大学入試当日の過ごし方で大切なことは受けたばかりの試験テストを復習することです。
試験期間中の復習は、自分の力不足の穴を埋める作業にあたります。
最後の最後まで、身に付けたことは役に立たせるという気概を持って、復習に取り組みましょう。
今回は大学入試当日の過ごし方で大切な復習法について要点を確認します。
目次
大学入試のテストは復習しよう!復習方法で最後まで力は伸びる!
大学入試期間中に力が伸びることは往々にしてあります。
どのような場合に自分の力が最大限に伸びるかというと、当日受けた試験の復習を行なった場合です。
一つ一つ試験を受けると「あの分野、不安だな」「この問題、失敗したかも」と実感するでしょう。
そのように感じたら、試験が終わった後に参考書や資料集、教科書などと照らし合わせて、自分の回答した答えが合っているか確認するのです。
このように、自分の答えが合っているか確かめ、正しい答えを確認することで、次の試験では確実に正解をもらうことができます。したがって、実力も上がってゆくのです。
それでは、入試当日に受けた試験の復習方法について一緒に確認して行きましょう。
<問題用紙は必ず持ち帰る>
復習をするためには問題用紙が必要です。
無事試験を受け終わっても問題用紙は捨てずに大事に持ち帰りましょう。
一部の大学では問題用紙は解答用紙と共に回収されますが、たいていの大学では問題用紙は持ち帰ることが可能です。
問題用紙で復習する際のコツですが、試験中問題を解いている時に、解きにくかった問題や正解できているか不安に感じた問題の横に☆印をつけておきましょう。
このように印を付けておくと、帰宅してから復習する際に、どの問題に自信がなかったか忘れずに済みます。
また、☆印を付けた問題に対する自分の回答も問題用紙にメモしておきましょう。
自分の解答用紙は大学で回収されてしまうので、問題用紙にメモしておかないと復習の際に自分がどう回答したのか記憶がおぼろになってしまいます。
このようにして、印を付けたり自分の回答をメモしたりして、試験問題を解く際に問題用紙を自分の筆跡で汚しておくほど、復習がしやすくなります。
<答え合わせ>
帰宅したら、早速答え合わせを行います。答え合わせする時には、まだ解答が発表されていない場合もあるので、すべての回答を自分で調べると時間が掛かってしまいます。
したがって、先ほどご紹介した☆印の付いた問題の答え合わせを最優先します。
☆印以外の設問については、☆印の問題を全て見直し、それでもなお、時間と自分の気力に余裕のある場合に答え合わせをしましょう。
答え合わせには、自分が普段愛用している参考書や教科書を使用しましょう。
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<間違い直し>
☆印の付いた問題の答え合わせを終えたら、正解・不正解にかかわらず、参考書などで該当箇所をしっかりと熟読し、知識や解法を身に付けましょう。たとえ正解していても、☆印を付けた問題はまだ不安の残る分野です。
つまり、しっかりと自分の身に付いていない分野だということを意味しています。
間違い直しでしっかりと再確認することで、知識・解法が自分の血肉として定着します。
<分からなかった英単語を調べる>
大学入試期間中は英単語の力を伸ばす機会にもなります。
試験中、問題を解きながら、意味を知らない単語には○などで印をつけましょう。試験が終わったら辞書で調べて、印を付けた単語の横に意味を書き留めておきましょう。
試験中はシャープペンシルや鉛筆など目立たない色を使うと思うので、見直しをする際には印を付けた単語に蛍光ペンを引き、後ですぐ見つけられるように目立たせておくと便利です。
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<英語長文は再読する>
英語の長文読解については、知らなかった英単語を見直すとともに、長文の内容を把握しなおすことが大切です。
復習の際に、長文をもう一度読み返してみることで、試験時間内に、自分がどの程度まで長文の内容を把握できたのか知ることができます。
長文の内容把握度を測る際は、長文のどの部分が一番読みにくかったか分析することがポイントとなります。
読みにくかった部分が結論なのか、具体例の部分なのか、それとも導入部分なのか検討しましょう。
この作業を行うことで、次回の試験で長文読解に臨む際、自分が特に注意して読まなければならない部分が明確になります。
さらに、英単語・内容把握の程度を見直したら、最後に文章を音読しましょう。音読をすることで英単語と長文全体の構想(起承転結の流れ)を頭の中で整理し直すことができます。
これらの一連の復習作業を行うことで、未だ自分の実力の及んでいない部分の穴埋めができます。
次の大学入試で、同じ問題や似通った問題に出会う可能性は大いにあるので、入試を受けた当日も試験の復習をしっかりと行いましょう。
【まとめ】
大学入試期間中は、「もう試験期間を迎えてしまったから、特に知識のインプットはしなくてもいいかな」、と思ってしまいがちです。
しかし、実際の試験で解いた問題で発見した知識の不足を埋める作業こそが大きく力を伸ばしてくれます。
入試当日に試験を受けた後は、最後まで知識を吸収しようという意気込みで、自分の回答と向き合ってみてください。
もちろん、帰ったら休憩も忘れないでくださいね。元気が出てきたら復習どきです。
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