付き合っているのに、自分を好きになれない。
これは、恋愛する多くの女性に共通する問題です。
彼氏がいるのは幸せなことなのに、なぜ自分を好きになれず、恋愛もぱっとしないのか。
その原因と対処法を突き止めることで、お互いの関係も上手く行きます。
自分を顧みて、恋愛を素敵なものにしたいですよね。
早速この記事で確認していきましょう。
目次
付き合っている自分を好きになれない!その理由と対策とは?
好きな彼氏がいるのに、なぜか楽しめない。
自分を好きになれない。
こんな思いを抱えながら、付き合いを続けている人も多いのではないでしょうか。
大切な人がいて、楽しいはずの恋愛が、どうして楽しめないのか。
その原因を見つめ直すことで、これから自分がどう行動すればよいのかヒントを得ることができます。
この記事では、恋人と付き合っている自分を好きになれない理由と、その対処法についてご紹介しますね。
<付き合っている自分を好きになれない! その原因はなに?>
恋人と付き合っていても、疲れを感じてしまったり、なんとなく身の周りのことがうまくいかなかったりして、気が晴れない。
こんなことを感じていませんか。
これは恋人と一緒にいる自分を大切にできていないというサインです。
究極的なことを言ってしまえば、恋人といる自分を好きに思えないということ。
自分のことを好きだと思えないと、恋人に丁寧に接することができません。
どうして好きな相手と一緒にいるのに自分のことを好きになれず、疲れてしまうのか。
まずは、その原因について考えてみることが大切です。
自分を好きになれない原因として考えられるものの一つが、彼に似合う自分になろうと無理をしているということです。
恋愛しはじめると、女性はつい相手の男性に合わせてしまう傾向にあります。
今の恋人と付き合いはじめてから、突然趣味が変わったり、性格を変えたり、人間関係を変えたり、といったようなことはありませんか。
急に相手のペースに合わせてしまうと、はじめのうちはその変化を楽しむことができても、次第に相手に合わせているという意識が勝ってしまい、辛くなりますよね。
無理をしているうちは自分を大切にできていないので、どうしても自分を好きになれません。
その結果、「こんなに疲れ果てた自分では、相手に嫌われてしまう」と思い込み、自己評価も低くなってしまいます。
このような状態が続いてしまうと、自分の抱え込んでいる気持ちが外に表れてしまい、好きな恋人をも不安にさせてしまいます。
対処法については次の項目で詳しくお話しますが、この場合は自分だけの時間をつくって休養を取ったり、他のことを楽しんだりする必要があります。
そしてもう一つ、自分のことを好きになれない原因として挙げられるのは、「これをやっていて本当に良かった」と心から誇りに思えるものにめぐり合えていないということです。
「これをやっていて本当に良かった」と思えるものとは、たとえば仕事であったり、趣味であったり、これに取り組んでいるからこそ、自分は幸せでいられるというものです。
何か心からほれ込めるものを1つでも持つことができれば、自分という花に水をやることができるのです。
楽しいと思えることに取り組んでいれば、自ずと笑顔になれます。
そんな自分を好きになってくれる恋人であれば、自分のことも恋人のことも大切にできますよね。
でも「誇りに思えるようなことを見つけるのは簡単ではない」と思うかもしれません。
心から好きだと思えるものに出会うには、どうすればいいか。
これを考えることが、自分を好きになり、恋人を大切にする一歩となるのですね。
これについても、また後ほど詳しくご紹介します。
そして3つ目に、自分を好きになれない原因として挙げられること。
それは、そもそも恋愛に慣れていないということ、つまり男性のことをよく知らないということです。
恋愛をしてはじめて、異性がどんなとき・どのように行動するのか、間近で見ることができます。
はじめてのお付き合いの場合は、分からないことが多く、恋人が何を考えているのか忖度できませんよね。
「相手の気持ちを汲んで、思いやりのある行動さえとることができない」と自分を責めてしまうことで、自尊心も低くなってしまいます。
こんなときには、「はじめての経験なのだから、それほど自分を責めなくてもいい。失敗しても良いから、真剣に恋愛しよう」と思うのが一番です。
ただ、ある程度他にも対策があるので、これからご紹介しますね。
<恋愛中でも自分を保ち続けるには?>
さて、自分を好きになれない原因について、思い当たるものはありましたか。
もっと自分を大事にして、恋人とよい関係を築きたいですよね。
早速、この項目では恋愛中でも恋人に合わせすぎず、自分のペースを保つための対策をご紹介します。
彼氏ができると、いままで自分が続けていたことを急に辞めてしまったり、突然新しい趣味をはじめたりと、相手のペースを優先させてしまいがちです。
相手をもっと理解したい、共通の趣味を持って心の距離を縮めたい、と思うかもしれません。
もちろん、彼の世界を知るため、新しいことに挑戦するのは良いことです。
でも、いままで自分が大切にしてきた趣味の時間を無くしてしまってもいけません。
あるいは、彼に似合うような相手になろうと、落ち着いた性格を無理に明るくする必要もありません。
そもそも、彼はそのままのあなたを好きになったのであり、彼に合わせて変わったあなたを好きに思っているわけではないのです。
そこで、自分に使う時間を確保するために、彼と会う理想の頻度をあらかじめ決め、伝えておくとよいでしょう。
自分で自由に使う時間は、趣味に充てたり、休養を取ったり、友人と楽しく過ごしたり、心を自由に使う時間として利用します。
