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京都の歴女向け女子旅!おすすめの観光スポットを紹介!

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歴史が好きな歴女なら、女子旅は歴史尽くしのプランを組みたいものです。

 

でも、京都は歴史の街と言っても過言でないほど多くの史跡があり、どこを巡れば良いか迷ってしまいがち。

 

あらゆる時代の歴史が積み重なる京都では、どんな史跡を訪れれば充実した旅になるのでしょう。

 

この記事では歴女向けのおすすめ観光スポットをご紹介しますね。

目次

京都の歴女向け女子旅!おすすめの観光スポットを紹介!

十二単の画像

歴女であれば、京都旅行は夢のような旅ですよね。

 

京都は歴史の宝庫と言っても良いくらい、数多くの史跡が点在しています。

 

あまりにもたくさんの歴史的な名所があるので、どこを観光しようか迷ってしまいますよね。

 

そこで、今回は歴史好きな女性におすすめの観光スポットをご紹介しますね。

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<幕末維新ミュージアム 霊山歴史館>

日本の歴史には、特別ドラマチックな激動の時代がありますよね。

 

そのような時代で、もっとも興味深いのが幕末です。

 

坂本龍馬や西郷隆盛、高杉晋作、そして新撰組をはじめとして、名だたる歴史人物が活躍した時代。

時代劇やドラマ、小説の題材としてもっとも取り上げられることの多い幕末ですが、この時代をもっと極めたいとも思いますよね。

 

幕末を生きた人々が遺した遺品や書物を直接目にしたい。

 

こう考えている方にぴったりの観光先が、清水寺近くの幕末維新ミュージアム 霊山記念館です。

この記念館では、幕末に活躍したあらゆる分野の著名人が遺した書状・文献・遺品が収集、研究、展示されています。

 

なんと、霊山歴史館は全国ではじめて開館した幕末・明治維新期の激動の時代を研究している歴史館。

 

収集資料は全部で5000点を超え、その中から100点が選ばれ公開されています。

展示は毎年3、4カ月ごとにテーマが変わります。

 

幕末維新を3Dで再現したコーナーなどがあり、分かりやすく正確な情報を得られるのがうれしいですね。

 

霊山歴史館のすぐ近くには維新志士を祀る京都霊山護国神社もあるので、幕末・維新好きな方には、とっておきの場所となるでしょう。

<壬生寺>

壬生寺の画像

出典元:Wikipedia

かなり前の話になりますが、大河ドラマ「新撰組」を見ていた方も多いのではないでしょうか。

 

これ以降、爆発的に新撰組ファンが増えましたよね。

 

新撰組が好きならば、″新撰組ファンの聖地″と呼ばれる地を訪れる必要があります。

 

その場所は、壬生寺です。

 

壬生寺といえば新撰組が兵法練習場として利用し、武芸や大砲の練習がさかんに行われていた場所です。

 

境内には壬生塚と呼ばれる塚があり、新撰組の隊士の墓や遺髪塔、近藤勇の胸像が祀られています。

壬生寺を訪れたら、この塚を見ずして帰ることはできません。

 

壬生寺自体は入場無料ですが、壬生塚には100円の入場料が必要です。

 

新撰組のイメージが強い壬生寺ですが、実は平安時代に建てられた寺であることも事実です。

 

壬生寺は、991年に園城寺の僧侶であった快賢が建立したお寺。

その後、火災で焼失してしまいましたが、1259年に再興され、栄えました。

 

そのため、寺院内には本尊の重要文化財・延命地蔵菩薩や千体の石仏を安置した千体仏塔など、歴史を感じさせるものが多いのも特徴的です。

 

ちなみに、壬生寺には重要無形民俗文化財として指定されている、壬生狂言という伝統芸能があります。

この狂言は一般的な狂言とは異なり、プロではなく、ふだんは会社員や自営業などの本職を持つ地元の人々、さらには小学生など、地域の人々によって演じられています。

 

しかし、重要無形民俗文化財であるだけに、最近では東京をはじめとして日本各地、さらにはハワイなどからも招聘を受け、特別出張公演を行うほどの盛況ぶりを見せています。

 

ただ、壬生狂言は常時見られるわけではありません。

 

例年、節分の季節と4月、そして10月にしか演じられません。

 

近藤勇も鑑賞したと言われている壬生狂言は、一度でも見ておきたいですね。

 

彼はこの狂言を見て何を思ったのでしょうか。

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<阿弥陀寺>

阿弥陀寺の画像

戦国武将の中でももっとも有名な織田信長のファンならば、阿弥陀寺を訪れずして京都旅行を終わらせられません。

 

阿弥陀堂には、本能寺の変で自害した織田信長の遺骨が納められている墓地があります。

 

このお寺は1555年に、玉誉清玉が近江の国の坂本に創建したことにその起源があります。

 

その後、信長の帰依により、今の京都・今出川の地に移されてきたのですね。

 

