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2歳児のおすすめの幼児教育方法!イヤイヤ期の対応は?

更新日:

2歳の幼児は、あらゆる面で目まぐるしい成長を遂げます。

 

2歳のお子様自身も自分の成長に思うように付いて行けず、ぐずったり泣いたりするため、この時期は「イヤイヤ期」「魔の2歳児」とも呼ばれます。

 

この頃は親もイライラしがちで、子どもとの関係に悩まされるものですよね。

 

そこで、今回は2歳児のお子様の教育についてお悩みの方のご参考となるよう、おすすめの幼児教育方法についてご紹介します。

目次

2歳児のおすすめの幼児教育方法!イヤイヤ期の対応は?

疑問顔の2歳児の女の子の画像

2歳児の幼児はとても難しいものですね。

 

自我も芽生え始めて「ちょっとわがままになったかな」と感じるでしょう。

 

というのも、今まで何でも親が決めていたことを自分で決めたがるようになるからです。

 

したがって、親もお子様への対応を変えて行かなければなりません。

 

そのためには、あらかじめ親が2歳の幼児の教育に関する予備知識を集めておく必要があります。

 

今回は、2歳のお子様とどう関係を築き、どのような幼児教育方法を行なえば良いのか知るために、「生活面を通した教育方法」と「遊びを通した教育方法」の2つをご紹介します。

 

ご一緒に確認してまいりましょう。

 

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<生活面での教育方法>

2歳児のイヤイヤ期の画像

成長の変化の著しい2歳児のお子様は、生活の面でも大きな変化を体験することになります。

 

普段の生活面では、お子様にどのような教育ができるのでしょうか。

・イヤイヤ期を見守る

イヤイヤ期で泣く女の子の画像

この時期は自己主張が激しくなる時期です。

 

「イヤイヤ期」、「魔の2歳児」とも呼ばれています。

 

お母さんがお子様を手伝ってあげようとすると「イヤ!」と反発することが多くなります。

 

しかし、自分でやってみたところで思う通りにならず、一層かんしゃくを起こしてしまう場合もあります。

 

そんなお子様を見ていると、お母さんもついイライラと感情的になってしまいます。

 

でも、お子様がこの時期に何でも「イヤ!」と反発することは、健康に成長している証拠です。

キッズコーナーで遊ぶ女の子の画像

イヤイヤ期には自分の思い通りにならない、もどかしい気持ちを発散しているのです。

 

落ち着くまでは、親も無暗やたらに関わるのではなく、そっと放っておいてあげることが大切です。

 

ただ、子どもの言いなりになるのは避けましょう。

 

言いなりになってしまうと、自分の都合であらゆることを動かせるとお子様は認識してしまいます。

 

お子様がだだをこねている時にはそっとしておき、落ち着いたら気分転換として一緒におやつを食べたり、遊んであげたりしましょう。

・トイレに行く訓練をする

トイレの画像

2歳はおむつから離れて行く時期でもあります。

 

赤ちゃんの膀胱は小さいので、2時間も経たないうちにおむつが汚れてしまいます。

 

それが2歳になると、2時間以上おむつが汚れなくなります。

 

おむつを交換する時間間隔が長くなってきたら、トイレトレーニングを始めてみましょう。

 

最初はおまるを使ったトイレトレーニングを行いましょう。

 

きちんとトイレを済ますことができたら、「1人でよくできたね」とたくさん褒めてあげましょう。

トイレトレーニングをしている男の子の画像

褒めることで、トイレという場所が好きになり、自分から積極的にトイレに向かうようになります。

 

ただ、トイレのトレーニングは一度できるようになったら、ずっとできるようになるわけではありません。

 

しばらく上手にトイレに行くことができていても、再びおむつが必要になってしまうこともあります。

 

一進一退の繰り返しなのです。

一進一退の画像

この時にも、叱ったり神経質になったりせず、地道にトイレの練習を繰返して行きましょう。

 

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・他の子との関わらせる

男の子と女の子が寝転びながらほほ笑む画像

2歳期には、自分一人で遊ぶよりも、他の子と遊ぶ方が楽しいと気付くようになる時期です。

 

そのため、ごっこ遊びも他の子と一緒に行うようになります。

 

でも、2歳はまだ他の人との関わり方を知らないので、相手の立場に立って遊ぶことができず、お友達との間にトラブルを起こしてしまいがちです。

 

そのような時こそ、人との関わりを勉強するチャンス。

 

