2月は京都旅行の穴場シーズンです。
この時期を狙って京都女子旅の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
でも、2月はまだ底冷えするような寒さを感じる時期。
旅行するなら、しっかり準備しておきたいところです。
そこで、今回は2月の京都女子旅を考えている方向けに、この時期の気温やおすすめの服装、持ち物をご紹介しますね。
目次
2月の京都の気温は?旅行におすすめの服装と持ち物を紹介!
2月の京都は1年のなかでも、観光客の少ない季節です。
この穴場シーズンは、京都ならではのイベントが多く開催され、実は見どころ満載の観光を期待できます。
でも、気になるのはこの時期の気温ですよね。
2月に京都を訪れたことがないので、不慣れな方も多いでしょう。
そこで、早速ご一緒に2月の京都の気温と服装、持ち物を確認して行きましょう。
<底冷えする寒さ! 2月の京都の気温は…?>
2月の京都は寒さが一段と厳しくなるシーズンです。
この時期、西高東低の気圧配置によって日本海側は大雪に見舞われる一方、太平洋側はお天気に恵まれます。
そのため、京都の日本海側、京丹波・舞鶴などでは大雪に見舞われます。
その一方で、宇治市などの南部地域は快晴となる日が多くなります。
京都市は北部・南部の中間に位置するため、天候が変わりやすい状態です。
京都市内でも、南部では晴天になりやすく、金閣寺・大原三千院などの北部地域では雪の降る日もしばしば。
たとえ観光範囲が京都市内のみであっても、自分がどの地域を観光するかによって寒さ対策は変わりそうですね。
さて、2月の気候の話をしたところで、実際の気温が気になりますよね。
過去30年間の気象データによると、この時期の京都の気温は平均気温が3.9℃から5.8℃、最高気温が13.8℃から22.8℃、最低気温が-7.0℃から-2.3℃となっています。
注目すべき点は、最低気温が0℃以下になるということです。
私は、過去2回にわたり2月の京都を訪れていますが、足元から冷え冷えと凍るような厳しい寒さを感じました。
京都は周囲を山に囲まれた盆地になっており、冷たい空気が溜まりやすいのですね。
そのため、冬は平野よりも寒く、夏は非常に熱くなりやすいのです。
東京・大阪・沖縄の2月の気温も、念のため確認しておきましょう。
この時期の東京の平均気温は5.7℃、最高気温は10.4℃、最低気温は1.7℃。
その一方、大阪は平均気温が6.3℃、最高気温が10.2℃、最低気温は2.9℃。
そして沖縄は、平均気温が17.1℃、最高気温が19.8℃、最低気温は14.8℃です。
このデータから、日中の最高気温は東京や大阪よりも京都の方が高いにもかかわらず、朝晩の気温は断突で低いのですね。
日中と朝晩の寒暖の差が激しい、という特徴があるのです。
とくに最低気温が大阪や東京と比べ、2℃から4℃も差があるのは驚きですね。
防寒対策はしっかりと行い、体調を崩さないように注意しましょう。
また、雪についても知っておきたいところですよね。
この季節、京都府内・京都市内の山間部は雪が降りますが、市内は滅多に降りません。
近年は京都で雪が降ることは珍しく、積雪があっても5cm程度、1年でたった1日∼2日程度しか降らない日が多いです。
仮に雪が降ったとしても、京都市内に降る雪は水っぽいので、念のため傘を用意しておくと安心ですね。
<完全防備が大切! 2月の京都旅行の服装について!>
底冷えするような寒さに見舞われる2月の京都では、やはり防寒対策が必要です。
もっとも大切なのはアウターです。
この季節はとくに朝晩の冷え込みが激しいので、冷気を通さないダウンコートがおすすめです。
これならたくさん羽毛が詰まっているので、外の冷たい空気を通さずに温かく過ごせますね。
ただ、2月は1月よりは寒さが和らぐので、ダウンコートに限らず、厚手のコートであれば対応できます。
コートの下に着る上着には、タートルネックがおすすめです。
これならば、首元もしっかりと温めることができます。
タートルネックのほかには、セーターもおすすめです。
外を出歩く時間が長くなりそうであれば、上着はできるかぎり厚手のものを用意しておきましょう。
そして、下はスカートよりもズボンを着用することをおすすめします。
ズボン選びは生地にこだわるのがポイントです。
デニム生地だと冷気を通してしまうため、コールテン生地のズボンをおすすめします。
ただ、スカートを履きたい場合には、必ず厚手のタイツを着用しましょう。
私もこの季節の京都旅行でスカートを履いていましたが、しっかりと厚手のタイツを着ていたので寒い思いをせずに済みました。
スカートの場合には、ロングブーツを合わせると脚を寒さから守れますよ。
