就活は仕事を得られるか否かの挑戦、つまり自立して生活するための戦いです。
それだけに志望企業の選考では失敗したくはありませんよね。
そのためにも失敗する人の特徴を知っておくことで、じぶんも気をつけられます。
失敗例を反面教師にすれば、本番で成功する確率が高まります。
この記事では就活に失敗する人の特徴を確認していきますね。
目次
就活で失敗する人の特徴!失敗例を反面教師に内定を勝ち取ろう!
就活ではいくら多くの企業を受けても失敗する人と、内定をいくつももらえる人に分かれます。
もちろん就活という道を選んだからには、内定をたくさん勝ち取りたいですよね。
そのためには成功する人の特徴を把握するのも大切ですが、逆に失敗する人の特徴を知っておくとためになります。
なぜなら失敗する要素がじぶんにないか、客観的に確認できるからです。
失敗する要素があるなと思ったら、本番では気をつけることができますよね。
そこで今回は失敗を未然に防ぐためにも、就活で失敗する人の特徴を5つ見ていきましょう。
① 就活の他にやりたいことがある人
就活で内定をもらうには、それなりの準備時間や労力、気力、集中力が必要です。
そのため就活一本に集中する学生は多いですよね。
しかし就活の他にもやりたいことがある場合、2つあるいはそれ以上の活動を並行して行うことになります。
就活に対する気持ちと、やりたいことに対する気持ちが同じくらいで、要領よくこなせるなら問題ありません。
しかし就活よりやりたいことへの気持ちが勝っていると、就活の最中もそちらに気を取られてしまいます。
就活一本に集中している学生を見てきた面接官の目はだませません。
「この学生は気が散っているな」と見破られ、面接で落とされてしまいます。
就活のほかにやりたいことがあり、両立できる自信がないのなら、就活中はやりたいことを一旦休止しましょう。
あるいは就活で内定をもらうのではなく、やりたいことを仕事にして生きる方法もあります。
すべてをじぶんでマネジメントし、責任を負う覚悟があるのなら、就活を選ばずにじぶんのやりたいことで生きるのも手です。
他にやりたいことがあって、いまいち就活に魅力を感じない。
それは悪いことではありません。
面接官には落されるかもしれませんか、じぶんには別の道があるというサインでもあるのです。
② 組織内で人間関係を築くのが苦手
企業や組織では協調性が重視されるため、上手に人間関係を築けそうな学生が内定を獲得します。
逆に言えば就活で失敗する人は協調性のない人です。
協調性のなさはそれぞれの企業によって定義が異なりますが、共通して「特定の組織内で人間関係を築くのが苦手」ということです。
企業などの組織では、職員・社員同士が団結してプロジェクトを進めます。
またお互いがスムーズに仕事できるように、打ち解けた関係を築く必要があります。
しかし人と関わるのが苦手だと、仕事する上でお互いの関係がぎくしゃくしてしまいます。
組織内の人間関係がぎくしゃくすると、業務やプロジェクトがスムーズに進められず、全体の業績が下がります。
このような事態を防ぐためにも、協調性のある学生が就活の場で評価されるのです。
でもじぶんの性格上、人と関わるのが本当に苦手なケースだってありますよね。
最近では大人の発達障害も注目されています。
人と関わるのが難しい場合、その人自身の性質上上手に人間関係を築くこと自体が高いハードルとなり得るのです。
「じぶんは直接人と協力して働くよりも、1人で仕事するのに向いている」と思ったら、それほど人と関わらずに済む職種を選ぶのもおすすめです。
また発達障害である、あるいはその疑いがある場合も、企業によっては積極的に採用してくれます。
多様性に重きを置く組織であれば、入社後もじぶんを偽らずにのびのび働けるのです。
③ 長期的な目標を持っていない人
それぞれの企業は一瞬の利益を求めるのではなく、長期的な目標を掲げて業務を遂行しています。
短期目標だけに捉われている企業は、数十年後の時代の変化に対応できず、淘汰されていきます。
それは企業ばかりではなく、NGO・NPOなどの組織にも言えることです。
長く続く組織は長期的な目標のもとに動いているのです。
それゆえ長い目で未来を見通せない、あるいはそのような視点を持とうとしない学生は、生き残りをかけて未来へ向けた価値を作りだそうとする企業・組織にとって魅力的に見えないのです。
もちろん長期的な目標を立てず、黙々と業務を遂行する職種を目指す場合は、話がまた変わります。
しかし今や情報が溢れ、変化のめまぐるしい時代の最中、未来を見据えずに済む仕事はほぼ無いと言ってよいのです。
日本古来の伝統産業でさえ、これからの時代のニーズに応えるため、変化を余儀なくされているのです。
ふだん未来について考える習慣がないなら、先を読んで行動するよう意識してみましょう。
面接やエントリーシートでは、その企業・組織で将来どんな仕事をしたいか必ず言及するようにしてみてください。
④志望企業のことリサーチしないまま選考に臨む
就活の選考を勝ち抜くには、業界研究・企業研究が不可欠です。
そのため志望企業のことをリサーチしないまま、選考に臨むのは無謀です。
ほとんどの学生が当たり前のように企業研究に取り組みますが、なぜ研究が必要なのでしょうか。
なぜなら企業は事業に興味を持ってくれる学生を社員にむかえたいと考えているからです。
企業に興味を持って知ろうとする学生ほど、その企業に貢献してくれる可能性が高いのです。
それだけでなく、少なくとも学生側は「この企業はじぶんに合う」と思って選んでいるため、ある程度マッチングできているのです。
さらに企業のことをよくリサーチしていれば、入社後に何をやりたいか明確になります。
将来を鮮明に描ける学生は、面接の場においても突出して魅力的に映ります。
企業リサーチは自己アピールするための大事な土台となるのですね。
リサーチなしの自己アピールは単なる自己紹介あるいは自慢話になりかねません。
企業が必要としている人物とはどんな人物か調べる、それが企業研究の一番の目的なのです。
⑤ お金だけが目的で就活する
人が生きるためにはお金が必要です。
そして仕事はお金を得るための一番の手段です。
お金をもらうために仕事をする。
お金持ちになりたいから、お給料の良い仕事を選ぶ。
このような考えを持って仕事を選んでも全く問題ありません。
それも1つの価値観です。
ただ企業側は、お金以外の業務自体にも魅力を感じてほしいと思っています。
なぜならお金だけを目当てに仕事する社員よりも、仕事自体に惹きこまれて活動する社員の方が長い目で見て成長するからです。
業務に惚れ込む社員が多いほど、企業全体が発展します。
将来有望な企業として成長し続けるためにも、面接では仕事自体に魅力を感じている学生を選びたいのです。
志望理由や将来の展望について質問すれば、その学生が収入だけを目当てにしているのか、業務に興味を持っているのか一目瞭然です。
たとえ収入に惹かれて選考に臨むとしても、業務自体にも興味を持っていることをアピールしてみてくださいね。
【まとめ】
企業の面接官はたくさんの学生を見てきているので、人を見抜くことに長けています。
学生のちょっとした発言や、受け答えの様子を見て、本当に企業とマッチするか分かってしまうのです。
まずはそもそも就活がじぶんに合った仕事探しの手段なのか、考えてみましょう。
その上で就活を通して職を得るのが合うと思ったら、企業研究をしっかりと行い、長期的な展望を持って就活に臨みましょう。
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