「大学生活で後悔しないコツを教えてください」
新入生のみなさんは、色んな先輩にこの質問をするでしょう。
私も大学生の頃に色んな先輩に聞いて回りました。
恐らく人生最後となる学生生活は、「生まれ変わってもまた同じ日々を送りたい」と言えるくらいにしたいですよね。
今回はどの先輩よりも詳しく、大学生活で後悔しないコツを伝授します。
目次
大学生活で後悔しない7つのコツをどの先輩よりも詳しく紹介!
社会人になってから、「学生時代にもっと〇〇しておけばよかった…」という声を聞きます。
学生時代には気づかなくても、社会人になってはじめて「あのときあれをしていれば…」と後悔することはたくさんあります。
勉強しておけばよかった。
遊んでおけばよかった。
人によって後悔することは違います。
でも大学に入学したばかりのみなさん、あるいはまだ大学生活がたくさん残っているみなさんは後悔しない大学生活を送りたくありませんか。
人生に一度しかない大学生活を送るなら、同じ大学生活をそっくりそのまま繰返してもいいくらいだと思いたいですよね。
そこで今回は大学生活で後悔しないコツをどの先輩よりも詳しくお伝えします。
① やったことのないものに挑戦する
後悔というものは「あのとき、あれをやっていれば今の状況は違っていただろうに…」と悔しがる気持ちです。
つまり未経験のことを未経験のままにしておくことで、後悔の気持ちが生まれます。
そこから考えられる後悔しない大学生活を送るコツは「やったことのないものに挑戦する」ことです。
高校時代まで受験勉強や学校の授業を優先して、後回しにしてきたことは何でしょうか。
その中には今まで体験したことのないものも多いはずです。
海外一人旅に行くこと、英語圏でも漢字文化圏でもない国の言語を学ぶこと、サークル活動を通して新たな趣味を作ること、はじめて恋人をつくること。
どんなことでも構いません。
体験したことのない世界に飛び込むと「人生はこんなに素晴らしいものなんだ!」と心から思えます。
私もアルバイトでためたお金を使って、ずっと憧れていたベトナムや中国、韓国に旅行しに行きました。
もちろん現地での体験はじぶんの視野を広げてくれましたが、それ以上に「じぶんの力でこんなにも自由に素晴らしい体験ができるのか!」と爽快な気分になったのを覚えています。
じぶんでお金を稼いで、あこがれの国を旅行するのは私にとってはじめてのことだったのです。
やったことのないものに挑戦すると、「生きている実感」を感じられます。
たった一度でもこの感覚をつかめば、大学を卒業しても幸せに生きられると言っても過言ではありません。
「生きている実感」を感じられる仕事・ライフスタイルにも出会いやすくなります。
自らの感性を活かす道を探るためにも、大学生活ではやったことのないものに取り組んでみましょう。
② 恋愛する
大学を卒業してから後悔することとして挙がるのが、恋愛をしなかったことです。
もちろん本当に恋愛に興味がなかったり、興味はあっても恋愛感情を抱かなかったりするのなら、無理に恋愛する必要はありません。
でも少しでも恋愛してみたい気持ちがあるなら、恋愛を勉強・体験してみるべきです。
恋愛を経験すると人との距離の取り方がうまくなります。
これは恋人と過ごすときに役立つだけではありません。
友達と接したり、アルバイト先の同僚や先輩と接したりするときにも役立ちます。
どんな言葉をかければ恋人に喜んでもらえるか、常に考えるようになるので、人を楽しませるコミュニケーションが身につきます。
それだけでなく恋愛するとじぶんの考え方もよく分かります。
何をうれしいと感じ、何を嫌うのか、恋人との関わり合いの中で見えてくるのです。
心も広くなり、他人の許せない性質も許せるようになります。
その他にもモテる方法を研究することで、じぶんの魅力や才能を最大限引き出せるようになります。
これを続けていくと、人と関わるのが楽しくなるのです。
もちろんじぶんの魅力を高めたり、人の気持ちを理解したりする力は恋愛以外でも身につけられます。
でも「恋愛してみたいな」と思う人にとっては、恋愛することが一番の近道ですよ。
③ 卒業論文に力を入れる
卒業論文は大学生活最後の大きな関門です。
しかしその割にはギリギリまで手をつけなかったり、適当に仕上げてしまったりする学生が多いのが事実です。
「卒業論文は提出さえすれば卒業できる」という意識で取り組むのは、とてももったいないことです。
なぜなら卒業論文に真剣に取り組むほど、ものごとに対する多角的な視点と鋭い洞察力が身につくからです。
じぶんで問いを立てて、それに対する答えを見つける力も得られます。
その上数万字に及ぶ文章を書くので、人を説得させる文章を書くスキルも身につきます。
卒業論文に取り組めば、大学生活を終えた後にも役立つ技術を習得できるのです。
そのチャンスを台無しにするのは、とてももったいないと思いませんか。
大学3年の夏ごろまでは遊んでいて、それ以降は就活と並行して卒業論文に取り組めば、一回り成長したじぶんになって大学を卒業できます。
④ 色んなアルバイトに挑戦する
大学生になるとアルバイトをはじめる人が多いですよね。
大学生のアルバイトといえば、予備校講師や家庭教師、カフェ店員などが代表的です。
これらのアルバイトをずっと続けるのも良いですが、できれば1つのアルバイトに留まらず、色んな業種のアルバイトに取り組むのがおすすめです。
色んなアルバイトを経験することで、一口に「働く」といっても、人間関係や待遇、労働環境は全く異なります。
