観光地の夜はどのように楽しめば良いのか、分からない方も多いのではないでしょうか。
あらゆる観光場所が眠る夜を最大限楽しむためには、とっておきの方法があります。
それはバーを活用するということです。
それぞれ個性を持ったバーの世界は、知れば知るほど奥が深いもの。
今回は京都の夜の楽しみ方として、素敵なバーをご紹介します。
目次
京都の夜の観光はバーがおすすめ!楽しみ方も紹介します。
京都の街も観光地も寝静まる頃、人々が集うバーに出かけてお酒を楽しむ一夜を過ごすことも、旅の醍醐味です。
出かける場所の少ない夜には、バーでゆっくりと一人お酒を飲んだり、友達と一緒に語らい合ったりする時間も人生の意義を深めてくれるもの。
「バーは女性が入りにくい」という固定観念を持ってしまいがちですが、一度その世界に足を踏み入れるとお酒の奥深さに気づいてしまうものです。
そこで、今回は女性でも楽しむことのできるバーをご紹介します。
一人でも、友達とも雰囲気とお酒を堪能することができるので、京都を訪れたら是非バーを訪ねてみてくださいね。
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<jazz bar sting>
ジャズバースティングは京都・祇園にお店を構えるムーディーなジャズバーです。
店内は木のぬくもりが感じられる、落ち着きある洗練された空間となっており、京都の夜をゆったりと楽しむことができます。
そしてこのバーにおいて注目すべき点は、スティングが独自に創作したオリジナルカクテルです。
日本酒をベースにした「不動明王」やラムをベースにした「ひとりしずか」、ライチ風味の「楊貴妃」など、色とりどりのカクテルは見るだけでも思う存分堪能することができます。
このジャズバーの見どころは、何と言ってもピアニストであるオーナーの生演奏です。
リクエストを頼めば、快く応じてくださるのでスティングに足を運んだ時には是非、お好きな曲を頼んでみてくださいね。
お店の方の接客も丁寧で、雨の降る日には傘を差し出してくださるなど、非常に行き渡った対応を行なってくれるようです。
各種のパーティープランも用意されているので、何かの記念で京都を訪れた際には素敵なパーティーを開くことができますよ。
<ザ・コモン・ワン・バー・キョウト>
ザ・コモン・ワン・バー・キョウトは祇園四条にある隠れ家のような秘密のバーです。
「隠れ家」という表現がぴったりくるように、お店の入り口には小さな格子戸が設けられており、その小路をしばらく進んでやっとの場所に、ひっそりと風情のある店舗が仄かな灯りを玄関に灯しています。
この建物は「何生館(かしょうかん)」と呼ばれるもので、もともとは住居用の日本家屋として利用されていました。
現在では伝統工芸の技やお茶室、そしてお稽古事を楽しむことのできる建物として利用されています。
でも、「肝心なバーはどこなのだろう」と思ってしまいますよね。実はバーはこの何生館内のさらに奥にあるのです。
京都・祇園らしくこのお店には和室の個室も用意されており、落ち着いてプライベートな空間でお酒を楽しみたい時にはうってつけのバーです。
ただし、個室は予約が必要となっているので、利用を考えているのであればしっかりと電話を入れておきましょう。
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<占いバー 月>
一風変わったバーに行きたいのであれば、京都・河原町にある「占いバー 月」に赴いてみましょう。
名前からも分かるように、このバーでは占い、特に手相占いを専門に行っていただくことができます。
10年以上も京都の地でこの占いバーが営まれており、非常によく当たると評判です。
中には北海道や沖縄からのお客さんも、占いを見てもらいにこの店を訪れるそうです。
このお店の店主である勝村百観さんは非常に興味深い経歴を積んでおり、書道や茶道、華道、荘道に精通しており、デザイナーとしての顔も持っている方です。
日本文化に造詣が深いので、占いの他にも通な話をたくさん聞くことができますよ。
席料は500円で、占い見料は3000円となっています。
また、ドリンクメニューも豊富で、カクテルが50種類も用意されており、900円のお値段からオーダーすることができます。
また、その他にもビールや自家製梅酒を堪能することもできます。
さらに、お酒が飲めない方も各々20種類もの紅茶やソフトドリンクをいただきながら、占いを楽しむことができます。
「占いバー 月」は予約が必要なお店なので、気になる方は事前に予約を入れてから足を運んでくださいね。
お酒と一緒に気になる運勢についても占ってもらえるので、自分の行く先を考えてみる有意義な一夜となることでしょう。
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<Bar K6>
— BAR K6 2 (@H_______R24) 2016年11月11日
