大学入試当日、試験中は快適な状態で試験に向き合いたいものです。
気を散らすような些細な物事から守ってくれる小道具、試験の合間に疲れを癒してくれる便利用品を持ち合わせていれば、最大限の集中力を試験に注ぎ込むことができます。
今回は、案外思いつかないけれど、大学入試の大きな手助けとなる便利用品の持ち物リストを確認しましょう。
目次
大学入試当日に持参すると便利な持ち物リスト!寒さ対策も!
大学入試当日、必須の持ち物は忘れられません。
これらについては「大学受験に必要な持ち物リスト!入試前日には最終確認を! 」のなかでご紹介した通りです。
受験票、筆記用具、時計、現金(交通費)、お弁当・飲み物などは必ず持っていきましょう。くれぐれも、受験票は忘れないようにしましょうね!
<持っていると便利な持ち物とは>
そしてもう一つ、持っていると便利な持ち物もあります。
試験中は快適な状態を整えれば、最大限の力を解答用紙にぶつけることができます。
今回はそのような環境を整えてくれる持ち物についてご紹介します。
意外と思いつかないものでも、試験中の集中力拡散を防いでくれたり、疲れを和らげてくれたりするものがたくさんあります。
荷物は多すぎると邪魔になってしまいますが、「これは持っていけば役立ちそう」と思えるものは持って行ってくださいね。
それでは、持っていると快適に試験を受けられる便利用品を確認して行きましょう。
<あると便利な持ち物リスト>
ここではあると便利な持ち物を目的別に挙げて行きます。
試験中自分に当てはまると予想される項目を選んで、持ち物の参考にしてくださいね。
1. 試験中は寒さをしのぎたい
寒さに弱い方は次のグッズを準備すると良いでしょう。
・手袋
試験中はペンを握って手を酷使するので、手がかじかんでいると書きにくく、書くスピードも落ちてしまいます。
手を動かしているうちに手先も温まりますが、試験の初めから不便せずに文字を書きたいものです。試験が始まるまで、手袋を使用して手先を温めましょう。
・ホカロン
ホカロンはかじかんだ手先を温め、寒さから腹痛が起ることを防いでくれます。手先用であれば<貼らないホカロン>、お腹など体用であれば<貼るホカロン>を使用しましょう。
また、ホカロンは休み時間に目にあてて疲れを癒すのにも役立ちます。
・座布団、ひざ掛け
持ち込み不可能な大学もありますが、多くの大学で使用が許可されています。
大学や教室、会場によって寒さは異なりますが、もしも暖房の不十分な入試会場に当たってしまったときには重宝します。
小さくたためる持ち運び用のものを選ぶと邪魔になりません。
2.試験の合間を有意義に過ごしたい
試験の合間の休み時間には、頭をすっきりさせたり、疲れを取ったり、自分の心の状態を整えたりすることに使いたいものです。
休み時間を有意義に過ごすためのおすすめグッズは次の通りです。
・おしぼり
試験中はずっとペンを握りしめているので、手がベタベタすることもあります。
おしぼりを手元に持っていれば、お手洗いに行かずにその場で手を拭くことができます。
また、おしぼりで顔を拭けば、目の疲れが取れたり、頭がすっきりしたり、良い効果があります。
・リスニング教材、あるいは音楽の聴けるもの
試験が終わると周りの受験生が終わったばかりの入試問題の出来について話題にしていることもあります。
次の科目に向けて自分の精神状態を整えるため、周りの人の試験の出来には振り回されたくないと思います。
そんな方におすすめなのが、英語などのリスニング教材や、音楽を聴けるものです。
これならば、試験の合間にリスニングの勉強をしたり、音楽で気持ちを和らげたりでき、有意義な時間を過ごせます。
よくスポーツ選手が試合の合間や試合直前に行っている方法ですね。音楽やリスニングは不可能ですが、耳栓を使って音を遮るのも良いでしょう。
・おやつ
試験中はものすごくエネルギーを使うので、頭がパンク状態になることもあります。休み時間には栄養補給のために、ちょっとしたおやつを食べると頭もすっきりします。
塩気のあるものも良いですが、やはり糖分補給のために甘いものを摂取することをおすすめします。
私の場合は、チョコレートが入試期間中の良い相棒でした。チョコレートは集中力も高めてくれるので、受験生には心強いアイテムです。
・参考書
今まで愛用してきた参考書を休み時間に眺めると、落ち着きます。
また、今まで一生懸命勉強した形跡も、参考書を通して視覚的に実感できるので、自分の自信にもなります。
3.試験中、集中力の妨げになるものを無くしたい
試験中には、ちょっとしたことが気になってしまいます。集中力を妨げられないように、持っておくと重宝するものをご紹介します。
・段ボールの切れ端、あるいはティッシュ
脚がぐらぐらと不安定な机にあたってしまうこともあるでしょう。そんな時に使える優れモノは、段ボールの切れ端です。
机の脚の下に敷いて、ぐらつきを防ぎます。段ボールの切れ端でなく、ティッシュでも十分間に合います。荷物を少なくしたい方はティッシュを代用しましょう。
・靴下の予備
大学入試当日に雨が降ると、靴の中まで水が浸み込んでしまうことがあります。
靴下が濡れていると、試験中とても不快なので、念のため予備を持っていると安心です。
4.目のケアをしたい
目が疲れやすい方、目が悪い方は目のケアができるものを持って行きましょう。
・メガネ
コンタクトを付けている人は、念のためメガネを持って行きましょう。
ふとした拍子にコンタクトを落としてしまったり、コンタクトがごろごろして不快な思いをしたりすることもあります。そんな時にメガネがあると安心です。
・目薬
冬は室内が乾燥しており、そのうえ試験で目を酷使するのでドライアイになりやすいです。
ドライアイの方は試験の合間に目を潤せるよう、目薬を備えましょう。
このほか、1や2でご紹介したように、ホカロンやおしぼりも目の疲れを癒すのに役立ちます。
【まとめ】
今回ご紹介した便利グッズは必須の持ち物ではありませんが、持っていると案外とても役に立つものばかりです。
小さな工夫であっても、大学入試当日の集中力を上げることは大切です。
自分にとって必要なものを選び取って、受験会場に持って行きましょう。
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