大学生に限らず、恋愛は楽しむことが大切です。
と言ったら、凡庸なメッセージになってしまいますね。
本記事において「恋愛は楽しむことが大切だ」というのは嬉しいことも悲しいことも含めて大いに謳歌するという意味です。
では、どうすれば恋愛を楽しめるのか。
今回は大学生にたっぷりと考えて欲しい、恋愛の楽しみ方について思索しましょう。
目次
大学生が恋愛を楽しむには?秘密のポイントを大公開!
大学生が恋愛に持つ印象はどのようなものなのでしょう。
大学生の頃の私はといえば、ごく普通に、「甘酸っぱくて、ちょっと恥じらいがあって、夢のような心地がするもの」というありきたりな幻想を抱いていました。
ただ実際に恋愛してみると、幻想通りの部分も、そうでない部分も両方あることに気づきます。
幻想と異なる場合には、少々苦しいと思うかもしれません。
「恋愛は楽しいもの」という言葉をよく耳にしますが、「恋愛のどこが楽しいのだ」と憤ってしまうこともあるものです。
でも、あらゆる出来事をすべて包括した上で恋愛を楽しむようになれば、「人間とはこういうものだ」という固定観念を脱し、今までとは全く違う存在として人間を見るようになります。
幸運なことに、時間のたっぷりある大学生は、恋愛に没頭し、恋愛について、そして人間について突き詰める余裕に恵まれています。
そこで今回は、嬉しいことも、悲しいことも含め、恋愛を楽しむためにできることを、ご一緒に考えてみましょう。
<異性だけど、同じ人間だという認識を持ってみる>
まずは単純なこと、「異性との交流」について考えてみましょう。
中学・高校時代から男女共学で、異性に慣れている場合もあるでしょう。
しかし、多くの大学生は異性を前にすると、「女の子(男の子)にどう話しかければいいのか、全然分からない」と思うことが多いようです。
実際私もその例に漏れませんでしたし、周囲の友人も例外ではありませんでした。
本当は異性であっても同じ人間なので、何か特別なことを話す必要があるわけでもありません。
それに、接し方も同性に対する方法と同様でいいのに、異性と会話する経験が乏しいと、どうやら軽いパニック状態になってしまうようです。(これは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも異性を前にすると、些か緊張することがあるでしょう。)
こんなふうに、恋愛はおろか、異性とまともに関わることができないのであれば、まず異性と軽く会話することから始めてみてください。
異性と話す時にはなるべく、打ち解けた雰囲気の中で話すと相手を意識しすぎずに済みます。
特に授業後や、授業前のお昼休みなどは、クラスメートが教室に集まる時間帯なので、緊張感も少なく、その場の空気も和やかです。
なんとなく、みんなで雑談するうちに「異性だ」と意識することなく、言葉を交わすことができます。
「異性だ」と意識してしまうと、それだけで頭が一杯になり、思考停止してしまうので、まずはこのような環境の中で「あくまでもクラスメートだ」というレッテルを貼ってみると上手く接することができます。
クラスでなくても、サークル、バイトなどにおいても同じことが言えるでしょう。
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<異性と過ごす時間を作る>
最初は異性と話すことさえ慣れなくても、日常的に接しているうちに、緊張せず話せるようになります。
しかし、まだ自分から話しかける勇気を持ち得ていないかもしれません。
「自分から積極的に異性に話しかけていたら、″チャラい″と言われてしまうのではないか」と気にかける大学生は多いものです。
でも、ある程度気軽に異性に話しかける″チャラさ″は必要です。
気軽に話しかけたり、食事に誘ったりしても、恥ずかしいことは何一つありません。
「異性と話すことが楽しい、とても幸せ」と感じられることは、何ものにも代えがたい経験です。
正直に楽しいと思ってしまう、この気持ちを大切にしてください。
「なんとなく好感を持てるな」と思った相手がいれば、気軽に、友達としてお茶やごはんに誘ってみましょう。
もしかしたら、相手が恋人になるかもしれませんし、気軽に仲良くできる友達になるかもしれません。
2人で話すことを通して、異性を知るだけでなく、他者がどんな考えを持って生きているのか触れられるという点も「誘い」の醍醐味です。
「″チャラい″と言われても構わない」という、ある種の気概のようなものを持って、まずは友達として異性と過ごす時間を増やしてみましょう。
そうすることで思わぬ変化が自分に訪れるものです。
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<不可解なことがあれば、「観察」してみよう>
すでに恋人がいる方もいらっしゃるでしょう。
異性とお付き合いしていると、山ほどの発見があるものです。
「女の子って、かなり面倒くさい」、「男の子って、適当すぎる」。
確かに「男性(女性)とは、こういうものだ」というレッテルを貼りつけることは良くありません。というのも、例外も存在するからです。
しかし、ある程度男性と女性のそれぞれに当てはまる特徴的な言動があるものです。
恋人がいると、とても理解できないような考え方をすることに戸惑ってしまうかもしれません。
