屈することはありません。
どちらかというと、週末に人が集まりやすいので、平日を狙って出かけることをおすすめします。
第8位:具志頭(グシチャン)浜
八重瀬町・具志頭浜とマスブリ♪
面白い形の岩がたくさん!('▽')#沖縄 #八重瀬町 pic.twitter.com/8sSY3asbUS— Ka-mmy (@Ka_mmy) 2015年9月19日
具志頭浜は、岩石海岸と砂浜海岸でできた穴場スポットです。
ここは、ボルダリングのメッカと呼ばれているだけあり、巨石や奇岩が多い自然の姿がそのまま残されている場所です。
2/26~3/1まで沖縄に卒業旅行に行って、
relax in the cityのロケ地、具志頭浜にも行ってきた♥️
雲が多かったのは残念だったけど、素敵な場所だった~✨ pic.twitter.com/rGiCnNAj5c— ゆきゆか (@prfmlove318) 2018年3月2日
具志頭浜には、5億年前にもさかのぼる、太古の昔から現在に至るまで生息し続けている海藻「カサリノ」が群生しています。
海は、浅く穏やかなため、磯遊びを行うには絶好のスポットですよ。
第7位:新原(みーばる)ビーチ
沖縄の原風景を見たい、と望むのであれば、新原ビーチに足を運んでみましょう。
このビーチは沖縄本島南部、南城市に位置しています。
ここは人工のリゾートではなく、自然のままの浜であり、沖縄南部のビーチの中でも特に透明度の高いビーチして知られています。
☆新原ビーチ(みいばるビーチ)。リゾート開発とは全く無縁の、沖縄の素朴な風景が360°広がる隠れ家的人気のビーチスポット。自然がそのままなカンジが大好き! ☆ pic.twitter.com/iciDtcMfZu
— みんな大好き☆沖縄 (@love_okinawa1) 2018年4月16日
静かな浜で、リゾート感はありませんが、ローカルな雰囲気を楽しみながらのんびりと過ごすには最適な場所です。
しかし、ある程度の設備は整っており、グラスボートの発着用桟橋や常設休憩のテントなどが設置されています。
また、マリンスポーツを楽しめるよう、「みーばるマリンセンター」も建てられています。
この浜自体は500メートルに及ぶ、大きな浜でありますが、干潮の時刻になると、約1km先の沖合まで歩くことができます。
こんにちは
南部イチの天然ビーチ、南城市玉城にある新原ビーチは約2Kmの浅瀬が続くビーチです。
海水の透明度も良く白い砂浜がきれいです。
ビーチ内にはグラスボートもあり水中の魚の様子も見れます。潮が... 詳しくは https://t.co/tjA0tL5Ci3 pic.twitter.com/wR98IKVImB
— yachimun (@yachimun_ryukyu) 2018年3月28日
ここでも、多くの海の生き物を観察することができるので、海水浴だけでなく自然を楽しみたい方にはおすすめの穴場ビーチでしょう。
ちなみに、このビーチのそばには、食堂カリカと呼ばれるネパール料理のカフェがあるので、女子旅でもデート旅行でも、是非利用してみてくださいね。
第6位:百名ビーチ
百名ビーチも沖縄県南部に位置する穴場スポット。
大きな石灰岩を挟んで新原ビーチと隣接している浜です。
新原ビーチと比べ、設備が無いために人が少なく、遠浅で穏やかなビーチなので、ゆったりと過ごしたい方は快適に過ごせるビーチでしょう。
この場所は、古くから伝説に登場する浜であり。琉球の創始神である女神・アマミキヨが、久高島から渡り、上陸した場所であるとの言い伝えが残っています。
百名ビーチで与那国馬とお散歩♥️
ほぼ貸切状態。 pic.twitter.com/ZnJcZfhV5A— sao (@saogimel) 2018年3月26日
その記念として、アマミキヨが上陸した地点には石碑(ヤハラヅカサ)が沖合に佇んでいます。
名ビーチではマリンスポーツを楽しむことができるので、カイトサーフィン・ウインドウサーフィンなどが趣味の方にはおすすめの穴場スポットです。
ただ、沖まで行かない限り魚を見ることができないので、シュノーケリングには向かない場所であることに注意しましょう。
だんだん晴れ間が出てきて、百名ビーチってところへ
森っぽいところを抜けて浜辺に着くと、ウクレレっぽい弦楽器にあわせて男女10人くらいが思い思いに踊ってたり、釣りしてる人もいれば座って海を眺めてる人もいたり
んで浜辺を後にして森に戻るとピタッと音楽が止むの…なんかすごくRPGっぽかった pic.twitter.com/eKZmTUdqij— ちのぱん@日本一周 (@CNP0102mc) 2018年2月1日
また、トイレ・シャワーなどの設備が無いので、これらの施設を使いたい時には隣の新原ビーチまで移動することになります。
神話に登場する場所なので、地元の方にとっては神聖な場所であり、祈祷をしている方もいます。その際には、騒ぎ立てることなく、静かに過ごしましょう。
第5位:エメラルドビーチ
沖縄美ら海水族館を訪れるのであれば、そのついでにエメラルドビーチにも足を運んでみましょう。
エメラルドビーチは、礁湖の中にある珍しいビーチであり、「遊びの浜」「憩いの浜」、「眺めの浜」の3つの区分に分けられています。
風強すぎて、髪ボッサボサ〜😂
あ、
エメラルドビーチってとこに行きました🙆♀️🙆♀️
すんごいびっくりするくらい綺麗でした✨ pic.twitter.com/b42XHlfKzF— いまり➳(ぱふぉ★ism)お休み中 (@imari_perfo) 2018年4月1日
「憩いの浜」は比較的人が少なく、静かに過ごしたい方におすすめです。
