花粉症であれば、より一層メイクの必要性は増します。
花粉の時期に、すっぴんで過ごしていませんか。
すっぴんだと素肌に直接花粉が付着し、余計肌への刺激が強くなります。
メイクは花粉から肌を守るためにも、欠かせないものなのです。
美しくありたい皆様、花粉の季節もメイクを工夫すれば、より一層きれいな自分で、花粉に負けない明るい気持ちで過ごせますよ。
今回は花粉症におすすめのメイクについて、そして目元のメイクやファンデーションのコツやおすすめアイテムについてご紹介します。
目次
花粉症対策用のおすすめのメイク!目元やファンデーションのコツは?
花粉症に悩んでいるのなら、メイクはしっかりと行うことが大切です。
花粉症の時期は、マスクでメイクが崩れてしまったり、鼻をかむことで取れてしまったり、とても煩わしい思いをしますよね。
こんなに面倒ならば、メイクをしないでいたいと思ってしまいますが、実は花粉症の時期こそメイクをした方が良いのです。
メイクをして肌に薄い層を作ることで、それがバリアになり、花粉から直接刺激を受けずに済むためです。
今回は花粉症の方におすすめできるメイクのポイント・方法、そして花粉症対策メイクのおすすめアイテムについてご紹介します。
<花粉症のメイクの全体的なポイント>
花粉症対策のメイクには、大事なポイントが3つあります。
メイクの際、基本となる3点を確認してからメイクに臨めば、より効果が期待できますよ。
ポイントは以下の3点です。
1、メイクは「リキッド」で統一
花粉が飛ぶ時期のメイクは「パウダーを避け、リキッドを使用する」ことがポイントです。
それはアイシャドウであっても、ファンデーションであっても、どんなメイクのアイテムであっても共通する要点です。
パウダーですと花粉に似た粒子に皮膚が反応し、かゆみが増してしまうからです。
2、粘膜に触れないメイクを意識
かゆみ・腫れなどの花粉症症状を助長させないように、目など、粘膜に近い場所には注意してメイクします。
特にアイメイクで目にアイライナーを引くときには、なるべくまつげの生え際に触れないように線を引いて行きましょう。
3、花粉対策用のメイクは前もって選んでおく
花粉症の症状が出ている時には、普段使用しているメイクが肌に合わないこともあるので、あらかじめ花粉症時でも使用できるものを選んでおきましょう。
花粉の飛ぶ季節になって、いきなり今まで使っていた化粧品と違うものを使い始めると、自分の肌に合わずかえって症状が悪化してしまうこともあります。
したがって、自分の肌に負担のかからない化粧品を事前に選んでおくことをおすすめします。
<花粉症対策としてのおすすめメイク術>
次に、ポイントをおさえたところで、早速おすすめのメイク方法を確認して行きましょう。
・スキンケア
花粉症の時期は涙を拭いたり、鼻をかんだりすることで、皮膚から水分や油分が失われてしまい、普段以上に肌が荒れます。
また、ティッシュやハンカチで気になる部分をこすることで、物理的な刺激・ダメージが肌に与えられて、皮膚の機能も低下し、花粉が体に侵入しやすくなります。
したがって、いつも以上に化粧水・クリームなどで念入りに肌の保湿、保護を行ないましょう。
おすすめの化粧水は、モモハなど消炎作用のある成分入りの化粧水です。
・メイク前には肌を冷やそう
洗顔後、冷たく冷やしたタオルで肌を冷やすと毛穴が引き締まり、メイク崩れを最小限にとどめることができるので、おすすめですよ。
・目
花粉症の時期には、目元は普段より軽めにメイクをし、その代わりにチークやリップで表情に色を添えるのが上手なメイク方法です。
可能であれば、目元のメイクはアイシャドウだけにとどめておくのがおすすめです。
☆アイライナー・マスカラ
したがって、アイライナー・マスカラはできれば控えた方が良いです。
しかし、使用する場合には、ウォータープルーフ・フイルムタイプのアイライナーやマスカラを利用しましょう。
これならば滲まず、化粧直しにも苦労しません。
また、涙がでると下まぶたのメイクが崩れやすくなるので、マスカラは上だけに塗りましょう。
下にもマスカラを塗りたい場合には、滲んでも目立たない透明のものを使うと良いですよ。
☆アイライナー
アイライナーは、粘膜やまつげの生え際に引くと滲みやすくなるので、目尻側の3分の1の部分に引くのがコツです。
アイライナーは最初のポイントの部分でもお伝えしたように、ペンシルよりもリキッドタイプを使いましょう。
リキッドにすることで、花粉で敏感になった皮膚に刺激を与えずに済むためです。
☆アイシャドウ
アイシャドウもパウダーでなくクリームタイプを使いましょう。
