8月のお休み、夏らしい夏を過ごすには沖縄旅行で観光スポットをめぐるのが一番です。
この時期は観光シーズンで人は多いものの、海水浴や観光するにはぴったり。
多くの観光客が集う定番スポット以外にも、訪れるべきスポット・イベントは至る場所に。
今回は、ありきたりでない、8月の沖縄旅行でおすすめ観光イベントスポットをご紹介します。
目次
8月の沖縄旅行!おすすめの観光イベントスポットはどこ?
「8月の沖縄旅行はどこに行こうか?」
せっかくの夏休みや、久しぶりの有給休暇なのだから、沖縄へ旅行に行きたいですよね。
暑いこの季節には、海はもちろん夏限定のおしゃれなカフェや、地元のお祭りなど、この季節ならではの観光ができます。
定番スポットと併せて立ち寄りたいカフェやイベントとは…?
さっそく、この記事で確認してみましょう。
おすすめ:8月の沖縄の気温は?旅行におすすめの服装や持ち物も紹介!
<喫茶ニワトリ>
夏といえば「かき氷」、旅行ときたら「インスタ映え」。
この両方を楽しめるのが、喫茶ニワトリでの小休憩です。
喫茶ニワトリは沖縄本島浦添市の古島駅から3kmの場所にあり、かわいらしい「ごちそうかき氷」が売りのお店です。
カフェとして知られていますが、実は人気食パン店ippe coppe(イッペコッペ)のこぢんまりとした庭で開かれています。
天然酵母パン屋さんの
お庭にある
“喫茶ニワトリ”
でひと休み(^-^) pic.twitter.com/2YyndmP4— 亮蔵 (@h_ryouzou) 2012年12月9日
最近は、韓国や台湾でもオリジナルのかき氷が話題を呼んでいますが、沖縄のかき氷も侮れません。
喫茶ニワトリで食べられるかき氷は、着色料を使わない沖縄フルーツのシロップが特徴的。
地元の農家さんが食の安全面に気遣い、手塩にかけて育てたフルーツシロップがここのかき氷の人気の秘密です。
ごちそうかき氷のシロップは、
-苺みるく(宜野座村のイチゴを使用)
-マンゴーみるく(宮古島や本島南部の豊見城市のマンゴーを使用)
-桑の葉抹茶みるく(久米島・糸満市のドラゴンフルーツ・シークァーサー+桑の葉を使用)
などがあります。
シロップと氷が層のように重なっているので、最後までシロップの味を楽しめます。
小さいサイズを注文しても、高さ20cmほどにも及びます。
たっぷりかき氷を食べたい方にはうってつけ。
着色料や香料が一切使用されていないだけでなく、ガムシロップや練乳まで手作りなのは驚きです。
ちなみに、かき氷は夏の間しか食べられないので、8月に沖縄を訪れたらぜひ寄りたいですね。
お店の看板から外観・内装まで、デザインはほっこりとかわいらしく、写真を撮りたくなってしまいます。
インスタ映えする写真の撮れるスポットとして、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
愛らしい陶器や雑貨もわずかながら販売されているので、お土産も選べますね。
おすすめ:沖縄のおしゃれでかわいいお土産雑貨を紹介!おすすめの伝統工芸も!
