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京都にはなぜお寺や神社が多いの?京都女子旅を奥深い物に!

更新日:

京都についてこんな素朴な疑問を持つことがあります。

 

「なぜ京都にはたくさんのお寺や神社があるの?」

 

京都にお寺が多いことを当たり前のように思ってしまいますが、ふと立ち止まり考えるとたくさんのお寺がある。

 

とても不思議なことですよね。

 

理由を知っていれば、京都旅行ももっと楽しくなります。

 

早速、京都にお寺が多い理由を探ってみましょう。

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京都にはなぜお寺や神社が多いの?京都女子旅を奥深い物に!

「どうして京都にはこんなにたくさんのお寺があるのだろう?」

 

京都観光ではお寺をめぐることも多いですよね。

 

京都といえばお寺、と当たり前のように思ってしまいますが、よくよく考えてみると、なぜこれほどお寺が多いのか気になりますよね。

京都旅行で、1つでもお寺をめぐるのならば、お寺が多い理由はぜひともおさえておきたいところ。

 

お寺が多く建立された背景を知っておくことで、旅行も一層面白みを増しますよ。

 

そこで、今回は京都にお寺が多い理由についてご紹介します。

 

京都でお寺をめぐる際には、これからお話しする背景を思い出しながら、お出かけしてみてくださいね。

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<京都には一体いくつのお寺があるの?>

神社でお祈りする女子の画像

京都、とイメージして真っ先に思い浮かべるのは何でしょう。

 

多くのお寺ではないでしょうか。

 

京都を観光する際には、お寺をめぐる機会も多いはずです。

 

どこへいってもお寺づくしの京都ですが、「一体京都にお寺はいくつあるのだろう」と考えてみたことはありませんか。

 

実は、京都観光の中心地である京都市内について、お寺の数は正式に登録されているものだけで1700にのぼるのです。

清水寺の画像

市内だけでこれほどの数を誇るのですから、相当な数だといえますよね。

 

ただ、「やっぱり京都は日本一お寺が多いんだ」と思いそうになりますが、実は日本全国でもっとも寺院が多いのは愛知県。およそ5000もあるそうです。これは意外ですね。

 

ちなみに、日本全国のお寺の数は7万7000です。

 

全国のコンビニが約5万5000か所、郵便局が2万4000か所であることを考えると、日本には想像を絶するほど、たくさんのお寺が存在しているのが分かりますね。

 

京都市内を見てみても、お寺の数がコンビニを上回っています。

 

それほど、日本人の仏様への信仰は大切なものなのでしょう。

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<いつから京都にお寺が増えはじめたの?>

?疑問を持つ女性の画像

今でこそ、京都といえばお寺、というイメージを持ってしまうほど、京都には多くのお寺が点在しています。

 

しかし、もちろん最初からお寺が多かったわけではないですよね。

 

実際のところ、いつからお寺が増えはじめたのでしょうか。

 

それは、都が平城京から平安京へと遷都された頃だと言われています。

お寺の画像

平城京への遷都が行われたのは784年で、時の天皇・桓武天皇により実行されました。

 

平城京に都をおいた理由は、日本紀略という書物に書き記されており、山や川が麗しく、交通や水運の便が良いから、だったようです。

 

その後、平安京は明治2年まで日本の首都であったとの説があるほど、長い歴史を誇る都となります。

平安京の画像

さて、平安京への遷都が行われたことに伴い、多くの公家が京都に移住しました。

 

実は、京都にお寺が多い理由のカギを握るのは、この公家たちなのです。

公家の画像

当時、公家たちは非常に信仰心が篤く、その表れとしてお寺を建てたがったのです。

 

なぜ、公家たちが仏教への信仰心を持っていたのか、気になりますよね。

 

実は、この時期の日本は仏教の教えを国の統治原理としていました。

 

その影響で、当時の天皇や皇族、公家たちは東山の丘陵地や鴨川沿いに、競うようにしてお寺を建てるようになったのです。

京都旅行の画像

事実、この時代の公家たちの和歌を確認してみても、仏教の世界観が強く影響していることが明らかです。

 

桜が散ると涙を流し、月が欠けると物思いにふける…。

 

当時の和歌や文学が描く、このような刹那的で儚い世界は、永遠は存在せず、常に移ろい変わってゆくという仏教の無常観に大きな影響を受けているのです。

和歌の画像

これほどに、当時の公家たちの心には仏教の教えが浸透していたということなのですね。

 

さて、京都にお寺が増え始めたのは、平安京への遷都が行われた頃であることは分かりましたが、その後もお寺が増えるきっかけがありました。

 

一体どのようなきっかけがあったのでしょうか。

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<お寺と末法思想にすがる人々>

十二単の画像

時は平安時代末期へと移ります。

 

