女性の一人旅は寂しそう、というイメージはもう古いものかもしれません。
近年は、女子一人旅を応援する旅行サービスを多く見かけます。
一人旅の魅力は、勝手気ままに過ごせること。
ただ、何をするにも自由なので、かえってどう過ごせば良いのか悩んでしまいますよね。
そんな方に、今回は私がおすすめする一人旅行の楽しみ方をお届けします。
目次
女子一人旅の楽しみ方!一人だからこそ挑戦してみませんか?
最近は、一人で旅をする女性が増えています。
このような流れに合わせて、お一人様を応援する旅行プランが豊富に提供されていますよね。
それだけでなく、移動から宿泊、観光まですべて自分でアレンジした個人旅行も魅力的です。
このように、一人旅とはいえ、様々な旅行形態を選べますが、旅を充実したものにするためには、どう楽しめば良いのでしょうか。
そこで、今回は一人旅が好きな私が、とっておきの楽しみ方を伝授しますね。
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<ゲストハウスに宿泊してみる>
女子一人旅は何から何まで自分の好きなように旅をアレンジできます。
その中でも、宿泊場所を自由に決められるのは嬉しいことですよね。
実は、旅行の印象を決定づける大きな要因は、宿泊場所。
泊まる宿が素敵な場所だと、旅全体が楽しくなるのです。
ただ、何人かで旅行に行く場合には、設備の整ったホテルに宿泊することが多いので、高級感はあるけれど、毎回似たような感じで飽きてしまったと感じることもあるでしょう。
そんな時には、気分転換し、宿泊先のジャンルをがらっと変えてみるのがおすすめです。
今は、多種多様な宿泊形態が存在し、ちょっと変わった体験のできる宿泊場所も増えてきています。
そのような宿泊場所の中でも、特に注目したいのがゲストハウス。
ゲストハウスとは、もともとバックパッカーが利用する宿であり、アメニティや食事を除いた素泊まり専用の安宿のこと。
ただ、ゲストハウスによって異なりますが、希望すれば食事を付けられる場所もあります。
最近は、町屋を利用したゲストハウスも多く、まるで昔の家屋に住んでいるかのような、価値の高い経験が可能です。
そして、ゲストハウスの一番の魅力は「人との交流」。
一人の旅行は見知らぬ土地で、見知らぬ人と出会うことに大きな意義がありますが、顔を合わせるのはほんの一瞬です。
しかし、ゲストハウスであれば、時間を気にせず、ゆったりと人との交流を楽しめるのです。
気が合えば、旅行中、一緒に旅する仲間ができるかもしれません。
日常生活では出会えないような人との交流を望むのならば、是非ゲストハウスに宿泊してみてくださいね。
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<プランを立てず、行きたい場所に行く>
全く一人の旅は、気を遣う相手もいません。
そのため、プランを立てずに思いのまま、好きな場所に赴ける点が大きなメリットです。
好きなエリアを散歩するような感覚で歩き回り、目を引くお店にふらっと立ち寄る気楽な時間が、普段の生活で貯まったストレスを癒してくれます。
また、観光だけでなく、グルメも一人で満喫できます。
食べ物の趣向は人それぞれ全く異なるので、何人かで旅行する場合は、好きなお店に入りにくいですよね。
一人旅であれば、その日に食べたいと思うものを自由に選べます。
一人で旅行先のグルメ店を開拓してみるのも楽しいものですね。
また、プランを立てずに歩き回ることで得られるメリットがあります。
それは、土地勘を付けるということ。
自分の足で、気になる路地や通りを散策してみることで、どの場所にどんなお店が並んでいるのか、頭にインプットされます。
これらの情報を記憶しておくことで、友達と同じ場所に訪れた時にスムーズに案内することができます。
プランを立てない気ままな旅は、その後の旅行をより一層楽しくしてくれるのですね。
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<積極的に人に話しかけてみる>
旅は人生の栄養になる、とよく言われるものですが、一番勉強になるのはやはり一人旅です。
というのも、一人であれば旅先で出会ったものや、人から吸収するものが必然的に多くなるからです。
複数人で行く旅は、仲間内で楽しみたいので、他の人と会話する機会はあまり多くはありません。
