旅行で困ってしまうことの一つは、夜の観光場所が少ないという点です。
沖縄旅行も例外ではありません。
しかし、事前に観光場所を探すことで、旅行中も夜の過ごし方に困ることはありません。
そこで今回は、沖縄の夜を楽しむことのできるおすすめスポットをご紹介します。
ゆったりと旅行を楽しみたい方は、是非旅程に組み込んでみてくださいね。
目次
沖縄旅行の夜を楽しもう!おすすめ観光スポットはどこ?
旅行の夜はしっかりと休み、次の日に備えたい人もいれば、一日を目いっぱい楽しむために、遅くまで観光したい人もいるでしょう。
特に普段は仕事で夜を好きなように満喫できない場合には、旅行でゆったりと夜の観光を楽しみたいですよね。
そこで、今回は沖縄で過ごす夜のひとときを、素敵な思い出にしてくれるような観光場所をご紹介します。
<東南植物園>
東南植物園は金曜・祝日の前日、土日は22時まで開園している植物園として、夜の観光に最適なスポットです。
この植物園は、1968年に開園してから、約40年間親子3代に渡って営業されています。
園内には植物園と水上楽園のエリアがあり、沖縄の植物園でしか見ることのできない熱帯植物・亜熱帯植物を鑑賞することができます。
そして驚くことに、この植物園には、現在の自然環境や法律などの理由によって再現することのできない植栽展示が行なわれているのです。
そのため、学者や植物マニアからは、非常に価値の高い植物園として評価されています。
この場所は一年中植物観賞を楽しむことができますが、中でも6月から7月下旬にかけては、園内に設置されている水上楽園の「思いやりの湖」で蓮の花が最盛期を迎え、目を見張るような美しさで彩られます。
沖縄の「東南植物楽園」を先週末に。あちらこちらで学生が植物のスケッチをしていた。訪ねたら沖縄県立芸術大学の学生だとのこと。南の国の植物園の近くで生活できるっていいなと、どこまでも伸びたヤシを見上げて思った。 pic.twitter.com/NZ8qE4pUpW
— miyazono.kenichi (@miyaken23) 2018年4月23日
蓮の花の水上楽園は、園内のレストランPEACEからも眺めることができるので、雨の日でも快適に鑑賞を楽しめますよ。
また、夜の植物園はライトアップされ、昼間とは異なる種類の花を鑑賞できます。
たとえば、ローソクノキ・ドラゴンフルーツ・サガリバナなどの花は夜にしか鑑賞することのできない花なので、1日の観光の終わりには、これらの幻想的な花に癒されてから眠りにつきたいものですね。
<沖縄県立博物館・美術館>
沖縄県立博物館・美術館は金曜日・土曜日は20時まで開館しています。
この施設は、博物館と美術館の2つを合わせた複合施設。
博物館では、沖縄の歴史や自然、文化を知ることができ、その中でも特に、沖縄のロゼッタストーンと呼ばれる石版の展示が見どころとなっています。
一方で、美術館では沖縄に関係する近現代美術作品を中心とした展示が行なわれています。
この美術館では沖縄出身の作家や、沖縄とゆかりのある作家の作品が多く展示されており、平面美術や立体美術、映像美術に重点を置くことができる美術館です。
また、併設されているミュージアムカフェ、カメカメキッチンでは沖縄で収穫した旬の島野菜を取り入れたパスタやリゾット、さらにはポークの玉子ドッグなどのメニューが揃っており、ランチや小腹が空いた時には気軽に楽しむことができますよ。
カフェ自体は9時から18時まで開店していますが、食事をとることのできるランチタイムは15時までとなっている点に注意しましょう。
<星空観賞クルーズ>
夜の沖縄を満喫するのであれば、星空観賞クルーズがおすすめです。
おすすめのツアーは「星空観賞クルーズ 満天の星とティンガーラ(天の川)に感動! 1月~6月頃は日本で唯一の南十字星も」です。
ただし、場所は石垣島で行われるので、石垣島に宿泊する予定のある方向けのツアーですね。
このツアーでは船上で星空を鑑賞し、乗船中はドリンクサービスも付きます。
飲み物はオリオンビール、沖縄限定チューハイ、さんぴん茶、ジュースの中から好きなものを選ぶことができます。
八重山諸島・石垣島では全店で88星座あるうち、84星座を見られるので、石垣島を訪れた際には是非星空ナイトクルーズに参加したいところですね。
水牛車、マングローブクルーズ、星空観賞クルーズ…そんなロマンが詰まった旅がこちら。離島を周遊なんて贅沢です。
¥49,800 -- ANA沖縄離島周遊3日間 星空観賞クルーズほか選べる観光付 https://t.co/OOg6UYReFd pic.twitter.com/7X6xxhrQWM— トラベルズー (Travelzoo) (@Travelzoo_jp) 2017年12月17日
また、目にすることのできた人は長生きできると言い伝えられている1等星・カノーブスや、ケンタウルス座のα星やβ星を眺めることも可能です。
普段は見ることのできない星に囲まれながら、ロマンチックな気分に浸る一夜に癒されたいものです。
<夜カフェrat&sheep>