また、彼にはあなたの性格を知ってもらえるように、付き合う前や付き合いはじめのうちは「私ってこんな人なんだ」と、さりげなく伝えてみましょう。
付き合いはじめのうちに猫をかぶらず、自分をさらけ出してしまうことで、相手にも「この人はこんな価値観をもっていて、こんな性格をしているんだ」と安心感を与えることができるのです。
このような工夫をすることで、お付き合いをはじめた後も心を楽にして、無理なく恋愛を楽しめます。
<心から好きになれるものを見つけ、取り組むには?>
心から好きになれるものを見つけられた人はラッキーだ、と思うかもしれません。
たしかに、一点の曇りなく「これが好きだ」という確信を持てるものを持つ人は、あまりいません。
でも、ときどき趣味でも仕事でも、自分の大好きなことを見つけ、幸せそうに過ごしている人を見かけませんか。
もし、この記事を読んでいるあなたが大学生であれば、そのもっとも身近な例は大学の先生でしょう。
大学の先生は「ちょっと頭がおかしいんじゃないか」と思ってしまうほど、自分の研究に没頭しています。
でも、そんな先生たちが目を輝かせて話しているのを見ると、たとえ先生の研究には興味がなくても、楽しい気分になりませんか。
もちろん、大学の先生だけでなく、お客さんの心をつかみ取り、モノを売るのが大好きなセールスマン、会社を辞めて自分の好きなビジネスを立ち上げた人、伝統工芸に魂を込める職人さん、生徒一人一人に大きな愛情を注ぐ学校の先生、趣味に全力で取り組む大学生など、身近には意外と何かに夢中な人たちがいます。
心から好きになれる何かを見つけるには、まず何かに精一杯取り組み、誇らしそうにしている人のそばにいることが大きな一歩になります。
彼ら・彼女らと過ごしていると、不思議と気持ちが軽く明るくなり、「自分も〇〇さんのように人生を謳歌したい」と思えるようになるのです。
このように、自分もこうなりたい、と願うところからすべてがはじまります。
そして、この気持ちと一緒に大切にしたいのが、「自分には無理だ」と決めつけないことです。
「何か好きなものを見つけたい」と思って、人に会い、体験を重ねてゆくことで、自分が好きになれるものを見つけた。
でも、それをはじめる一歩を踏み出すのは勇気の要ることです。
「自分には無理だ」と思ってしまうことで、なかなか前に進むことができません。
そんなときに大切なのが、セルフイメージを変えること。
セルフイメージとは、自分に対して抱く自分のイメージ、つまり「自分とはこんな人だ」という認識です。
もしも、「自分は平凡で、大した能力を持っていない」と思っているのなら、そのセルフイメージを変えてみましょう。
「自分には人を喜ばせる力があり、輝くことができる」。
信じられなくてもこう言い聞かせ、力のある人であるかのようにふるまうだけで、一歩前に進み出ることができますよ。
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<恋愛経験が浅いのなら…?>
恋愛している自分を好きになれない原因の1つとして挙げられるのが、恋愛経験が浅く、男性についてよく知らないということでした。
異性の心について知らないと、「どうして自分はいつも相手のことを理解できないのだろう」と自己嫌悪に陥ってしまいます。
実際のところ、何度かそのような状態に陥って、異性の考え方を知る必要がある。
つまり、経験に頼らざるを得ない部分があります。
しかし、自分の経験だけでは恋愛における″地図″を持ち合わせておらず、悩みを一人で抱え込んでしまいます。
そんなときに必要なのは、恋愛経験のある頼れる友達の話を聞くこと、そして本を読むことです。
恋愛経験のある頼れる友達は、女友達であっても男友達であってもどちらでもよいでしょう。
ただ、「男性はこんなもので、女性はこんなものだ」と批判的な意見を持つのではなく、中立的な立場に立って、男女の考え方の違いを見抜ける友達であることが大切です。
頼れる恋愛相談相手かどうか知るためには、相手が過去の彼氏・彼女ばかりを批判せず、自分の非も認めているかどうかがポイントです。
恋愛は男女それぞれが50%ずつ責任を負っているということ。
それを、しっかりと自覚している人であれば、安心して相談に乗ってもらえます。
自分のことを人に話し、人の経験を話してもらうことで、少し心の荷が降りるのですね。
また、本を読むことを通じて、異性の心・人の心を違う角度から眺めることも大切です。
とくに、恋愛というテーマをめぐっては、古今東西さまざまな意見が交わされてきました。
このテーマの小説や文学、心理学、哲学などを少しずつかいつまんでみることで、自分の恋愛に対する見方もずいぶんと変わってきます。
何より、恋愛を1つの方向から眺めず、あらゆる方向から眺められるようになるので、相手との関係にものすごく落ち込んでしまうことが少なくなるのです。
このようにして、自分の心を解放することで悩みの重さも小さくなり、恋愛も思うように進んでゆくのですね。
人と話してみる、本を読んでみるという2点を心がけて恋愛を楽しんでみてください。
【まとめ】
恋愛するとお互いの距離が近くなるぶん、自分と相手のバランスを取るのがとても難しくなります。
相手に気を遣いすぎて、逆にイライラしてしまったり、自分をおさえ込んでしまい、なかなか上手くいかなかったりすることもあるでしょう。
そんなときには、今回ご紹介した対処法を試してみてください。
きっと、前に一歩進むことができますよ。
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