受験本番の場数を踏んで、ようやく第一志望校の前日を迎えたら、無理をしない過ごし方が大切になります。
大学入試本番の時期はどの大学の試験日の前も体調管理に気を付けた過ごし方が大切ですが、第一志望校受験の前日は今まで以上に体に気を遣って過ごすことがポイントとなります。
今回は第一志望校受験前日に大切な過ごし方を優先度の高い順にご紹介します。
目次
大学受験の前日は睡眠や食事を優先に!不安で集中できない時は?
第一志望校受験の前日の過ごし方には、大切にすべき要点が2つあります。その要点とは<体調>と<持ち物>です。
体調に関しては、いつも以上に気を遣い、持ち物に関しては、忘れ物が無いか3回くらい確認しましょう。
今回は<体調>と<持ち物>を中心に、第一志望校受験の前日の過ごし方において大事な項目を優先度の高い順にご紹介します。
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・22時台に就寝
翌日はとても大事な第一志望校の試験があるので、朝から頭が冴えるように、前日には早めに就寝しましょう。
22時代に布団に入ることをおすすめします。
7時間の睡眠を取って翌日は朝5時に起き、しっかりと朝食を取り、受験票など荷物の最終確認のための時間を確保するのです。
勉強したいことがあっても、第一志望前日は早めに寝ることを最優先しましょう。
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・持ち物チェックをぬかりなく
試験を受けるためには必須の持ち物が必要です。
今まで一生懸命に準備してきた第一志望校当日には、忘れ物などの不安要素が無い状態で試験を受けたいものです。
受験日の前日に、必要なものが揃っているか3回は確認しましょう。
メモに持ち物リストを書いてチェックして行くと手堅い準備ができます。
必要な持ち物をきちんと揃えることで、試験を受けるための環境を整え、「あとは試験に集中するのみ」という状態に行きついてから試験勉強に取り掛かりましょう。
試験前のざわついた気持ちも随分と安定しますよ。
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・食事は3食取り、好きなものを食べる
食事は1日3食きちんと取りましょう。
食べることで頭の疲れが取れ、脳も活性化します。
勉強の時間にまわしたいがために、食事を削らないようにしましょう。
また、第一志望校前日には自分の大好物を食べると力も出ます。
ただし、カップラーメンなど栄養に偏るものはおすすめしません。栄養バランスの取れるものを食事にしましょう。
受験生に定番のメニューと言えばかつ丼やとんかつですね。
「勝つ」という意味も込められているので、気持ちも高まります。とんかつ好きな人は前日の献立は決まりですね。
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・勉強は過去問に特化
第一志望校は何としても合格したい大学です。
したがって、第一志望校の前日はその大学の過去問を復習しましょう。
復習の仕方のポイントとしては「過去5年分の出題傾向を再確認する」ということです。
「ここ最近でどのような分野の問題が頻出されているのか」、「問題傾向の急な変化はなかったか」ということを改めておさえることで、翌日に出題される試験をある程度想定できます。
毎年必ず出題されている分野があるのなら、その分野だけ問題を解き直してみるという方法がおすすめです。
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・不安で勉強に集中できなかったら、普段お世話になっている先生と話してみる
第一志望前日は不安と緊張で落ち着かないという方も多いです。
そのような時に自分一人でいると落ちるかもしれないと悪い考えに走ってしまい、精神的に良くありません。
そんな時には気分を切り替えるために、普段お世話になっている先生(学校・塾の先生)に会って会話するのがおすすめです。
いままで大学入試の勉強を進めてきた自分の姿を見てきた先生と話すことで、勇気をもらうことができ、気分がすっきりと落ち着きます。
話しているうちに自分のことを客観的に見られるようになり、今までの自分の勉強に誇りを持てます。
不安であっても、精一杯の力を出して結果を待つのみだと堂々と構えることができるのです。
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【まとめ】
第一志望受験の前日はどうしても気持ちがそわそわとして、落ち着かない状態になることもあります。
大切なのは、自分の気持ちをゆったりと大きく持てるように工夫することと、生活のルーティンを着実にこなすことです。
疲れを感じたら一呼吸置いて、あまり追い込みすぎず、今までの自分の勉強ぶりに誇りを持ってくださいね。
試験前日に良い過ごし方を実践して、こつこつと勉強を積み上げてきた自分に大きな自信を与えてあげましょう。
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