就職活動(就活)していると、恋愛に例えられるのをよく耳にします。
就職活動は慣れないものですが、恋愛に例えるととても身近に思えます。
恋愛と就職活動(就活)とを重ねて考えることで、活動がただの事務的なものではなく、人に向き合う活動となり、楽しさを見出せるのです。
それでは、どんな点が恋愛と似ているのか。両立できない人は必見です。
この記事でご紹介していきますね。
目次
就職活動(就活)と恋愛は似ている!両立できない人は必見!
就職活動って何だか味気のない茶番だな…。
こう思っていませんか。
確かに、学生とは全く異なる世界で活躍する社会人に、いきなり面接の場で自分をプレゼンテーションすることに違和感を覚えてしまうかもしれません。
しかし、見方を変えてみれば、とても人間らしい活動です。
その一例として、就職活動を恋愛にたとえてみる、という方法があります。
こうすることで、自分の気持ちを込めて就職活動に臨むことができますよ。
それでは早速、就職活動と恋愛の共通点について確認してみましょう。
その前に、なぜ就職活動と恋愛が似ているのか考えてみますね。
<なぜ、就職活動と恋愛は似ていると言われるの?>
就職活動と恋愛は似ていると言われます。
確かに、企業も学生も相思相愛で意気投合することで、内定が成立しますよね。
でも、エントリーシート、説明会、面接それぞれの場面ごとに見ても、就職活動が恋愛と多くの共通点を持っていることに気づきます。
恋人がいる、あるいは好きな人がいるならば、「難しい」と感じてしまう就職活動を恋愛だと思って取り組んでみましょう。
すると、驚くほど自分のやるべきことが分かります。
好きな人や恋人には、自分に興味を持ってもらおうとアプローチしたり、相手を気遣う言葉をかけたりしますよね。
就職活動の相手は企業ですが、根本的には人対人のやり取りです。
面接官・人事・社長をはじめとして、採用に関わる全ての相手はあくまでも人間です。
したがって、就職活動においても面接官や人事のことを考えて行動することがポイントになるのです。
多くのケースにおいて、学生は企業という″組織″そのものに対して、「いかに良い自分を見せるか」という点に注目しています。
しかし、実際のところ就職活動とは、自分の意識を企業という″組織″に向けるよりも、採用に関わる1人1人の人事・面接官に向けた方が上手くいきます。
人事や面接官もその企業を形作る構成員であり、彼らが一人一人の就活生からどんな印象を受けるかで、採用不採用が決まります。
採用不採用を決める際には、その学生の能力や将来性だけでなく、いかに心づかいできる人物であるか、という点も見られています。
就職活動は消して事務的なやり取りではないのですね。
むしろ、とても人間味に溢れた活動なのです。
そのため、恋愛との共通点も多いと言われています。
「就職活動は恋愛と同じように、人と人との交流だ」ということを念頭に置き、いかに相手の企業(つまり、自分が直接接する面接官・人事)を思いやった行動を取れるのかが採用・不採用に影響する。
このことを頭の片隅に入れておきましょう。
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<これが分かれば上手く行く! 就職活動と恋愛の共通点は?>
「就職活動は恋愛と同じく、人と人の交流である」。
これを踏まえて、具体的にどんな点が似ているのでしょうか。
就職活動の1つ1つの場面で、恋愛と重ねあわせて行動することで、思ったよりも上手く選考を受けられるようになります。
それでは、就職活動のどんな場面が恋愛に似ているのか確認してみましょう。
・メールのやり取り
就職活動において、メールのやり取りは欠かせません。
説明会や面接の前後、内定をもらった後も、人事とメールを送り合います。
とくに、説明会・面接後には忙しい中、時間を割いてくれた人事・面接官に向けてお礼のメールを送ると好印象を持ってもらえます。
恋愛においても、デート後や合コン後に、相手にお礼のメッセージを送ることで、感謝の意を伝えますよね。
相手もメッセージを受け取ると「この人は自分のことを好いてくれているし、感謝の意を伝えられる良い人だ。つき合ってみてもいいかも。」と思ってもらえ、また次のチャンス(デート)にもつながります。
