3月は京都の春の特別拝観・特別公開やお花見、この季節ならではのイベントなど、見どころが満載の観光シーズンです。
春休みも始まり、この時期に京都を訪れる方も多いですよね。
3月に京都を訪れるなら、気温や桜の開花、おすすめの服装に関する情報は事前に仕入れておきたいところ。
この記事では、それらの項目を確認してまいりましょう。
目次
3月の京都の気温や桜の開花は?旅行におすすめの服装も紹介!
3月の京都は三寒四温。
桜も咲き始め、春の足音が聞こえる季節です。
しかし、油断は禁物。
この時期は寒暖の差が非常に激しく、朝晩の冷え込みの激しい季節なのですね。
どんな服装を心がければ良いのでしょうか。
また、桜の開花がいつ頃なのかも気になりますよね。
そこで、今回は3月の京都の気温・桜の開花・おすすめの服装をご紹介しますね。
<油断は禁物! 3月の京都の気温は?>
3月の京都の一番の特徴を述べるなら、「寒暖の差が驚くほど激しい」ということ。
それは、実際の気温を見てみれば一目瞭然です。
3月の京都の平均気温は5.9℃から10.7℃、最高気温は18.6℃から25.3℃、最低気温は-4.6℃から0.3℃となります。
最低気温と最高気温を比較してみるとよく分かりますが、20℃近くの差があります。
3月は春も近づき、日中はぽかぽかと温かく感じられる日も多い反面、朝晩の冷え込みは相変わらず冬のままなのですね。
その一方で、3月の東京は平均気温が7.1℃から11.3℃、最高気温が18.9℃から25.1℃、最低気温が-3.3℃から2.1℃となっています。
ここから、京都の方が東京よりも若干気温が低く、とくに冷え込みが厳しいことが分かります。
3月の上旬・中旬・下旬のどの時期に行くかによって、さらにはその日の天気によっても気温の差は変わってくるため、旅行直前は天気予報をしっかりと確認しておきたいところです。
この時期は季節の変わり目なので、まだ春と言い切ることができず、服装については脱ぎ着しつつ朝晩の寒さに備え、防寒を心がけるのがポイントです。
3月も後半になるにつれて、気温は右肩上がりになるため、次第に過ごしやすくなります。
お天気は日によって異なりますが、大雨などの心配はそれほどなく、桜の開花も始まるので、大変人気な観光シーズンとなります。
<調整できる服装を選ぼう! 3月におすすめの服装は?>
先ほど確認したように、3月の京都は冷え込みの激しい季節であり、寒暖の差が開く時期です。
そのため、服装は脱ぎ着できる服装、かつ防寒できる服を選ぶ必要があります。
アウターについて、月の前半はまだ冬の寒さが厳しいため、ダウンコートを着用するようにしましょう。
ただ、3月の中旬にもなると10月・11月と同じくらいの気温になるため、ダウンコートでは少々厚着になってしまいます。
この時期には本格的なコートではなく、軽めのアウターを羽織るくらいでちょうど良いでしょう。
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アウターの下に着る上着としては、ニットやセーターが手放せません。
とくに、室内よりも外を中心に観光するのであれば、タートルネックのセーターを用意しておくと無難です。
ただ、3月下旬は寒さが多少和らぎ、温かな日が多くなるため、パーカーなどでも過ごしやすくなるでしょう。
3月の上旬から中旬にかけては、スカートよりもズボン、とくにコールテンなどの厚手のものを用意しておくと安心です。
ジーンズでもよいですが、冷え性の方にはあまりおすすめできません。
スカートを着用する場合には、厚手のタイツを履くようにしましょう。
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さらに、冷え込みの厳しい京都では足元にも注意する必要があります。
靴下は厚手のものを選び、冷気を通しにくいブーツなどを着用することをおすすめします。
1日中歩き回る場合には、スニーカーを着用しましょう。
ただ、スニーカーだと冷気が入り込んで寒い、という難点があります。
そんな時に重宝するのが登山靴です。
登山靴であれば、スニーカーと同様に歩き回りやすく、さらに外の冷たい空気もさえぎってくれます。
荷物は少し重くなってしまいますが、3月の京都観光にはぴったりのアイテムですよ。
3月の前半には、手袋やマフラー・ニット帽の防寒具も欠かせません。
後半になってくると、防寒具なしでも過ごしやすい日が多くなります。
3月の後半は、マフラーではなく薄手のストールがちょうどよいでしょう。
