2019年は隅田川花火大会が42回目を迎える記念の年です。
打ち上げ数は20,000発ほどです。
また、隅田川花火大会は穴場スポットの多い点も特徴で、市民協賛の申し込み方法と倍率毎年注目されています。
今年は江戸から続く由緒ある花火大会で、夏の一夜の夢に浸ってみませんか。
今回は42回目の記念を迎える隅田川花火大会の特徴や穴場スポットについてご紹介します。
目次
隅田川花火大会2019年の日程は?穴場の観覧席や屋形船も紹介!
今年もあと少しで花火の季節が巡ってきますね。東京の花火といえは「隅田川花火大会」。
2019年は42回目を迎える記念の年であり、第一会場・第二会場のそれの特徴は一体どいう花火が打ち上げられるのでしょうか。
例年よりも一層壮大で華麗な花火のショーは見逃したくないものですね。
今回は江戸時代からの伝統を受け継ぐ由緒ある花火大会、「隅田川花火大会」についてご紹介します。
花火大会の特徴や穴場スポットを中心に、時間や場所、屋台の場所や乙な楽しみ方についても豊富にご紹介します。
それでは、花火大会の特徴の前に、日時からお伝えしますね。
<日時>
隅田川花火大会は、例年7月の最終土曜日に行なわれます。
今年2019年は7月27日(土)に行なわれる予定です。
ただ、天候によっては7月28日(日)に変更される場合もあります。どちらの日程も花火を打ち上げられない場合は中止です。
どうか良い天気になると良いですね。
時間は19時00分~20時30分。
混雑が予想されるので、下準備として穴場を確認し、早めに出るように心がけましょう。
<特徴>
隅田川花火大会の特徴はいくつかありますが、「穴場スポットの多さ」と「規模の大きさ」は他の花火大会よりも際立っています。
有名な花火大会だけに混雑しますが、穴場が多いのは嬉しいですね。
それでは特徴を1つずつ確認して行きます。
・江戸から続く由緒ある花火大会
隅田川花火大会は、江戸中期から続く日本最古と言い伝えられる花火大会で、かつては「両国川開き花火大会」と呼ばれて親しまれてきました。
悪病を退散させるため、水神祭りで花火を打ち上げたことに由来するそうです。
・穴場スポットの多さ
隅田川花火大会会場の周辺は、公園が多いために穴場スポットも沢山あります。
比較的遅めに現地に到着しても場所を確保できます。
詳しくは<穴場スポット>の項目でお伝えしますね。
・東京内でも最も大規模な花火大会の一つ
隅田川花火大会は都内で開催される花火大会の中でも最も大規模です。
毎年およそ95万人の見物客が訪れ、2万発以上打ち上げられます。
隅田川花火大会は、観客動員数・時間・打ち上げ数の点でトップの座に位置する花火大会なのです。
・会場ごとに異なる見どころ
隅田川花火大会には2つの会場があり、第一会場と第二会場に分かれています。
2つの会場では、打ち上げられる花火の数、花火の見どころが異なります。
詳しい打ち上げ数については、後ほど<打ち上げ場所>の項目でお伝えしますね。
ここでは、それぞれの会場の見どころについてご紹介します。
☆第一会場:ユニークで意表をつく花火を見たい方に
第一会場では花火コンクールが開催されます。
約200発のコンクール用花火が打ち上げられ、見る者を飽きさせない奇想天外な花火のショーが繰り広げられます。
「普通の花火では満足できない!」という方にはとてもおすすめです。
コンクール用花火はおよそ200発ですが、第一会場からはこの他通常の花火も打ち上げられます。
☆第二会場:大輪の花火をたくさん楽しみたい方に
第二会場ではおよそ10000発もの花火が打ちあがります。
特に、スターマイン(速射連発花火)は見どころ。5分間に1000発以上の花火が打ち上げられるその光景には圧倒されます。
第二会場はサブ会場となっているため、人数は若干少なめです。
<打ち上げ場所>
打ち上げ場所は2か所、第一会場と第二会場です。それぞれのアクセスや特徴を確認しましょう。
☆第一会場:桜橋下流~言問橋上流
会場最寄駅は東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄浅草駅で、ここから徒歩15分。
