女子一人旅の宿泊先でおすすめできるのが、ゲストハウス。
一人で宿泊することに多少の抵抗があるかもしれませんが、ゲストハウスに泊まる際にはそのような心配は無用です。
一人客が多いので、人との交流も多く、得るものが多いのです。
友達と行く旅行であまり泊まる機会のない沖縄のゲストハウスには、どのようなものがあるのでしょうか。
目次
女子一人旅で泊まりたい!沖縄のゲストハウス4選とは!?
女子一人の沖縄旅行は気ままで自由。
誰にも気を遣わなくていい一人旅だからこそ、できることはたくさんあります。
宿泊先も例外ではありません。
友達と一緒に出かける時には、あまり泊まることのないゲストハウスに宿泊できてしまうのです。
最近、若い世代を中心に大きな人気を呼んでいるゲストハウスは、まさに″住むように旅する″ことのできる宿泊施設であり、沖縄にも個性豊かなたくさんのゲストハウスがあります。
今回は、このゲストハウスにスポットライトを当ててみますね。
どのゲストハウスも全く異なる特徴・雰囲気を持つので、お気に入りを選び、泊まってみてください。
<ごーやー荘>
一人旅やバックパックの旅が好きな人は、沖縄の昔ながらの瓦屋根の民家に泊まることに大きな憧れを抱くのではないでしょうか。
その夢を叶えてくれるのが、古民家風の宿、ごーやー荘です。
ごーやー荘は沖縄のおばあの家に遊びに来たような、懐かしい雰囲気を楽しめる宿。
この民家は築50年になるものであり、瓦屋根と木の温もりに包まれた部屋が好評です。
ゴーヤー荘は多くても13人しか宿泊することのできないゲストハウスであり、お客さん同士の交流やスタッフとお客さんの交流を大切にしているので、一人旅には最適な空間ですね。
お部屋は、ドミトリー・個室・グループの3つのタイプに分かれていますが、どれも1人につき、1泊2000台~3000円台となっています。
また、ゲストハウスは素泊まりプランが多いため食事は提供されていませんが、ここでは「簡単朝食プラン」があります。
宿泊費とは別途に、100円のミニサイズ沖縄そばや無料のちんぴん(沖縄風の黒糖クレープ)をいただけます。
さらに、沖縄ならではの体験教室も開かれており、夕食に沖縄料理作りを有料で体験できてしまいます。
沖縄の一般家庭で作られるソーキそばやゴーヤーチャンプルーなどのレシピを現地の方から直接教わることのできる貴重な体験ですね。
1食あたり700円なので、お財布にも優しい点が嬉しいものです。
そして、ゴーヤー荘では初心者向けの三線教室も開かれています。
この教室では、沖縄民謡居酒屋で数々の公演をこなし、エイサーの地謡でも活躍している実力派女性唄者のKIKOさんに教えていただくことができます。
沖縄のおばあの家のような古民家にて、三線まで習うことができたら、印象的で申し分のない沖縄旅行を楽しむことができるでしょう。
この他にも、「ウッド三線制作体験」、「吹きガラス体験」、「シーサー制作体験」、「シーカヤック&シュノーケリング カヤックフィッシュング」、「ダイビング」、「牧場体験」のオプションを付けることができるので、滞在を充実させたい方にはおすすめのゲストハウスですよ。
<民宿海山木(みやぎ)>
のんびりと沖縄時間を過ごしたい方におすすめのゲストハウスは、民宿海山木です。
このゲストハウスは沖縄本島最北端部に位置する国頭村の山の中にひっそりと佇んでいます。
これほどの田舎で、退屈してしまわないのかと思ってしまいますが、いざこのゲストハウスに訪れてみれば、そんな心配は無用です。
この宿の建物から料理、オーナーの方に至るまであらゆるものが魅力で一杯だからです。
それらの魅力的なものの一つとして挙げられるのが内装です。
特に民宿海山木は談話室が個性的。
一般的に、どのゲストハウスにも談話室がありますが、海山木の談話室はまるで図書館のような空間になっているのです。
ここには歴史書や漫画、小説、旅行雑誌などあらゆるジャンルの本が並べられています。
これなら、雨が降って外に出ることのできない日にも退屈しませんね。
お話が面白いと評判のオーナーさんは、読書家なのでしょう。
さらに、このゲストハウスで注目したいのが岩風呂です。
普通ゲストハウスにはシャワーは付いていますが、湯船に浸かることができないことがほとんどです。
