今年のお正月は泊まりで彼氏の実家へ挨拶することになった。
真剣にお付き合いできるのは嬉しいことですが、いざご両親に新年のご挨拶をするとなると緊張してしまいますよね。
好印象を残すためにも、どんな挨拶・マナーを心がければ良いのでしょうか。
そこで、今回はお正月に彼氏の実家に泊まりで挨拶する際のマナーを確認していきましょう。
目次
お正月彼の実家へ泊まりに!好印象を残す挨拶やマナーは?
彼氏との交際が長く続くにつれ、ご両親に会う機会にも恵まれます。
彼氏からは、お正月は泊まりで実家への挨拶に誘われることもあるかもしれません。
でも、何度かご両親と顔を合わせているのであればともかく、初めて顔合わせする場合はどのように振る舞えば良いのが悩んでしまいますよね。
そこで、今回はお正月に彼氏の実家に泊まる際のマナーや挨拶について、ご一緒に確認してまいりましょう。
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<訪問時、意識すべきマナーは?>
彼氏の実家に初めて訪れる場合は、ご両親に気に入ってもらえるかどうか、気になってしまいますよね。
でも、ちょっとしたコツをおさえるだけで、好印象を残せてしまうのですね。
それでは、一体どのような点について注意すれば良いのでしょうか。
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・玄関での振舞い
第一印象は、その人のイメージを作り上げる大切な要素です。
玄関をあがる時のマナーで、その人の人柄が分かってしまうと言っても過言ではありません。
玄関をあがる際には、つい靴を揃えるために相手にお尻を向けた状態で靴を脱いでしまいますが、これでは彼氏のご両親に失礼になってしまいます。
玄関で靴を脱ぐ際には、ご両親に顔・体を向けたまま靴を脱ぎ、その後横向きにかがんで靴をそろえ直しましょう。
これならスムーズな振る舞いに見え、好印象を持ってもらえますよ。
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・手土産を渡すタイミング
手土産は彼氏の実家を訪問する際には必須のアイテムです。
ふだん、人の家にあがる際に玄関先でお土産を渡してしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、実は渡すタイミングはもっと後なのですね。
本来手土産は、通された部屋で相手に渡すのがマナーです。
また、手土産は紙袋ごと渡すのではなく、中身を取り出して相手に手渡すのが正式な渡し方。
さらに、中身は表書きやリボンが相手の方に向くようにして、両手で渡しましょう。
より、丁寧に渡すのであれば、中身はあらかじめ季節感の感じられるような風呂敷で包んでおくことをおすすめします。
中身を入れていた紙袋は自分で持ち帰るようにしましょう。
・洋室、和室でのマナー
最近は洋室中心の家が多くなり、自分の家も洋室だという方がほとんどでしょう。
しかし、彼の実家が和室である場合、和室ならではのマナーを知らないと困ってしまうかもしれません。
畳の部屋には、敷居や畳の縁があります。
ついここを踏んでしまうこともあるかもしれませんが、これは失礼にあたるのですね。
また、席に敷かれた座布団を踏むこともマナー破りになってしまいます。
さらに、和室でバッグを置く際には、自分の座る横にバッグと手土産を置くのが正しいマナー。
和室ではこのような点に注意して振る舞いましょう。
一方で、身近な洋室でのマナーも案外知らないものなので、おさえておく必要があります。
洋室の場合は、座席を向こうから指定されない限りは、ドアに近い場所が下座となるのでそこに座るようにしましょう。
また、バッグや手土産は椅子の上に置くのが適切です。
くれぐれも床に荷物を置かないように注意してくださいね。
<泊まりならではのマナーは?>
日帰りで彼氏の実家を訪問する場合には、前項で挙げた項目に注意すれば問題ありません。
しかし、泊まりとなるとまた注意すべき点は増えますよね。
そこで大切なのが、泊まりならではのマナーをおさえておくということ。
この項目では、それらの注意事項を確認してみましょう。
・そもそも泊まっても良いのか
彼氏との交際が続くと、結婚の話が出て、お正月には実家にご挨拶に行くこともありますよね。
その際には泊まりの話も出るかもしれません。
しかし、そもそもお互いの両親が顔を合わせる前に泊まりに行くのはおすすめできません。
たとえ、自立して生活していても、お互いの親にとっては子供です。
自分の娘を顔の知らない彼氏の両親に預けて良いものか、と両親は気を遣ってしまいます。
それだけでなく、彼氏のご両親も人の娘さんを預かって良いのか頭を悩ませてしまいますよね。
