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冬の京都旅行!おすすめの穴場観光スポットを紹介!

更新日:

冬シーズンの京都旅行は観光客が少なく、穴場です。

 

有名な観光名所も混んでおらず、旅行するにはぴったりの季節。

 

そんな時期ですが、冬ならではの景色を楽しめる京都の穴場に行きたい、と思いませんか?

 

知られざる京都の穴場観光スポットには、京都の良さが凝縮されています。

 

今回は冬の京都旅行でおすすめの穴場観光スポットを見みましょう。

目次

冬の京都旅行!おすすめの穴場観光スポットを紹介!

雪化粧された金閣寺の画像

京都旅行するなら桜と新緑の春、祇園祭に七夕の夏、紅葉の秋も良いですが、じつはとてもおすすめなのが冬です。

 

もっとも京都らしさを感じられる旅をするのなら、冬が一番です。

 

なぜならこのシーズンは混雑しておらず、本来の京都の良さを知ることができるからです。

 

さらに穴場スポットに足を運べば、京都の本質を感じられる旅になります。

 

そこで今回は冬の京都の穴場スポットに焦点を当ててみましょう。

 

まずは昔ながらの日本の風景を楽しめる、美山かやぶきの里をご紹介します。

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<美山かやぶきの里>

美山かやぶきの里の画像

京都市内から少し足を延ばせば、昔ながらの日本の原風景を見られます。

 

そんな景色を眺められる穴場スポットが京都の美山町です。

美山かやぶきの里の画像

ここでは今となっては珍しくなってしまった茅葺き屋根が連なる集落を見られるのですね。

 

1993年には国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。

合掌造りで有名な岐阜県白川郷にも通ずる文化的な遺産なのですね。

 

京都の美山地区は散策しているだけで、心安らぐ雰囲気が特徴的です。

 

さらに例年1月末から2月初めにかけては、茅葺きの里があたたかい光でライトアップされるイベントが開催されます。

このイベントでは京都の嵐山地域で使われている花灯籠や、観光客が手作りで作った雪灯籠で、集落が照らし出されるのです。

 

暗闇にぼうっと浮かび上がる集落の景色は、幻の桃源郷のようですね。

 

美山町を訪れたら、ぜひ手つかずの天然林である「芦生の森」にも訪れてみましょう。

この森は美山町を東西に流れる川の源流になっており、珍しい生物・植物が生息しているのですね。

 

この森への散策ツアーとしてネイチャーガイドトレッキングツアーも用意されています。

芦生の森に精通したガイドさんの説明を聞きながらトレッキングできるので、手つかずの自然の中、ゆったりと心も体も開放したい人にはおすすめですよ。

 

美山町エリアには宿泊施設もあるので、旅行の半分は京都市内で過ごし、もう半分は美山に宿泊するのも手です。

 

日ごろの忙しい生活を忘れたい人にはおすすめの穴場スポットですね。

 

<御香宮神社>

御香宮神社の画像

出典元:wikipedia

1月7日は京都の各所で七草粥がふるまわれます。

 

その中でも特に訪れておきたい神社が、伏見にある御香宮神社です。

この神社はメジャーな観光名所ではありませんが、伏見のパワースポットと言われる穴場神社なのです。

 

もともと伏見は名水の街として知られており、さらに御香宮神社には湧水にまつわる伝説が残っています。

御香宮神社からは「石井の御香水」という湧水が湧いており、伏見の七名水・日本の名水100選としても知られています。

 

名水の湧き出る神社だけあり、御香宮神社では水占いという珍しい占いができます。

この占いはおみくじを水に浸すと文字が浮き上がる仕組み。

 

参拝記念にも1つ試してみてくださいね。

 

肝心の1月7日には、春の七草をご神前に供え、神事を執り行います。

神さまの前にお供えした七草を使っているので、それを入れた七草粥をいただけばたくさんのパワーももらえますよ。

 

七草粥の日はもちろん、それ以外の日も伏見の御香宮神社へ運気を高めに訪れてみてくださいね。

 

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<妙心寺 退蔵院>

退蔵院の画像

出典元:wikipedia 663highland

冬の寒さには静けさがマッチします。

 

つめたく冷えた空気の中で、美しい寺院の景色を眺める。

 

そんな贅沢な時間を実現してくれるのが、妙心寺の「退蔵院」です。

退蔵院は1404年に波多野出雲守重通が建立した妙心寺の塔頭。

 

回遊式に観賞式を加えた奥深い枯山水の庭は狩野元信が手がけたと伝えられています。

さらに退蔵院には四季の景色を楽しめる、昭和の名園・余香苑もあります。

 

これは中根金作氏が造園した800坪の池泉回遊式庭園です。

 

この庭園には大休庵という茶室があり、そこから冬景色の庭をゆったりと眺めることができます。

 

美しい庭をゆったりと楽しめる退蔵院ですが、じつはお茶菓子も楽しめるスポットです。

 

退蔵院にはオリジナルのお菓子として「もちどら」をいただけます。

このお菓子には京都の丹波産の大納言小豆が使われている贅沢な粒あんが特徴的です。

 

京都の名産を使ったおいしいお菓子はぜひとも味わってみたいものですね。

 

おすすめ:京都でお菓子のお土産なら飴や生八橋が人気!おすすめ店はここ!

