女子旅で北海道の函館に訪れるとしたら、どんな観光プランを思いつくでしょうか。
函館には魅力的な場所が多くありますが、自分でそれらを上手く組み合わせてプランを作るのは一苦労ですよね。
でも、女子旅ではスムーズに観光するためにも、適切な観光プランを作ることが大切です。
今回は女子旅でおすすめの観光プランについて見て行きますね。
目次
ロマンチックを堪能!函館の女子旅おすすめ観光プラン!
北海道の函館には、女子旅でおすすめのスポットがたくさんあります。
でも、いざ女子旅で回りたい場所を探そうとしても、なかなか見つからずに悩んでしまうこともありますよね。
そこで、今回は函館のおすすめ観光プランをご紹介します。
この記事では、1日プランと午後からのプランをご紹介しますね。
まずは、1日プランからです。
<のんびり1日観光プラン>
一日かけて様々な場所をゆっくりと楽しみたいけれど、どこが観光に適したスポットかわからず、なかなか1日のプランを組むのが難しい。
そんな方には、おすすめの函館一日観光プランがあります。
それは、<湯の川→末広町→函館どつく前→十字街>の順に巡るプランです。
このプランでは、修道院や領事館、さらには外国人墓地などの美しい建築物をめぐるので、女子旅にはうれしいプランですよ。
きれいな景色と写真を撮ってみるのもよいのではないでしょうか。
それでは、このプランのスポットを一つずつ確認していきましょう。
・湯の川:トラピスチヌ修道院
このプランのスタート地点となっている湯の川の見どころは、トラピスチヌ修道院。
この修道院は日本初の女子修道院として知られており、北海道旅行では欠かせない観光スポットです。
その歴史は古く、明治31年(1898年)にフランスから派遣された8人の修道女によって創立されました。
修道院の建物は、風見鶏の塔やレンガ造りの外壁が印象的であり、まるで外国にきてしまったかのような錯覚に陥ります。
聖なる祈りの場であるため、内部の見学はできませんが、園内のテレジア像、ジャンヌダルク像、天使ミカエル像などの聖像や資料館を見物できます。
また、道の両脇にはのどかな草原が広がっており、北海道の澄んだ空気をいっぱいに堪能するチャンスです。
ちなみにこの修道院では、シスター(修道女)の手作りのクッキーやバター飴が販売されています。
修道院のクッキーと言えば、北海道土産で有名なトラピストクッキーを思い浮かべるかもしれませんが、そちらはまた別の修道院で作られているもの。
トラピスチヌ修道院のお菓子は、ここでしか販売されていないので、お土産としてとても希少価値が高いのですね。
素朴でどこか懐かしい味がすると評判なので、お土産にしたら喜ばれますね。
・末広町:旧イギリス領事館
函館駅前から市電で10分ほどの場所に旧イギリス領事館があります。
この領事館は函館が開港した1859年から、およそ75年間もの間、実際に利用されてきたスポット。
いくどか火災に遭っているため、現存する建物は1913年に再建されたものです。
1979年には函館市の有形文化財として指定されました。
領事館内部は見学することができ、領事執務室・家族居室・洋式庭園などをじっくりと見て回れます。
また、館内にはティールームが設置されており、イギリスの午後のティータイムを体験できます。
View this post on Instagram
本場イギリスの焼き菓子やケーキセット、アフタヌーンティーセットは、旅の疲れをほっと癒してくれます。
女子旅の午後のひとときにぴったりですね。
・函館どつく前:外国人墓地
末広町から市電で4分の場所には、外国人墓地と幕末に活躍した人物の墓地があります。
この墓地は、漁船や貨物船が航行する函館港内を臨めます。
函館の開港以来、この場所には多くの外国人が渡来し、居留するようになりました。
中には母国に帰ることなく、この土地で亡くなった人々もおり、そのために外国人墓地が設けられたのですね。
外国人墓地のそばにはプロテスタント墓地もあり、イギリス・ドイツ・アメリカなど様々な国籍・職業の人が埋葬されています。
末広町から函館どつく前までは18もの坂があり、散策のしがいがあります。
坂の上からの景色は最高の景観なので、写真を撮るのも楽しいですね。
・十番街:元町教会群・赤レンガ倉庫
函館十番街は、思わずシャッターを切ってみたくなってしまう観光エリアです。
