まだ夏を楽しめる9月の沖縄では、美しい海を愛で、歴史・自然を感じる観光を体験できます。
9月は台風や雨の日も多くなり、何かと心配かもしれません。
でも、雨でも楽しめる屋内施設も充実しています。
9月の沖縄旅行は、どう攻略できるのでしょうか。
今回は、この記事で9月の沖縄旅行のおすすめ観光イベントスポットをご紹介しますね。
目次
9月の沖縄旅行!おすすめの観光イベントスポットはどこ?
9月はまだまだ暑い沖縄ですが、この時期ならではの自然景観やアクティビティを満喫できます。
ちょっぴり秋めいてはくるものの、海水浴を楽しんだり、アウトドアに挑戦したり、夏らしさ満点の旅行が魅力的。
沖縄の9月らしさを感じるには、どんな観光スポットをめぐれば良いのでしょうか。
また、台風や雨の多い9月の沖縄では、室内でどんな観光ができるのでしょうか。
早速、この記事でご紹介しますね。
おすすめ:9月の沖縄の気温は?旅行におすすめの服装や持ち物も紹介!
<ブセナビーチ>
9月はまだまだ目一杯海水浴を楽しめる時期です。
この時期は海水温も28℃。
海からあがっても、寒さを感じないくらい温かいのが特徴的。
沖縄には数々の美しいビーチがありますが、どんなビーチで見るよりも、ゆっくりと溶けてゆくような夕陽を見られるビーチがあります。
そのビーチとは、ブセナビーチ。
沖縄県北部・名護市に位置しており、人気リゾートホテル・ブセナテラスのビーチとして知られています。
沖縄の中でも洗練された夕陽の景色なら、このビーチの右に出るものはありません。
心を動かす絶景「ブセナビーチの夕日」 https://t.co/WUfCdMMqTF pic.twitter.com/8389ahniHK
— ゆうすけ (@tuppufusann) 2018年5月24日
もちろんビーチから夕陽を眺めるのもおすすめですが、リッチな気分で夕陽を楽しむ方法があります。
それは、ザ・ブセナテラスのカフェテラス「ラ・ティーダ」から夕陽を眺めるという方法です。
ビーチで海水浴を満喫した後、ここで早めの夕食をとりながら、オレンジ色の線香花火のような夕陽がまったりと沈んでいく景色を眺められます。
これぞ、沖縄旅行で手に入る至福の時間。
もちろん、昼間のブセナビーチも魅力的です。
辺り一面に、白い砂浜が広がり、ヤシの木が涼しげな木陰を作ります。
南国リゾートの雰囲気が立ち上ってくるような、そんなビーチが魅力的です。
さらに、このビーチの右手には岬があり、海の中を見渡せる海中展望塔が設置されています。
ここなら色とりどりの熱帯魚やサンゴの様子を、服を着たまま観察できるのですね。
これなら、海水浴が苦手でも海を満喫できます。
注意点すべきことは、19時までしかビーチは利用できないということ。
というのも、このビーチはザ・ブセナテラスの専用ビーチであるためです。
一般客の利用には制限時間がある、ということなのですね。
そのため、夕陽を見る時はシャワーなどの支度をすべて終わらせてからにするよう、心がけましょう。
<首里城 中秋の宴>
沖縄旅行といえば、歴史的な名所をめぐるのも楽しみの1つですよね。
沖縄本島を訪れるなら、″沖縄の顔″ともいえる首里城には、必ず立ち寄ってみたくなります。
誰もが知る観光名所なので、いつ行っても楽しめますが、とくに季節のイベント時には足を運びたいところ。
例年9月末には、首里城にて中秋の宴が開かれます。
今週は中秋の名月ですね。沖縄でも月見イベントがあります。首里城公園「中秋の宴」では月夜の下で組踊!泡盛飲み放題という嘉手納の「月眺み大会」も要チェック! RQ (リューキュープラス) https://t.co/fZJMaZlER9 pic.twitter.com/s3bfwx8YTL
— RQ+ (@rqplusjp) 2016年9月13日
イベントの開催場所は首里城正殿前。
ここでは沖縄の古典舞踊や組踊を見られます。
なんと、人間国宝による古典芸能を無料で鑑賞することもできてしまいます。
華麗な芸能をこれほど気軽に見られる機会は他にないので、中秋の宴が旅程に被っていたら一目見ておきましょう。
このイベントは、その名前からも分かる通り、中秋の名月とともに中国からの使者をむかえるために開かれた宴です。
