嫌われる勇気の目的論と原因論を知っているかどうかで大きく人生と会話が違う。
多くの人が原因論で「話したがる」が、それって本当は別の目的があるんじゃないのと思う事がしばしばある。
今回は遅刻を例にとって解説しよう。
目次
目的論と原因論で会話の成り立ちが違う!遅刻で例にしてみる!
今回は嫌われる勇気の書籍からテーマを引用します。
嫌われる勇気の書籍は多々色々ピックアップしたい事はありますが、今回は「目的論」と「原因論」についてです。
例えば遅刻をしたとしましょう。
原因論:忙しくて疲れていて
目的論:遅刻をすることで愛情を確認したい
目的論2:遅刻をすることで相手を怒らせたい
目的論3:遅刻をすることで自分はダメなんですとアピールしたい
などなど、目的論で考えると本当に色々でてきて千差万別です。
大体、遅刻の理由って、渋滞しててとか、寝坊してしまってとかなんですよ。思考停止ですよね。
しかも、遅刻する人にかぎって常習ですからね。
わたしが遅刻されたケースで、私の場合は、相手の方が先生で自分は生徒、教わる立場でした。
ただ、教わる内容は初心者レベルだったので、他の上級者レベルのと比べると申し訳ないなと思っていました。
そんな気持ちから相手方がなんとなく無意識で「この人はそういう後回しにしてもいいよね」と思ったからだと思っていた。
例えば、この先生にも先生がいて、習いに行く場合は多分ですが、100%遅刻なんてしないと思うんですよ。
あとは、生徒でも必ずお願いします。大事な事があるのでと言っていたら寝坊なんてしないですよね。だから、寝坊する=大したことがないと思われている事は間違いないと思います。
で、これが原因論です。
目的論で言うと、色々上げましたが、基本的に目的論は相手から聞かないとわからないんですよね。
で、遅刻して、ネットにそれを書かれるのが怖かったと言われたとします。そこで初めてわかるんですよね。
あっ、私はネットでこうやってブログなどもあって、多少の発信力はあるから、「発信されたかった」んだなと。
だから、あえて遅刻をして発信してほしかった。
それは、マイナスなように見栄で実は全然違うメリットがあるはずなんですよ。例えば、「炎上商法」だったり。。。
炎上商法って、ホリエモンさんは「コスパがいい」と言っています。だから、良くないと見えて実はメリットがあるように思えたから人は行動したんです。
これが目的論です。
本当に想定外のは仕方ないですよ。
例えば、本をamazonで注文したのに、全然違う所に届けられたとか、、、こういうのは目的論には該当しない。
注文した商品がどっか行くのを体験したいから注文したとしても、なかなか難しい。こういうのは該当しないというか。。。
相手も目的論を理解していないと会話が成立しない
例えば、相手が遅刻した理由はSNSでそれを言って欲しかったと思ったとしましょう。
私が遅刻したのは、SNSで拡散してほしかったんですよとはなかなか言えない。
あと、言ったとしても、なんて計算高い奴なんだと(賢い)ではなく悪くとらえられてしまう風習があるから。
でも、疲れていてだと「話が丸く通る」だから、今の日本では原因論の方が言いやすい。
そして、本来の目的を制圧する癖があるよね。。。
だから、相手が目的論で話したいという以外は全く通じない。あと討論になったりするからね。
必要以上に目的論で会話しないほうが日本では良いかもね。カウンセリングでは目的論の方がいいかもしれないけどね。
まとめ
原因論と目的論では会話が全く成立しない。
相手は疲れた体と言うが、本当は大体が何かしら大なり小なりの目的がある。多くの人は原因論で会話するから、底に目的論で会話すると会話が成り立たない。
私はそういう体験をした。
だから「知識のうえで知っているのが良い」のではないかと思う。目的論は相手に知識がある場合ののみ使うといいだろう。
あとは、カウンセリングの場合は目的論がいいでしょう。
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