あるいは、東武スカイツリーライン浅草駅から徒歩10分。
ここからおよそ9350発の花火が打ち上げられます。このうち200発がコンクールの花火。
コンクールでは、両国花火にゆかりのある花火業者7社と国内の花火大会で優秀な成績を誇る業者3社の計10社が、こぞって花火を打ち上げます。
日本一流の花火を見たい方にはたまりません。
☆第二会場:駒形橋下流~厩橋上流
最寄駅は東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄浅草駅、あるいは都営地下鉄蔵前駅で、徒歩5分の場所にあります。
JR浅草駅からは徒歩12分となっています。
第二会場からはおよそ10000発もの花火が打ち上げられます。
<観覧席>
隅田川花火大会の正式な観覧席は特設会場が設けられ、その場所に設置されます。
「市民協賛」という形を取り、1席5000円の協賛金を支払うことで席を取ることができます。
席料金が協賛金になるということですね。
この有料席は、他のホテルなどの有料席よりも大変お安くなっています。
予約ははがきによる抽選で、当選率は20%から30%前後です。
2017年度の「市民協賛申込要項」はまだ発表されていませんが、去年は4月20日から応募が始まりました。
4月20日前後には新しい情報が出ていないかWebで調べ、募集要項をしっかりと確認しましょう。
2016年の「市民共済申し込み事項」の概要はこちらです。http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2016/04/22q4k200.htm
また、スカイツリーでも観覧席が用意されます。
展望デッキの特別チケットは6月頃から発売されます。700枚限定で料金は6500円です。
高めではありますが、東京の夜景も一望できる場所から見る花火はそれ以上の価値がありますよ。
その他の有料席は、「浅草ビューホテル」「花やしき遊園地」「両国第一ホテル」に用意されています。
<穴場スポット>
花火大会会場の周辺には多くの公園が点在しているため、穴場スポットが多いのも嬉しいですね。
場所によって全く見え方も異なるので、下調べを十分行い、お気に入りの場所を見つけましょう。
・東白鬚公園
この公園は大きい公園なので、ゆったりと花火を眺めることができます。
毎年ゴザを無料で貸し出してくれるので、レジャーシートなどの荷物なしで手軽に花火を見ることができます。
最寄駅:鐘ケ淵駅
・浜松公園
この公園は隅田川沿いの遊歩道へと繋がっています。遊歩道から花火を眺めるのがおすすめです。
-最寄駅:都営新宿線「浜松駅」すぐ
・大横川親水公園
1.8kmもの長さを誇る公園であるため、場所によって花火の見え方が変わります。
スカイツリーと花火の両方を堪能したい方はこの公園がおすすめですよ。
特にカップルには、一番のおすすめのスポットです。
この公園からは、第一会場の花火がほとんど見えませんが、第二会場の花火を満喫できます。
-最寄駅:東京スカイツリー駅、本所吾妻駅、錦糸町駅
・山谷堀公園
スカイツリーと花火の両方を見たい方は山谷公園へ向かいましょう。
この界隈はビルが多いですが、ビルと花火の組み合わせもまた都会的な雰囲気で楽しめますよ。
-最寄駅:南千住駅、入谷駅
・タワーホール船堀
タワーホール船堀には展望塔があります。
この展望塔からは東京の夜景も、東京スカイツリーも花火も一望できます。
その上、第一会場と第二会場の花火の両方を見られます。
これほど贅沢な場所であるからには、さぞ混雑するだろうと思われるかもしれません。
しかし、タワーホール船堀は花火の打ち上げ会場から少し離れた場所に位置しているので、それほど混雑しないのです。
「展望台から花贅沢な火の夜を満喫したい」という方には、この場所が一番でしょう。
-最寄駅:船堀駅
・水戸街道~言問橋交差点の区間
この場所からも第一会場と第二会場の花火を見ることができます。当日の夕方から歩行者天国となります。
穴場とはいえ″有名な″穴場なので、多少混雑しますが、会場付近よりは落ち着いて見ることができますよ。
-最寄駅:東京スカイツリー駅
・銅像堀公園周辺