しかし、一人であれば、気を遣う相手がいないので、時間が許す限り、旅先で会った人と会話を交わすことができます。
旅先では思わぬ生き方をする人や、面白い価値観を持った人に会うことがしばしばです。
そのような人たちと言葉を交わすうちに、自分の価値観が突き崩され、一旦頭の中を真っ新にして、自分の生き方を再構築できるのです。
今の生活に疑問を抱え、閉塞感を感じているのであれば、ちょっとした一人旅でも良いので、ふらりと外の空気を吸いに行ってみてはいかがでしょうか。
<インスピレーションを得ながら趣味探しをしてみる>
一人旅の良い点は、自分の好きなものに巡り合えるということです。
気になる場所を巡っていると、直感的に「いいな」と思えるものに出会う機会が増えます。
一人の夜を楽しみたくて、ふらっと立ち寄ったバーのお酒が美味しかった、旅先での占いが意外と奥深かった、工房での陶器作りが楽しかった、など旅には趣味にできるものがたくさん溢れているのです。
旅で関心を持った趣味を始めてみれば、新しい仲間ができるものです。
今、なかなか自分の好きな趣味が見つからない、人との交流が滞って自分の世界に閉じこもりがちだ、と悩んでいるのであれば、旅を通して好きなものを見つけてみるのもおすすめです。
たとえば、旅先での酒蔵見学をきっかけに、日本各地の酒蔵を巡り、利き酒師の勉強を始めることができます。
自分の趣味にもなりますし、仕事にもつながるかもしれません。
旅先のちょっとした出会いが現状を全く異なるものに変えてゆくのですね。
<一人だからこそ、ゆっくりできる場所を訪れる>
数人のグループ旅、あるいは二人旅の場合、じっくりと1つの場所を巡る機会には恵まれません。
美術館や資料館、古本屋に行けば、相手の鑑賞ペースを気にしてしまい、お互いのびのびと閲覧することができません。
でも、一人旅であれば、そのような心配も無用です。
気になる美術館に一日中入り浸っていても良いですし、旅行先の古本屋で心ゆくまで良書を探しても誰にも怒られません。
その土地でしか見られないものをじっくりと鑑賞するなら、一人旅が一番です。
心を落ち着けて、静かな状態で質の良いものに触れることで、自分の感性を磨かれるのですね。
<銭湯巡りで地元を知る>
もちろん、人によって好みは分かれるかもしれませんが、旅先でのおすすめは銭湯巡りです。
銭湯巡りの魅力は、その土地の人々の生活を除くことができる点にあります。
自分の住む地域の銭湯を訪ねると分かることですが、銭湯は意外にも、人との繋がりが生まれる場所です。
銭湯の近所に住む人たちの会話に耳を傾けることで、その地域にはどのようなコミュニティが存在するのか、薄々と明らかになるのです。
観光客として旅行すると、その地域の表面的な部分しか見ないので、単に「楽しかった」で終わってしまいがちです。
でも、地元の人々が集まる場所に赴いてみると、旅人としての自分の目には映らない、意外な一面が浮かび上がるのです。
銭湯は一人旅の寂しさを人情で温めてくれる場所なので、一度試しに訪れてみるのも楽しいですよ。
特に、ゲストハウスに泊まる場合には、お風呂が付いていないことが大半なので、近所の銭湯はとても助かります。
<一人では入りにくいお店に入ってみる>
一人旅ではつい、一人でも入りやすいお店を選んでしまいがちです。
しかし、あえて一人では入りにくいお店に入ってみると色んな出会いに恵まれます。
賑やかなお店にたった一人で足を踏み入れたら奇異な目で見られるだろうな、と思ってしまうかもしれません。
でも、案外そんなことはなく、むしろたくさんの人に話しかけてもらえます。
もちろん、自分から話しかけてみても大丈夫。
一人旅は自分だけが頼りなので、このように直接人に聞いて情報収集することで、旅行が豊かになるのです。
また、このように気軽に人に話しかけることで、″旅は情け人は心″を実感すると同時に、自分の意外な面を発見できるのです。
自分の力で何かを成し遂げたいと思ったら、一人旅に挑戦してみるのがおすすめですよ。
【まとめ】
今回は女子の一人旅の楽しみ方について取り上げてみました。
一人でもできることは際限なく、その上なかなか奥深いものです。
また、たった一人になることで、自分の注意をその土地や人々に向けられるので、数人で旅行に行くよりもずっと世界が広がります。
定期的に一人旅を重ね、自分に向き合ってみることで、人生も思わぬ方向に進んで行くでしょう。
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