春らしい、軽く明るい色のストールであれば、ファッションとしても楽しめるのでおすすめですよ。
寺院を観光する際には、必ずスリッパを着用するようにしましょう。
とくに早朝に見学する際は床が冷えているので、素足のままでは体調を崩してしまいます。
旅行用の持ち運び可能なスリッパを一式そろえておくようにしましょう。
ちなみに、3月は花粉の飛散が多くなる時期なので、山間部に出かける場合には花粉症対策を行うよう心がけましょう。
<3月の京都で桜を見たい! 桜の開花はいつ頃?>
京都という日本の文化の中心地で、一度でもいいから桜を鑑賞するのが夢だ、という方も多いことでしょう。
せっかく3月に京都を旅行するのなら、桜の花を楽しみたいですよね。
例年、京都の桜の見ごろは3月下旬から4月の中旬にかけてとなっています。
見ごろは3月下旬から4月の上旬となっていますが、全体的な京都の桜の開花日についても気になりますよね。
桜の開花日は年によって早くなったり、遅くなったりと非常にばらばらです。
3月20日を過ぎたあたりである年もあれば、4月初めに開花することもあります。
その時々の気候によって異なるので、3月の京都旅行で確実に桜を見たいのなら、開花予想を見てから旅行の計画を最終決定する必要があります。
ただ平年、京都市の開花は3月28日ごろ、満開は4月5日となります。
開花や満開の日は、1週間ほど早くなったり遅くなったりするので、桜情報はしっかりと確認するようにしましょう。
桜の開花から満開まではだいたい1週間ほど。
京都市内全体での満開は4月5日ごろとなりますが、場所によっても満開の時期は異なります。
3月中旬に見ごろをむかえる早咲きの桜の名所としては、醍醐寺や長徳寺の桜がおすすめです。
その少し後、3月下旬に見ごろをむかえる桜の名所としては、車折神社・平野神社などが挙げられます。
長徳寺の桜については、「3月の京都旅行!おすすめの観光スポットを紹介!」車折神社のお守りについては、「車折神社のおすすめのお守り8種類!効果や値段も紹介!」の記事でもご紹介しているので、気になる方はぜひご参考にしてみてくださいね。
<3月に楽しめる! 一番おすすめの桜の名所はどこ?>
3月一杯桜を楽しめる名所を訪れたい。
3月の京都旅行を考えているのなら、こう考える人も多いでしょう。
京都には多くの桜の名所が点在していますが、それぞれ桜の楽しめる時期は異なります。
そこでおすすめできるのが、名木のそろう桜の名所・平野神社です。
ここでは、3月の上旬から4月下旬にかけて、早い時期から長い間桜を楽しむことができるのですね。
ここで楽しめる桜はなんとおよそ60種400本です。
この神社では、桜は生命力を高める象徴として重宝されてきました。
歴史のある桜の名所として知られており、平安期には貴族たちがこの地で桜を楽しみ、江戸期には庶民もここで夜桜の鑑賞ができるようになりました。
平野神社で見られる珍しい桜の中で、一番最初に咲くのが魁(さきがけ)桜です。
これは3月に訪れるのであれば、ぜひ見ておきたい桜。
魁桜は本殿手前の配置された神門の横に佇んでいます。
白っぽい花ではありますが、太陽の光を浴びるとほんのりとピンク色に染まる様子が、何とも風流です。
悠然とそこに立つ姿を見ると、心も浄められるような感覚になりますね。
この桜はとても有名なので、昼間は多くの人で賑わいます。
落ち着いて桜の写真を撮るのであれば、早朝に平野神社を訪れることをおすすめします。
また、でゆったりとお花見するのであれば、花見茶屋の席を予約しておきましょう。
とくに4~5人で行く女子旅には花見茶屋の座席がとても便利です。
ブルーシートでの場所取りは大変ですし、荷物も増えてしまうので、のんびりと余裕を持ってお花見するのであれば、事前に電話予約を入れてみてくださいね。
【まとめ】
今回確認したように、3月の京都は本当に寒暖の差が激しい時期です。
旅行中、日中はぽかぽかと温かく感じるかもしれませんが、防寒対策は手を抜かないようにしましょう。
桜も、場所により開花がまちまちです。
今回ご紹介した平野神社は比較的早くから桜を楽しめ、花見茶屋の座席が用意されているので、快適なお花見を楽しむにはおすすめのお花見スポットですよ。
女子旅でぜひ訪れてみてくださいね。
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みなさんからのコメントをもとに、より一層お役に立つ旅行記事を執筆してまいります。
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