その昔、かつての琉球王国は独立しながらも中国に追随する国として、中国に使者と貢物を送っていました。
沖縄を取り巻くアジアの発展は沖縄の経済的な発展のチャンスになっている。1368年建国の明王朝が朝貢貿易で琉球王国の発展をもたらした時代を彷彿させる。観光客の伸びも外国人観光客数46.2%増が著しい。一人当たりの消費額も海外客は増加。 pic.twitter.com/lc5pOd0paH
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) 2014年10月13日
そして中国も、そのお返しとして琉球王国に使者を遣わし、互いに貿易を行っていました。
いわゆる君臣関係のようなものを結んでいたのですね。
このような関係を「朝貢」といいます。
今はもう、そのような関係はありません。
でも、当時の伝統的な習わしは、このようなイベントで脈々と再現されているのです。
行事では歴史的な一場面が生々しく再現されるので、見ておく価値は計り知れませんね。
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<どきどきヤンバルンチャー>
9月にアウトドアや沖縄特有の景観を楽しむなら、アドベンチャーツアーに挑戦してみてはどうでしょう。
どきどきヤンバルンチャーでは、ツアーを通して沖縄の自然を目一杯満喫できます。
とくにおすすめのツアーは、バギーライドツアーです。
【沖縄・名護】
冬季も人気♪「4輪バギーでやんばるの森を気持ちよく走る!散策タイムもあり[バギーライドツアー]」で沖縄の自然を満喫しましょう◎詳細は→ https://t.co/nWKreMYGD7 #沖縄 #名護 #四輪バギー #バギー体験 pic.twitter.com/Kjtp7ZkWTW— アクティビティジャパン (@activityjapan) December 7, 2019
このツアーの特徴は、自分でバギーを運転しながら、やんばるの森林の中を散策できること。
最初はガイドと一緒に練習するので、はじめてバギーを運転する人でも安心して参加できます。
やんばるの大自然の中、新鮮な空気をしっかりと吸い込んでリフレッシュできますね。
バギーライドツアーは全部で60分、ツアーは9時、10時20分、11時40分、13時、14時20分、15時40分、17時の7コマが設置されています。
これなら、選べる時間帯が多いので、他の場所を観光しながらも気軽に参加できますね。
ちなみに料金は大人1人6,500円。
やんばる散策にプラスして、自分でバギーを操縦する楽しさに見合うお値段ですね。
<海洋博公園 沖縄美ら海水族館>
9月は雨の降る日も多くなります。
とくに台風が近づいている時には雨が降りやまず、退屈ですよね。
もちろん、台風が上陸してしまったら外に出られませんが、出かけられるうちは観光を楽しみたいものです。
そんな雨の日におすすめの観光スポットが、沖縄美ら海水族館です。
美ら海水族館の一番の見どころ、それは、大水槽を泳ぐジンベエザメ。
この水槽は容量7,500㎥の大水槽。
2005年アメリカのジョージア水族館が開館されるまで、世界一を誇る大きさの水槽でした。
美ら海水族館ができたばかりの頃は、人口に膾炙しましたよね。
水槽の前には座席が並んでいるので、休憩がてらゆったりとくつろぎながら水槽を眺められます。
水族館の屋外では、元気のよいイルカのショーも1日4回ほど開催されています。
ショーは1回につき20分。
青い空と海を背景にして行われるイルカショーでは、人気者のオキちゃんやたくさんのイルカたちの演技に感嘆してしまいます。
イルカの賢さにも驚いてしまう、楽しいショーですよ。
そして、見事なオーシャンビューを楽しみながら、軽食やランチをいただける点も美ら海水族館の魅力です。
水族館の4階には東シナ海を一望できる「レストランイノー」があります。
レストランイノー「 'ω')「 pic.twitter.com/qV5JyY236q
— はなとかさん( 'ω') (@hanatoka) 2015年2月14日
ここでは、ビュッフェー形式で沖縄風の料理を味わえます。
