初心者でも通でも、知らない場所・文化を次々発見することのできる京都は最上級の観光地です。
一度訪れたらその奥深さには魅了されてしまう。
そんな京都は女子旅の人気な行先でもあります。
でも、せっかく女子旅をするのであれば、より深く京都を知る旅行にしたいものです。
そこで、今回は京都女子旅でおすすめの体験教室やツアーや和菓子作りなど8選をご紹介します。
目次
京都女子旅におすすめの体験教室!和菓子作りなど8選!
旅行をより一層楽しく、印象的なものにするために必要なことがあります。
それは、旅程に体験やツアーを取り入れるということです。
京都への女子旅も例外ではありません。
京都初心者であっても、京都通であっても、京都はあらゆる方法で攻略してゆくことで、知らなかった魅力に迫ることができるのです。
そこで、京都の奥深い文化に触れるための手助けをしてくれる、魅力的な体験やツアーについて今回はご紹介しますね。
まずは体験から見て行きましょう。
<京七宝体験>
京七宝体験! pic.twitter.com/YGvVbrlyB4
— たむてぃむ (@tamtem1027) 2017年7月30日
京都ならではの七宝焼は、指定伝統工芸「京七宝」と呼ばれています。
七宝焼きは日本だけでなく、古代エジプトでも焼かれていた歴史ある工芸品。
七宝焼きの中でも、京七宝は特に花鳥風月を表した伝統的な図柄が特徴的です。
この京七宝を体験できるお店が、「京七宝 ヒロミ・アート 東山店」です。
ロボット工学者「Dr.K(ドクター・ケイ)」の『ものづくり体験』(4)
『京七宝』
「ヒロミ・アート東山店」京都市東山区
シンプルな色付けから本格的な有線七宝まで体験。色は10色、重ねることで様々なバリエーション。3,500円〜。 pic.twitter.com/UZR6WXykDg— ks_dee (@ks_dee_pro) 2015年12月31日
ここでは2時間の体験コースで、「有線七宝」作りを体験することができます。
この「有線七宝」は銀の土台をベースにして細い銀線を折り曲げながら模様を付け、焼き上げる伝統技法。
そして「京七宝 ヒロミ・アート 東山店」では、この「有線七宝」の技術を使って、ペンダントやブローチを作ることができるのです
基本料金は3500円。
友達とおそろいのデザインにしても良い思い出の品になります。
<京菓子体験>
京都といえば「和菓子」です。
京都に限らず、日本各地で季節の彩を表す和菓子作りが行なわれていますが、「京菓子」を超えるものは他にありません。
そこで、京都に訪れたら食べるだけではなく、自分で「京菓子」を作ってみませんか。
京阪清水五条駅近くの「甘春堂東店」では、色彩豊かな季節の京菓子体験を行なうことができます。
甘春堂東店 様での
和菓子作り体験の写真〜📸✨美味しかったなぁ〜🤤💭
また和菓子作りしたいっ!🍡🍡 pic.twitter.com/pFtt2kk9kx
— 梅村 遥奈 (@mcr2017_hu06) 2017年10月2日
一般コースは大人1人2160円で、上生菓子を3個、干菓子を1種類作り、お抹茶をいただくことができます。
体験時間は1時間半。
京菓子造りのプロである職人さんに教わりながら、和菓子を4つも作ることができてしまうのです。
手先の器用さに不安のある方でも、丁寧に教えていただくことができ、安心して楽しく体験することができたとの口コミも寄せられています。
思い切って挑戦してみてはいかがでしょう。
<京友禅体験>
お母さんがやった摺込友禅ですん( *˙ω˙*)و グッ! pic.twitter.com/tQxhPeXX1E
— すもふ (@suzu__hino) 2018年8月15日
友禅染というと、石川県の加賀友禅を想い起しますが、実は友禅の本場は京都です。
