沖縄にはガイドブックだけでは伝えきれない魅力が詰まっています。
定番・穴場・離島の3つのプランを立てて観光することで、その魅力に触れることができるはず。
今回は女子旅におすすめのプランについて、これら3つの分野に分けてご紹介します。
沖縄初心者も、何度か足を運んだ方も、より深く沖縄の魅力に触れる旅に出ましょう。
目次
沖縄で女子旅を楽しむ定番や穴場、離島の観光イベントスポットを紹介!
南国の島であっても、それぞれの色が光るものです。
沖縄にも、この土地ならではの独自性が備わっており、様々な表情を見せてくれる。
行く場所によって、全く異なる様相を見出すことのできるこの土地には、どのような魅力があるのでしょうか。
今回は、ユニークな沖縄を心ゆくまで楽しめる、女子旅におすすめのプランを3つご紹介しましょう。
プランは「竹富島プラン」「沖縄本島定番プラン」「沖縄本島穴場プラン」です。
まずは、「沖縄本島定番プラン」から見ていきましょう。
<沖縄本島定番プラン>
沖縄に一度も行ったことがない。
その場合は、沖縄全体を概観するために、定番の観光プランを立ててみると良いでしょう。
何度か足を運ぶと定番は飽きてしまいますが、初めて訪れる場合は、ありきたりな観光場所もその土地の縮図となり、なんとなく旅行先の雰囲気をつかむことができます。
それでは、代表的な観光スポットを確認してまいりましょう。
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・首里城
沖縄全体で一番の観光先といったら、首里城が真っ先に挙がるでしょう。
首里城は沖縄戦で焼き尽くされてしまいました。
被害は甚大であり、1945年の米軍の攻撃により全焼しています。
敗戦後、その焼け跡は琉球大学のキャンパスとなりましたが、復元作業が開始され、今日の首里城が存在するのです。
2000年には世界遺産にも登録されており、朱色の宮殿を一目見ようと足を運ぶ観光客が絶えません。
中国と日本、東南アジアの貿易中継点となった沖縄が、いかに文化を融合したのか。
この疑問について、建築の面で探ることができるので、建築文化に興味のある方にもおすすめの観光先です。
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・国際通り
観光客で賑わう那覇市内随一の繁華街と言えば、国際通りです。
この通りは全長約1.6kmに及ぶ通りであり、多くの商店や土産物屋がひしめき合っているエリアとして知られています。
観光客が多く集う場所ではありますが、実は地元の方が深い思いを寄せる場所でもあります。
というのも、国際通りは<奇跡の1マイル>と呼ばれており、何もかも失い果てた終戦直後の沖縄が″復興″の2文字を遂げた証だからです。
ショッピングを楽しみながらも、沖縄がここまで発展したことにぼんやりと思い馳せ、歩いてみませんか。
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・美ら海水族館
美ら海水族館と聞くと、あの巨大水槽を思い浮かべるかもしれません。
この水族館は沖縄本島の西北部に位置する水族館で、2002年に開園した比較的新しい施設です。
この水族館の一番の見どころは、やはり話題になったジンベエザメでしょう。
全長8.7mにも及ぶジンベエザメを、水族館で目にできるだけでも稀な経験です。
しかし、美ら海水族館の試みはそれだけにとどまりません。
世界初の挑戦として、ジンベエザメの繁殖を目指した複数飼育を実現し、謎に包まれた彼らの生態の解明に取り組んでいるのです。
このジンベエザメが飼育されている水槽が、まさに人口に膾炙した巨大水槽「黒潮の海」です。
完成当時は、ギネスブックに載せられましたが、2008年にはドバイ水族館に追い越されてしまいました。
しかし、いざ迫力満点のアクリルパネルを眺めてみると、世界第一級の技術に感嘆せずにはいられません。
是非一度、自分の目で見ておきたい水族館です。
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<沖縄本島穴場プラン>
「沖縄=首里城」、「沖縄=国際通り」、沖縄から連想するイメージはこのようなものでしょう。
しかし、沖縄最大の魅力は定番スポットではない場所に潜んでいるものです。
定番スポットは多くのガイドブックやサイトでも紹介されているので、この項目では定番の日陰に潜んだ、とっておきの場所をご紹介しましょう。
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・ガンガラーの谷
太古の面影をにじませる谷が、沖縄本島の南部にあります。
この谷は数十万年も前に形成されていた鍾乳洞が崩れてできたものであり、考古学的・民俗学的な価値を持つ場所として注目されています。
実際、ここでは日本人のルーツとされている港川人の発掘調査が2007年から行なわれており、この付近に存在した人類の生態が年々明らかになっているのです。
ガンガラーの谷の見学は、出発時間が指定された定員制となっており、事前予約が必要です。
所要時間はおよそ1時間20分となっています。
