早慶の経済学部に現役合格するためには、予備校選びの要点をおさえる必要があります。
時間の限られた高校生にとっては、短い時間でいかに力を付けることができるかが課題となります。
短期間で効率的な勉強が行える予備校とは、どのような予備校か思い浮かぶでしょうか。
今回は早慶の経済学部の入試問題傾向を分析した上で、予備校選びの要点を洗い出し、具体的に早慶の経済学部に強い予備校についてご紹介します。
目次
現役で早慶の経済学部に合格する為のおすすめ予備校ランキング!
日々の部活や学校生活を送る現役高校生にとって、時間は有限です。
限られた時間の中で、私立大学の中でも最も人気を誇る学部である、早慶の経済学部に合格するには、どのような予備校を選択すれば良いのでしょうか。
現役で早慶の経済学部に合格するためには、予備校選びの要点をおさえる必要があります。
それでは、予備校選びの要点とは一体どのようなものなのでしょうか。
そして、その要点をおさえた現役高校生向けの予備校は具体的にどこなのでしょうか。
予備校選びの要点をおさえるには、まず、早慶の経済学部の入試問題を分析する必要があります。
最初に入試問題の傾向を確認し、それを踏まえて予備校選びの要点を洗い出して行きましょう。
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<早慶の経済学部の問題傾向>
早稲田大学政治経済学科の入試問題の配点は、英語90点、国語70点、地歴公数70点の合計230点満点です。
また、慶應義塾大学経済学部の入試問題の配点は、英語200点、地歴公数150点、小論文70点の合計420点です。
ここから分かるように早慶の経済学部では、英語が最も重視されています。
特に慶應の場合は配点の45%以上が英語で占められていることが分かります。
英語の慶應、と呼ばれるだけありますね。
また、両大学の経済・政治経済学部を受けるのであれば<記述問題>からは逃げられません。
したがって、知識を詰め込むだけでなく、知識を踏まえた思考力が必要であり、さらにその思考を論理的に人に説明する力が問われます。
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<予備校選びのポイント>
それでは、入試問題傾向を踏まえ、早慶の経済学部を目指す現役高校生向けに、予備校選びの要点について確認します。
ポイントは次の2点です。
① 英語の授業が充実している予備校
② 記述対策に必要な思考力を身に付けられる予備校
英語では800~1000字の超長文やライティングを扱い、地歴公数では「なぜそうなるのか」という因果関係を考えさせるような授業を提供してくれる予備校を選びましょう。
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第5位:河合塾
大手予備校として名を馳せる河合塾ですが、カリキュラム・講師・テキストは非常にレベルの高い点が魅力です。
授業では問題の解き方だけでなく、英語や国語であれば「なぜこの答えに至るのか」、世界史・日本史であれば「この出来事の背景にはどのような要因があったのか」ということを徹底的に突き止める授業が展開されます。
私が受講した河合塾の先生は皆″解答の裏付け″や″背景知識″を教えてくれる先生ばかりでしたが、特におすすめの先生は早慶大世界史の島崎康人先生です。
「世界史は知識量では決まらない。大事なことは時間・空間の枠組みの中で知識を「つなげる」こと」を大切にして講義なさる先生で、覚えにくい″単語″ばかりの世界史が、一つの″ストーリー″として頭に入るようになります。
また、島崎先生は毎回プリントを配ってくださいますが、このプリントさえあれば、テキストや教科書が不要であるほどです。
世界史受験される方は、是非島崎先生の授業も検討してみてくださいね。
また、河合塾の特徴は、「優れたテキスト」にあります。
「テキスト」はどの予備校よりも要点がまとまっており、質の高いものとなっています。予習から復習まで、徹底しているので、受験勉強がおろそかになりません。
また、講師はテキスト以外の問題集に関する質問にも真摯に向き合ってくださるので、早慶の経済学部の記述問題にじっくりと取り組みたい方にはおすすめの予備校です。
第4位:早稲田予備校
現役高校生は、学校との両立で受験対策に取り組みます。
早稲田大学の経済学部を目指したくても、勉強の仕方がよく分からない、部活もあるので効率的に勉強したい、という方も多いでしょう。
早稲田予備校であれば、小人数制の授業で先生が一人一人の現状をしっかりと把握しながら授業を進めてくれます。
また、ノートの取り方から徹底して教えていただけるので、学習の定着も円滑です。
名前の通り早稲田予備校は早稲田の受験に特化した予備校です。
早稲田の政治経済学部は英語の配点が高く、非常に長い長文が出題されるのが特徴的です。
英語の授業では講師が長文読解の鍵である英単語の意味だけではなく、その文化背景から教えてくださいます。
