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石垣島のおすすめの穴場スポット6選!冒険しませんか?

更新日:

垣島は沖縄旅行でも人気な離島の一つであるだけに、見どころの多い島です。

 

定番・穴場を含めて見ごたえある場所ですが、なかなか離島の穴場まで知るのは難しいもの。

 

でも、旅行を奥深いものにするため、穴場スポットにも足を運んでおきたいところですよね。

 

そこで、今回は石垣島のおすすめ穴場スポットを6つご紹介しますね。

目次

石垣島のおすすめの穴場スポット6選!冒険しませんか?

石垣島の画像

石垣島は自然豊かな島であり、定番スポット・穴場スポット共に野生的な場所が点在しています。

 

石垣島のおすすめ観光スポットランキング6選!短時間でも満喫!」の記事では、石垣島で比較的知られている観光スポットをご紹介しました。

 

でも、せっかく旅行に来たのなら定番だけでなく、石垣島の個性に触れることのできる穴場スポットにも訪れておきたいですよね。

 

今回は、旅行をより奥深いものにするために、石垣島の穴場スポットについてご紹介しましょう。

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<石垣やいま村>

石垣やいま村の画像

出典元:wikimedia

石垣やいま村は、八重山の民俗文化や昔の生活風景を展示している野外博物館であり、石垣島独自の島文化を体験することができます。

 

この観光スポットには、八重山の古民家が残されており、石垣島独自の文化に触れることができます。

 

この古民家は日本の有形文化財に登録されたものであり、赤レンガの古民家では三線の音色が鳴り響きます。

琉球衣装の体験や、シーサーの絵付け体験なども充実しており、長い時間の滞在も退屈しません。

 

園内では家あしび(やーしびー)にて、三線と太古の生演奏を楽しむことができ、また、魔除けとして扱われる塩を入れた貝に、絵や文字を記入して、貝のキーホルダー・マースのお守り作りも体験できます。

お食事も石垣島やいま村食事処「あんぱる食堂」で摂ることができ、ソーキそばはもちろん、石垣島でしか味わえない八重山の郷土料理や、石垣風ぜんざいを堪能することができます。

 

さらに、やいま村からはラムサール条約に指定されている「名蔵アンパル」にカヌーに乗って散策することができます。

 

「名蔵アンパル」は沖縄でしか見ることのできない珍しい動植物を観察することができ、ガイドの方に同伴していただけるので、じっくりと石垣島の自然について知ることができます。

名蔵アンパルの画像

所要時間も40分なので、気軽に参加できるコースです。

 

このように、食事休憩も、様々なアクティビティも充実した穴場スポットなので、丸一日ゆっくりと滞在することができますよ。

 

雨の日でもある程度楽しめる場所なので、旅程に入れておくと良いでしょう。

<みんさー工芸館>

みんさー工芸館は、八重山地方の伝統的な工芸品である八重山みんさー織の制作を行なっている施設です。

 

みんさー工芸館は「染め屋」と「別館」に分かれており、「染め屋」では実際の手染め作業、そして資料展示室を見学することができ、一方「別館」では、みんさー織りの手織り体験を行うことができます。

展示室には、みんさー織の歴史、みんさー織の作品を展示しており、より詳しく伝統工芸の文化に触れることができます。

 

このみんさー織は、八重山エリアでは婚約の証として女性が想いを寄せる男性へ贈っていたものです。

みんさー織で折り上げる帯には、五つと四つの組み合わせが交互に配されており、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」という心が込められています。

 

さらに、帯の両脇にはムカデの足のような模様も施されており、通い婚の習慣を思わせる、「足繁くおいでください」という意味が表現されています。

 

女性から堂々と男性に自分の想いを伝えるなんて、とても素敵ですね。

お互い結婚を意識しているカップル、あるいは自分から彼に逆プロポーズをしたいと考えている方には、とっておきのプレゼントとなりますよ。

 

みんさー織の体験は、機織りが全く初めてであっても楽しんで体験することができます。

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<フルスト原遺跡>

フルスト原遺跡は、15世紀~16世紀に造られた、沖縄本島にあるグスク(=古代遺跡)とよく似た造りの遺跡です。

 

この遺跡がもともとどのような用途で利用されていたかは未だに解明されていませんが、遺跡内からは八重山焼、青磁・白磁などが出土しており、その上武器は発掘されていないことから、住居として使われていたとの仮説が立てられています。

その一方で、大浜の英雄として賞賛されていたオヤケアカハチの居住であるとの説も出ています。

 

オヤケアカハチは大浜の豪族であり、1500年に琉球王朝に対して乱を起こした人物です。

 

ただ、本当に彼がこの地に住んでいたか、未だに証明されてはいません。

 