打ち上げ場所から非常に近い穴場です。ビルなどの建物に花火が遮られることなくきれいに見えます。
ただ、夜間は公園内に入れません。公園の外から眺める形になります。
-最寄駅:曳舟駅
・汐入公園
夜間でも公園内に立ち入ることができます。ここでは夕方17頃に来ても場所が取れるので本当に穴場です。
しかし、ベストな場所を確保したければ、早めの到着を目指しましょう。
ゆったりと河川敷にシートを敷くことができます。
汐入公園はトイレが清潔なので、女性の方には嬉しい穴場スポットですね。
-最寄駅:南千住駅
<乙な楽しみ方>
いつも混雑した場所から眺めている方、たまには喧騒を離れてゆっくりと花火を眺めたくありませんか。
花火には乙な楽しみ方もあります。一生に一度は体験してみたい花火の楽しみ方をご紹介します。
・屋形船
屋形船には、他の数組のお客さんと相乗りする「乗合船」と、その名の通り貸切の「貸切舟」の2種類があります。
屋形船にもいくつかありますが、どの屋形船も予約受付開始時期がないため、早めの予約が肝心です。
そして、気になるお値段についてです。
屋形船は花火の観覧と共に、飲食を楽しむものなので、乗船代の他に食事代や飲み物代も掛かります。
これらを考慮に入れると大体2万5000円から3万5000ほどかかります。
ただ、花火鑑賞のみの屋形船もあり、そちらは2万円以下で花火鑑賞が可能です。
屋形船の予約は、直接での問い合わせが最も確実です。
約2カ月前から予約が始まるので、随時予約受付を確認しましょう。
屋形船の情報は以下をご参照ください。
・屋形船東京都協同組合 公式HPはこちら
・クルーズ船
クルーズ船に乗り、隅田川の上からスカイツリーと花火の織りなす景色を見るのもおすすめです。
TOKYO CRUISEでは、4隻限定で、特別水域から花火を眺めることができます。
夕方16時から21時30分の約5時間に渡るクルーズで、食事やドリンク、落語家による小噺も付く充実した内容です。
ただし、長時間乗船、夜遅くの時間帯であることから、子供の観覧はおすすめしていないようです。
他にも様々なクルージングプランがあるので料金・プランを見比べながら選びましょう。
料金の相場は大体3万~4万ほどです。
<屋台の場所は?>
お祭りや花火大会でのお楽しみといえば、屋台ですよね。
屋台のB級グルメを食べながら花火を見られる隅田川花火大会ですが、屋台の場所はどこでしょうか。
公園が数多く点在しているので、屋台も点在しています。ここでは屋台の多い3つのスポットについてご紹介します。
・隅田公園
隅田公園では、花火大会に伴い、屋台の出店もあります。花火を見ながら軽食を食べるのも風流ですね。
ただ、ここは場所取りの激戦区なので、午前中に場所を取るのがベストです。
公園内は一方通行なので、買いたいものを見つけたら買ってしまいましょう。
・浅草寺
屋台のメインスポットといえば浅草寺です。屋台の数も多いので、「花より団子」ならぬ「花火よりたこ焼き」な方には楽しめるスポットです。
もちろん花火もしっかりと眺められます。
・吾妻橋
吾妻橋は第一会場近くにあります。橋の上は一方通行だと言う点に注意しましょう。
買おうかどうか躊躇していると通り過ぎて後戻りできないので、目をつけた屋台にはすぐに並びましょう。
この他、汐入公園、両国駅、蔵前駅、本所吾妻駅、押上駅前にも屋台の出店が行なわれます。
屋台の営業時間は、夕方から21時頃までです。
<ホームページ>
タイムリーな情報はHPで確認しましょう。以下の2つのHPをご参照ください。
・台東区公式HP「第40回 隅田川花火大会」はこちら
※花火大会の動画も載っているので、様子を知りたい方は確認してみましょう。
・隅田川花火大会 公式HPはこちら
【まとめ】
隅田川花火大会は穴場スポットが本当に多く、場所により花火の見え方も異なるので、何度訪れても飽きさせない魅力を持った花火大会です。
屋台も出るのでB級グルメ好きにはおすすめの花火大会です。
記念すべき40周年に、夜空に大輪の花を咲かせる花火に誘われて、夏の夜の風流を楽しんでくださいね。
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