そして信長が自害した後に、当時このお寺の住職であった清玉上人が彼の遺骨を持ち帰り、ここに遺したのです。

信長ファンなら一生に一度は訪れたい阿弥陀堂ですが、ここは一年に一日しか堂内に入れません。

 

その日とは、6月2日の「信長忌」。

この日のみ、阿弥陀堂が公開され、それにあわせて各種の寺宝も表に出るのですね。

 

特別公開の目玉で、本堂に設置された信長公と嫡男信忠父子の木造は、数多く残る信長像の中でももっとも似ている、という見方があります。

 

どうしても阿弥陀堂の中を見たければ、この日を狙って京都旅行を組んでみてくださいね。

<祇王寺>

祇王寺の画像

平安時代や平家に関心があるなら、京都・嵯峨野の奥にひっそりと佇む尼寺・祇王寺に足を運んでみしょう。

 

このお寺は平清盛のもとに仕えていた白拍子にまつわるお寺です。

 

平家物語にも描かれている場所なのですね。

 

ここで、祇王寺に残っている悲恋と無常の物語として知られる、白拍子の物語をご紹介しましょう。

 

白拍子とは、平安時代に流行っていた歌舞を演じていた遊女を指します。

平安時代、美しい白拍子の姉妹、祇王(ぎおう)・祇女(ぎにょ)は、大変な注目を集めていました。

 

彼女らのうわさは、当時の政治権力を握っていた平清盛にも届いていましたが、彼は彼女たちの舞を見、大きな感銘を受けました。

 

その後、この白拍子の姉妹のうち、姉の祇王は清盛の寵愛を受けるようになります。

 

しかし、ある時、別の白拍子であった仏御前(ほとけごぜん)と呼ばれる女性が、平清盛の館を訪ねます。

 

彼女は門前払いされてしまいましたが、祇王の心づくしにより、仏御前は清盛公の館に迎え入れてもらうことができました。

 

仏御前の舞を一目見た平清盛は、彼女にほれ込んでしまいます。

 

清盛の心変わりを目のあたりにした仏御前は、自分を受け入れてくれた祇王に遠慮していましたが、清盛公は祇王を追い出してしまいます。

 

その後、祇王・祇女は清盛公から歌舞を演じるよう求められましたが、その屈辱から尼になり、現在の祇王寺で仏門に入ることになりました。

 

しばらくすると、仏御前も世の無常を感じ、平清盛の元を去り、祇王寺で尼として余生を送ることになったのです。

 

祇王寺には、このような哀話が遺されているのですね。

 

寺院内部には、祇王・祇女、そしてその母、仏御前の墓と木造が安置されています。

 

また、祇王寺の草庵にある吉野窓も見どころです。

この窓は、草庵の控えの間にある大きな窓であり、影が虹の色のように見えるため「虹の窓」と称されています。

 

季節ごとに変わってゆく爽やかな虹の彩は、思わず写真に撮ってみたくなりますね。

 

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<上賀茂神社>

上賀茂神社の画像

源氏物語の世界が好きな方は現代でも多いですよね。

 

京都を訪れたら、ぜひ紫式部にまつわる神社をご紹介しましょう。

 

上賀茂神社はユネスコ世界遺産に登録されている神社として有名ですよね。

 

実は、この神社の境内に設置されている片岡社に、紫式部は度々訪れたのだといいます。

 

片岡社は、恋愛に効くパワースポットとして知られる場所です。

ここには、紫式部が上賀茂神社を訪れたときに詠んだ和歌がのこされており、十二単をまとう紫式部の姿が描かれた絵馬が飾られているのですね。

 

新古今和歌集には、片岡社のことを詠んだ和歌「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに 立ちやぬれまし」がのこされています。

 

源氏物語という、歴史に残る恋愛小説で名を挙げた紫式部にあやかり、片岡社に足を運ぶ女性が多いのですね。

 

恋愛のパワースポットとして訪れるのも楽しいですが、紫式部という歴史上の人物に注目して見学するのも醍醐味です。

 

片岡社については、「縁結びに効果がある京都の神社は?おすすめの神社を紹介!」上賀茂神社については、「上賀茂神社のおすすめのお守り8種類!値段や効果も紹介!」の記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はぜひご覧くださいね。

 

【まとめ】

京都はいくらでも歴史観光ができてしまう場所です。

 

歴史上の人物に焦点をあてて観光しても良いですし、人物や時代にこだわらず、とにかく歴史的な史跡を巡り歩くのもおすすめです。

 

さまざまな時代の史跡が層のように堆積している京都で、思う存分歴史に浸ってきてくださいね。

 

最後に、今回ご紹介した記事に関連して、「歴史史跡ならここが面白かった」「あまり知られていない穴場の歴史史跡はここ」などの体験談や口コミがあれば、ぜひお気軽にコメントください。

 

みなさんで情報を交換することで、より一層充実した歴史観光を楽しめますよ。

 

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