韓国は大学生にとっては、距離的にも金銭的にも最も行きやすい卒業旅行先です。
美食の国でもあり、グルメな大学生にはピッタリの旅行先。
飛行機で約2時間しかかからず、時間を有効に、航空券代も安くおさえられるのは魅力的です。
今回はお隣の国、韓国の魅力がたくさん詰まった大学生におすすめの観光スポット情報をお届けします。
目次
韓国のおすすめ観光スポットランキング!卒業旅行にいかが?
韓国の見どころは何といってもソウルです。
韓国の都・ソウルは山の多い都市で、その景観は日本では見ることのできない、素朴でどこか懐かしさを思わせるもの。
韓国の伝統を感じられる王宮や伝統家屋の立ち並ぶ地区は見逃せません。
また、多国籍の繁華街といった韓国らしからぬ一面を垣間見ることができるのも魅力です。
また、韓国はグルメな大学生も飽きさせない、美食の国。卒業旅行をグルメ旅にしたい方は、韓国が一番おすすめです。
今回は何としても見逃したくないソウルのおすすめスポットを5つご紹介します。
また、おまけの韓国グルメと冬のあたたか癒しスポットもご参考にしてくださいね。
それでは第5位から見て行きましょう。
第5位:景福宮(キョンボックン)-朝鮮王朝に思いを馳せる
韓国を訪れたら外してはいけない場所、それは景福宮です。
1395年∼1910年まで朝鮮王朝の宮殿として、王が住まう場所でした。
景色が開けており、韓国特有の繊細で素朴・簡素な造りの建築がとても美しい宮殿です。
景福宮の「景福」とは「詩経」に出てくる言葉です。
この「景福」という言葉は、王と王の子孫、人民が幸せを得るという意味の言葉です。
国家の繁栄と幸福の願いを込めて建てられた宮殿なのです。
この宮殿で一際風雅な景色を眺められる場所は香遠亭(ヒャンウォンジョン)です。
香遠亭は19世紀後半に高宗が池の島の上に建てたもので、この池に佇む香遠亭と背後にそびえる北岳山、そして池にかかる橋はまるで桃源郷を思わせる優雅で清々しい趣を匂わせます。
香遠亭は、王と臣下が自然を愛でて詩を詠むことで親睦を深めた、東屋としての役目を持っていたのです。
日本語無料ガイドのツアーや、無人デジタルガイド機器を借りることができます。
私は初めて韓国に訪れた時、日本語無料ガイドの景福宮一周ツアーに参加しました。
景福宮の歴史的背景がよく分かり、歴史を思い浮かべながら見ることができて充実した時間を過ごせました。
第4位:仁寺洞(インサドン)-アートな伝統の街
仁寺洞はソウル・安国駅を出てすぐの場所にある伝統工芸の街です。
メインの通りには骨董品の店や伝統茶屋が立ち並び、一歩路地へと足を踏み入れると、韓国の伝統家屋である韓屋の飲食店が肩を寄せるように集まっています。
夕方になると、どこからともなくギターを持った人が仁寺洞の路地で弾き語りを披露し、のんびりと時が流れる、どこか懐かしい空気が漂います。
仁寺洞で是非訪ねたいお店があります。
ヘビョネコッケ仁寺洞店です。
ここでは、カンジャンケジャンという生ガニの醤油漬けの食べ放題をリーズナブルな価格でいただけます。
マッコリと一緒に味わうカンジャンケジャンは本場韓国で楽しむのが一番です。是非お試しくださいね。
第3位:北村韓屋村(プッチョンハノクマウル)-ソウルの高台に広がる伝統家屋の街
安国駅を出て、仁寺洞とは反対の方向(安国駅の北側)をしばらく進んでいくと、韓国の伝統家屋の広がる一帯に行きつきます。
ここは北村韓屋村と呼ばれる地区で、韓国の伝統工芸や伝統茶屋、ハンドメイド雑貨店、カフェ、高級宿などが集まる閑静な一角です。
高台にある場所なので、北村韓屋村を歩いているとソウルの街の景色が遠くまで見渡せます。
この北村韓屋村に訪れたら、是非とも「北村展望台」に行きましょう。
ここは隠れ家的展望台で、ちょっとした飲み物をいただきながら、北村韓屋村のひしめき合う屋根とソウルの街の景色が一望できます。
私が訪れた時は、夕方、日の暮れる時間帯で、夕焼けに映える昔ながらの町並みとモダンなソウルの街のコントラストが素敵でした。
