12月の沖縄は、まさに観光の穴場です。
この季節に観光しても、つまらないのでは?
そう考えていませんか。
実は、12月は一年でもっとも海が美しく、魅力的なイベントが各地で催されます。
でも、なかなか12月に沖縄に行かないので、どんな観光スポットがあるか分かりませんよね。
そこで、今回は12月のおすすめ観光イベントスポットをご紹介しますね。
目次
12月の沖縄旅行!おすすめの観光イベントスポットを紹介!
12月の沖縄旅行の利点は、何といっても格安で旅行を楽しむことができるという点です。
というのも、冬場は観光シーズンを過ぎ、飛行機代・ホテル代が割引になる機会が多いからです。
これほどお得に、そのうえのんびりと漫喫できる沖縄に、一度は出かけたいものです。
この季節ならではのイベントも、12月の沖縄旅行をさらに魅力的なものにします。
早速、この記事で12月の沖縄のすすめ観光スポットをご紹介しますね。
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<第一牧志公設市場>
年中通して、定番の観光地として知られている第一牧志公設市場は、冬でもおすすめの観光スポットです。
公設市場は終戦直後の闇市からはじまりました。
ここは、沖縄の食文化の宝庫と言える市場。
内地では味わうことのできない、色とりどりの魚や果物などが店頭に並べられているのを眺めているだけでも楽しいものです。
とくに、チラガー(豚の顔)、テビチ(豚足)などが陳列されているのを見ると、豚を隅々まで残さず食べるという、沖縄独特の食文化を感じさせられます。
市場でもおすすめなのが、アカジンと呼ばれる魚です。
同じく名人I氏が惜しげもなくくださったアカジンことスジアラ これも目の覚めるような鮮やかさ pic.twitter.com/t8gSNjjdhI
— 長嶋祐成 (@kuroNYU) 2016年7月10日
アカジンとは沖縄で獲れる真っ赤な魚。
20cm∼30cmで3000円から6000円ほどする高級魚ですが、食べた人にしか分からない美味しさが魅力的です。
この魚は、お刺身や魚汁にして食べます。
公設市場を訪れたら、日本の他の地域では食べられない魚に挑戦してみると良い思い出を作れそうですね。
また、この市場の2階にはいくつかの食堂があり、沖縄料理や魚料理を堪能できます。
2階の食堂では1階で買った食材を調理してもらうこともできるので、お昼ごろにこの場所に立ち寄ったら、ぜひ試してみたいですね。
また、毎月18日の「市場の日」には沖縄そばが安価で提供されます。
沖縄の地元グルメを堪能したい人には、とっておきの観光スポットとなるでしょう。
また、公設市場周辺のお店に足を運んでみるのもおすすめです。
周辺にはレトロで郷愁を誘うようなお店がひしめいています。
お店のおばさんがフレンドリーに話しかけてくれるので、地元の人との会話を楽しみたい人にもおすすめの観光スポットです。
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<糸満ピースフルイルミネーション>
先週の放送でも告知しましたが
LIVEがあるので、明日のラジオ『ボクライフ』お休みになります!12月17日
第17回糸満ピースフルイルミネーション場所 糸満観光農園 特設ステージ
出演 18時〜 pic.twitter.com/Rf36ytyt1e— Shu-ta 2★STAR (@shuta_2star) 2015年12月16日
冬の沖縄観光で楽しめるイベントとして挙られるのが、糸満ピースフルイルミネーションです。
このイルミネーションイベントは沖縄戦の終焉を迎えた糸満市で行われているもの。
平和が長く続くことを願う気持ちを発信しようという願いから、1999年から開始されたイベントです。
今年2017年度は、12月16日(土)から1月30日(水)まで、糸満観光農園にて開催される予定。
糸満ピースフルイルミネーション✨ pic.twitter.com/XwXIWS9Amy
— いけむらたかし (@takashi91mile) 2015年12月30日
イルミネーションの開場時間は17時30分からで、点灯時間は18時から22時となっています。
平和への想いを込めた光のプロムナードには、およそ40万個ものLED電球が設置されています。
光の灯った園内に入ると、無数の星が宙に浮いているのを眺めるかのような、心静かに癒される気持ちで満たされます。
このイルミネーションイベントでは、毎年大型のメインオブジェや沖縄伝統の手漕ぎ漁船「サバニ」も設置されており、日本各地のイルミネーションとは一味違った沖縄の個性が表現されています。
さらに、イルミネーション会場には特設ステージが設置されており、大道芸人のパフォーマンスや沖縄のアーティスト、さらには市民が参加するステージイベントなど、あらゆるジャンルのイベントを楽しめます。
さらに、25日クリスマスと31日の大晦日には花火ショーが開催されます。
糸満ピースフルイルミネーションが
今日から開催されます🌷期間 (( 12月16日~1月3日))
場所 (( 糸満市観光農園 ))
時間 (( 開場17:30~
点灯18:00~22:00 ))
※大晦日のみ24:30までの点灯です💡入場料 (( 高校生以上500円 ))
家族、友達、恋人と
是非遊びに来てください👣🔥 pic.twitter.com/EOxy0gXKLH— と く も と め い (@tkmt0402) 2017年12月15日
ロマンチックでありながらも、このようなイベントを行えることのできる平和に感謝しつつ、参加してみたいものですね。
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<シュノーケリング・スキューバダイビング>
沖縄に来たからには海を楽しみたい人も多いはず。
ただ、シュノーケリング・スキューバダイビングが冬に楽しめるかどうか気になりますよね。
実は、1年のうちでもっとも海の透明度が高いのは冬なのです。
沖縄の夏は海中でプランクトンが大発生するため、水が濁ってしまいがち。
その一方で冬には海水温が下がり、プランクトンも発生しにくくなるため、海水の透明度も上がるのです。
ただ。12月の海水温は22℃から24℃程度となるので、海水浴に適した28℃をかなり下回っているのも事実です。
水からあがった後には、タオルでしっかりと水気を取るようにしましょう。
そして、シュノーケリングやダイビングにおすすめなのが、「青の洞窟」です。
この洞窟は沖縄県の中北部に位置する恩納村・真栄田岬にあります。
神秘的な青い海の中でのシュノーケリング・ダイビングでは、普通のマリンアクティビティとは異なる雰囲気を楽しめます。
女子旅でちょっと変わった体験をするのなら、青の洞窟がおすすめですよ。
青の洞窟に関しては「沖縄青の洞窟でシュノーケルにおすすめショップ3選を紹介!」「沖縄の青の洞窟で体験ダイビングにおすすめショップを紹介!」で詳しくご紹介しているので、気になる方はぜひご覧くださいね。
<読谷山焼陶器市>
明日から読谷でやちむん市ですよー!!!!