もともとは元禄時代、京都・祇園に住んでいた扇面絵師の宮崎友禅斎が考案した技法であり、時を経て京都から日本全国各地へと伝わっていったのです。
それなら、京都に訪れた時には、友禅の本場・京都で染物体験をしてみるのも魅力的ですよね。
「京友禅体験工房丸益西村屋」では、京友禅の「摺込友禅」という技法を体験することができます。
雨音を聴きながら、京都で撮った画像を調べていたら、摺込友禅を体験した時の様子が出て来た。だいぶ前だったので、すっかり忘れていた。。(^ω^;) pic.twitter.com/8Ug5O5WlAI
— ume_hiro (@tree_0104) 2017年10月16日
この京友禅体験では、京扇子、巾着、風呂敷、ハンカチ、ブックカバ-など、多様なアイテムの中から好きなものを作れます。
体験料金は作るものによって異なりますが、1300円から3000円の間で作れますよ。
友達と同じものを作っても、全く違った染め上がりになるので完成が楽しみな体験ですね。
<舞妓体験>
京都女子旅で一度は体験したいのが「舞妓体験」。
これは日本全国の中でも、京都だからこそ楽しめる体験です。
海外の方にも、「日本と言えば舞妓」というイメージを強く持たれています。
このように日本の伝統を象徴するような体験は非常に価値のあるものです。
一生に一度は舞妓体験をしてみたいものですよね。
舞妓体験ができるお店は京都にたくさんありますが、一番のおすすめ店は「京都ぎをん彩」。
お正月舞妓さん♥お気に入りのお着物でお写真撮影も堪能いただいたA様!柄の出方に注目です:D!!!舞妓体験処 ぎをん 彩
<a href="https://t.co/RiTvRk70AC" target="_blank">京都の舞妓体験専門店 ... pic.twitter.com/nnoNLAwvrb— 舞妓体験処ぎをん彩 (@gionaya) 2018年1月16日
撮影のセットやお店の方の接客サービス、プランの充実度と写真・化粧の質の高さは、他の舞妓体験工房をはるかに凌ぎます。
特に女子旅であれば、「なかよしプラン」がおすすめです。
このプランは、和室での撮影・そして自由散策30分がセットになっており、料金は税別9500円となっています。
ぎをん 彩へ沖縄からお越しの可愛いお2人をご紹介します(*^-^*)
<a href="https://t.co/sv41IxEIJ6" target="_blank">舞妓体験処 ぎをん彩(あや)-AYA- | Maiko and ... pic.twitter.com/lWRGDYiCxN— 舞妓体験処ぎをん彩 (@gionaya) 2017年9月22日
他のプランで自由散策を行うと税別13500円もかかってしまうので、みんなでこのプランを利用しない手はありません。
ただ、1日限定一組なので、舞妓体験を決めたら早めに予約をいれておきましょう。
「京都ぎをん彩」についての詳しい情報や、他の舞妓体験のお店との比較は「京都でおすすめの舞妓体験スタジオ3選!撮影や散策も充実!」の記事でご紹介しています。
興味のある方はそちらをご覧くださいね。
<匂い袋作り>
京都といえば、平安時代の貴族文化が思い浮かびませんか?
あの有名な源氏物語をはじめとして、京都が舞台になった数々の古典文学には様々な「香り」が登場します。
昔の貴族は風雅を好み、恋人に会う前にはお香を焚きつけて着物の袖に香りを付け、「匂い袋」を持って歩くなど、常に「良い香り」とともに生活をしていました。
その中でも「匂い袋」とは、今で言う「サシェ」のようなもので、香料を詰めた持ち運び可能な布袋のことです。
日本で奈良時代から親しまれてきたこの「匂い袋」は、京都駅からほど近い場所に位置する「明日香」で手作り体験することができます。
後、匂い袋作り体験もしてきた!