就職活動においても同じ。
学生からお礼メールを受け取った人事は、少なからず良い印象を持ってくれます。
メール自体は選考の合否に関係ありませんが、やはり人事も人間です。
良い印象を受けた就活生に内定を出したい、と無意識に思うのです。
このように、お礼メールでやり取りをする、という点が就職活動と恋愛の1つの共通点なのですね。
・面接の場での自己アピール=デートでの自己アピール
就職活動で最も大切なのが面接です。
面接は、その企業に対して自分がどう役に立てるかアピールする場です。
自分が入社したらこんな場面で力になれる、と伝えることで企業に関心をもってもらいます。
つまり、面接官に「この学生と働いたら、より良い会社になりそう」と思ってもらうことが面接の目標です。
恋愛においても、デートの場では意中の相手に好きな気持ちを伝えるアピールはもちろん、それ以外にも自分の趣味や考え方などを伝えますよね。
自分のことを少し知ってもらうことで、「この人とつき合ったら楽しいかもしれない」と思ってもらえます。
自分の話をする場(あるいは相手の話を聞く場)は恋愛の場合、デートになり、就職活動の場合は面接となる、ということなのです。
ある意味、就職活動の面接は恋愛におけるデートにあたる、ともいえるのでしょう。
・お互いの相性が大切
就職活動と恋愛の共通点として挙げられるものの1つに、相性の問題があります。
恋愛に限らず、人間関係全般において言えることですが、相性はとても大切です。
たとえ外見が魅力的であったり、皆の人気を集めていたり、注目を浴びるような相手であったりしても、一緒にいて違和感を覚えてしまう相手であれば、たとえつき合えたとしてもお互いが幸せとは限りません。
就職活動も同じで、たとえ人気の大企業から内定をもらったとしても、社風や一緒に働く人と馬が合わなければ、そこで働くのが苦痛になってしまいます。
しかし、恋愛でも就職でも、一緒にいて元気が出たり、その会社に誇りを持ったりできれば、長く続きます。
実際に働いてみたり、付き合ってみたりしない限り、企業や恋人の素顔は分かりません。
本当に自分に合っているのか、初期の段階で慎重に選ぶことで、上手く行く可能性が高まるのです。
・相手の希望を大切にする
人を好きになると「相手に何かしてあげたい」と思いますよね。
相手が何かを望んでいたら、喜んでもらうためにその望みを叶えようとします。
実は、就職活動においても同じようなことが起きているのですね。
志望企業の面接では、自己アピールや志望動機などを述べます。
でも、面接では単に自分の話したいことを自由に話すのではなく、その企業の理念や長期目標にあわせた回答を用意しますよね。
好きな人の考えに共感して、自分も力になれることを示すのと同じように、企業に対してもその理念に共感し、自分が協力できることをアピールします。
つまり、恋愛においても就職活動においても、相手の希望を第一に考える点が共通するのです。
・受け入れてもらえなくても、次がある
恋愛では、勇気を出して告白してもふられてしまうことがあります。
好きな相手に受け入れてもらえないことは、とても辛いことです。
でも、ふられてしまったことは、裏を返せば他にもっと自分に合う人がいることを意味します。
それと同じように、就職活動においても1つの企業の選考で落ちたとしても、もっと自分に合う企業があります。
一生懸命面接に臨んだ上で落ちてしまったら、自分を責める必要はありません。
自分では気づかないものですが、相手の企業は「この学生はうちに入っても幸せになれない」と判断してくれたのです。
もし、入社できたとしても、結局その企業と馬が合わずに辞めてしまうかもしれません。
恋愛でも、判断を誤って、はじめから合わない相手と付き合ってしまうと後で苦労しますよね。
選考に落ちてしまったら、自分にとってもっと良い企業に入る機会ができた、と考えてみましょう。
心がすっきりしますよ。
【まとめ】
恋愛も就職活動も、人と人との関係の上で成り立っています。
そのため、ここまで見てきたように両者には共通する部分が非常に多いのですね。
慣れない就職活動も、恋愛にたとえながら取り組んでみると、驚くほど楽しめるのです。
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