外国の小さな村を思わせるたくさんの教会や、西洋と日本両方の文化を感じさせる石畳の坂道は、函館を訪れたら一度でも歩いてみたいものです。
見どころの教会は、カトリック元町教会・函館ハリストス正教会。
それぞれ異なる建築様式で立てられているので、外観を眺めるだけでも楽しめますよ。
また、函館にはおよそ50もの店舗が入っている金森赤レンガ倉庫があり、観光やショッピング、グルメを満喫できます。
夕暮れ時から赤レンガ倉庫を訪れ、オレンジ色に灯された倉庫を眺めてみるのも楽しみの一つですよ。
あらゆるショップが集う「金森博物館」、チャペルやカフェが配置されている「BAYはこだて」、土産物店やビヤホールがある「函館ヒストリープラザ」、そしてコンサート会場として使われる「金森ホール」など、時間を有効に使える4つのエリアに分かれています。
夜の観光には、ぴったりの場所ですね。
<午後からの観光プラン>
移動の関係で、午後から函館観光を行なうこともあるでしょう。
その場合には、どのようなプランを組めば良いのでしょうか。
午後の観光のおすすめは、五稜郭タワー・五稜郭公園と函館山です。
まずは、五稜郭タワーから確認していきましょう。
・五稜郭タワー、五稜郭
函館で有名な観光スポットといえば、五稜郭でしょう。
かわいらしい星型をした要塞は、一度でも自分の目で見てみたいですよね。
この星型要塞の全体を眺められるスポットが、五稜郭タワーです。
そもそもこのタワーは、五稜郭の築城100周年を記念して建てられたものですが、初めて建設されたのは1964年のことでした。
41年間もの間、函館市民や観光客に親しまれてきた五稜郭タワーですが、2006年には解体され、現在の新タワーにとって代わります。
現在のタワーは107m。この高さからは、五稜郭の星型はもちろん、函館山や津軽海峡、横津連峰などの山並みを臨むことができます。
展望台には2つのフロアがあります。
展望1階はガラスの床で展望台の下をそのまま見ることのできるシーズルーフロア、展望台のオリジナルグッズが揃った展望売店、パノラマを見ながらおいしいカフェやソフトクリームでほっと一息つけるカフェスタンド。
展望2階には、五稜郭の歴史を学ぶことのできる「五稜郭歴史回廊」があり、五稜郭の復元模型やグラフィック展示などのスペースが設置されています。
五稜郭タワーを訪れた後には、特別史跡五稜郭を散策してみましょう。
五稜郭は五稜郭公園として一般公開されており、周りには遊歩道があるので、景色を楽しみながら散歩することができます。
公園内でも訪れておきたい場所は、函館奉行所です。
この建物は、徳川幕府が当時の開港場であった箱館と蝦夷地を治めるために設置したものです。
現在の奉行所は復元されたものですが、当初建てられたものに忠実に再建されました。
宮大工による巧みな建築技術が見どころですよ。
・函館山
きれいな夜景を親しい友達と一緒に眺める。
それは、女子旅のちょっとした夢であるかもしれません。
そんなひとときを望んでいるならば、「100万ドルの夜景」として有名なスポット・函館山に訪れてみましょう。
函館山は海抜334m。
ここから見えるのは、函館山と北海道の本土を結んでいる街明かりと真っ暗な海のコントラスト。
夜景がはっきりと見えるため、半島のくびれの部分が美しく浮き上がって見えます。
函館山の頂上まではロープウェイがあり、これを使えばやく3分で夜景スポットにたどりつくことができますよ。
ただし、夜に楽しめるスポットとはいえ、ロープウェイは4月末から10月の半ばで21:50、10月半ばからは20:50までとなっているので、気をつけましょう。
【まとめ】
異国情緒ただよう函館の地は、写真好き・おしゃれ好きの女性であれば、一度でも訪れておきたいスポットですよね。
赤レンガ倉庫や洋館、外国人墓地が点在することを考慮に入れると、横浜と似た点が多いともいえるでしょう。
歴史のある街なので、事前に下調べをした上で観光すれば、奥行きのある旅になりますよ。
最後に、今回のテーマに関連して、「函館はこのスポットがおすすめ」、「ここが一番楽しかった」などの体験談・口コミがあれば、お気軽にご相談ください。
皆さんからのコメントが旅行をより一層楽しいものにしてくれますよ。
関連記事:おすすめの北海道札幌女子旅観光プラン!朝から夜まで満喫したいなら