フルスト原遺跡は石灰岩塊の石の囲い(=石塁)であり、遺跡内には15か所確認されています。

それぞれ石塁の積まれ方が異なっているので、景色を眺めているだけでも、その土塁に囲まれたスペースがどのように利用されていたのか、想像してしまいますね。

 

さらに、フルスト原遺跡からは、真っ青な色をした宮良湾を眺めることができます。

 

フルスト原遺跡に至るまでは、森の小道が続いており、そこをまっすぐに進むと視界が開け、明るく静かな空間に遺跡が現れます。

 

気持ちの良い場所でぼうっと物思いにふけりたい時には、この場所に訪れて、心を空っぽにしてみたいものですね。

<野底(のそこ)マーペー>

野底マーペーの画像

出典元:wikimedia

ハイキング・登山が好きな方、絶景を見たいという方は、石垣島の野底マーペー(野底岳)を訪れてみましょう。

 

野底マーペーはそれほど高い山ではなく、山頂までは282メートル、所要時間は45分ほどですが、そのパノラミックな景色を一目見たら、何もかも忘れてしまうほど虜になってしまうでしょう。

北には平久保半島、西には野底海岸、東には玉取海岸などを眺めることができます。

 

このように、石垣島の中でも最も美しい景色を眺めることのできる野底岳ですが、マーペーとは一体何なのか気になりますよね。

 

実は、野底岳にまつわる伝説が残っており、マーペーと言うのはその伝説の中で、恋人との仲を裂かれてしまった悲劇のヒロインなのです。

少し伝説についても触れておきましょう。

 

昔、黒島と呼ばれる島にマーペーと青年・カ二ムイは将来を誓い合った恋人として暮らしていました。

 

しかし、琉球王府による突然の御触れによって、マーペーが暮らす地域の人々は石垣島に強制移住させられ、2人は離れ離れになってしまいました。

 

マーペーはカ二ムイの住む黒島を一目見ようと野底岳に登りましたが、黒島は山の陰に隠れ、その姿を捉えることはできませんでした。

 

そのため、マーペーは悲しみと絶望のあまり、野底岳の上で石と化してしまった、というのです。

 

悲しい物語とは裏腹に、景色は一層美しく明るい点が印象的です。

 

山頂に至る道はぬかるんでいるので、滑りづらく、汚れても構わない登山靴やスニーカーを履いて登りましょう。

 

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<フサキビーチ>

フサキビーチの画像

息を呑むほどに美しいサンセットと星空を眺めるのであれば、フサキビーチに足を運んでみましょう。

 

このビーチは石垣島西部名蔵湾に面している天然のロングビーチです。

 

石垣島近くの西表島も、このビーチから望むことができます。

 

浜からは桟橋が突き出ており、ここから夕陽と星空を眺めることができます。

フサキビーチからの夕焼け画像

ちなみに、このビーチでは様々なマリンアクテイビティを楽しむことができ、シュノーケルやドラゴンボート、シーカヤックなどを体験することができます。

 

また、設備も整っており、貸しタオル付き温水シャワーの利用(300円)、監視員常駐、クラゲ防止ネットの設置が行なわれているので、安心してビーチを満喫することができますよ。

 

一人でも、友達とでも、彼とでも、ゆったりとした時間を噛み締めながら、過ごしてみたい場所です。

 

(※クラゲに刺された時の対処法については、「沖縄本島の海水浴の時期はいつからいつまで?クラゲ対策も!」の記事でご紹介しているので、気になる方は、そちらもご覧くださいね。)

 

<桃林寺>

桃林寺の画像

出典元:wikimedia

桃林寺は石垣島の市街地に位置するお寺であり、1614年、薩摩藩により石垣地方で初めて建立されたお寺です。

 

このお寺の見どころは、山門に内蔵された沖縄最古の仁王像(県指定有形文化財)と、現存する沖縄最古の木造建築・国指定重要文化財である権現堂です。

桃林寺の仁王像の画像

出典元:wikimedia

権現堂は一度津波に遭いましたが、1786年に再建されました。

 

お寺ではありますが、屋根の瓦は赤レンガとなっており、沖縄独特の個性が溢れる寺院が魅力的です。

 

散歩のついでにふらりと立ち寄ってみたい、小さく涼しげな風景が魅力ですね。

 

【まとめ】

石垣島は小さな島であるにもかかわらず、見どころ穴場スポットがたくさんあります。

 

石垣島だけでもたった数日では回り切れませんね。

 

この島の穴場スポットは、沖縄旅行の上級者にぴったりの場所ですが、初めて訪れる方も楽しめます。

 

定番観光地を織り交ぜて、石垣島をより深く知ることのできるような旅行プランを立ててみれば、脳裏に焼きつくような旅になりますよ。

 

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また、記事のこんな点が役に立った、ここが意外だったなどのご感想があれば、お気軽にコメントください。

 

皆さまのコメントをもとに、より楽しんでいただける記事を執筆して参ります。

 

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