沖縄本島には多くのビーチがあり、夏は観光客や地元の人々で賑わいます。
温かい沖縄では、海水浴が可能な期間も長いと言われていますが、具体的にはいつからいつまでのどのくらいの間、ビーチを楽しめるのでしょうか。
そこで今回は、沖縄本島で海水浴が可能な時期についてご紹介します。
海水浴の時期がいつからいつまでなのか、注意点やクラゲ対策についても軽く触れるので、ご参照くださいね。
目次
沖縄本島の海水浴の時期はいつからいつまで?クラゲ対策も!
沖縄といえば、「夏」「海」の2文字を思い浮かべるでしょう。
そのイメージを裏切らず、沖縄は温暖で、多くの観光客が海を訪れます。
そこで気になるのは、沖縄本島の海水浴シーズンの期間ですよね。
一体いつからいつまで海水浴を楽しむことができるのでしょうか。
今回は、沖縄本島において海水浴が可能な期間をご紹介します。
<沖縄本島で海水浴ができる時期は?>
沖縄以外の都道府県の場合、海水浴シーズンは比較的短いものです。
大体7月中旬から、8月一杯であることが多いですよね。
しかし、年中温暖な沖縄においては、海水浴シーズンも非常に長いことが特徴となっています。
実際、沖縄本島の海水浴シーズンは4月中旬から10月中旬まで楽しむことが可能です。
ただ、本島以外の離島であれば、10月後半であっても海水浴が可能です。
沖縄本島の海水浴シーズンについて注意しておきたいことは、海開き直後と10月中旬の海水浴も終わりに近づく時期です。
この2つの時期は天気次第で若干肌寒い場合があるので、晴れて天気の良い日に海水浴を行うのが良いでしょう。
また、9月前半から中旬にかけての時期は台風シーズンとなっている点にも注意したいところです。
<海水浴のベストシーズンは?>
前の項目では、沖縄本島にて海水浴を楽しめる時期についてご紹介しました。
およそ半年の期間、海水浴を堪能できる沖縄の海ですが、その中でもどの時期が一番おすすめなのでしょうか。
沖縄のベストシーズンは6月後半の梅雨明けの時期、そして台風がおさまってくる9月後半~10月上旬です。
8月の夏休みシーズンは、海水浴に適した時期ではありますが、多くの人が休暇を取るので、ビーチは人でごったがえしていることが多いのです。
この時期においては、観光客はもちろん、沖縄の地元の人々も夏休みなので、普段以上にビーチが混雑する時期なのですね。
したがって、海水浴場の駐車場も満車となり、車を停められない可能性が高くなるのです。
そのため、ゆっくりと海水浴を楽しむのであれば、8月を避けるのが賢明でしょう。
また、梅雨の時期も沖縄のビーチで海水浴するには適さない時期です。
沖縄本島では例年、大体5月中旬~6月中旬の間が梅雨の時期にあたります。
ただ、沖縄の梅雨は本州のようにじめじめと雨が降り続けるのではなく、一定の時間強い雨が降り、その後晴れ上がるような天気となります。
したがって、海水浴の時間帯が雨の降る時間帯とかち合わなければ、ビーチを満喫することが可能です。
梅雨の時期に海水浴をするのであれば、カッパや傘などの雨具を忘れないように注意しましょう。
海水浴のベストシーズンである6月後半、そして9月後半~10月上旬の季節には次のような特徴があります。
6月後半:
この時期は海水温も徐々に上がり、平均27℃と非常に温かい水温で海水浴を行なえます。
ただ、注意したいことは、この時期はクラゲの一種である、ハブクラゲが発生する時期だという点です。
したがって、6月後半に海水浴する際には、クラゲ対策としてクラゲネットが設置されているビーチであるか、確認する必要があります。
クラゲ対策については次の項目でさらに詳しくお伝えしますね。
9月後半~10月上旬:
10月の平均海水気温は26℃であり、比較的寒い思いをせずに海に入ることができます。
何と言っても観光客が少なくなる時期であり、落ち着いて海水浴ができる絶好のシーズンです。
また、真夏と比べて日差しも和らいでくるので、ビーチも過ごしやすい環境になります。
夏のシーズンに比べると、10月の沖縄旅行は比較的リーズナブルであるため、お得に、かつのんびりと海を楽しむことができます。
また、10月末までならば、ビーチに監視員も常時待機しているので、何かあっても安心ですね。
以上が、沖縄での海水浴のベストシーズンでしたが、最後に避けた方が良い時期をまとめると、以下のようになります。