【明日香】さんというお店で、何とここのご主人?が今日誕生日でした🎂 pic.twitter.com/hAc6iO1SUo— お~れ♪ (@aule727) 2017年7月28日
白檀をはじめとした天然香料を自分で調合し、好みの香りを作ることができます。
体験コースのお値段は1620円から、時間は1時間程度となっています。
アロマにはまっている方には、とても勉強になる体験です。
日本の「香り」について知っておくことで、アロマテラピーの知識も一段と幅が出て深まるでしょう。
日本の古典文学と「香り」という観点からも楽しめるので、もしも体験を検討されているのであれば、渡辺敏子「日本の香り物語-心に寄り添う香りのレシピ- 」という本をおすすめします。
日本人と「香り」について知ることができますよ。
<ちょっと変わった楽しいツアー>
【祇園東山ウォーキングツアー】12月17日朝9時30分から、カオサン京都を離発着点としたフリーツアーを開催致します。学生ボランティアにより開催されるこのツアー、よりディープな京都を知るチャンス! http://t.co/kAfSDlSL pic.twitter.com/0jQtvn7F
— Khaosan Kyoto G.H. (@khaosankyoto) 2011年12月9日
京都に訪れたら、是非体験したい、ちょっと変わったツアーがあります。
それは「宮川祇園花街ウォーキングツアー」。
カオサン京都の日曜恒例イベントといえば、東山・祇園ウォーキングツアーです。今回も世界中から集まるバックパッカー達と一緒に、祇園・清水寺ウォーク!連休中とあって何処へ行っても人の多い京都…皆さん迷子にならなかったかな~? pic.twitter.com/6RGeX30D
— Khaosan Kyoto G.H. (@khaosankyoto) 2012年9月16日
京都といえば舞妓や芸者を思い浮かべます。
花柳界の雰囲気に浸りたくて祇園界隈の散策を検討している方は、このツアーに参加すれば宮川町から祇園花街、そしてこれらの路地裏まで散策出来てしまいます。
さらに、芸子さんの学校・お茶屋を巡り、舞妓さんのかんざしについての説明を聞くこともできます。
このツアーを案内してくれる方はカナダ出身のピーターさん。
1993年から京都にお住まいで、日本の伝統文化に精通した方です。
芸舞妓の姿をカメラにおさめてきた写真家でもあり、2009年には「Real Geisha Real Women」というドキュメンタリー映画も発表しています。
このツアーのお値段は1万5000円で、所要時間は1時間です。
舞妓・芸子の文化に触れたい方にはぴったりのツアーですね。
<京都の路地散歩ツアー>
「京都の街を散策したい、でもどこを歩けばいいか分からない」という京都初心者の方には「ガイドツアー 京都の路地を街歩き・京野菜の道歩き・ごちそうの会」に参加してみませんか。
このツアーでは、グルメガイドが厳選した美味しい昼食も付いています。
地元ガイドの方が毎月異なる散歩コースを用意して、散策コースの地域に関する情報を教えていただいたり、京野菜ハイキングで京野菜の生産地を訪ねたり、自分たちだけでは訪れないような場所にも足を運ぶことのできるツアーです。
所要時間は4時間で、大人1人5000円なので、バランスの取れた良心的なツアーだといえるでしょう。
散歩が好きな方は是非このツアーを利用して、京都の街を開拓してみましょう。
<世界遺産のロマンスに浸る1dayツアー>
京都といえば、平等院鳳凰堂や萬福寺、醍醐寺など、ロマンに溢れた美しい観光名所が多いというイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。
これらのスポットを1日で巡る贅沢なツアーが「萬福寺・平等院・醍醐寺・三室戸寺・勧修寺 観光バスツアー」です。
①先日のバスツアーのあと、「バスツアー行きたい(客として)」という衝動にかられて、昨日、京都の定期観光バスに乗車してきました。『第42回京の夏の旅 モダン!京の近代建築と市内一望の絶景をたずねて』という特別公開のコースです。https://t.co/4TMawIRvJE pic.twitter.com/z83LfutLaY
— 花房観音 (@hanabusakannon) 2017年9月2日
京都定期観光バスで巡るツアーであり、大人1人9950円、所要時間は7.5時間の昼食付となっています。
このツアーのポイントは、醍醐寺や平等院の2つの世界遺産を巡ることだけではありません。
そのポイントとは、「萬福寺の普茶弁当」を体験できるという点です。
ちなみに今日の昼御飯は、普茶弁当(萬福寺)【食べた】。どうしても本家の萬福寺の普茶料理が食べたかったのですが、弁当なのでやはり味はコースには及ばない感じ pic.twitter.com/loQg8LJcuS
— Sひろし (@1970er) 2014年10月26日
普茶料理とは、江戸時代初期に中国から日本に伝わった精進料理のこと。
日本の食材を使い、日本の文化と融合した中国料理を楽しむことができるので、グルメを通して価値ある文化体験ができるのです。
丸1日を使って、京都のお寺文化にも、そして精進料理の文化にも触れたい方にはとっておきのツアーです。
【まとめ】
今回は京都女子旅で試してみたい体験やツアーについてご紹介しました。
自分たちで予定を組んで京都を巡るのも楽しいものですが、体験やツアーを利用することで、より京都の魅力の奥深くに触れることができます。
特に何回も京都観光をしたことのある方は、体験をおすすめします。今まで知らなかった文化に触れることができますよ。
一方で、京都旅行の初心者であれば、バスツアー・散歩ツアーを利用して京都の土地勘を付けると良いでしょう。
今回ご紹介した体験やツアーもご参考に、わくわくするような旅行プランを組んでみてくださいね。
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