親としてできることは、「ごめんね」や「これ借りてもいい?」といった言葉をどのような場面で使えば良いのか、きちんと教えることです。

母親と娘が絵本でお勉強している画像

お友達と喧嘩してしまったお子様を責めるのではなく、「お友達に何て言ったらいいと思う?」と問いかけながら、マナーを教えてあげましょう。

 

このような形で人間関係を良好に保つコツを教えることができれば、お子様も他人と関わることを嫌いにならず、他の子の立場に立って心を開いてゆくようになるのです。

・外遊びにつれて行く

鹿にしかせんべいを上げている女の子の画像

2歳になれば、ハイハイを卒業したばかりのたどたどしい歩行ではなく、しっかりとした歩き方が身に付きます。

 

そのため歩くだけではなく、思うままに走ることもできます。

 

このようにして、お子様は自分で動き回ることに大きな喜びを感じているのです。

 

したがって、この時期にはお子様が思う存分遊ぶことのできるよう、散歩の時間を作りましょう。

 

外に出て自由に動き回ることで健康な体作りができます。公園に行って好きな遊びをさせるのも良いでしょう。

 

また、外遊びの良い点は、自然に触れることができるという点です。

 

虫や動物、植物に触れることで、2歳の幼児は外の世界へと大きく興味を広げて行きます。

動物と触れ合う子供の画像

自然に触れることで、動植物への思いやりが育ち、感性が豊かになるのです。

 

このように、好奇心を広げてくれる外遊びですが、お子様にとっては危険な場面もたくさんあります。

 

お子様からは目を離さず、危ないと感じたら必ず親が止めに行きましょう。

 

また、危ない場所では、必ず手をつなぐようにすることが大切です。

・スマホは見せない

スマホにビックリマークが表示されている画像

今の10代以降の世代が幼児期の頃、まだスマホはありませんでした。

 

しかし、最近ではみんな持っていて当たり前であり、お母さんが泣く子をあやすためにスマホ動画を見せることも多いようです。

 

また、家事などで忙しい時に、お子様にスマホ動画を見せることも増えています。

 

このように、幼児にスマホを見せることについては賛否両論あります。

 

一概にスマホが悪影響を及ぼすとは言い切れず、「それほど弊害はない」と言われることもあります。

 

しかし、画面の中の世界よりも現実の世界に触れさせた方が、好奇心を大きく育て、自主的に思考・行動できるようになるのは明らかです。

シャボン玉で遊ぶ女性と2歳児の画像

画面の中の世界は子どもを″受け身″にします。

 

何もせずただ眺めているだけで、話が進み展開してゆくので、自分で考えたり、自分の体を動かしたりすることがありません。

 

何かを考える力を育てるためには、「生の体験」が必要なのです。

 

したがって、極力スマホは見せず、おもちゃや外遊びをした方がお子様の成長にも良いでしょう。

 

また、テレビもつけっぱなしにするのではなく、幼児用のDVDを見る時など、必要な時にだけ見せるようにしましょう。

<遊びを通した幼児教育方法>

子供と遊ぶ両親の画像

遊びを通した幼児教育方法は、お子様の心・頭・体の発達を促進させます。

 

大切なのは、お子様の成長具合に合った幼児教育を行うことです。

 

それでは、2歳という時期に合った遊びとはどのようなものなのでしょうか。

・パズル

ジグソーパズルの画像

お子様が楽しく取り組める上に、様々な能力を伸ばせる遊びとして、パズルを挙げることができます。

 

パズルを使った遊びの利点としては次のようなことが挙げられるでしょう。

 

-思考力を鍛える

-手先を器用にする

-集中力を養うことができる

 

このような力をパズル一つで身に付けることができます。

 

パズルを選ぶ際に大事なポイントは、お子様の好きなキャラクターのパズルを選ぶということです。

 

自分の興味に関連したパズルであれば、お子様も積極的に取り組むようになります。

 

また、どの遊びにも共通することですが、同じ遊びを繰り返し行うことが大切です。

 

何度も同じことを繰返してゆくことで、学んだことを記憶に定着させられるようになるからです。

ハートとパズルの画像

パズルは種類が多く、レベルも様々なものがあるので、一度完成することができたらすぐにもっと難しいものに挑戦させたいと思ってしまいますよね。

 

しかし、一度だけでなく何度も繰り返し同じパズルを使って遊ばせることで、お子様の学習能力が定着して行くのです。

 

繰り返し遊ばせて、完璧にパズルを完成させられるようになったら、一段階難しいパズルにも挑戦させてあげましょう。

 

また、パズルで遊んでいる時にはたくさん褒めてあげましょう。

 