そのため、泊りで実家を訪ねるのは、お互いの両親がしっかりと顔を合わせ、婚約を交わしてからが妥当です。
最低でも、彼と自分の両親が何度か顔を合わせており、その上で彼氏のご両親が泊まるように勧める状況でない限り、泊まりは避けるようにするのが無難です。
日帰りでのご挨拶が気を遣わせることなく安心ですが、彼の実家が遠方の場合もありますよね。
その際には、近場の宿泊施設に泊まることをおすすめします。
実家が遠方の場合には、彼のご両親も気を遣って泊まっていくように勧めるかもしれません。
しかし、事前にホテルを予約している旨を伝えておくことで、余計な気遣いをさせずに済みますよ。
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・手伝いは適度に
泊まりとなると、彼氏のお母さんに負担をかけないようにと、つい気を遣い手伝ってしまいますよね。
食器の後片づけや洗い物、配膳など、次から次へと何かできることはないか、と気配りし過ぎてしまいます。
しかし、初めて訪問するのであれば、軽くお皿を洗う程度が適切です。
彼氏のご両親も彼女にはもてなしたいという気持ちがあるので、相手の心づくしをしっかり受け取っておくこともマナーの一環なのですね。
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・お風呂に入る順番
彼氏の実家に泊まる際には、お風呂を勧められるでしょう。
彼女であれお客さんなので、相手は一番先にお風呂に入るよう、勧めるケースが大半です。
しかし、一番にお風呂を勧められても、まずはしっかりと断るようにしましょう。
それでも勧められるのであれば、彼氏が入った後にお風呂に入るよう気配りすることが大切です。
また、お風呂に入った後は、髪の毛などが浴室に散らばっていないか入念に確認するのがマナーです。
お風呂以外でも、トイレをはじめとした水回りは非常に汚れやすいので、使った後にはきれいな状態かどうか、しっかりと確認しましょう。
・彼とは部屋を別に
彼氏と2人だけの旅行であれば、同じ部屋で過ごしますよね。
でも、彼の実家を訪問する際も同じ感覚で泊まってしまってはマナー違反。
とくに、初めての泊まりであれば、部屋は分けてもらうようにしましょう。
というのも、あくまでも彼氏の実家であり、彼氏と自分だけの空間ではないからです。
ご両親にも気を遣わせないよう、別々の部屋で構わないとの旨を事前に伝えておきましょう。
<彼の両親に好印象を持ってもらえる挨拶とは?>
お正月に彼のご両親に会う際には、礼儀作法などのマナーだけでなく、挨拶の言葉にも気を配る必要があります。
ご両親への挨拶は、初対面の場合と何度か顔を合わせている場合とで若干異なります。
ここでは、この2つの場合の挨拶の例文を確認しましょう。
・初対面の場合
「初めまして。明けましておめでとうございます。
○○さんとお付き合いさせていただいている△△と申します。
この度は、初めてお会いするにもかかわらず、お正月にお招きくださりありがとうございます。
〇〇さんには、いつも本当に良くしていただいております。
本日は何卒よろしくお願い申し上げます。」
・何度か顔を合わせている場合
「明けましておめでとうございます。
昨年は、幾度かお邪魔させていただき、誠にありがとうございました。
○○さんには、昨年もお仕事が忙しい中、本当に良くしていただきました。
久しくお会いしておりませんでしたが、お二人とも相変わらずお元気そうで安心いたしました。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。」
初対面の場合には、最初に必ず自分の名前を名乗ること、そして彼氏にはお世話になっているということ、ご両親に招いていただいたことの3点を忘れずに伝えるようにしましょう。
一方で、幾度か顔合わせをしている場合には、去年一年の心づくしへのお礼の言葉、彼氏に対する感謝の言葉、そしてご両親の健康への気遣いの3点を盛り込むように心がけましょう。
彼氏のことを立て、ご両親への感謝の言葉を述べることで、気持ちよく新年をむかえることができますよ。
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【まとめ】
彼氏のご両親に挨拶する際には、たくさんのことに気を遣ってしまいますよね。
自分では良いと思っていても、相手にとっては悪い印象を与えてしまうこともあります。
ただ、たいていの場合は今回ご紹介したポイントをおさえた上で訪問すれば、問題ありません。
ご両親への適度な気遣いを心がければ、お互いに気持ちよく新年をむかえることができるのですね。
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