やはり夕暮れ時がおすすめですよ。
仁寺洞を訪れた時には、セットで北村韓屋村にも足を運びましょう。
第2位:梨泰院(イテウォン)-多国籍な異文化に触れる
梨泰院は龍山米軍基地に隣接する、様々な人種の人々が集まる街。
イスラーム中央聖院というイスラーム教のモスクも、見学可能な有名なスポットです。
ここでは、様々な国の料理を楽しむことができます。
おすすめのお店は、サントリーニというギリシャ料理店です。
エーゲ海を思わせる雰囲気のお店なのですが、夜の時間帯に行くとよりムードがあり楽しめます。
サントリーニでは、ラム肉・豚肉を使った料理が美味しくいただけます。
また、梨泰院にはおしゃれなバーも多いので、サントリーニで夕食を済ませて、近くのバーに行くのは繁華街ならではの格別な楽しみ方です。
第1位:漢江(ハンガン)-ソウルを見守る美しい川
夜の漢江はとても静かで、川面に映った夜景が目を見張るほど美しいものです。
漢江はソウルの中心を東西に流れる川で、韓国では最も有名な大河です。
この漢江沿いには12か所の市民公園が点在しており、散歩やサイクリングを楽しむ地元の人の姿をしばしば目にします。
おすすめは、夜の散歩ですが、3月の卒業旅行の季節はまだ寒いので、昼間にサイクリングを楽しむと地元気分を味わえるので楽しいです。
12か所の漢江市民公園のうち仙遊島以外はレンタルサイクルが予約不要で利用できます。
貸し出しの際にはパスポートが必要なので忘れずに持っていきましょう。多少の変動はあると思いますが、私が訪れた時には1時間につき3000ウォンでした。
それでは、最後におまけのグルメと冬のあたたか癒しスポットについてご紹介します。
・おすすめ韓国グルメ サムギョプサル
韓国には至る所にサムギョプサルを楽しめるお店があります。サムギョプサルとは、豚の三枚肉の焼き肉のことです。
韓国では焼いたサムギョプサルをサンチュと呼ばれるレタスのような葉に包んで食べます。
日本でも食べられますが、本場では日本と比べ物にならないほど安く、美味しくいただけるので、とてもおすすめですよ。
参鶏湯(サムゲタン)
サムゲタンは冬に食べたい韓国料理です。
これは、若い鶏を丸々一匹使ったもので、もち米を詰めた鶏肉を高麗人参やナツメなどの薬膳素材を入れたスープで煮込んだ料理です。
薬膳料理なので体に優しく、辛くない韓国料理なので誰にでもおすすめできる韓国グルメです。
サムゲタンを食べて、体の芯まで温めてください。
マッコリ
マッコリはお米のかすかな甘さが残る美酒です。
日本で飲むマッコリよりも韓国のマッコリは数十倍美味しいです。
韓国でも地域によってマッコリの味は異なりますが、とくに、ソウルの飲食店で出される、炭酸入りのマッコリは美味です。
韓国土産としてもとても喜ばれるお土産なので、よいマッコリを見つけたら手に入るのも良いでしょう。
・冬のあたたか癒しスポット チㇺジルバン
チㇺジルバンとは日本でいうスーパー銭湯のような施設です。
韓国のチㇺジルバンの特徴は、1つのチㇺジルバン施設に温度の異なるサウナが幾つかあるという点です。
サウナで汗をかいた後に、スパできれいさっぱりと洗い流す時の気分は爽快です。
また、サウナはもちろん、チㇺジルバン施設内はほどよく温かいので、肩こりに効き目があります。
一週間は肩こりには悩まされません。
凝り性の私がおすすめする施設です。
【まとめ】
冬から春先の韓国は凍りつくほど寒い時期ですが、情熱の国・韓国の熱気と辛く美味しい食事(辛くないものもあるのでご安心ください)で寒さは全く感じません。
ソウル市内は様々なエリアがありますが、今回ご紹介したエリア以外でも、韓国の大学(特に延世大・弘大・梨花大)周辺にある学生街は楽しめます。
寒い韓国で温かい思い出を作る卒業旅行になると良いですね。
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