<石垣島 南の島の星まつり>
8月の沖縄で星空観賞なんて、ワクワクしますね。
それなら、例年8月頃に開催される石垣島の「南の島の星まつり」への参加がおすすめです。
沖縄では、星空観賞ツアーが用意されているのをよく見かけますよね。
とくに石垣島は星空が最も美しい島と言われており、なんと、この島では88星座のうち84星座を観測できます。
そのせいか、石垣島には星にまつわる民話・民謡がたくさん残されています。
星の島・石垣島で開催される南の島の星まつりでは、20時30分に街全体の光が消され、真っ暗になります。
そして南ぬ浜緑地公園にて、星空観賞会・石垣島出身の歌手などによるライブが開催されるのですね。
街全体がライトダウンすると、夜空に天の川がきれいに浮かび上がります。
石垣島での星空観賞ツアーは随時申し込めますが、街全体をあげての観賞会は南の島の星まつりが特別です。
南の島の星まつり以外にも、石垣島には星空観賞できる場所が豊富。
星まつり期間中、島内ではVERA観測所の特別公開(当日受付)、プラネタリウム(石垣港離島ターミナルで当日受付)、天体展望会(石垣島展望台で事前予約)、4D2U・3Dシアター体験(事前予約)などを楽しめます。
星空は石垣島ならではの魅力なので、沖縄滞在期間のうち1泊は石垣島に宿泊するのもおすすめです。
ちょっといいカメラを持って、彼氏やお友達と星空の下、シャッターを切ってみませんか。
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<絶景の海をハンモックから眺めるカフェ 亜熱帯茶屋>
本部町/亜熱帯茶屋 ~ハンモックガーデン~pic.twitter.com/egDBKCYAjj
— 沖縄の風景 (@OKINAWA_keshiki) 2018年5月27日
ハンモックから美しい海を眺めながら、アジアン・ジャングルの雰囲気の中、タイ風料理を味わう。
これはもう、アジア好き、絶景好きにはたまりません。
そんな南国のパラダイスのようなカフェが、沖縄本島の本部町に実在します。
その名も、亜熱帯茶屋。
彼方茜香2017年カレンダー アライブオンラインネットで発売中☆
撮影協力の亜熱帯茶屋さんは沖縄県本部にあります♪ カレンダーではハンモックとスコーン食べてます☆https://t.co/Y2Rn3XM0ma#彼方茜香#2017カレンダー#売るほどあります#売ってます pic.twitter.com/Kiu0Ymmmm4— 彼方茜香 (@serikaochikata) 2017年1月27日
このカフェは、高台に建っているため、遠くまで広がる沖縄の海を眺められます。
ここに来たら、1番人気のテラス席を確保してしまいましょう。
この席はクバの葉で作られた屋根がついており、ごろりと仰向けになってくつろげます。
ハンモックもあるので、1人は床でもう1人はハンモックで、昼寝時間を気持ちよく過ごせます。
お食事は、やんばるの食材をふんだんに使用したタイ風料理。
亜熱帯茶屋 にてランチ! pic.twitter.com/VISIB3jvof
— YASU兄 (@okinawa498223) 2018年1月23日
色とりどりで写真を撮ってしまいたくなります。
一番人気のメニューは、やんばるハーブの鶏肉ガパオライスです。
県内で育てたジューシーなハーブ鶏のひき肉と、ピリッと辛いスパイスが合わさり、後を引くおいしさは病みつきになります。
この他にも、焼きビーフンや島野菜のフォー、アジアン焼きそばなど、爽やかなアジアン風味の料理があります。
2日目昼ご飯うますぎ😳😳😳#亜熱帯茶屋 pic.twitter.com/Qg946NVcjW
— しょーた (@519swimmer) 2018年3月13日
さっぱりとしたランチが好きな女性には、うれしいメニューが多いですね。
お昼から午後にかけては、ここでゆっくりと過ごすのもいいものです。
サンセットの時間帯に来て、夕陽を見ながら足を休めるもおすすめですよ。
<安田(あだ)のシヌグ>
沖縄本島北部の国頭村安田に残る伝統祭祀「シヌグ祭」は、もうほとんどポリネシアの祭りだけれど、これがヤポネシアの連なりとして、琉球・奄美を通じて、日本本土とも繋がっている。 pic.twitter.com/hLXKlyGhZi
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年12月20日
沖縄伝統の行事は、旅行を印象深いものにします。
それぞれの季節ごとに各々の村で、民族の古くからのしきたりとして行われる行事は、民俗学的にも貴重です。
8月の沖縄で見られる伝統行事の一つとして挙げられるのが、沖縄本島南部国頭村の安田のシヌグ。
この行事は400年も続く無病息災・五穀豊穣の行事で、国の重要無形文化財に指定されるほど。
例年旧暦の7月の最初の亥の日から2日間にわたって行われ、隔年で「ウフ(大)シヌグ」と「シヌグンクヮー(小)」が開催されます。
