東京にはたくさんの合格祈願の神社があります。
受験本番が近づくと、どんなに勉強を続けていても不安に思ってしまいますよね。
もちろん努力ありきですが、最後は神頼みで自信をつけるのも良い方法です。
東京近郊に住んでいるのなら、どこの神社がおすすめなのでしょうか。
今回は東京での合格祈願でおすすめの神社、そしてお守りをご紹介します。
目次
東京で合格祈願!おすすめ神社とお守りを紹介!
東京には関東で有名な合格祈願の神社が集結しています。
受験の年をむかえたら、受験当日が近づいてきたら、景気づけに合格祈願にはぜひとも訪れておきたいところです。
一体どの神社がおすすめなのか、お参りの前には知っておきたいですよね。
また手に入るお守りもどんなものがあるか、しっかりと確認したいところです。
早速、この記事で確認してまいりましょう。
<湯島天満宮>
東京で一番有名な合格祈願の神社といったら、湯島天満宮が真っ先に思い浮かぶはず。
湯島天満宮は「天満宮」という呼び名がついているので、学問の神さまである菅原道真公が祀られています。
そもそも「天神」「天満宮」とつく神社は学問の神さまの祀られている神社なのですね。
境内には菅原道真公と縁の深かった牛の像「なで牛」があり、その頭をなでた後にじぶんの頭をなでると知恵が得られると言われています。
その上、ここでは合格祈願のご祈祷をしてもらえます。
個人の場合は5千円~2万円、団体の場合は1、2万円~となります。
ご祈祷の予約は不要で、9:15~16:30となっています。
ご祈祷をしない場合でも、お守りだけはもらっておきたいですよね。
湯島天満宮には合格祈願のお守りや絵馬が数種類販売されています。
スタンダードのお守りだと「学業守」(800円)。
ちょっと豪華なお守りだと「学業錦守」(800円)。
お札とお守りがセットになっている「学業守札」(1,200円)。
そして「開運絵馬」(1,000)円です。
さらに受験生におすすめなのが「学業成就鉛筆」(600円)です。
この鉛筆には格言が記されていて、受験勉強のやる気が出なかったり、自信をなくしてしまったりしたときに、元気をもらえるメッセージです。
受験本番でお守りをカバンにつけ、湯島天満宮の鉛筆を使って試験に臨めば、怖いものはありませんよ。
ちなみに受験本番真っ只中の2月中旬から下旬にかけては、湯島天満宮では梅が見ごろをむかえます。
湯島天満宮は梅の名所としても知られており、境内には20品種、300本の梅が植えられているのですね。
中には樹齢70~80年にも及ぶ老木も花を咲かせています。
さらに湯島天満宮に近い和菓子舗「つる瀬」には、天満宮の白梅にちなんで「むすび梅」というおこわが販売されています。
これは宮城県産のもち米、北海道産の大豆、そして昆布と梅干しが混ぜられた3口ほどで食べられるおこわです。
第一志望校との縁を願いつつ、「むすび梅」をいただいてみてはいかかでしょうか。
<谷保(やぼ)天満宮>
「江戸三大天神」「関東三天神」と呼ばれているのが、湯島天満宮・亀戸天神社・谷保天満宮の3か所です。
これらの神社はいずれも菅原道真を祀っており、学業・学問に絶大なご利益があるスポットです。
その中の1つである谷保天満宮は「天満宮略縁起」によると、901年に菅原道真の第3子菅原道武が父・道真を祀る建物を建設したことが始まりとなっています。
天満宮としては東日本最古。
境内は自然にあふれており、チャボが歩いていたり、清水にはザリガニが生息していたりと心癒されます。
ニワトリさんって飼育小屋以外で初めて見た…綺麗なニワトリさん。@谷保天満宮。 pic.twitter.com/F5CwhNtsL8
— 風花みん (@kazahana_minn) 2018年4月15日
ここで手に入る受験生におすすめのお守りは「合格お守り」(500円、御神筆1本つき)です。
学問の神さまのエネルギーがこもったお守りがあれば、受験当日も落ち着いて試験に臨めます。
さらに受験生向けの「学業絵馬セット」(1,000円、お札、御神筆2本つき)もあります。
今日からセンター試験✍
受験生の皆さん。
自分を信じて頑張ってください✊!!#谷保天満宮 #学問の神様 #センター試験 pic.twitter.com/mC1zbB2hiR— 楪 望(フリーアナウンサー) (@lnozomi1003l) 2018年1月13日
受験を応援してくれるアイテムがこれだけそろっていれば、自信を持って試験に臨めますね。
また初詣にはぜひとも谷保天満宮を訪れておきたいところです。
というのもお正月には「生芽(うめ)の矢」(大:2,000円、小:1,000円)という授与品が手に入るからです。
これは除災招福・諸祈願達成の矢。
数に限りある授与品なので、早めに手に入れておくのがポイントです。
各種ご祈祷も予約不要で行っていただけるので、希望する場合は玉串料をのし袋に包んで受付に持って行きましょう。