ブーツは中がもこもことした温かい生地を選ぶとよいでしょう。
インナーはヒートテックがおすすめ。
京都の場合は1枚でも十分ですが、寒さが心配な方は2枚でも問題ありません。
また、持っているととても重宝するのが腹巻です。
腹巻というとちょっと格好悪いですが、最近はかわいいデザインのものがたくさん手に入ります。
部屋の温度と外の気温の差がはげしく、お腹を冷やしやすいので1つでも旅行に持っていると安心ですよ。
靴下はできるだけ多めに持っていくか、分厚いものを日数分用意することをおすすめします。
外を観光する際には、とにかく足先が冷えてしまいます。
足先を冷やさないためにも、靴下を重ねて履いたり、厚手の靴下で温めたりする工夫が必要なのですね。
とくに、お寺は暖房されていても床は冷え切っています。
お寺見学の予定がある日は、足先を冷やさないよう完全防備しましょう。
京都観光では外を出歩く時間が長かったり、山の方に行く場合には凸凹とした道や坂道を歩いたりするが多いので、スニーカーを履くのが得策です。
ただ、スニーカーでは足元が寒いと感じるかもしれません。
そこで、役に立つのが登山靴です。
登山靴であれば、生地や靴底が厚く、外気を通しません。
私は2月の京都を訪れた時に、ロングブーツと一緒に登山靴も持って行きました。
これを履いて観光していたので動きやすいだけでなく、足先まで温かく保ったまま、快適な状態で観光を楽しめました。
自宅に登山靴のある方は、ぜひ持って行ってみてくださいね。
<これがあって助かった! 2月の京都旅行の持ち物は?>
さて、防寒向けの服装をしっかりとそろえたら、最後は2月の京都に必要な持ち物を確認しましょう。
タートルネックを着用しない場合には、首元が寒いですよね。
そこで、マフラーよりも効果的に温められるのがネックウォーマーです。
ネックウォーマーであれば、ストールやマフラーよりも無駄な生地がなく、コンパクトに折り畳めるので、カバンの場所も取りません。
できるかぎり荷物を少なくしたいなら、ネックウォーマーがおすすめですね。
ネックウォーマーをわざわざ購入するまででもないと思うのなら、マフラーを使いましょう。
また、ニット帽あるいはイヤーマフ、手袋は必須です。
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とくに、早朝・夜の観光を予定しているのであれば、昼間は使わなくてもカバンに入れておくようにしましょう。
乾燥・寒気から喉を守るためには、マスクがおすすめです。
できれば2種類、使い捨てのマスクと、ガーゼでできた布マスクを用意することをおすすめします。
使い捨てのマスクは、外で観光するときに使用し、布マスクは夜眠る際に乾燥を防ぐために使います。
また、ホッカイロも旅行の日数分用意しましょう。
貼れないタイプ・貼れるタイプの2種類があるので、好みのカイロを持って行ってくださいね。
とくに2月の京都では貼れるタイプのカイロを持っていると便利。
背中に貼っておくと、体全体が温まります。
冷え性の方にはおすすめですよ。
スカートを着用する場合には、必ずレッグウォーマーを付けるようにしましょう。
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寒い冬は特に足首を冷やしがちです。
ここを冷やしてしまうと観光中もとても不快なので、スカートにパンプス、といった格好で旅行するなら忘れてはならないアイテムです。
そして、冬に京都のお寺を見学するなら、スリッパを持って行く必要があります。
服装の項目では、靴下を重ねるか厚手のものを用意することをおすすめしました。
ただ、それだけでは、まだ寒く感じてしまいます。
スリッパが用意されているお寺もありますが、案外準備されていないお寺も多いのですね。
底冷えするような寒さで冷えた床から足を守るためにも、コンパクトに持ち運びできる簡易スリッパを持参して見学に臨みましょう。
【まとめ】
2月の京都は1月ほどではありませんが、本当に寒い日が続きます。
私も2月の中旬から後半にかけて1週間程滞在したことが2回あり、そのうち1回は雪が降りました。
実際に観光して、お寺見学はとくに寒かったので、温かい靴下・スリッパを持参していたので寒い思いをせずに思う存分、ゆっくりと見学できました。
最後に、今回の記事に関連して「2月の京都旅行にはこのアイテムが役に立った」などの体験談があれば、お気軽にコメントください。
みなさんからのコメントが、多くの方の女子旅を快適で思い出深い旅にしてくれますよ。
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