普段から人々で賑わう吉祥寺。お花見の季節を迎えてより一層その活気を増します。
広大な敷地を持ち、徳川家光や皇室とも縁のあった地、井の頭恩賜公園の桜はその活気のなかでも人々を癒し続けています。
今回は、井の頭恩賜公園のの2019年の桜まつりの楽しみ方や夜桜のライトアップの時間帯や見所、ボートの混雑状況についてご紹介いたします。
目次
井の頭恩賜公園の夜桜ライトアップの時間帯や見所は?
井の頭恩賜公園の桜まつりについて
井の頭恩賜公園は「日本さくら名所100選」に選ばれており、毎年約65万人、東京都内20位の人気を誇ります。
現地から生レポート♪
～東京 桜中継④〜
井の頭恩賜公園です♪
白鳥の渋滞、発生中☆#ANA桜中継 pic.twitter.com/X8DhP6iIlR— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) 2016年3月31日
園内ではソメイヨシノ、ヤマザクラなで約500本の桜が咲き、井の頭池を取り囲む約250本の桜は多くの人々を惹きつけます。
この公園には歴史があり、三代将軍徳川家光が「井の頭池」と命名したそう。名前の由来は「上水道の水源」あるいは「このうえなくうまい水を出す井戸」という2つの説があります。
明治時代、井の頭池以外の敷地は皇室の所有地でしたが、1913年にその土地を拝借して井の頭恩賜公園が誕生したのです。天皇からの贈り物であるため、恩賜公園と名付けられたのですね。
アクセス
電車の場合、JR中央線で吉祥寺駅から徒歩５分、あるいは京王井の頭公園駅から徒歩1分です。
車の場合、中央道調布ICから都道114号経由20分、または中央道高井戸ICから井の頭通り経由20分です。
井の頭恩賜公園の桜まつりの特徴やおすすめポイントは？
ライトアップ
井の頭公園ではライトアップは行われていませんが、園内に園路灯が設置されており、街灯の光で十分夜桜を楽しむことができます。
ボート
井の頭公園の桜を見に行くのなら、ボートからのお花見はおすすめです。土日混雑は避けられませんが、１時間ほどの待ち時間でご利用いただけそうです。
また狙い目の時間帯は平日の午前中で、ボートに乗ってみる景色は価値あるものです。
ボートは3種類あり、ローボートは大人3人まで60分700円、サイクルボートは大人2人小人1人まで30分600円、スワンボートは小人2人で30分700円です。営業時間は10:00から17:50となっています。
ボート乗り場付近にはしだれ桜があり、こちらも見ごたえがあります。
スポーツランド
井の頭恩賜公園内にはスポーツランドがあり、小さなお子様の楽しめる場所となっています。営業時間は9：30～16：30で月曜日が定休日です。
料金は、動物行進・ティーカップ・メリーゴーランドなどが100円、木馬類が50円です。
売店
軽食などは9:30から17:00の間に七井橋横のボート売店で販売されています。
ちなみに、井の頭恩賜公園では井の頭池への不法投棄や騒音、治安の悪化により市民からの苦情が多いため、公園内では露店やパフォーマンスが認められていません。
周辺情報
吉祥寺繁華街の「ミートショップサトウ」のメンチカツ、小ざさ」の和菓子はお土産におすすめです。
また、三鷹の森ジブリ美術館も近いので、お子様のいらっしゃる家族連れには最適です。
<井の頭恩賜公園の桜まつりはいつからいつまで？
本日（3/26）は、月曜日ですが、開園します。園内は桜も見ごろ。井の頭恩賜公園の池の周りもきれいですが、こちらでも落ち着いてご覧いただけますよ。動物と桜、両方お楽しみください。 pic.twitter.com/kgNIKaRSIB
— 井の頭自然文化園［公式］ (@InokashiraZoo) 2018年3月26日
井の頭恩賜公園では特に桜まつりの開催はされませんが、桜の見頃は3月上旬から4月下旬と比較的長めです。
というのも、園内の西園にシダレザクラ、ソメイヨシノ、八重桜など多品種の桜が植えられているためです。
井の頭恩賜公園の桜まつりの宴会や場所取りは
？
井の頭恩賜公園は桜の季節、とても混雑するため、朝8時には到着するようにしましょう。
また、満開時には平日・土日関係なく園内は混み合います。
ここでは混雑する人気な場所と、穴場を紹介します。
井の頭公園内の人気スポットは井の頭池の位置している東側に集中しています。
まず一番人気な場所は音楽堂付近です。
井之頭公園の武蔵野音楽祭♪たいへんにんげんやっぱ好きー！音楽も風も気持ちいー！ pic.twitter.com/VA2V8HIWzb
— Dorlis (@mitsu_dorlis) 2015年5月30日
よくテレビにも映し出される場所です。
この場所でお花見を考えているのであれば、始発に乗り、6時頃から場所取りをしましょう。
次に人気なのが井の頭池の側にある日本庭園付近です。
日本庭園から井の頭公園駅に向かう池に沿って、たくさんの桜が植えられています。
そして気になる穴場は西園や御殿山付近です。
人気スポットほど本数はありませんが、人も少なく、立派な桜の花を観賞できます。
しかし、場所取りの際は念のため、こちらも早めにおさえておくと安心です。
最後に場所取りのコツをご紹介します。
井の頭恩賜公園での宴会は22:00までと決められています。
22:00になると宴会しに来ている方が宴会を終えるので、そのグループの幹事の方に「次にこの場所を譲っていただいても良いでしょうか」と伝えて場所を取っておくと翌日も安心できます。
その際、段ボールなどに場所取りしてあることを書いておくと場所を取られずに済みます。
駐車場
60台収容できる有料駐車場があります。
普通車は最初の1時間は400円、以降30分ごとに200円掛かります。障害をお持ちの方や低公害車には割引制度が適用されます。
トイレ
トイレは園内に15ヶ所設置されています。
【まとめ】
井の頭恩賜公園は吉祥寺などおしゃれな街からも近いのでお花見のついでにお店を開拓してみるのも楽しみの一つです。
吉祥寺駅を降りた時から混雑していますが、井の頭恩賜公園の桜を見れば混雑の苦労も吹き飛びますよ。
最後に、この記事を読んで役に立ったと思ったら、SNSなどで是非シャアしてみてください。
また、面白かった点や意外だった点、こんな記事も書いてほしいというコメントがあれば、どうぞお気軽にお知らせください。
皆さまのコメントを参考に、より良い情報を発信してまいります。