まして、沖縄は温泉が少ない場所なので、岩風呂自体が非常に珍しいものです。
海山木の岩風呂からは、外の緑を眺めることができ、自然に癒されるひとときを過ごせます。
ただ、この岩風呂のお湯は温泉ではなく、水を沸かしたものとなっています。
また、予約制となっているので、湯船にしっかりと浸かって旅の疲れを癒したい方は、忘れずに予約を入れるようにしましょう。
そしてお楽しみは夕食です。
沖縄料理はレストランで飽きるほどいただくことができますが、やはり地元の方が家庭で作るものが本物です。
海山木では地元の食材をふんだんに使った、オーナー手作りの沖縄料理を満喫することができますよ。
<SANDS HOUSE>
ここまでは″THE・沖縄″といったイメージの強いゲストハウスをご紹介してきましたが、この項目では一変して、アメリカンテイストのゲストハウスを見てみましょう。
「SANDS HOUSE」と呼ばれるこのゲストハウスは、沖縄本島宜野湾市の高台に位置しており、東シナ海を臨みます。
このゲストハウスはもともと外人住宅を改装したものであり、現在のオーナーのおじいさんが米軍の司令官として建てた米軍ハウスであったそう。
この場所は普天間基地からも近いので、このゲストハウスが米軍の施設であったことにも頷けますね。
沖縄の外人住宅は、戦後の沖縄の歴史を知るためには大切な文化財なので、歴史を知るために泊まるのも良い経験になりますね。
内装はまるで、アメリカのホームステイ先の家族の家のような、アットホームな雰囲気。
他のゲストハウスと比べ、非常に洗練されており、ゲストハウスとは思えないほどに清潔感溢れる空間です。
リビングルークやキッチンも用意されているので、″住むようにしながら旅をする″ことのできるひとときを過ごせる点が魅力的ですね。
利用料金については1泊15,000円とホテル並みのお値段がかかりますが、快適さはゲストハウスの中でも群を抜いており、かつホテル宿泊では満喫することのできないアットホームな雰囲気の中でのんびりと過ごすことができますよ。
ホテルの代わりに、一泊だけこのゲストハウスに泊まるのも良いでしょう。
SANDS HOUSE周辺もやはり異国情緒あふれる地域となっており、トロピカルビーチ、アラハビーチ、サンセットビーチ、そして北谷アメリカンヴィレッジなどの観光地が点在しています。
<ゲストハウス あかちち>
「青の洞窟」で知られている恩納村には、「ゲストハウスあかちち」があります。
このゲストハウスはダイビングスポットである「青の洞窟」から徒歩で5分しかかからない場所にあり、ダイビングを楽しみたい方にはおすすめのゲストハウス。
ロッジ風で温かみのある室内が特徴的で、部屋はたった2部屋とこぢんまりとしています。
そもそも2部屋しかないので、ゲストハウスであってもプライベートな旅を楽しみたい方にはぴったりの宿ですね。
このゲストハウスでは朝食が付いており、洋食と和食を日替わりでいただくことができます。
和食は、沖縄の家庭料理が中心で、自家製の収穫物や沖縄県産の食材を使用した、野菜中心の健康的な朝ごはんです。
また、洋食で提供されるパンは手作りなのだそう。
心のこもったご飯を朝早くからいただくことができるなんて、ありがたいですね。
宿泊料金は2名で1室、7,500円(ただし、5月~10月は8,500円)となっています。
ツインベッドの洋室にテラス席も付いており、観光で疲れた時にはこのゲストハウスに戻ってゆったりと体を休めることができますね。
あかちちを経営されているご夫婦は、趣味である旅がきっかけで、素敵なゲストハウスを作りたいと思い、開業に至ったのだそうです。
沖縄の旅を応援してくれるゲストハウスであれば、心に残る印象的な旅となることでしょう。
【まとめ】
ゲストハウスは、ホテルや他の宿泊施設とは異なり、一層地元の生活を身近に感じつつ、人との交流を楽しめるタイプの宿です。
一人旅では、ゲストハウスを利用して、自分の意識を旅行先の土地に向けたいものですね。
沖縄には本当にたくさんのゲストハウスが無数に点在していますが、どの土地に泊まって、どんな雰囲気のゲストハウスに泊まるか、調べて決めてみるのも旅行の醍醐味ですよ。
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