女子旅は同性で行く旅行であるため、一見気軽に見えるかもしれません。
しかし、どんなに気心知れた相手であれ、寝食を共にするので、ある程度人間関係に注意しなければなりません。
旅の雰囲気を楽しいものにするには、一体何に気を付ければ良いのでしょう。
今回は、女子旅での人間関係で気を付けるべき点について、事前に確認してみましょう。
目次
女子旅の人間関係!気をつけるポイントは?
仲の良い友達との旅は、待ち遠しいですよね。
女性同士の旅なので、比較的興味のある場所を巡ることができ、話も弾みます。
でも、たとえ気心知れた女友達が相手でも、気を付けなければならないことがあります。
それは、人間関係です。
1日中一緒に過ごすので、多かれ少なかれストレスがかかります。
しかし、小さな気遣いで、互いに気持ちよく過ごすことができます。
そこで、この記事では女子旅の人間関係で気を付けたいポイントについてご紹介しますね。
<一人行動の自由時間を作る>
気を許せる友達・親友と旅行に出かけたとしても、数日間寝食を共にするのは案外エネルギーが要ります。
そもそも人間は自分の時間を持つ必要のある生き物です。
一人になって気ままに過ごしたい、と思う時もありますよね。
2人以上の旅ならば、寂しい思いはしないかもしれませんが、常に妥協しなければならず、自分の思うような行動は取れません。
でも、お互い我慢、我慢の時間ばかりで煮詰ってしまっては、せっかくの旅行期間中に険悪な空気が流れてしまうことにもなりかねません。
そこで、一人行動の自由時間を設けることで、互いに気分を解放し、自分の心を整えられるのですね。
少しでも、自分のために時間を使うことで、相手に合わせ、尊重し合う余裕が生まれるのです。
<約束の時間を守る>
女子旅の人間関係で最も気を付けたいことは、「時間を守る」ということです。
どんな場においても、時間を守ることは信頼関係を保つために必須の条件です。
それは、いくら仲の良い友達であっても、恋人であっても当てはまります。
「相手は寛容な人で、遅れても怒らないから大丈夫」と思ってしまうのは危険です。
″仏の顔も三度″と言うように、小さな無礼が積み重なることで、相手も気分を害してしまいます。
相手から粗末な扱いは受けたくありませんよね。
大切な友達だからこそ、時間に余裕を持ち、気持ちのよい対応を心がけましょう。
<旅行の準備は分担作業>
いざ、友達と旅行に行くことが決まれば、ツアーや宿、航空券の予約、そして旅行スケジュールについて決めなければなりません。
意外と準備しなければならないことが多いため、効率的に旅行支度を整えるには、分担作業が必要です。
ここで心に留めておきたいことは、どちらかに負担がかかり過ぎないよう、配慮するということ。
頼られるのは嬉しいことではありますが、あまりにも相手に任せきってしまうと、相手にも鬱憤が溜まってしまいます。
友達同士であっても、あくまで対等な関係である、ということを忘れないようにしたいものですね。
<スケジュールには全員の希望をバランス良く取り込む>
女子旅に参加する人数にもよりますが、何人であれ、その人数分だけ、個人の希望があるはずです。
行きたい場所や、食べたいもの、体験したいことは人それぞれ異なるのも当然です。
日数も限られているので、全員の希望をすべて叶えることはできませんが、可能な限り、行きたい場所を出し合い、それぞれの希望する観光スポット・お店をまんべんなく巡ることのできるプランを組んでみましょう。
滞在日数が人数分以上である場合、1人につき1日、好きなようにスケジュールを立てると、全員の希望を叶えられますよ。
また、自分には興味の持てない場所であっても、人の価値観を吸収してしまおう、別の世界も見てみよう、という好奇心を持って付き合うことで、物事を見る目も変わります。
思うようにならず、苛立ってしまった時には、「好きなことばかりできる一人旅とは、一味違った体験ができるのだ」と見方を変えてみると楽になりますよ。
<身の回りは整理整頓する>
女子同士の旅は、男性がいないので、つい気を抜いてしまうことも多いものです。
ホテルでは、解放的な気分になるあまり、服を脱ぎ散らかしてしまったり、起床後にベッドを整え忘れてしまったり、だらしのなさが露呈してしまいがちです。