<亀戸天神社>
「関東三天神」の最後にご紹介するのが亀戸天神社です。
ここは菅原道真の後裔・菅原大鳥居信裕が九州の太宰府天満宮にならって建てたことに始まります。
境内は四季折々の花で彩られ、春には梅や藤の花、秋には菊の花などが咲き誇ります。
「花の天神様」と呼ばれる由縁がよく分かりますね。
自然が豊かな境内なので、散歩しているだけでも受験勉強の疲れが吹き飛んでしまいます。
亀戸天神社には、神前へと進むまでに3つの橋が架けられています。
大鳥居をくぐって最初に渡る橋が「男橋」で、生きてきた過去を表す橋です。
その次には「平橋」がかけられており、こちらは現在を表しています。
そして最後に通る橋が「女橋」で、希望に溢れた未来を意味しています。
これらの橋を渡るたび、心が浄められ神前に進んで行くのですね。
ここでのご祈願は予約不要。
1人につきおよそ20分のご祈願を5,000円からの料金で受けられます。
ご祈願は9:00∼16:00の間に本殿横の社務所で受付してもらえます。
亀戸天神社のお守りは、谷保天満宮や湯島天満宮と比べてよりかわいらしく、ユニークなのが特徴です。
合格にご利益のあるお守りは2つ、「学業御守」(500円)と「学業成就鉛筆」(500円)です。
亀戸天神社で見られる藤の花と梅の花の描かれた優美な「学業御守」を見ていると、やる気が出てきます。
「学業成就鉛筆」はとてもカラフルで、持っていると勉強したくなってしまうアイテムです。
色は紫・黄・朱・緑・青の5つで1セット。
紫・黄・青はHB、朱・緑はBと、マークシートにもしっかり対応した濃さなので、試験本番でも大活躍です。
鉛筆は合格とかけて断面が五角になっているので、第一志望校をはじめとした受験校合格へとサポートしてくれますよ。
さらに亀戸天神社独自のユニークなお守りもあります。
それは鷽(うそ)という鳥をモチーフにしたお守りです。
亀戸天神で可愛いお守りを買ってきた✨ pic.twitter.com/LrSPEXveuZ
— キョロぴぃ (@kyoropooo) 2018年2月25日
亀戸天神社では「鷽守」(700円)、鷽笛(700円)、鷽鈴(600円)、鷽ストラップ(700円)が手に入るのですね。
鷽は幸運を招く鳥として信仰されており、「鷽」と「學」の文字が似ていることから学問の神様に通じていると考えられてきました。
江戸時代には人々は木彫りで作られた鶯を交換する習慣があり、新しい鶯に変えるとこれまでの悪いことが嘘になり、幸運を招くのだと言い伝えられています。
今でも鷽替え神事が行われており、1月24日・25日には木彫りの鷽のお守りが授与されています。
ちょうど入試直前の時期に行われるので、本番での成功を願いに息抜きがてら訪れてみるのもおすすめですよ。
<上野公園内 上野大仏>
東京には合格祈願にご利益のある神社がたくさんありますが、その中でも一風変わったパワースポットもあります。
それが上野公園内にある上野大仏です。
この大仏は顔だけしかありません。
じつはこの大仏は火災や地震に遭い、その度に修復されましたが、1923年の関東大震災には頭部が取れて落ちてしまったのです。
さらには第二次世界大戦には胴体と顔面以外の頭部が日本軍に供給されてしまいます。
このように数々の災難が降りかかった大仏様ですが、今に至っては「これ以上落ちない」ということから、知る人ぞ知る合格祈願のスポットになったのですね。
昨日は、上野大仏と浅草寺の仏像を拝んでまいりました🙏🏻
浅草寺ではもちろん影向堂も参拝させていただきました🌸
教えてくださった皆さんありがとうございました😊
まだまだ都内の仏像にお会いしたいと思っています〜!!#仏像 #女子大生 pic.twitter.com/8gzn77hESU— 久保 沙里菜(さりな) (@sarina_k83) 2018年4月15日
ここで手に入るおすすめのお守りは「勝守」(500円)、大仏モチーフの五角形のお守り(700円)そして「合格鉛筆」(500円)です。
ちょっとめずらしいパワースポットで合格祈願するのも良いものですね。
知る人ぞ知る合格祈願スポットなので、それほど混んでおらず、受験勉強の合間にお参りするにはぴったりですよ。
【まとめ】
東京で合格祈願にご利益のある神社と言えば、湯島天満宮を思い浮かべる方も多いですよね。
しかし湯島天満宮以外にも、これほどたくさんの合格祈願にご利益のある神社があるのです。
試験勉強に疲れてしまったら、息抜きがてら時間を作ってお参りするのもおすすめです。
不安になってしまったときも、お参りすることで「頑張っているのだから天は味方についてくれる」と勇気を持てますよ。
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みなさんからのコメントをもとに、受験合格へと進んでいける応援記事を執筆して参ります。