でも、異性の持つ″不可解な性質″を研究してみるのも面白いものです。
一度、恋人の関係になってしまうと、つい「自分のものだ」という所有欲が露呈するため、自分との違いに気づいてしまった時にはその現実を受け入れられず、呆然と立ちすくんでしまうものです。
しかし、もともと別の人間であり、2人で1つの心を持てるわけではないということを踏まえれば、むしろ好奇心を持って相手の不可解な部分を観察することができるのではないでしょうか。
このように「自分と相手は恋人だ」という括りから抜け出して、少し高い場所から観察してみる意欲も必要なのでしょう。
「観察」という言い方だと、まるで動物を観察するかのようで、些か相手に失礼かもしれません。
でも、この「人間観察」の行為を通して、恋人の気持ちを忖度できるようになるし、人間に対する洞察力もつくはずです。
「恋人の言動が理解できない」と困ってしまったら、相手を研究するような気分で「人間観察」してみると恋愛も行き詰まらず、ユーモア一杯に楽しめるものです。
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<悲しい時も「人間観察」してみる>
男女問わず案外よく起こる浮気、二股、心変わり、遊びは、一見悲しいことに見えるかもしれません。
大学に限った話ではありませんが、特に大学生のうちは絶えることなく新しい出会いが訪れます。
人は自分勝手なもので、つい恋人以外の異性にも興味を持ってしまいます。
浮気された、あるいは浮気してしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
浮気をした側は相手を悲しませてしまった罪悪感や後悔、浮気された側は浮気相手への嫉妬や恋人への憎悪の念に駆られるものです。
もしかしたら、これが引き金となって別れてしまうかもしれません。
確かに浮気や二股、心変わりなどは、嬉しいことではありません。
相手も自分も、必ず心に傷を負います。
でも、このような場面に出くわしてしまった時には、ただ悲しみにくれるだけではなく、「そもそも、なぜ人は浮気や遊びをするのだろう」と考えてみるのも、自分の心を広げる一つの方法です。
私たちは「浮気はいけない」「遊びはいけない」と教えられますが、なぜ「いけないのか」に対する答えは「人を傷付けてしまうから」という甚だ単純なものです。
もちろん、人の心を傷付けてしまうからいけないのですが、もっと深い部分、つまり浮気や遊びの恋愛をする人間の心模様(心の様子)を知らない限り、人に愛情を注ぐことの意味を理解できないのではないでしょうか。
「いけない」と言われていることが、なぜいけないのか、ある意味、命を懸けて追究してみる必要があるのかもしれません。
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<恋人にたくさんの愛情を注いでみよう>
恋人ができたら、愛されるのを待つのではなく、先に自分から愛情を注ぐ練習をしてみましょう。
自分から愛情を注ぐことはとても孤独な作業で、その上恐怖もつきまとうものです。
たとえ、相手が恋人であったとしても、同じ分だけ愛される約束など無いのに、何も持っていない0の状態で、自分から相手に愛情を注ぐのです。
自分に返ってくるものも多いかも知れないけれど、もしかしたら失うものが多すぎるのではないかと怖くなってしまう。
それに、心から相手に喜んでもらいたくて愛情を注ぐのか、それとも、愛情を注ぐ自分に満足したいから相手を愛するのか、区別がつかないことも多いものです。
つまり「自分が持っている愛情は自己愛なのか、他人本位の愛なのか」、その狭間で葛藤することがあるのです。
それでも、自分から渾身の愛情を注いでみることを厭わないでください。
相手から思うような反応が返ってこなかったり、傷を負ってしまったりすることも多いかもしれません。
それでも、後になってようやく、あの時自分が注いでいた愛情は相手のためだったのか、自分を満たすためだったのか、すこしだけ分かるようになります。
偽善的な自己愛だと卑下したり、恋人に見返りを求めているのかもしれないと自分を疑ったりするのは自然なことです。
ゆっくりと愛情というものについて、知って行くのですから、焦る必要もないのです。
【まとめ】
今回は大学生が恋愛を楽しむために考えておきたい5点について取り上げてみました。
恋愛中は心の振れ幅が大きくなるので、予想だにしない感情が自分の中から突き上げてくるでしょう。
そのような時には、どうして自分は嬉しいのか、あるいは悲しいのか、その原因を突き止めて、相手の心についても洞察してみましょう。
恋愛は人間を知る大きな手がかりになります。
そもそも愛というものが本当に存在するのか、自分で追究し確かめることもできます。
これが恋愛の楽しみなのではないでしょうか。
大学時代に恋愛をしたら、大いに喜び、傷ついて、そして懸命に「人間観察」してみてください。
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この記事は答えを提供することはできませんが、皆さんが恋愛について考える材料となれば幸いです。
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