夏の休暇こそ、沖縄でゆったりと過ごしたいものの、7月は台風が気になる季節です。
「旅行中に台風が来てしまったら…」
その不安を払拭するには7月の台風の過去データと対処法を知ることが大切。
台風の知識があれば、旅行中も安心して行動できます。
そこで今回は7月の台風の過去データ分析、そして台風が来た場合の対処法をご紹介しますね。
目次
7月の沖縄旅行!台風の過去データと上陸した際の対処法もご紹介!
7月の沖縄はいよいよ観光シーズンをむかえるとともに、台風の季節もむかえます。
旅行シーズンなのに台風の来る時期が被って、とても不安ですよね。
せっかくの旅行はお天気に恵まれたいところです。
でも台風のデータと対処法を知っておくことで、安心して沖縄旅行を遂行できます。
早速この記事で7月の沖縄の過去のデータとその対処法を確認してまいりましょう。
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<7月ってどのくらい台風が来るの? 過去のデータを参照!>
爽やかな7月には思い切ってお休みを取り、沖縄を旅行したいですよね。
でもこの時期は、そろそろ台風が上陸する機会も多くなり、天気が心配なのではないでしょうか。
事前準備として大切なのが、沖縄の7月の台風状況を知ることです。
そのためにも過去のデータを分析してみましょう。
気象庁が発表している「沖縄地方への接近数」を参照すると、2017年までの7月の台風の接近数は過去5年で次の通りとなります。
2017年 3回
2016年 1回
2015年 2回
2014年 3回
2013年 1回
その時々によって台風接近数は変わりますが、最低でも月に1回、多くて月に3回台風がめぐって来るのですね。
過去5年を平均してみると、7月は2回台風が接近していることが分かります。
気象庁のデータは1951年から2017年までとなっており、すべてを計算してみると平均して年に1.5回は台風が接近していることが分かります。
つまり平均回数だけで分析すれば、過去5年間は台風の接近が増えつつあると言えます。
とはいえ、多くても接近は3回なので旅行できないほど台風が多いわけでもありません。
日程と天候さえ合えば、7月の沖縄を存分に楽しめます。
ただ天候ばかりは天気予報を見ていても、確実には分かりません。
旅行のプランは1∼3か月前に決めることが多いので、先のことを把握できない状況ですよね。
そこで大切なのが、滞在中に台風が来てしまった場合、あるいは滞在直前や最終日に台風が来た場合の対処法について事前に知っておくことです。
次の項目で、これらのケースの対処法を確認してまいりましょう。
<滞在中に台風が来てしまった! 対処法は?>
滞在中に台風が上陸、接近してしまった場合には、あらゆるお店や観光スポットが閉まってしまいます。
事前に予約していたアクティビティが中止になってしまうことも多いですよね。
そんなとき、どのように対処すれば良いのでしょうか。
ここではアクティビティを予約していた場合の対処法と、台風が接近したときの過ごし方をご紹介しますね。
・アクティビティを予約していた場合
そもそも外に出ること自体が難しい状況なので、あらゆるアクティビティも中止になりかねません。
そのため予約していたアクティビティを請け負う会社に、直接連絡を取って事前に支払った料金は返金されるのかどうか聞く必要があります。
後々トラブルにならないように、アクティビティを予約する場合は、台風や悪天候に見舞われた場合の対応について、事前に聞いておくのが無難です。
・台風が接近した場合の過ごし方
台風が接近してしまった場合は、「室内で楽しめる施設に行こう」と考えてしまいがちです。
確かに水族館やショッピングモールをはじめとした室内観光施設であれば、雨風をしのげるので、台風時にはうってつけかもしれません。
しかし実際に台風が上陸してしまった場合には、バスやモノレールなどの公共交通手段がすべてストップする可能性が高いのも事実です。
さらには、あらゆる公共交通手段がストップしてしまうと、各室内観光施設自体が閉鎖することもあります。
たとえ公共交通機関が動いていたとしても、帰りに台風の影響で止まってしまい、帰れないことも十分あり得ます。
このような状況を考慮すると、台風が接近したときには安全を最優先し、ホテルでじっとしていることが大事です。
そのため台風が接近する可能性の高い7月は、たとえ台風に遭遇しそうになくても、室内で楽しめるホテル選びがネックとなります。
ホテル選びのポイントとしては、次の4つが挙げられます。
・プールや温泉、サウナ、エステなどのリラクゼーションが充実している
・ジムなどのスポーツ設備が整っている
・カラオケや卓球、ビリヤードなどのゲームが楽しめる
・レストラン、カフェが充実している
これらの要素がそろっていれば台風で外に出られない状況でも、しっかりと沖縄旅行を楽しめます。
たとえ台風に遭遇しなかったとしても、外での観光以外のホテルでゆったりと楽しめれば旅行の充実度も倍増するはずですよ。
私が沖縄旅行で以前泊まったホテルでは、夕食時にステージで沖縄民謡を観賞できました。
そのようなサービスのあるホテルなら、外へ出かけられなくても沖縄らしさに十分触れられるのでおすすめですよ。
<旅行直前・帰る直前に台風が接近したら?>
旅行直前や帰る直前に台風が接近したら、どう対処すれば良いのでしょうか。
日常的に経験することではないので、対応に困りますよね。
当日にパニックにならないためにも、事前に確認することが大切です。
そこでこの項目では、旅行直前・帰る直前に台風が接近した場合の対処法をご紹介します。
・旅行直前に台風が接近した場合の対処法
旅行直前に台風が接近していると、飛行機が飛ぶかどうか不安になりませんか?
たいてい電話をかけて飛行機が飛ぶか、確認を取りますよね。
しかしその時点では飛行機の発着が可能かどうかは判断できません。
出発直前まで分からないので、空港に問い合わせをしても空港に来るようにと言われることがほとんどです。
発着時間近くに台風が上陸してしまった場合は、欠航あるいは遅延となります。
欠航してしまった場合は、その便が「変更対象便」となることがあります。
変更対象便とは、別の便への変更、あるいは搭乗のキャンセルが可能となる便のことです。
便の変更は運航の前日、あるいは前々日に決定することがほとんど。
変更が決定されたか否かは、旅行会社に電話で確認を取るようにしましょう。
当日の場合は空港のカウンターで便を変更できます。
・帰る直前に台風が接近、上陸した場合
旅行に行く直前に台風が接近することもあれば、帰る直前に台風が接近することもあります。
帰る日に台風とぶつかってしまった場合は、まずは空港へ向かい、空港会社あるいは旅行会社の対応を待ちます。
搭乗する予定だった便が当日あるいは前日に「変更対象便」となった場合には、旅行会社あるいは空港会社へ連絡をして変更してもらいます。
欠航になってしまった場合には、旅行会社に宿泊先を手配してもらうようにしましょう。
ただ宿泊先の手配をしてもらえたとしても、ホテルまでの交通費や滞在費は「台風料金」という形で安価にはなりますが、旅行者の負担となることが多い点に注意しましょう。
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【まとめ】
台風が来てしまうとパニックになってどう対処すれば良いか分からなくなってしまいますよね。
でも今回ご紹介した情報を知っていれば、実際に台風が直撃しても落ち着いて行動できます。
特に台風でも楽しめるホテル選びは、旅行の充実度を決めるので慎重に選びたいところです。
外に出なくても楽しめそうなホテルを選んでみてくださいね。
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みなさんからのコメントをもとに、安心して沖縄旅行を満喫できるお役立ち情報をお届け致します。