大学受験に優先すべき勉強というと、最終確認したい項目はたくさんあるという方も多いのではないでしょうか。
しかし入試直前は時間が有限です。
したがって何を勉強すべきか優先順位をつけ、効率の良い勉強を行う必要があります。
今回は大学受験直前に優先すべき勉強について一緒に確認して行きましょう。
目次
大学受験直前の優先順位の高い勉強とは?時間を考えた勉強法を!
基礎事項は入試直前に是非とも最終確認しておきたい項目です。
しかし、一口に基礎事項と言っても膨大な量があるので全部確認することは不可能に近いものです。
それでは何をすべきでしょうか。
<基礎事項の中にも優先すべきものがある>
実は基礎事項の中にも優先すべきものがあるのです。
受験直前の時期において、基礎事項の中でもとりわけ優先して取り組むべきものとして、以下の2点が挙げられます。
基礎事項だけれど間違いの多い苦手分野
第一志望校の過去問に頻出する基礎事項
それではこれらの2点について詳しく見て行きましょう。
<基礎事項だけれど間違いの多い苦手分野>
基礎事項については、最優先で取り組むべき項目です。
基礎事項とは多くの受験生が正解できる基本的な問題となるので、基礎事項の理解度を確認する問題を落としてしまうと他の受験生との差か広がってしまいます。
したがって、基礎事項だけは正解をもらいたいものです。
しかし、基礎事項とはいえ自分の苦手なものもあるでしょう。その場合は、その分野を扱った問題でいままで間違えたものを全て解き直してみましょう。
解き直して答えが合っていても、解説や解法を必ず読んで確認することで、より苦手分野の基礎を固めることができます。
間違えてしまった場合には、いつでもどこでも見直せるように、<苦手分野 おさえておきたい基礎事項ノート>を作り、見やすくまとめましょう。
このようなノートを作って書き溜めてゆくことで、受験日前日や当日に質の良い復習を行なうことができます。
ノートを作成する際は、テキストや模試の問題・解説などをコピーして貼り付け、そこにメモなどを書き込んでゆくと見やすく頭にも入ります。
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<第一志望校の過去問に頻出する基礎事項>
第一志望校の過去問に頻出する基礎事項については、第一志望の大学の過去問を数年分解いてみて、「この分野はほぼ毎年頻出している分野だな」と思うものがあると思います。
例えば、世界史ならば「○○大学は古代ギリシアを中心にした設問が必ず出されている」ということに気付くでしょう。
このように、第一志望校の頻出分野を洗い出したら、過去問や問題集などでこの頻出分野を扱っている問題を解いてゆきましょう。
このように、入試直前に第一志望校の頻出分野を重点的に再確認・再復習することで入試本番には確実に正解することが期待できます。
もちろん、過去問や問題集を使って頻出分野の再復習をしている最中に、間違えてしまったり、知識があやふやであることが判明したりすることもあります。
その時は①で紹介した<苦手分野 おさえておきたい基礎事項ノート>に後で見直しやすいように間違った問題とその解説をコピーして貼って行きましょう。
大学受験の入試直前に優先すべき勉強はこの2点で十分です。
これらを徹底して見直してゆけば、本番で頻出事項や基礎事項の問題はしっかりと正解できますし、基礎を徹底した勉強ができているため、ある程度応用問題にも太刀打ちできます。
第一志望校の受験日までこの2点を繰り返して勉強し自信をつけましょう。
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【まとめ】
大学受験の勉強は一に基礎、二に基礎、基礎が合格への鍵だと言っても過言ではありません。
最後の最後まで、誰にでも解けるような問題を誰よりも確実にした人が相応の結果を受け取ります。
しかし、基礎事項の勉強にも優先すべきものがあるということをおさえておけば効率的に勉強を進められるということも分かりました。
基礎の中の最重要項目を誰よりも徹底すれば怖いものはないです。「自分はこれだけ基礎を極めた」という気概をもって試験に臨んでくださいね。
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