やちむんの里のやちむん市「山焼陶器市」 https://t.co/Ge4netI4Xs
— みなみの家(沖縄移住ライフハック) (@okinawa_hack) 2016年12月15日
12月中旬に沖縄を訪れるのであれば、読谷村の「やちむんの里」で開催される陶器市「読谷山焼陶器市」に出かけてみましょう。
「やちむん」とは沖縄の方言で焼きものを意味する言葉です。
この陶器市は「やちむんの里」にある読谷山窯と読谷山北窯が共同で主催しているイベント。
今年2017年は12月15日から17日に行われる予定です。
ベテラン作家、若手作家を問わず多彩な作品が出品されており、通常の20%から30%で販売されているために、まとめ買いできるのが魅力的ですね。
昨日の戦利品◎
これだけ買って全部で5,000円ぐらい。
ちょー安いんですけど!読谷山焼陶器市、今日までやってますよー!是非行くべき! pic.twitter.com/iL1eB037Ku
— ナカソネ (@bv_naka) 2015年12月20日
また、このイベントでは作家さんとの直接の会話も楽しめるので、おすすめ商品なども教えてもらえますね。
さらに、やちむんの里ではこの陶器市が楽しめるだけでなく、独特の風景も心ゆくまで眺められます。
この焼き物の里の一番の見どころは、昭和55年(1980年)に築窯された読谷山焼共同窯です。
青空と赤い瓦屋根のコントラストが象徴的です。
この風景を背景に、スナップ写真を撮ってみても楽しめますよ。
<中城城跡 わかてだを見る集い>
沖縄の世界遺産として名高いのが中城城跡です。
沖縄にはグスクと呼ばれるものが今現在でも各地に点在します。
グスクとは、主に12世紀から16世紀にかけて、農村集落を基盤に勢力を築いた領主的豪族層の住居・防衛の拠点のことです。
中城城が築城された年代は不明ですが、14世紀後半には築城が進められていたと考えられています。
当初建築された中城城も、沖縄戦の戦禍を逃れることができず、1945年の3月頃には戦争によって焼失してしまいました。
戦後は、沖縄県で初めての公園として動物園・遊園地などのレジャー施設が設置され、県民の憩いの場として利用されるようになったのですね。
1972年には沖縄返還と同時に国定史跡として指定され、続いて2000年に世界遺産に登録されました。
この中城城跡で毎年行なわれているのが、「わかてだを見る集い」。
今年2017年は12月23日に行われる予定です。
わかてだというのは「若い太陽」のことを意味しており、「わかてだを見る集い」は、生まれ変わった太陽を祝い、健康と発展への祈りを捧げる儀式です。
12月23日わかてだを見る集いが,午前6時30分から
世界遺産の中城城跡であった。昔から冬至の日は
太陽が生まれ変わると言われており、わかてだ(若い太陽)の日の出を迎えようと多くの県民が集った。当日はわかてだの解説や芸能も披露された pic.twitter.com/yaABoNw0lS— 喜屋武すま子後援会|北中城村会議員 (@kyansumako) 2016年12月23日
昔から冬至は太陽が生まれ変わる日である、と認められているのですね。
この儀式では、「クエーナ」と呼ばれる沖縄の古謡を歌いますが、日の出を待つ間には地元エイサー団体の演舞をはじめとして、郷土芸能関係者・中城城跡のガイドによるステージが見どころです。
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【まとめ】
12月の沖縄は、イベントであれ、季節を問わず楽しめるメジャーな観光地であれ、とても見学しやすいという特徴が挙げられます。
人気のある観光先なので、「いつも人ばかりでゆったり観光を楽しめない」と思う人も多いでしょう。
残念ながら海水浴はできませんが、12月の沖縄であれば、思う存分のんびりと観光できます。
今回ご紹介した通り、この時期ならではのイベントも各地域で開催されているので、ぜひ参加してみてくださいね。
その季節ならではの楽しみ方で素敵な女子旅にしてください。
最後に、今回の記事に関連して「12月はこのイベントがおすすめ」、「この季節ならこの観光スポットがおすすめ」などの口コミや体験談があれば、ぜひお気軽にコメントください。
みなさんからのコメントで、多くの方の旅行がより一層思い出深くなりますよ。
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