Bar K6は二条通木屋町に所在する有名な老舗バーとして知られています。
こちらのバーは季節のフルーツを使用したショートカクテルが特徴で、女性にもうれしいお酒をいただくことができます。
「バーは一人では入りにくいな」と感じているのであれば、Bar K6はとても気軽に立ち寄ることのできるお店ですよ。
さらに、大きな特徴として挙げられるのが「豊富なメニュー」です。
— BAR K6 2 (@H_______R24) 2016年11月12日
バーなどお酒を楽しむ場では、なかなか食事メニューが揃っていないことが多いものです。
しかしBar K6であれば、レトロな洋食メニューとしてサンドイッチやフライ、スパゲティーをいただくことができます。
中でも大原卵の卵サンドを使ったハイボールが人気であるとの評判を呼んでいます。
お酒よりも食事をしたい友達を連れて入れるバーでもあるので、良心的ですね。
バーテンダーの方も普通のバーより多いので、詳しいお酒の話を聞くことも可能です。
お酒に興味のある女性は気軽にお話を聞けるスポットです。
<放課後駄菓子bar- A-55>
バーといえば大人の空間を思い浮かべてしまいますが、そのイメージをくつがえすような、昔懐かしい子供の頃に戻れるバーも存在します。
2017年3月に京都の四条河原町店で新設された放課後駄菓子bar A-55は1時間500円で駄菓子とアイスの食べ放題を体験することができます。
また、バーと称しているだけあって、お酒の種類も多い点が特徴的です。
ビールやチューハイ、ワインや梅酒、カクテル、果実酒まであらゆる種類のお酒が提供されており、こちらもすべて500円でいただけるので、駄菓子と一緒におやつ感覚で楽しむことができます。
さらに、昔懐かしい給食の献立をイメージしたココア揚げパンやポテトフライ、チキンラーメンなどの軽食もいただくことができます。
ただ、非常に人気なバーであるため、店内はほぼ満席状態であることが多いそうです。
18時からの営業となっているので、開店時間にお店に着くようにしておいた方が無難でしょう。
<ロッキングチェア>
バー初心者なら、と薦めていただいた京都・ロッキングチェア。美しい内装。キビキビ動きながらも温かい話しぶりのバーテンダーさん。そしてカクテルの美味しさにショックを受けた。再訪したい! https://t.co/as4uYLsbxJ pic.twitter.com/4Vd4ttToEj
— 中瀬裕 (@walllnew) 2017年11月21日
京都・河原町駅近くのバー「ロッキングチェア」は、京都の町屋を改造したお店です。
店内は落ち着いた大人の雰囲気で、店名の通りロッキングチェアに揺られながらお酒を楽しみ、のんびりと過ごすことができます。
このバーのバーテンダーである坪倉健児さんは2016年「ワールド カクテル チャンピオンシップス 東京2016」にて、クラシック部門のショートドリンク部門で見事優勝を果たしました。
この大会は世界64カ国から代表選手が集い、世界チャンピオンを決定するものです。
ロッキングチェアにはメニューが無いという大きな特徴があり、常時ポートワインを7種類揃えていると言います。
また、響12年とフルーツのカクテルが店主のおすすめであり、6~7月はマンゴー、8~9月は白桃、12~1月はラ・フランスを利用した旬のカクテルが魅力的です。
京都で有名な隠れ屋的なBARロッキングチェア。落ち着いた雰囲気で、素敵なバーテンさんが自分だけのオリジナルカクテルを作ってくれます✩*
美味しゅう
ございました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)🍸✧‧˚#ロッキングチェア#カクテル pic.twitter.com/Mm8dR8lVEp— ビアンデ✩°。⋆ (@biande_) 2017年11月7日
さらに、普通のバーよりも開店時間が早く、17時から3時まで営業しています。
店の回転数を気にすることなく、ひたすらお客様にバーを楽しんでいただきたいという想いから、あえて営業時間を長くしているのだそうです。
そのような心遣いが行きわたったプロのバーで、是非一夜を過ごしてみたいものですね。
【まとめ】
バーには様々な形態・コンセプトがあり、それぞれの店舗は異なった個性を持ちます。
今回ご紹介した店舗でもそれぞれで出されるお酒やバーテンダーの腕前・人柄は異なります。
特にカクテルはそのお店のオリジナルのものが提供され、こだわりあるカクテルほど哲学があるので、お酒に興味を持っているのであれば、京都旅行の夜の時間はバー巡りに当てても良いでしょう。
思い出の1ページに残る夜を過ごしてくださいね。
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お酒好きな友達は喜んでくれるかもしれません。
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