<伝統400年余「シヌグ」です>男性が「一日神」に/邪気払い、五穀豊穣願う ◎国重要無形民俗文化財◎沖縄・国頭村(琉球新報) https://t.co/B829IEWw7a
— 風の駅の伝言板/そよかぜ鼓太郎 (@tokyo21211) 2017年8月29日
ウフシヌグでは、男たちがつる草・草木などを身につけて神となり、下山します。
そして、ふもとの集落で神として迎え入れられ、村人たちを草木ではたいて浄めまず。
夜には女性たちが、豊漁や無病息災の祈りを込めてウシデークと呼ばれる古舞踊を踊るのですね。
一方で、シヌグンクヮーではイノシシ捕り(ヤマシシトエー)と魚捕り(ユートエー)が行い、豊年を祈願します。
安田のシヌグは、民俗学の大学教授も研究対象にするような非常に面白い行事です。
『東の御嶽(あがりのうたき)』シヌグ堂
沖縄では独特の読み方がある。東は「あがり」と読む。太陽があがる方角ですからね。大木の下が聖域。この空間を支配しているガジュマルの木。(沖縄・浜比嘉島) pic.twitter.com/CNUcDV56b7— KJ (@cool_japan1016) 2018年5月1日
沖縄独特の祭礼を心静かに見る体験は、ふつうの旅行とは違った時間を創り出してくれるでしょう。
<夏祭りin那覇 一万人のエイサー踊り隊>
【第62回沖縄全島エイサー祭り】
安里ミムは15日、16日、司会を担当させて頂きます。
16日土曜日 本会場にて、
琉球ドラゴンプロレスのリングアナでもあるトニー田口さんと一緒に担当させて頂きます!17日日曜日はコザの裏側でもお馴染みの宮島真一さん&ミキトニーさん❗ pic.twitter.com/3KNZgZfQ4g
— 安里ミム(ミーム) (@Hall6weeenJp) 2017年8月25日
沖縄といえばエイサーが有名ですよね。
沖縄に行くと、さまざまなイベントでエイサーが披露されています。
その中でもエイサーの最大規模のお祭りが、例年8月の第一日曜日に那覇にて行われます。
このお祭りでは、一般公募で募った1000人にも及ぶ踊り手のパフォーマンスが披露され、大迫力の光景を楽しめます。
もともとエイサーは、沖縄の旧盆にご先祖様を供養するため、奉納されました。
第61回沖縄全島エイサー祭り初日。
沖縄市のゲート通り、固定演舞のA会場で池原青年会がスタート!
今年もエイサーの司会でお手伝い😁国道330やゲート通りはエイサーファンで既に人一杯です✨ この後21時までやってるよ! pic.twitter.com/Vf7Q7Srm9k
— ぎぼ もりみつ DJモーリー (@reo111good) 2016年8月26日
それが、長い年月を経て、沖縄伝統のパフォーマンスとして形を変えてきたのです。
国際通りのエイサーは1995年、地域活性化のために始められました。
今では、県外からも多くの人々がエイサー踊りを見に、国際通りを訪れます。
このお祭りにはおよそ70ものエイサー団体が参加します。
団体はさまざまで、大学のサークルから伝統的な青年会、職場仲間、子供の団体、おじい・おばあのグループとにぎやかです。
伝統的なエイサーにおいては、男性が太鼓をたたき、女性が手踊りを披露します。
そして、それぞれの団体には地方(じかた)と呼ばれる中心的な人がいて、三線を引きながらエイサーを唄い、踊り手をリードします。
お盆のタイミングが少し違うみたいだね沖縄。太鼓の音につられて赴くままに足を動かしてここにいました。エイサー祭りと言うらしいです。
ドラム叩きたくなったね。そしてご先祖様に挨拶してきたよ。 pic.twitter.com/kWZEdlSg7K— Soan (@Soan_official) 2016年8月18日
さらに、エイサーを見ていて気づくのは、顔を白塗りにした″ちょんだらー″と呼ばれる役回りがいることです。
ちょんだらーは、一見道化のように見えます。
しかし、実は世話役でもあり、観客席の子供をかまったり、踊り手の水分補給に気を配ったりなどの役目を果たすのですね。
このように、エイサーを眺めていると、それぞれのグループのメンバーにはしっかりと役割があることが分かります。
エイサーの太鼓の音に合わせて、観ている方も愉快に踊りたくなりますね。
【まとめ】
今回は8月ということで、この季節に行われる地元の村の行事、石垣島の星空観賞イベント、そして夏に満喫できるカフェをご紹介しました。
とくに、ご紹介した2つのカフェはインスタグラムに投稿したくなるような写真が撮れます。
友達にもこのカフェをおすすめできたら、旅行がもっと楽しくなりますね。
地元の行事も一味違った観光をするなら、ぜひ体験したいものです。
自分の属す世界と違う世界を見てこそ、旅行は宝となりますよ。
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みなさんからのコメントをもとに、沖縄の深い魅力に触れられる記事を執筆してまりいます。
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