<醍醐寺>

醍醐寺の画像

出典元:wikipedia 663highland

醍醐寺は冬の京都散策に訪れたい穴場スポットです。

 

このお寺は6棟の国宝と10棟の重要文化財を有する文化的価値の高い観光スポット。

 

広大な敷地を持つこのお寺は主に3つのエリア、「上醍醐」、「下醍醐」、「三宝院」に分かれます。

 

メインは下醍醐。

このエリアには五重の塔と仁王門があります。

 

醍醐寺の五重塔は日本三名塔の1つ、国宝五重塔9塔のうちの1つとして知られています。

 

この五重塔は醍醐天皇のご冥福を祈るため、朱雀天皇が起工して、村上天皇の時代であった951年に完成しました。

五重塔の画像

出典元:wikipedia 663highland

応仁の乱のときには醍醐寺の山は焼失してしまいましたが、五重の塔のみ奇跡的に残っています。

 

重量感と威厳のある五重塔は、このような歴史を背負ってきたのですね。

 

一方で仁王門には1134年に造立された仁王像が安置されています。

仁王像の画像

出典元:wikipedia 663highland

この像は仏師勢増・仁増により作られたものであり、重要文化財にも指定されている貴重な尊像です。

 

もともとは南大門に安置されていた像であり、豊臣氏による再興事業の際に修理されました。

 

「阿吽(あうん)の呼吸」ということばのとおり、2体の像は阿形・吽形となっています。

 

この像が背負ってきた歴史はもちろん、その芸術性にもつい引き込まれて見入ってしまいそうですね。

 

じつは醍醐寺は豊臣秀吉に縁のあるお寺でもあります。

醍醐寺は応仁の乱によって荒廃してしまいましたが、その後豊富秀吉が再建を行ったのですね。

 

その中でも三宝院という庭園は豊臣秀吉自身が設計をしたと言われています。

しんみりと歴史の深さに浸るのならば、冬の醍醐寺はおすすめの穴場スポットですよ。

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<1928ビル>

1928ビルの画像

出典元:wikipedia J o

冬の散策は寒いので途中館内に入って観光できるスポットに立ち寄りたいですよね。

 

そこでおすすめの穴場スポットが三条通りに面するビル、1928ビルです。

1928年に建てられたから、このような名前がついているのですね。

 

このビルはもともと毎日新聞社の京都市局として利用されていた歴史ある建物です。

 

新聞社のビルとして利用された後はしばらく空きビルとして手つかずのままでしたが、1998年に京都の新鋭建築家である若林広幸氏により改修されました。

 

現在は地階にレトロな雰囲気のカフェ、1階にギャラリー、2階にレストラン、3階のホールには劇場が入っています。

ギャラリーは見学無料なので、散策でふらりと立ち寄り、美術を楽しむにはちょうど良い場所です。

 

寒い冬の空気の中を歩き、ふらっと立ち寄ったからには地下1階のカフェ・アンデパンダンで一息つきたいところ。

 

このカフェは「廃墟カフェ」とも呼ばれており、告知ポスターやタイルなどがはりめぐらされたレトロな質感の造りが特徴的です。

夜24時まで開店しているので、バーとしても利用できます。

 

パスタやアヒージョ、グリルなどお食事が充実していますが、スイーツもおいしいと評判です。

 

抹茶のチーズケーキやクレームブリュレ、さつまいもとリンゴのタルト、マロンのティラミスなど、見た目もかわいらしいデザートがたくさん。

 

店内はもちろん、スイーツも写真に撮ってしまいたくなります。

 

お酒もビールからワイン、サングリア、カクテルまでかなり幅広いので、夕ご飯を楽しみにここを訪れるのもおすすめですよ。

 

京都旅行中は夜まで目一杯楽しみたい人にぴったりの穴場スポットです。

 

【まとめ】

しんみりとした京都の冬景色には、他の季節とは違うシンプルな美を感じられますね。

 

今回は穴場スポットとして、そのような美しさの感じられる場所を選びました。

 

私も冬に2回ほど京都を訪れていますが、この季節が一番おすすめです。

 

観光客の少ないうえに、たくさんのお寺で特別拝観が催されており、いわゆるTHE・京都のイメージとは一味違う京都を覗けます。

 

京都旅行に何度も行ったことのある人は、冬に訪れてみると良いですよ。

 

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みなさんからのコメントをもとに、京都の穴場を満喫し尽くせる旅行情報を発信してまいります。

 

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