この時代には、仏教界においては「末法思想」が唱えられるようになりました。

 

「末法思想」とはどのようなものなのでしょう。

 

これは、釈尊が入滅した後、時代が進むにつれて本来の正しい教法が衰滅してゆくことを説いた仏教の予言のことです。

 

つまり、お釈迦様の教えだけが残って、どのように修行を実践しようとしても、悟りを開くことができない(=末法)状態になる、ということなのです。

お釈迦様の画像

この思想、実は日本よりも先に中国においても注目されていました。

 

そして実際、末法により、仏教が衰えることで、政治が腐敗し、多くの戦乱や天災の被害を受けるようになりました。

 

このように、不安な生活を強いられた人々は、次第に浄土信仰に憧れを抱くようになりました。

 

「末法」では現世における救済はありえないという考え方をするため、人々はせめて死んだ後、極楽浄土に行けるようにと願うようになり、浄土信仰に傾倒したのです。

浄土とは、仏教におけるそれぞれの仏様がおさめる清浄な世界のことであり、浄土信仰とは自分の死後、極楽浄土に行くことができるよう願うことです。

 

人災・天災が立て続けに起こる不安な時代を経験し、人々は浄土への憧れを抱くようになったのです。

 

その後、平安時代が幕を下ろし、鎌倉時代へと時は移り変わります。

 

この時代に入ると、庶民にとっても仏教が身近なものになりました。

 

鎌倉時代には、特に禅宗や法華経が広まります。

般若心経の画像

平安末期から鎌倉時代にかけて起った、一連の日本仏教の変革は鎌倉仏教とも呼ばれていますよね。

 

鎌倉時代は鎌倉に都が置かれており、京の都の勢力は下火になっていましたが、実際この時期には今でも有名なお寺が建てられています。

 

たとえば、南禅寺です。

南禅寺の画像

南禅寺は重要文化財や国宝が多く、また、すぐそばには赤レンガの水道橋が佇んでいる観光名所として知られていますよね。

 

現在の南禅寺は焼失により明治時代に再建されたものですが、もともとは鎌倉時代に建立されたお寺なのです。

 

さらに、石庭で有名な建仁寺も鎌倉時代に建てられました。

このお寺は臨済宗のお寺ですが、当時はこの宗派のお寺を建てるのは大変難しかったといいます。

 

しかし、鎌倉幕府の将軍の援助を受けてこの地に建てられたというのですから、時代の影響が強いことがよく分かります。

 

さらに、東福寺も鎌倉時代に建立されたものとして知られています。

東福寺の画像

どのお寺も、京都観光には外せない有名どころばかりなので驚きますよね。

 

それほどに、鎌倉時代には京都に重要なお寺が建立されたのです。

 

その後も、京の都には多くのお寺が建立され、世界屈指の宗教都市となりました。

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<お寺を建設するためのあらゆる条件がそろっていた>

京都の街並みと傘の画像

ここまで見てきたように、都の遷都や時代の風潮により京都にお寺が増えていったことが分かりました。

 

もちろん、このように時代の流れによってお寺が多くなったという理由が挙げられますが、やはり京都が日本の都であったという点が一番大きな理由です。

 

つまり、お寺を建設するためのあらゆる条件がそろっていたのですね。

京都の画像

京都は都が平安京に移されてから、学問や文化、政治、経済などあらゆる分野の中心として栄え、莫大な財力を持った公家が多く住んでいた土地です。

 

安定して学問・研究を進めることのできた京都では、古くから僧侶たちにより、仏教の教えもさまざまな角度から研究されました。

 

その上、経済面でも豊かであったため、お寺の建立も比較的行いやすかったのです。

 

最初の項目でもご紹介しましたが、京都のお寺は財力を持ち合わせた公家が、平安京への遷都後に信仰心からお寺を建設したといいますが、その一方で、自らの権力を世に知らしめることも目的としていました。

京都で着物を着たじょせいが階段を眺める画像

お寺を建てるにはそれなりのお金が必要なので、権力者たちは自らの求心力を高めるために、お寺の建立を促進していたのです。

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【まとめ】

京都市内のお寺はコンビニよりも多いということ、驚いたのではないでしょうか。

 

もちろん、愛知県が日本で一番お寺の多い場所であることも意外ですが、街中を歩いていればいくらでも見かけるコンビニの数をしのぐほど、京都にはたくさんお寺があるのですね。

 

また、お寺が増えたきっかけ・理由も、歴史との絡みが深く、興味深いものです。

 

京都のお寺をめぐる際にはぜひ、歴史の流れを感じながら楽しんでみてくださいね。

 

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皆さんからのコメントをもとに、旅行が一層楽しくなるような記事を執筆してまいります。

 

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