このように、暗記で済ませてしまうものを、その背景から説明してもらうことで、受講生の英語長文読解力が飛躍的な成長を遂げるのです。
また、早稲田大学に特化した予備校であることから、同級生はほとんど早稲田を目指している高校生であり、自分の勉強意欲も高められる環境であるといえます。
どうしても、早稲田の政治経済学部に入学したい方には、最高の環境が整っている予備校ですよ。
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第3位:トフルゼミナール
ある程度英語が得意で読解の基礎固めができており、さらに英語が受験の武器となるように磨きをかけたい、あるいは、慶應義塾大学の経済学部を一筋に目指したいのであれば、英語と小論文に関して徹底した指導を行うトフルゼミナールがおすすめです。
トフルゼミナールは英語に特化した予備校です。
したがって、英語の配点が全体の45%以上を占める慶應の経済学部受験には強い塾であるといえます。
実際、トフルゼミナールの英語は、「リーディングスキルズ」「リーディング・リーズニング」「英文法・語法」が必修科目となっており、入試問題の大半を占める長文読解に特化したプログラムが提供されています。
特に、慶應義塾大学においては経済学部に限らず全学部の入試問題において、アカデミックな話題の長文が取り上げられるので、様々な学問領域のテーマに対応できる教養も必要です。
そのような力を付けるために、トフルゼミナールでは言語論・芸術論・環境問題・情報技術などを話題にした500~1000語ほどの英文を読む訓練を行っています。
一方、小論文対策では担当講師が、それぞれの受講生の目指す学部に応じて添削の指導を行います。
さらに、慶應経済学部の問題のみならず、高度な読解力・文章力の求められる国公立大学の2次試験や上智大学の2次試験などにも触れ、力を付けて行くプログラムが用意されています。
第2位:四谷学院
四谷学院は、成績が思うように伸びず悩んでいるけれども、早慶の経済学部に特化した授業を受けて合格を目指したい方向けの予備校です。
四谷学院では「ダブル教育」という指導方法が行なわれており、知識のインプットとアウトプットがバランスよく行なわれるカリキュラムが整っています。
多くの予備校はインプットまでしか行いませんが、四谷学院では、志望校・志望学部別に合ったテストを受け、授業で得た知識を使い、思考する場が提供されるのです。
また、このテストは受けた直後に、先生が答え合わせ・添削を行ないます。
その上で、個別指導形式で解説を聞き、必要であれば質問をすることができるので、早慶の経済学部を受験する上で大切な記述問題についても十分な指導を受けることが可能です。
また、今の時点で成績が芳しくなくとも、最初から志望校のコースに入ることが可能なので、早慶の経済に特化した受験勉強を行ないたい方とっては候補に入れたい予備校です。
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第1位:お茶の水ゼミナール
早慶の経済学部に合格したいのであれば、真っ先にこの塾をおすすめします。
お茶の水ゼミナールの1番の魅力は「早稲田国語のプロ」と「慶應英語のプロ」と呼ぶことのできる講師がいることです「早稲田国語のプロ」は秋元講師、「慶應英語のプロ」は青柳講師です。
この2人の講師にしっかりとついて行けば、早慶の経済学部の入試は怖くありません。
お二人とも1を知って10を知るような充実した授業と、徹底的な記述添削を行なってくれます。
知識と思考力の両方が必要とされる早慶の経済学部入試には欠かせない能力を養えるのです。
早慶の経済学部を目指すのなら、「OS早慶大英語」「OS慶應英語」「OS早大国語」「ハイレベル世界史(ハイレベル日本史)」「慶應難関論文」のうち自分に必要なものを選びましょう。
お茶の水ゼミナールは、英語の授業が非常に充実した予備校で、「OS早慶大英語」「OS慶應英語」では、実際に早慶の過去問を扱い、文法・リーディング・ライティング・リスニング、全ての力を伸ばすことができます。
特に慶應の経済学部を目指している方は、英語の配点が高く、英語でどれだけ点数を取れるのかが課題となるので、お茶の水ゼミナールの授業はおすすめです。
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【まとめ】
今回は、入試問題傾向の分析から行い、早慶の経済学部の入試対策に合った予備校をご紹介しました。
ある大学・学部に特化した予備校を選ぶ際には、何よりも過去問を分析し、その過去問に合う授業を提供する予備校を選ぶことが非常に大事です。
このようにピンポイントの対策を積むことで、早慶経済学部に特有の問題に慣れ、対応できる力を鍛えられるからです。
そのためにも、過去問は今からしっかりと確認しておきましょう。
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