今週土曜(20日)に、浦添は港川のカフェrat&sheepが7周年を迎えます。
周年祭に伴いまして小さなパーティを行いますので、ご都合よろしい方はお越しください。
参加者は一品持ち寄りで、会費は1,000円でございます。 pic.twitter.com/0wNVOL3Lqr— 喜屋武 諭 (@SatoshiKyan) 2016年2月18日
夜遅くまでゆったりと過ごせる場所と言えば、バーを思い浮べますよね。
でも、沖縄にはバーだけではなく、夜に営業しているカフェもたくさんあります。
その中でも特におすすめできるカフェが、「夜カフェrat&sheep」です。
このお店は金曜と土曜には19時から24時まで開店しているので、夕食後もカフェでのんびりと過ごすことができます。
コーヒーやパフェを提供しているお店ですが、料理を楽しむこともでき、ヤギ料理がこのお店のおすすめです。
評判を呼んでいるメニューは「ピンザハンバーグ」と「ピンザカリーライス」。
rat&sheepで久しぶりのピンザハンバーグ! pic.twitter.com/S7X3HPmSXN
— gisumichi (@gisu_michi) 2018年3月27日
この「ピンザ」という言葉は宮古島の言葉でヤギを意味するものです。
ヤギ肉は普段食べ慣れないものである上に、クセのある肉、という印象がありますが、このカフェのヤギ肉は苦手な方にも食べやすいので試してみる価値がありますよ。
とことんヤギ肉にこだわるオーナーはとても朗らかな方。
ヤギ料理にこだわる理由は、沖縄独特の食文化であり、戦後の食糧難の時代には沖縄に暮らす親世代の命を守ってくれたものであるからだと言います。
歴史的な背景を背負ったヤギ料理は、是非夕食にいただいてみたいものですね。
さらに、オーナーはプロのフォトグラファーでもあり、アートイベントも開催して行きたいという希望も持っているそう。
これからも、変わり続けるrat&sheepで、素敵なひとときを過ごしたいですね。
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<ハンビーナイトマーケット>
ハンビーナイトマーケットらしい。 pic.twitter.com/1oWvkrNvYq
— tokitoki(シャーマネ) (@koh_tokky) 2015年5月17日
ナイトマーケットは沖縄の夜を楽しむことのできるアクティビティです。
毎週末の夜、北谷町北谷ではハンビーナイトマーケットが開催されます。
このナイトマーケットでは持ち寄った古着や食料品が販売されていますが、その他にも屋台が出店されており、軽食やお酒を楽しみながら散策することができます。
中には沖縄B級グルメだけでなく、カラフルなアメリカンスイーツのお店もあるので、本格的なアメリカ食文化にも触れることができますよ。
夕食はレストランで済ませるのも良いですが、ナイトマーケットの賑やかな雰囲気を楽しみながら、B級グルメを堪能することでより一層印象に残るひとときになりますよ。
また、フリーマーケットの出店者は日本人だけではなく、アメリカ軍基地内に住んでいるアメリカ人も増えてきているので、今アメリカで流行っているものやアメリカの状況など、会話を交わすことで様々な情報を得ることができるでしょう。
<首里城の夜景スポット>
沖縄観光で外せない場所を挙げるのであれば、真っ先に首里城が出てくるでしょう。
首里城の観光はたいてい昼間に行なりますが、実はこの場所は夜も楽しむことのできるスポットです。
というのも、首里城にはいくつかの展望ポイントがあり、首里金城町の夜景や首里城のライトアップを眺めることができるからです。
そのいくつかの展望スポットの中でも、特に美しい夜景を望むことのできる場所が「西のアザナ」です。
「西のアザナ」とは、標高およそ130mの城郭の西側に築かれた物見台であり、このスポットからは繁多川エリアや首里金城町エリアの夜景のみならず、ライトアップされた首里城の美しさも堪能することができます。
「西のアザナ」に足を運ぶ人は非常に少ないので、穴場で夜景を見たい方にはおすすめの場所でしょう。
さらに、もう一つ、首里城の美しいライトアップを楽しむことのできる場所として挙げられるのが龍潭池です。
この池は、かつて琉球王国が栄えていた時期に、中国皇帝の使者・冊封使を歓待するための舟遊びが行なわれた場所です。
このスポットから眺める首里城は、まるで闇の上に浮かんだ天空の城のような姿。
女子旅でももちろんのこと、デートでも訪れてみたい場所ですね。
【まとめ】
旅行の仕方は人それぞれ異なりますが、せっかくお休みを取って旅行に出かけるのであれば、夜の時間帯も満喫できる場所に行きたいと思うこともあるでしょう。
でも、いざ旅行に出かけてから夜を楽しめる場所を探しても、なかなか見つかりませんよね。
バーや居酒屋で過ごすという選択肢もありますが、外に出て観光したいのであれば、今回ご紹介したようなスポットを訪れてみてくださいね。
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