リゾート地・ニセコで楽しめるのは、スキーやスノボだけではありません。
冬以外の季節にも北海道らしさを堪能できる観光スポットがあらゆる場所にあります。
せっかくニセコに行くのなら、北海道で楽しめる観光スポットを知っておきたいところ。
今回はニセコで楽しめる観光スポットを確認しましょう。
中にはちょっと珍しい動物のいる牧場も…。
目次
北海道・ニセコのおすすめ観光スポットは?風変わりな牧場も!?
冬のリゾート地として人気を集めるニセコでは、スキーやスノボ以外にも楽しめることがたくさんあります。
どんな観光スポットがあるのか確認することで、いままでとは異なるニセコの魅力にふれられるのですね。
それでは、早速ニセコで楽しめる観光スポットを確認してみましょう。
<京極名水吹き出し公園>
北海道は空気だけでなく、水もおいしい。
ニセコに訪れたら、日本の名水百選の1つに選ばれた水を口にしてみたいものです。
上質な水が湧き出ることで有名な羊蹄山のふもとには、おいしい水をいただけるスポットがいくつかあります。
この水を汲むためだけにこの場所を訪れる人もいるほど、質の高い水として有名です。
これらのスポットの中で、最上級のおいしさをほこるのが、京極のふきだしの水です。
吹き出し公園には、水のうえに木道が設置されており、ひんやりとした空気を肌に感じながら散策できます。
この木道は、水の湧き出すスポットにつながっています。
水は無料なので、ここを訪れるときにはペットボトルや空の水筒を持参しましょう。
公園内には、広い芝生や売店が設置されています。
観光に疲れてしまったときには、ゆっくり休める休憩スポットになりますね。
また、この公園の近くには、京極名水吹き出し公園の水でうったそばをいただけるお店もあります。
開発当初から、神聖な場所として崇められてきた湧水池の水は、大切にして飲みたいですね。
<高橋牧場ニセコミルク工房>
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グルメな人にはぜひ、注目してほしいスポットがあります。
しぼりたての牛乳を使ったスイーツがとてもおいしいと評判なのが、高橋牧場ニセコミルク工房です。
この工房は名前のとおり、牧場に併設された工房です。
どのスイーツも手作りで、添加物をできる限り避けて、お客さんに思い切り素材のおいしさを楽しんでいただけるスイーツづくりにこだわっている工房です。
ここでとくに人気なのが、ジェラートです。
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定番のバニラ味は、甘さは控えめだけれども、濃厚でミルクの風味がしっかりと味わえる、とお客さんから高評価をもらっています。
甘すぎず、さっぱりとした味わいのジェラートは、旅の気分転換になりますよ。
ミルク工房ではこのほかにも、季節のアイスや季節のロール、シュークリームなどさまざまなスイーツが販売されています。
お土産用のパッケージも多数用意されているので、家族や職場、スイーツ好きな友達にぴったりのプレゼントが見つかるかもしれませんね。
ちなみに、飲むヨーグルトなど、持ち帰りにくいものは発送していただけます。
気軽に利用して、いつもお世話になっている人に、納得のいく素敵なお土産をおくりましょう。
<ニセコ五色温泉>
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観光の途中休憩で温泉に入るのも、旅の一つの楽しみ方です。
ニセコにも温泉が湧いており、日帰り入浴のできる施設がいくつかあります。
その中でもおすすめなのが、ニセコ五色温泉です。
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この温泉は、イワオヌプリとニセコアンヌプリのふもとに位置する温泉で、まったく手を加えない源泉かけ流しの温泉を楽しめます。
五色温泉には、通常の場合2種類の泉質が5種類ある、硫黄が混じっているため日によっては5色に見えるなどの由来があります。
ここのお湯は神経痛・肌荒れ、五十肩、婦人病、高血圧などに効果があるので、女子旅には欠かせないスポットでしょう。
お湯が青白く濁っているのが特徴的です。
ニセコ五色温泉では、2種類の湯、「大浴場」と露天風呂の「からまつの湯」があり、「からまつの湯」では、イワオヌプリとニセコアンヌプリの両方の山を眺めながらお湯に浸かれますよ。
内湯も露天風呂も、木の温もりが温かで、のんびりとしたひとときを過ごせる温泉です。
スキーや登山の後にはぜひ、体を休めに立ち寄ってみたいものですね。