【海水浴を避けた方が良い時期】
・ゴールデンウィーク
・夏休み
・梅雨
・台風(8~9月頃)
・クラゲの時期(8~9月頃)
お休みを取って沖縄に行くのであれば、多くの人が休みを取る時期と被らないようにずらして休息を取るのがコツですね。
ちなみに、海水浴ではなく、ダイビングを楽しむのであれば、ゴールデンウィーク明け、梅雨明けの6月下旬~7月上旬がおすすめの季節です。
この時期であれば、ダイビングスクールのお値段も比較的安く済み、観光客も少ないので、快適なダイビングを楽しむことができるでしょう。
海水温もおよそ24℃となるので、暑すぎず、寒すぎずちょうど良い環境の下で活動することが可能です。
<注意! クラゲが発生する時期とその対処法>
日本のあらゆる海水浴場で注意しなければならないことは、クラゲの発生時期です。
クラゲが発生する時期は8月~9月の時期になるので、この時期に海水浴の予定がある場合は、しっかりと下調べをしてクラゲ対策を行う必要があります。
クラゲ対策として一番大切なのは、ビーチ選びです。
沖縄では、ビーチが無料で解放されている場所が多いですが、その中でも整備の行き届いたビーチを選ぶようにしましょう。
たとえば、レジャー施設やホテルがある場所であれば、クラゲ避けのネットが備え付けられていることがあります。
そして、クラゲに刺されてしまった時の対処法について、その時には、まずすぐに海から出て、腕や脚にクラゲの触手が付いていないか確認してみましょう。
ピンセット、あるいはビニールを使って直接肌に触れないような工夫をして残った触手を取り除きます。
というのも、素手で直接触手に触れてしまうと、そちらも刺されてしまうためです。
無事触手を取り除いたら、刺された部分を海水で洗い、消毒をします。
消毒のポイントは、真水で洗わないということです。
真水で洗ってしまうと、クラゲの触手にある針細胞を刺激することになるからです。
そして、消毒を行った後には、刺された時の症状を確認しましょう。
クラゲに刺されると、麻痺や呼吸困難に陥るなどの症状が現れます。
このような症状が見られたら、即座に病院に向かう、あるいは救急車を呼ぶようにしましょう。
一方で、刺された後の症状が軽いようであれば、患部を冷やし、軟膏を塗ります。
ただ、症状が軽くても後から悪化してしまうことが多いので、必ず病院で診てもらうようにしましょう。
<日焼け対策もしっかりと!>
沖縄のビーチで海水浴を満喫するのであれば、日焼け対策は万全の状態で行うことをおすすめします。
日焼け対策については「沖縄の紫外線量は本土の数倍!日焼け止め対策は必須!」の記事でも詳しくお伝えしましたが、ここでも少し確認してみましょう。
・日焼け止め
日焼け止めはできる限り、強いものを選びましょう。
一度しっかりと塗っても、摩擦や汗ですぐに落ちてしまうので、1~2時間おきに塗り直しましょう。
使用する量は意外と多く、顔だけでも500円玉分の量が必要です。
・帽子
帽子はキャップではなく、つばが広く、首の後ろも陰に入るような帽子を選びましょう。
・薄手の長袖シャツ
日焼け止めだけでは、肌がむき出しになってしまうので、上から羽織ることのできる長袖シャツを準備する必要があります。
カーディガンや薄いYシャツを1枚ビーチに持っていくと便利です。
・サングラス
沖縄の紫外線量は本州の2倍ほどあるため、普段よりもまぶしく感じるでしょう。
目に紫外線が入ると、疲労感が増したり、日焼けが酷くなったりするケースもあるので、しっかりとサングラスをかけるように心がけましょう。
【まとめ】
沖縄の海においては、海水浴のできる期間が長いことに驚かされるばかりです。
一年のうち、およそ半分が遊泳可能な季節となっていますが、海水浴に適したベストシーズンはそれほど長くはないので、旅行の計画を立てる際にはこの点について考慮してみてくださいね。
また、沖縄の海は、日焼け対策を行なわないと、日焼けが酷くなってしまいます。
日焼け止めと、日焼け対策グッズは一式、忘れないように持ち物リストに加えておきましょう。
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皆様のコメントをもとに、よりお役に立つ記事を書いてまいります。
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