その一方で、「眺めの浜」は夕日がきれいに見える場所であり、「遊びの浜」は一番スペースのある浜で、人で賑わう場所です。
その時に気分に合わせて、自分のお気に入りの場所で過ごしてみても良いですね。
また、ビーチ内の売店では軽食を調達することができます。
本部町/エメラルドビーチpic.twitter.com/tw31KhSF0E
— 沖縄の風景 (@OKINAWA_keshiki) 2018年4月2日
さらに、1000円ほどで浮き輪・パラソルのレンタルが可能なので、海水浴用の荷物を減らしたい方にはおすすめのビーチでしょう。
第4位:ダイヤモンドビーチ
☆美ら海めぐり☆
◎ダイヤモンドビーチ◎沖縄本島恩納村瀬良垣にある、その名もダイヤモンドビーチ♫
本部半島の山々が望める、とても眺めの良いビーチです!#ダイヤモンドビーチ #恩納村 #海 pic.twitter.com/ccBzbNhe5J— Honda Cars 沖縄 (@okinawa_Honda) 2017年8月16日
沖縄本島北部の穴場ビーチとして、おすすめできるのがダイヤモンドビーチです。
ここは広く静かで、浜の正面からは本部半島の山を眺めることができ、パノラミックな景色を楽しむことが可能です。
ちなみに、このダイヤモンドビーチは、紅芋タルトが評判の有名なお菓子屋さん「お菓子御殿」の裏にあるビーチなので、浜に立ち寄るついでに、紅芋タルトもお土産として購入してみても良いでしょう。
お菓子御殿 pic.twitter.com/LssmhGlIl9
— 南の人 (@vDQKmsfF21vE3qD) 2017年12月7日
ただ、クラゲ防止ネットをはじめとした設備や監視員がいないという点には注意が必要です。
クラゲ対策については、事前にきちんと下調べしておきましょう。
対処法については「沖縄本島の海水浴の時期はいつからいつまで?クラゲ対策も!」の記事でご紹介しているので、気になる方はそちらをご参照くださいね。
第3位:瀬底ビーチ
瀬底ビーチは沖縄本島本部町にある、南北800mに渡る非常に長いビーチです。
この場所の海は、沖縄本島で一番の透明度であることで知られており、シュノーケリングを楽しむことができます。
ビーチは完全に天然で、真っ白な砂浜が特徴的です。
沖縄は快晴!暑い暑い🔥☀
朝イチで大好きな瀬底ビーチに行ったら海開き前で入れず😢
穴場ビーチを見つけたので朝おやつ♪
海が水色だね、って長男に言ったら
水色じゃなくて海色だよ、だってサ。 pic.twitter.com/mKX8hJDKDJ— りこ (@Riko5555S) 2018年4月9日
また、ここは見晴らしも良く、目の前には伊江島・水納島を臨むことができます。
瀬底ビーチは天然のビーチですが、設備が整っており、シャワーや更衣室、トイレなどはしっかりと整えられています。
第2位:ユーバンタ浜
ユーバンタ浜到着。
いーどぅし楽しむぜぃ∠( 'ω')/ pic.twitter.com/XNbpcOoxSa— NoritaN@BAKA-TRiP (@NoReturn_CVSK) 2016年7月16日
沖縄本島中部に位置する読谷村(よみたにそん)には、穴場のビーチ「ユーバンタ浜」があります。
この浜は非常に分かりにくい場所にあり、観光客も少なく、沖縄県民にも知られていない浜なので、のんびり静かに過ごせる穴場の中の穴場、とも呼べる場所です。
ちなみにこの場所には、沖縄戦で家族を失った悲しみを歌う「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑が建てられています。
沖縄の太陽のように、明るく陽気なリズムにのせた、言葉にならぬ想いを込めた歌を聴いてから、このユーバンタ浜に訪れてみたいものですね。
第1位:備瀬のワルミ
神聖な秘境の雰囲気を楽しみたいのであれば、本島北部に位置する備瀬のワルミを訪れてみましょう。
ワルミというのは、「割れ目」を意味する言葉で、別名ワリーバンタとも呼ばれています。
バンタとは「崖」を意味する言葉。つまり、ワリーバンタとは「崖の割れ目」のことを意味するのですね。
現在、ワルミの入り口には看板が建てられていますが、かつて、その入り口は非常に分かりづらく、地元の方に教えてもらっても、入り口を見つけられない人が多かったそうです。
沖縄行くんだね!レンタカー借りて、備瀬のワルミってところ行って欲しい!!めちゃくちゃキレイだから🌊 pic.twitter.com/zI18ZWkV43
— ゆー (@25_mii_25) 2018年4月15日
そのため、神に選ばれた人のみがたどり着くことのできる場所として神聖視されてきました。
また、ワルミはウミガメの産卵地でもあり、その自然の雄大さを肌で感じることのできる場所となっています。
自然の神秘に触れることのできる場所ですが、注意したい点もあります。
それは、干潮時でなければ海側からは入れないという点です。
また、干潮の時間帯でなければ目にできない景色もあるので、ワルミを訪れる時には必ず干潮の時刻を狙いましょう。
探検・冒険気分を楽しみたい時には訪れてみたいスポットですね。
【まとめ】
今回は穴場のビーチをご紹介しましたが、どれも全く異なる個性を持っていることに驚かされるばかりです。
ビーチの魅力にはまり、ビーチめぐりをしてみても楽しい旅行ができそうですね。
特に穴場のビーチは、地元の人しか知らないような場所もあり、旅行者にとしては、何としてでも訪れておきたいものです。
ただ、穴場のビーチは監視員がいないので、水の事故には十分注意して楽しみましょう。
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