一日の大半を仕事に費やすなら、やりたい仕事をしたいですよね。
しかしいざ就活をむかえると「やりたい仕事がない!」と焦りませんか。
でも多くの場合、見つけ方が分からないからそう思ってしまうのです。
上手な見つけ方さえ知れば、やりたいことも鮮明に見えてきます。
そこで今回は就活でやりたい仕事を見つける方法を7つ確認してみますね。
目次
就活でやりたい仕事がない時の適職の見つけ方7選!
就活での企業・職種選びにおいて重要視されるのは、「やりたい仕事を見つけること」です。
でもやりたい仕事を見つけるのは、そんなに簡単なことではありません。
人は成長していくうちに「~ねばならない」という義務感に捉われるようになりますよね。
そのため「ぜひやりたい!」と思う純粋な気持ちに気づかない人も多いのではないでしょうか。
しかし見つけようと思えば、やりたいことは必ず見つかります。
そこで今回は就活でやりたい仕事の見つけ方を7つご紹介しますね。
<ついやってしまうことを思い返す>
やりたい仕事は、じぶんが「ついやってしまうこと」の中にあります。
人との交流が好きで気づくと人の輪の中にいるのなら、たくさんの人に会う仕事をしたいと思うでしょう。
あるいは本を読み、時間があるとつい文章を書いているならば、文章を書く仕事をしたいと思います。
じぶんがついやってしまうことに取り組むと、大変なこともそれほど苦に思わずに乗り越えられます。
努力を努力だと思わずに取り組める仕事こそ、やりたい仕事です。
まずはじぶんに何ができるのか、思い返してみましょう。
ふだん何も考えずに、ふと気づくとやってしまっていることは何でしょうか。
人の相談に乗ること、花に水をやること、時間があれば知らない街を散策すること…。
このような些細なことでも問題ありません。
今日からなんとなくやってしまうことに注意しながら過ごしてみてください。
ついやってしまうことが明らかになれば、じぶんの性格を客観的に見られるようになります。
するとやりたい仕事とそうでない仕事の区別がつくようになるのです。
<取り組んでいると将来を思い浮かべてしまうもの>
取り組んでいると「もっとこんなことをしたい」「今度はこんな方法で試してみたい」「数年後はこうなっていたい」と思うものはありませんか。
将来像を想像してしまうようなことは、やりたいことです。
「もっと先を見てみたい」気持ちがあれば、それが原動力となり仕事のパフォーマンスが上がります。
サークル活動や習い事、趣味に取り組んでいると、「数か月後はこんなことをしたい」と思う瞬間にめぐり会うでしょう。
それをうまく仕事につなげられるか考えてみます。
たとえば留学生を支援するサークル活動に取り組んでいるとします。
外国からの留学生に喜んでもらうために、観光企画を立て、東京の名所をガイドする経験を経て、数か月後は留学生のための旅行企画を立てたいと思ったとします。
この学生にとって留学生の支援はまさにやりたいことです。
これを仕事につなげて考えてみると、この人は留学生支援をする大学職員、あるいは外国人観光客のための旅行企画を行うプランナーなどに向いていると言えます。
「もっと先を見たい」と思えることは何か振り返り、仕事につなげてみましょう。
<幼い頃に好きだったこと、憧れた職業を思い出してみる>
就活の自己分析でよく用いられる方法として、幼い頃に好きだったこと・憧れていた職業を思い出す作業があります。
これもやりたい仕事を見つける方法として有効です。
幼い頃は豊かな感性を持っているので、余計なことを考えず純粋に「よい」と思ったことに取り組みます。
この時期に良いと思ったことは、大人になっても心の奥底で楽しいと感じることです。
たとえば「子供の頃は朝から晩まで外で遊んでいたな」と思い出したら、適度に動き回れる仕事がやりたいことかもしれません。
これに気づけたら、ずっとオフィスで仕事するだけでなく外に出て商談をしたり、営業をしたり、外部との接触の多い仕事を探せます。
小さな頃に夢中になって取り組んだことから、やりたい仕事につなげてみましょう。
<尊敬する人の話を聞いてみる>
尊敬できる人はいるでしょうか。
じぶんにとって尊敬できる人を見ていると、やりたいことが不思議と浮かんでくるものです。
尊敬できる人とは、実はじぶんとの共通点が多いものです。
もちろんじぶんには持っていないものを持っているという理由から、尊敬の対象となることもあります。