しかし、いくら女友達とはいえ、同じ部屋を散らかされてしまっては、相手も不快です。
「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに、自分の荷物はしっかりと整頓し、部屋は汚さないように注意しましょう。
また、特に気を付けたいのが水回り。
シャワーや洗面所を使った後は、自分の髪の毛などが落ちています。
自分だけの部屋ではないので、次に使う人に嫌な思いをさせないよう、掃除を行ない、清潔に保つように心がけてくださいね。
数日間同じ空間で生活するので、このような小さな気遣いが友達との関係を良好に保つための一助となるのです。
<本当に一緒に行きたい相手か考える>
女子旅のメンバーは、必ずしも気心の知れた仲の良い相手とは限りません。
お互いに出会ってからそれほど時間が経っていないケースもありますよね。
また、特に仲の良い友達がいても、他にあまり仲の良くないメンバーがいる場合、なんとなく気乗りしないこともあるでしょう。
仲の良い友達の都合が悪くなり、旅行に参加できなくなってしまうと、自分も気まずくなってドタキャンしてしまうケースも意外と多いようです。
でも、仲の良い友達が参加しないから気乗りしなくなった、という理由でドタキャンしてしまうと、他の友達に大変な迷惑がかかってしまいます。
旅行にはお金の問題も絡んでくるので、残されたメンバーに負担がかかってしまうこともあるでしょう。
このような事態に陥らないためにも、本当に一緒に旅したい相手なのかどうか、あらかじめ考えておきましょう。
<ガールズトークの盛り上がりにも注意!>
女性同士で集まれば、ガールズトークにも花が咲きます。
特に恋愛の話は尽きないものですよね。
でも、あまり恋愛話に気乗りしないメンバーもいるかもしれません。
最近失恋したばかりであったり、彼氏ができずに悩んでいたり、恋愛のトラウマから男性不信になっていたり、人には言えない事情を持った友達もいるかもしれません。
恋愛トークをしていて、疎外感を感じている様子の友達がいれば、話題を変えてみる気遣いが必要です。
また、グループで旅行している場合、一部のメンバーだけが共有している話題で盛り上がることもあるかもしれません。
しかし、話の内容を知らないその他のメンバーにとっては、全く未知の話題であるため、退屈させてしまいます。
何人かで旅行する際には、皆が楽しめるような話を取り上げるよう、心がけてみてくださいね。
<自分の意見を主張し過ぎない>
女子旅の最中には、ガールズトークや旅程の相談など、皆で話す場面が多いものです。
たとえ女子旅でなくても、コミュニケーションの取り方には注意が必要ですが、女性同士で集まると女性特有のコミュニケーションが存在することに気づくでしょう。
女性同士のコミュニケーションにおいては、「共感」が大切です。
「あのスイーツが美味しかった」と言えば、「分かる!もう一度食べに行きたいよね」という言葉が返ってくることがほとんどです。
女性同士の会話を注意深く観察してみると、このような「共感」のルールが成り立っているのですね。
でも、つい自分の本音を言ってしまうこともありますよね。
共感できない、と思ったものに対しては、ストレートに「私はこっちの方がいいと思ったよ」と悪気なく口にしてしまうこともあります。
そんな時には、必ず「でも○○ちゃんの言うことにも共感できる」というニュアンスの会話を付け足すようにしましょう。
女性同士だと、ちょっとした会話にも気を遣いますが、共感を意識した気遣いができれば、問題なく旅行を楽しめるでしょう。
【まとめ】
女性同士は男友達よりも気を遣ってしまう、と感じている方も多いかもしれません。
でも、今回ご紹介した注意点を見てみるとそれほど難しいことはありません。
ちょっとした気遣いで、お互い随分と楽しく過ごすことができるのです。
適度な距離を保ち、自分の時間をしっかりと確保しながらも、女性同士でしかできない体験を最大限に満喫してくださいね。
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皆さんからのご感想をもとに、一層楽しんでいただける記事を執筆して参ります。