やはり、パウダーだと花粉症で荒れた目に粉が入り、症状を悪化させてしまう恐れがあります。
花粉症の時は、まぶたが腫れぼったく赤みがかっているため、ピンクや赤のアイシャドウを使用すると赤みを強調してしまい、余計腫れぼったく見えます。
アイシャドウはブラウン・べージュを使用すると腫れもカバーでき、落ち着いて見えますよ。
・口元
花粉症でアイメイクに重点を置けない分、口元は華やかに仕上げましょう。
グロスなどはマスクで落ちてしまいますが、リップコートやペンシルタイプのものであれば、マスクを付けても落ちにくくなります。
リップの上からワセリンを塗っておくと、色落ち効果がさらに上がりますよ。
・顔・鼻周り
パウダータイプのファンデーションを使うと、花粉症でめくれてしまった肌にパウダーが付き、浮いた状態になってしまうので、見た目もカサカサとして見栄えがしません。
そこで、おすすめなのがBBクリームやリキッドファンデーションです。
特にBBクリームは花粉症の時期にはおすすめです。
というのも、もともとBBクリームは、容施術後の肌の炎症を抑え、肌を紫外線から守って、傷跡をカバーするために作られたものだからです。
保湿や肌の保護に優れたメイクアイテムなのです。
また、BBクリームであれば、ベースメイクを1本で済ませてしまうことができ、化粧直しする度に厚化粧にならないので、とても重宝します。
ちなみに、おすすめはアヤナスBBクリームです。
こちらは、敏感肌に対応したBBクリームで、肌のハリ・弾力もサポートしてくれるので女性にとっては嬉しい効果がたくさんあります。
また、花粉の時期は目元のメイクが軽くなってしまうので、その代わりにチークで表情を演出すればきれいな仕上がりになります。
オレンジやピンクのチークで春らしく温かみのある雰囲気にしましょう。
<化粧直し>
花粉の季節、化粧崩れは当たり前のことです。すぐにメイクを治せるように、綿棒と乳液は常に携帯しましょう。
綿棒の先に乳液を少しだけ付けて、メイクが滲んでしまった部分をふき取りましょう。
メイクが崩れてしまった部分には、BBクリームを軽くたたき込むように薄く塗れば、厚塗りも防ぐことができ、自然な仕上がりになりますよ。
<花粉症対策メイクのおすすめアイテム>
花粉症対策のメイクを頭に入れたら、最後にメイクをより長続きさせるためのアイテムをご紹介します。
こちらを揃えれば、メイクをしていても随分と気分よく過ごせると思います。
是非ご参考にしてください。
・ガーゼマスク
最近は使い捨てマスクが主流ですが、花粉の時期には従来のガーゼマスクが一番おすすめです。
というのも、ガーゼマスクの方が、保湿効果に優れ、肌荒れを防ぐことができるためです。
また、それだけでなく、化粧崩れしにくいのです。
さらに、マスクにベビーパウダーを軽くつけておくと、メイクがマスクに付きにくくなりますよ。
・スプレー
花粉症の方に是非おすすめしたいのが花粉症対策のスプレーです。
これを1本常備して、メイクの上に一吹きするだけで、随分と花粉をブロックでき、化粧崩れも軽くなります。
花粉症用のスプレーはいくつか商品が出ていますが、おすすめは「花粉イオンでブロック」です。
私も持っているのですが、こちらを一吹きしただけで、見事に花粉症の症状が軽減されます。
外出する時には必須のアイテムです。
花粉予防のスプレーについては、「スプレー1本でシュッと花粉撃退! おすすめスプレーはどれ?」で詳しくお伝えするのでお楽しみにしてくださいね。
・メガネ
花粉症の時期には、コンタクトの使用を控え、メガネの使用をおすすめします。
やむを得ずコンタクトを使う場合には、1dayタイプのコンタクトを使用しましょう。
目が悪くない方は、伊達めがねを用意しておくと良いですよ。
メガネをかけている日のメイクのポイントは、眉はいつもよりも太くして、口紅ははっきりとした赤色のものを塗ると、メイクがメガネに負けず、知的だけれども温かみの感じられるきれいな表情に仕上がります。
【まとめ】
花粉症に悩まされていても、メイクは楽しむのが一番です。
花粉症の時には、顔のどこにポイントを入れてみるのか考え直して、実際に試してみましょう。
すると、普段の顔の印象が変わって、一層メイクのし甲斐がありますよ。
花粉症をきっかけに、より魅力的なメイク法を自分で編み出してみることで、花粉症の煩わしさも吹き飛ぶし、メイクも上達します。
花粉症に負けない、あなたの魅力をメイクで表してみてくださいね。
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