アルバイトはあくまでもアルバイトですが、さまざまな仕事環境に身を置くことで、じぶんにはどのタイプの環境が向いているか分かるようになります。
仕事内容や人間関係、働く環境に関するじぶんの価値観が分かれば、将来仕事を決めるときにも働く場所を上手に選べます。
それだけでなく色んなアルバイトに挑戦することで、学校に通うだけでは出会わない人たちと接する機会が増えます。
正社員で働いている人、ミュージシャンを目指してアルバイトで生活している人、高校生、他大学の学生、主婦など、あらゆるバックグラウンドを背負った人たちと仕事します。
世代も性別も考え方も違う人たちと接していると、じぶんの考えだけが正しいわけではないことに気づきます。
学生の頃から色んな考えを持つ人と交流することで、卒業後仕事するようになっても円滑な人間関係を築けるのです。
人それぞれの生き方も垣間見られるので、あらゆるアルバイトに挑戦すれば、自らの生き方についても考えられます。
⑤ 海外の友達をつくる
海外の友達をつくることで、異なる文化を持つ人とうまくやっていくことができます。
海外留学は近年大学生の間でブームとなっていますよね。
身近な友達にも海外留学を考えている人が何人かいるはずです。
海外留学は日本で得られない体験をするには最も有効な手段です。
しかし今や日本に居ながらにして海外の人と交流できます。
クラスやサークルにも何人か留学生が所属しており、国際交流のサークルに参加すればそれこそ毎日英語漬けです。
その他日本で外国の学生と知り合う方法としてイベントへの参加もおすすめです。
私は大学時代東洋史を専攻していたので、イスラーム文化の授業を履修していました。
授業で聞いたイスラーム教のお祭りに興味を持ち、代々木上原の東京ジャーミィで開催されたイベントに友達と参加しました。
そこでモロッコ出身のフランス人の女の子と知り合い、仲良くなったのです。
その後も連絡を取りあい、彼女の住むイスラーム教徒専用のシェアハウスに招待してくれました。
普通なら滅多に訪れることのない場所です。
シェアハウスに訪れたことで、他にもイスラーム教徒のマレーシア人学生やアフガン人学生ともおしゃべりできました。
「私たちの文化を理解しようとしてくれて、とてもうれしい。日本はイスラーム教徒にやさしいし、住みやすい。私は日本が大好き」と言ってもらえたのを覚えています。
実際東京ジャーミィのイベントでは、イスラーム教徒でなくても女性は髪を隠すためにスカーフを巻くことになっていました。
「郷に入れば郷に従う」
相手の文化に敬意を払う大切さを身に染みて実感した瞬間でした。
⑥くだらない遊びも楽しむ
大学生活ならではの体験といえば、くだらない遊びを楽しむことです。
友だちと夜が明けるまでオールをしたり、あてもなく遠くまで歩いたり、特に意味のないことをするのも大切です。
大学生活を振り返ると、くだらない遊びをした楽しい思い出が印象に残るものです。
それはつまり、じぶんにとって「青春」と呼べるものなのかもしれません。
私も大学1年生の頃に、サークルの仲間と山手線を歩いて一周する、何の意味のないイベントに参加しました。
歩きながらみんなでゲームをして、負けた人はコンビニでまずい栄養ドリンクを買って飲みます。
こんなくだらない遊びでしたが、何年経っても不思議と楽しかった思い出として心に残っているのです。
無駄な遊びも楽しんだ大学時代を過ごせて後悔はない、と思えるのです。
そして学生らしいくだらない思い出を思い出すたびに、元気が湧いてきます。
自由な発想で思いついた学生ならではの遊びを思い出すたびに、「もっと自由に生きられるし、いつまでも心は若々しくいよう」と思えるのです。
ぜひ大学時代にはただ純粋に「楽しかった」と思えそうな、くだらない遊びにも参加してみてください。
⑦大学の先生を使い倒す
言い方は悪いかもしれませんが、せっかく大学に通っているなら大学の先生は使い倒しましょう。
大学の先生は社会に出ると滅多に会えない人です。
プロの研究者の人口自体少なく、大学教授や講師はその分野の先端をゆく優秀な方々です。
大学生はそんな先生方と毎日接する機会に恵まれています。
授業で少しでも分からないことがあったら、すぐに質問しに行きましょう。
毎回質問しに行っても良いくらいです。
先生に質問するうちに顔を覚えてもらうことができ、親しくなれます。
親しくなれば先生のゼミを紹介してもらえたり、他の授業や本を紹介してもらえたりします。
勉強する上でも他の学生より多くの情報を得られるので、授業が何倍も価値あるものになります。
それだけでなく、先生と親しくなれば単位も確実です。
先生も人間なので顔なじみの学生には良い成績をつけたくなります。
仮にレポートやテストの出来が悪くても、単位をくれることもめずらしくありません。
人間関係を大事にすると得することもあるのですね。
話しかけやすそうな先生だと思ったら、ぜひ質問しに行ってみてください。
【まとめ】
今回ご紹介した7つの項目を実行すれば、大学生活に思い残すことはないはずです。
すべての項目を達成するのは難しそうですが、時間に恵まれた大学生なら案外こなせてしまうものです。
できることはすべてやってみよう!
こんな気持ちを持って楽しい大学生活を過ごしてください。
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みなさんのコメントをもとに、生まれ変わってももう一度、同じ大学生活を送りたいと思えるくらいのキャンパスライフを叶えるコツを伝授します。
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