また、美ら海水族館のある海洋博公園内にはトロピカルジュースやタコライス、カレーライスの販売されている売店が点在しています。
外に出れば沖縄の透き通った海を眺められるので、一通り水族館を見終わり、天気に恵まれていたら公園内を散策するのもおすすめですよ。
ちなみに、美ら海水族館は16時から入館するとお得です。
通常入館料は1,850円ですが、16時からは1,290円に下がります。
閉館時間は20時なので、16時の入館なら時間にも余裕がありますね。
人気のイルカショーも9月には16時からのショーと17時30分からのショーがあるので、水族館の目玉イベントも逃さず楽しめます。
9月の雨の日はもちろん、晴れの日にも楽しめる、美ら海水族館を旅程に入れてみてはいかがでしょうか。
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<ピザ喫茶「花人逢(かじんほう)」>
おいしいものを食べながら、沖縄の海を眺められたらとても幸せですよね。
そんな夢を実現してくれるのが、沖縄本島本部町のピザ喫茶・花人逢です。
美ら海水族館から車でたった15分の場所にあります。
花人逢は海を臨む小高い丘の上に立っている、沖縄の古民家を利用したカフェ。
お食事はお店の中だけでなく、外でもいただけます。
真っ青な空と海がどこまでも続いてゆく中に、伊江島や瀬底島、水納島がぽっかりと浮かぶ景色には心洗われますね。
ピザ喫茶という名の通り、ここのメニューはピザがメインです。
ふっくらもっちりした食感のピザが特徴的。
ピザの上には熱々のチーズがたっぷりとのっており、チーズの上には沖縄産ソーセージのポチギ、コーン、ピーマン、玉ねぎがかかっています。
一口かじってみると、チーズの下からたくさんのベーコンが出てきて、ガーリックの風味がいっぱいに広がります。
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独り占めしたくなるような、つい手が伸びてしまう絶品です。
お値段は3~4人前のピザが2,200円、1~2人前のピザが1,100円です。
女子旅で友達とシェアするにはとてもリーズナブルなお値段ですね。
ピザの他にも、ドリンクが充実しており、本部産アセロラ生ジュースやマンゴージュース、グァバジュースなどトロピカルなジュースを楽しめます。
デザートにはカットマンゴーもあるので、南国気分になるには最適なカフェですよ。
花人逢行ってきた〜!やっぱピザめっちゃ美味い!マンゴーの森もらったしラッキー(^O^) pic.twitter.com/CZ7XZmYNpO
— りゅーいーそーAraara (@maeara1219) 2014年8月31日
このお店はとても人気なので、時には2時間以上並ぶこともあります。
ただ、2時間も待たずに15分でピザを手に入れてしまう裏技もあります。
その裏技とは、テイクアウト。
すごく混んでたからテイクアウトにしたけど絶景ピザが美味すぎた。
本部町 花人逢 pic.twitter.com/0IRKYLuWBv— がく (@torakichitarou) 2017年10月8日
お店でゆったり食べることはできませんが、病みつきになる味をたったの15分でいただけます。
混んでいた場合は、ぜひ利用してみてくださいね。
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【まとめ】
9月の沖縄は台風が上陸する可能性も高いですが、運が良ければそれなりに天気にも恵まれます。
今回は、雨の日にも観光できる場所として美ら海水族館をご紹介しました。
ここには、美しいビーチもあるので、晴れた日には散策するのもおすすめです。
観光名所の首里城では、中秋の宴も見られるので、歴史の重みを感じに足を運んでみてくださいね。
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みなさんからのコメントをもとに、沖縄にまた行きたいと思っていただけるような記事を執筆してまいります。
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