ツアーには専任ガイドが付くので、この谷の歴史・自然について詳らかな情報を聞きながら、有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
・壺屋やちむん通り
壺屋やちむん通りなぅ pic.twitter.com/zQ2tTN1OlP
— にょる。 (@W53SA) 2013年3月28日
那覇市内、観光客でにぎわう国際通り付近には、壺屋やちむん通りと呼ばれる焼き物の街があります。
この街は歴史が古く、およそ330年前、琉球王府が琉球王国各地に散在していた陶工を1か所に集めたことがその起源となっています。
多くの陶器のショップ・工房が立ち並ぶ場所であり、陶芸好きであれば時間があっという間に過ぎてしまうでしょう。
また、壺屋通りは大戦中の戦禍を逃れた稀なエリアでもあるので、戦前から残る登り窯や陶工の住居を心ゆくまで見学することもできます。
・青の洞窟
沖縄本島中央部に位置する恩納村・真栄田岬には日本の【青の洞窟】があります。
この場所ではシュノーケリングを楽しむことができます。
シュノーケリング自体は沖縄のアクティビティの代表ではありますが、このような神秘的な場所では一際海の魅力に浸ることができるはずです。
各会社で様々なツアーが用意されていますが、一つのグループにインストラクターがつくプランが初心者におすすめです。
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<竹富島プラン>
俗化されていない沖縄の原風景を心のフレームに収めたい。
そう思ったら、竹富島へまっしぐらです。
竹富島はとても小さな島で、周囲はたった9kmほどしかありません。
しかし、この島ほど沖縄のエッセンスが凝縮された場所は他にありません。
日本の重要伝統保存地区に指定されていることからも、この島が古来の沖縄の姿をとどめていることが窺い知れるでしょう。
それでは、竹富島の観光場所について確認してみましょう。
・安里屋クヤマの生家
安里屋ユンタ聴いてたら竹富の安里屋クヤマの生家訪ねたのを思い出した pic.twitter.com/jvxo0o2xfF
— kyotrain (@Kyo_train) 2017年11月14日
三味線の軽快な旋律で奏でられる沖縄民謡「安里屋ユンタ」を知っている方も多いでしょう。
なんとなく聞き流すこの民謡は、18世紀、竹富島に実在した絶世の美女、安里屋クヤマを歌ったものです。
この安里屋クヤマという人物はその美貌により男性を虜にし、絶えず求婚されましたが、竹富島に留まることを選び、独身を貫いた気丈な女性でした。
現在もこの家は末裔の住居となっているため、中を見学することはできません。
大好きな八重山民謡「安里屋ユンタ」の歌詞に出てくる『安里屋クヤマの生家』✨
久々に来たら中に入れるようになっててビックリ!
しかもお店まで。。#竹富島 #安里屋クヤマの生家 pic.twitter.com/OCXElDjOAT
— ゆきいた (@swantonebomb) 2016年9月29日
しかし、今も残る美しい石垣は彼女が畑仕事の帰り道に拾った石で積み上げたもの。
この石垣を見て、彼女が竹富島に寄せた想いを想像してみるのも訪問の醍醐味ですね。
・カイジ浜
「星の砂」を拾い、ロマンあふれるひとときを過ごせる浜、それがこのカイジ浜です。
ここは、潮の流れが非常に速く、遊泳禁止ではありますが、国立公園に指定されている貴重な浜として知られています。
この「星の砂」、実は″有孔虫″と呼ばれる虫の殻が堆積したものなので、ちょっとグロテスクですね。
砂浜に手のひらを押し付けて星の砂を集めることができますが、国立公園となっているため、砂ごと掬い取って持ち帰ることは禁止されています。
ただし、売店で購入することはできるので、そちらで星の砂を購入しましょう。
・喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)
「やらぼ」の隣の喜宝院蒐集館は、日本最南端のお寺がある場所。
中に入っても誰もおらず、拝観料は勝手に置いていくスタイル。
中は歴史資料館のようになっていて、その一角(?)にお寺エリアがありました。資料館としてはとても見応えがありました。 pic.twitter.com/MjWVeXiKMr— むらさん (@gypsy_mura3) 2018年2月12日
民俗学が好きな方には「喜宝院蒐集館」はたまらなく面白いはずです。
この蒐集館には焼き物「ばなり焼」や八重山地域の祭事で使用される仮面、民具や米軍占領時代に発行されていた軍票など、数々の希有な品を見物することができます。
ちなみに喜宝院は1949年に開かれた日本最南端のお寺であります。
研究者も多く来館する場所なので、現地の文化に触れたい方には申し分のない訪問先となるでしょう。
【まとめ】
今回は、定番・穴場・離島の3つを軸にして、沖縄の観光地を様々な角度から探ってみました。
このように分類し、沖縄の観光地を見てみると、一口に沖縄と言っても様々な表情を持っていることに気づくものですね。
文化・歴史・自然・アクティビティなど様々なジャンルを堪能できるので、何度訪れても飽きずに観光できるのも沖縄の魅力です。
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