日帰り湯は大人700円、利用可能時間は8時から20時までです。
ちなみに、ニセコ五色温泉は旅館でもあるので、宿泊してみるのもおすすめです。
<有島記念館>
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小説・文学好きであれば、一度は訪れておきたい場所があります。
ニセコには、『或る女』『生まれ出づる悩み』といった作品を紡ぎだした小説家の有島武郎の記念館、「有島記念館」があります。
この記念館は、彼がかつてニセコにもっていた広大な農地を大正時代に解放したことをたたえ、設置されました。
記念館の常設展示室には、有島武郎の出生から青年期、アメリカ留学、ヨーロッパ遊学の時代、作家活動から農場解放に至るまでの道筋が説明されています。
実は、有島武郎の作品にはニセコを舞台にした「カインの末裔 」や「生まれ出づる悩み 」、「親子 」などの作品があります。
ニセコを訪れる前には、読んでおきたい3冊ですね。
また、館内にはブックカフェが設置されており、淹れたてのコーヒーを味わいながら、素晴らしい景色を眺めることができますよ。
ここでいただけるコーヒーは、ニセコで人気をあつめている高野珈琲店のコーヒー。
高野珈琲店は、ニセコ町の町はずれにある小さな焙煎珈琲店です。
地元で人気をあつめるお店のコーヒーも楽しめてしまうので、休憩がてら入館してみてもよいのではないでしょうか。
<ニセコビュープラザ>
ニセコの新鮮な食材や観光情報をあつめるのであれば、ニセコビュープラザにむかいましょう。
ここは国道5号と北海道道66号岩内洞爺線がまじりあう場所にある道の駅です。
天気にめぐまれた日には、ここから羊蹄山を眺めることができ、とてもよい撮影スポットになります。
ニセコビュープラザは、「情報プラザ棟」「トイレ棟」「フリースペース棟」「インフォメーションコーナー(情報プラザ)」の4つのコーナーで成り立っています。
「情報プラザ」では、ニセコの作家が手がけた工芸品や特産品の販売が行なわれています。
木のベンチや、ニセコの四季を紹介するワイドテレビも設置されています。
「フリースペース棟」には、5つのお店が地元の食材を使った食べ物を販売しています。
そして、「インフォメーションコーナー」では、ニセコやその周辺エリアの情報を得られます。
観光途中でちょっと小腹が空いたときや、ニセコを最大限に楽しみたいときに立ち寄ると便利ですね。
<ダチョウ牧場>
ニセコにはちょっとめずらしい牧場があります。
ふつう、北海道の牧場で見る動物といえば、馬や牛ですよね。
でも、ニセコではダチョウとふれあえる牧場があるのです。
この牧場では、ダチョウにエサをあげる体験ができます。
ダチョウは温かい場所にいるイメージがありますが、実は寒さにも強く、北海道でも飼育することができるのですね。
実はダチョウ牧場は北海道内にいくつか設置されており、入場料が必要な場所もあります。
でも、ニセコのダチョウ牧場では、エサ代を除けば無料でふれあうことができます。
エサは税込100円で販売されています。
直接与えてしまうとダチョウにつつかれて手が痛いですが、地面に置いてあげると上手に食べてもらえますよ。
牧場の施設内には、ダチョウの卵や肉、牛肉を使用した加工品も販売されています。
ここなら、ちょっと珍しいお土産を手に入れることができるのですね。
おすすめはダチョウの肉を使ったウインナーです。
ダチョウのウインナーなんて、野生臭くクセが強いのではないか。
こう思ってしまいますよね。
でも、実際に焼いて食べてみると臭みもクセもなく、とても美味しくいただけます。
さらに、ダチョウの卵を使ったどら焼きもおすすめです。
こちらも、生地はしっかりと食べごたえがありますが、臭みはまったくありません。
また、2017年の冬からは、ダチョウの卵を使用したスイーツ工房ができ、春からはダチョウの卵のスイーツを楽しめる予定です。
ニセコに訪れるときには、この珍しいお土産を求めて、ダチョウ牧場に足を運んでみてくださいね。
【まとめ】
ニセコはスキーやスノボができる有名なリゾート地として知られていますが、楽しみ方はさまざまです。
今回ご紹介した場所をめぐってみれば、スキー・スノボで感じるニセコの魅力とはまた違った良さを発見できますね。
いつも冬にしか訪れないのであれば、他の季節にここを訪れてみてもよいかもしれません。
最後に、今回の記事に関連して、ニセコ観光の体験談や口コミがあれば、お気軽にコメントください。
みなさんからのコメントが、多くの方の楽しい旅行のヒントとなりますよ。
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