でもその人が目指す方向や考え方を素敵だと思えるのは、じぶんの理想の姿と尊敬する人が合致するからです。
尊敬できる人は、じぶんの抱く理想を実現している人なのです。
理想とはまさにやりたいこと。
じぶんの持つ理想(つまりやりたいこと)は具体的にどんなことなのか明らかにするため、尊敬する人の何に良さを感じているか分析すると効果的です。
尊敬する人が身近にいれば、その人と話したり、一緒に行動したりしてみましょう。
尊敬する人が著名人であれば、その人の著書を読んだり、講演会に参加したり、間接的に接触する機会を作りましょう。
これを続けていくうちに、じぶんが何をしたいのか具体的に考えられるようになります。
<たくさんの人に会う>
やりたいことを見つける有効な方法は、たくさんの人に会うことです。
人に会うことで何が好きで何が嫌いか、じぶんの気持ちが手に取るように分かります。
特に「この人はじぶんとは合わない」と思ったときは、じぶんのやりたいことを見つけるチャンスです。
やりたいことを見つけるのは難しいですが、やりたくないことを発見するのは簡単です。
そしてやりたくないことを避けるだけで、やりたい仕事を見つけやすくなるのです。
じぶんとは合わない人の何に違和感を覚えるのか、分析してみましょう。
もちろん「この人は素敵だ」と思える人に会ったときにも、同じようにその人のどんな点に魅力を感じるのか考えます。
この作業を繰返していくうちに、じぶんの価値基準が確立されます。
就活でOBOGに会い、サークル活動のイベントに参加し、たくさんの人との出会いを作ってみましょう。
たくさんの人に会うことで面白いことを紹介してもらえ、それが仕事につながることもありますよ。
<興味を持ったものにすぐ取り組んでみる>
大学の授業内でも、サークル活動でも、趣味でも、もちろん就活でも、さまざまな活動を通して「面白そう!」と思うことがあります。
鉄は熱いうちに打て。
楽しそうだと思ったら、すぐに試してみましょう。
まったく未知のジャンルでも、問題ありません。
じぶんの興味は行動に移さない限り広がりません。
せっかく「面白そうだな」と思えたのにもかかわらず、行動しなかったがために興味の芽を摘んでしまうのはもったいないことです。
じぶんの興味の芽を育てることで、やりたい仕事が見つかるのです。
まずはくだらないことでも、真剣なことでも、ちょっとでも魅力を感じたことは試しに体験してみてください。
たとえ「これはやってみると案外面白くなかった」と思っても、その経験で得たものは思いがけない場面で役に立ちます。
<理想のライフスタイルを考えてみる>
いきなりやりたい仕事を見つけるのは至難の業です。
まずはやりたい仕事を考えるのではなく、理想のライフスタイルを想像することをおすすめします。
働き始めたらどんな生活サイクルを実現したいでしょうか。
あるいは将来どんなライフスタイルを確立したいでしょうか。
理想の生活を紙に書き出してみましょう。
じぶんの好きな場所に住む。
3か月に1度は旅行に行く。
一か所に留まらず、いろんな場所に住みたい。
仕事が終わったあとは、行きつけのバーに行く。
思いつくままに理想を書き出してみましょう。
理想のライフスタイルであれば、そんなに難しく考えずに済みますよね。
すべて書き出してみたら、なんとなくじぶんの好きなことが見えてきます。
安定を好むのか、変化を好むのか、何に価値を感じるか分かります。
それができたら、次はどんな仕事を選べば理想のライフスタイルが実現しやすいか、考えてみましょう。
たとえば一か所に留まらず、いろんな場所に住みたければ、転勤のある仕事が向いています。
じぶんに備わる冒険心を満たせる変化に富んだ仕事であれば、楽しいライフスタイルを確立できます。
じぶんにどんな興味があるのか分からないと思ったら、理想のライフスタイルから考えてみてくださいね。
【まとめ】
やりたい仕事を見つけるために必要なのは、じぶんの心を開いていくことです。
心を柔らかくすることで、「やりたい!」と思える純粋な気持ちが芽生え、就活でもやりたい仕事にめぐり会えます。
心を柔らかくするためにも、今回ご紹介した7つの方法を少しずつ試し、習慣にしてみてくださいね。
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