ポイントは、完成した時に褒めるのではなく、自分で考えた努力そのものを褒めてあげることです。

大変よくできましたの画像

努力の過程そのものを褒めてもらうことで、お子様は考える作業を好きになることができ、思考力も一段と深まります。

 

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・絵本

絵本を読む男の子の画像

絵本も1歳の頃とは異なり、もう少し言葉の多い本に挑戦できるようになります。

 

1歳の頃には「言葉自体を習得するため」に絵本を読み聞かせますが、2歳になると絵本は「言葉を習得しつつ、言葉以外のことを学ぶためのもの」になります。

 

したがって、大切なのは日常生活に関連した絵本を読み聞かせてあげることです。

 

生活に関連した絵本を読むことで、本で学んだことを自分の生活でも実践できるようになるからです。

絵本を読む女の子の画像

絵本を読み聞かせる場合にも、同じお話しを繰り返し聞かせましょう。

 

というのも、何度も同じ言葉を耳にすることで、語彙力と言葉の使い方が定着するからです。

 

おすすめの本としては「ごはんあそびごあいさつあそび 」と「ねないこだれだ 」を挙げることができます。

 

この2つは、幼児向けの本の中でも長年にわたって読み継がれているものです。

 

「ごあいさつあそび」にはたくさんの動物が登場し、「こんにちは」など人に会った時にかける挨拶や、「いただきます」といった食事の前の一言を楽しく学べる工夫が一杯です。

ごあいさつあそびの本の画像

出典元:https://www.amazon.co.jp/

この絵本は仕掛け絵本なので、お子様も楽しく遊びながら本を読むことができます。

 

また、「ねないこだれだ」は、夜更かしをしている子どもにはお化けが来るという、ちょっとした脅しの効果がある本です。

ねないこだれだの本の画像

出典元:https://www.amazon.co.jp/

そのため、お子様も夜はきちんと寝る習慣が大切だということを理解できるようになります。

 

私が子どもの頃に読んだ絵本の中でも、「ねないこだれだ (いやだいやだの絵本) 」は非常にインパクトの強いものでした。

 

この本のおかげで、私も夜はお化けに出くわさないように早めに寝る習慣が付きました。

 

なかなか寝る準備をしないお子様には、この1冊を読み聞かせてあげると効果があるかもしれません。

 

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・ぬいぐるみ、人形、レンジャーもののフィギュア

熊のぬいぐるみの画像

創造力を高めるおもちゃとしておすすめできるのが、ぬいぐるみや人形、あるいはレンジャーもののフィギュアです。

 

女の子であればぬいぐるみや人形、男の子であればフィギュアと決めてしまいがちですが、女の子でもフィギュアに興味を示す子もいますし、男の子でもぬいぐるみに興味のある子もいるでしょう。

 

大切なのは、その子の興味を持てるものを用意してあげることです。

熊のぬいぐるみの画像

ぬいぐるみやフィギュアを使って遊ぶことで、どのような効果が得られるか挙げてみますね。

 

-シーン設定やストーリーの設定、セリフなどを考えることで、すべて自分で想像する力が付く

-洋服などを着せる作業を通して、手先が器用になる

-普段お世話される側のお子様が、人形をお世話することで、他人の気持ちを考えることができる

 

このようなメリットがあるので、お子様の好きなぬいぐるみがあれば、いくつか用意してあげましょう。

・おいかけっこ

2歳児が走っている画像

2歳児は歩くだけではなく、走れるようになる時期。

 

この時期に体を動かして体力を作ることは、その後の成長のためにとても大事なことです。

 

大人と違い、2歳の幼児はあらゆる場所をちょろちょろと駆け回ります。

 

そのため、追いかけっこも2歳児にとっては苦ではありません。

走る子供の画像

家の中で走るのは危険なので、車などが侵入してこない安全な公園に連れて行き、追いかけっこをして遊んであげましょう。

 

子ども同士で遊ばせてあげると、より一層お子様も楽しめるでしょう。

 

友達と遊ぶことで、ルールを守ることや相手への思いやりを身に付けることができます。

 

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【まとめ】

幼児期の中でも2歳はとても難しい時期です。

 

大切なのは、お子様との距離を調節しながら幼児教育を行うことです。

 

お子様がイライラしていたり、ぐずっていたりする時には少し離れ、落ち着いている時に一緒に遊んであげましょう。

 

一緒に遊んでいる時には、些細なこともたくさん褒めることで、お子様のやる気が一段と芽生えます。

 

距離を調節しながらもお子様の興味を大切にして、たっぷりと愛情を注いであげてくださいね。

 

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