ダイエット方法に、やってはいけないものがあるって知っていますか?
「効果があるんだ!」とつい鵜呑みにしてしまうと、間違ったダイエットを実践してしまいます。
ダイエットしているはずなのに、かえって太りやすくなるのは避けたいところ。
何としてでもダイエットを成功させたい人に、今回はやってはいけないダイエット方法をご紹介します。
目次
やってはいけないダイエット方法!間違ったやり方は逆に太る!
「ダイエットってバナナで食事を置き換えして、ジョギングをすれば結果は出るよね」
こんなふうに思っていたら要注意。
実はやってはいけないダイエット方法があるんです。
一般的に良いと言われているダイエット方法も、間違ったやり方をすると逆効果です。
そうならないためにも、事前にやってはいけないダイエット方法を知っておきましょう。
今回は5つチェックしていきますね。
<有酸素運動のみ>
ダイエットでポイントとなるのは、運動と食事ですよね。
運動と食事を工夫することで、ぐっと体重を落とすことができます。
ダイエットに効果的な運動といえば、有酸素運動。
これはジョギングやウォーキングなど、筋肉への負担が低い運動のことを指します。
脂肪や糖質を燃焼してエネルギーにしてくれるので、ダイエットを促進してくれるだけでなく、美肌効果やむくみの解消にもつながります。
でも実は有酸素運動だけ続けていると、逆に太りやすい体質になってしまうって、知っていましたか?
有酸素運動は筋肉を分解する働きもあり、筋肉量も減ってしまうのです。
筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が低下して、脂肪が溜まりやすい体質になります。
これではダイエットが台無しになってしまいますよね。
有酸素運動を行うのであれば、ランニングの場合は週2~3回程度、ウォーキングの場合は週6回程度が適切です。
有酸素運動と疲労回復の休養をバランスよく行うことで、筋肉量の減少を防げます。
それにプラスしてぜひ取り入れてほしいのが、筋トレです。
筋トレすることで筋肉量を維持することができます。
順番は「筋トレ→有酸素運動」という流れを守りましょう。
これを守ることで脂肪燃焼効果が高まって、体脂肪を減らせます。
また、食物繊維を含む野菜とタンパク質を豊富に含む赤身肉などをバランスよく摂取することで、空腹感をコントロールして筋肉の分解を抑えることができます。
有酸素運動だけで短期間のうちにやせようとするのではなく、有酸素運動と筋トレ、休養と食生活のバランスが取れているか、その都度チェックしてダイエットを継続しましょう。
<置き換えダイエットをやりすぎる>
ダイエットでキレイを目指す女性の多くが、置き換えダイエットを実践しています。
置き換えダイエットとは、「バナナだけ」「スムージーだけ」などの「〇〇だけダイエット」のことを指します。
でも、実は置き換えダイエットばかり続けてしまうと、後で反動がきて太ってしまうこともあります。
もちろん、置き換えダイエットについてはこのサイトでも紹介しており、ダイエットの一助となることは確実です。
ただ、やってはいけないのは「過度な置き換えダイエット」なんですね。
毎日、朝昼晩の食事をすべて置き換えてしまうと、栄養バランスが偏ってしまいます。
体内に摂取する栄養が偏ると、体は「栄養が不足している分だけため込もう」と反応して、太りやすい体質になってしまいます。
そうならないためにも、ちょうどよい頻度で置き換えダイエットに挑戦する必要があります。
目安としては1日1食だけ置き換えるということ。
一番のおすすめは夕食を置き換えることです。
その理由は2つ。
・22時以降はもっとも脂肪を吸収する時間帯で太りやすいから。
・夜は運動量が少なく、エネルギーを消費しない時間帯だから。
つまり太りやすい夕食を置き換えすることで、効率的にダイエットできるのです。
朝・昼以降はしっかり活動する時間帯なので、ランチはきちんと食事を取り、夜以降は寝るだけだから置き換えダイエットで食事量を少なくする。
この原理を頭に入れて活動してみると、着実にダイエットの結果が表れます。
<食事制限だけ>
「食事を減らせばやせるよね?」
こう思っている人も多いのではないでしょうか。
でも、食事制限だけではダイエットって成功しないんです。
なぜなら太る原因はそもそも、バランスの悪い食事にあるからです。
バランスの悪い食事を単に減らしただけでも、一時的にやせるかもしれません。
しかしそれでは太りやすい体質を根本から変えられないのです。
ダイエットで大事なのは、太りにくい体質を作ること。
そのために、まずはバランスの良い食事に改善するのが優先です。
野菜と肉のバランスを取って、筋肉のつく食事を心がけましょう。
筋肉量を増やすことで脂肪を燃焼させることができ、太りにくい体質に転換できます。
それにプラスして、1日に必要なカロリー分はしっかり摂取してみてください。
成人女性で20~30代会社員の場合は、1日1,750~2,000カロリー。
これを目安に朝昼晩の食事を調整してみましょう。
置き換えダイエットにチェレンジする前に、まずは食事のバランスとカロリーを見直して、質の高い食事方法を1か月ほど実践してみてください。
この順番でダイエットすることで、次第に太りにくい体質に転換できるのですね、
<目標設定を高くしすぎること>
ダイエットの先には目指すべき目標がありますよね。
目標というと、つい理想を掲げてしまいがちです。
「1か月で体重を3キロ落とす」など、厳しめの目標設定をしていませんか?
冷静に考えてみれば、とうてい1か月では達成できませんよね。
最初からかなり食事制限して、ハードな運動を続けないと目標達成できません。
ストイックなダイエットを最初に経験してしまうと、「ダイエット=辛い」というイメージが染みついてしまい、モチベーションの低下につながります。
大事なのは、すぐに結果を出さなくてもいいから、達成できる目標を設置してダイエットをちょっとずつ続けていくこと。
ダイエットにおいて何よりも大事なのは継続です。
継続するためには、小さな成功体験が必要。
その手段として達成できる目標の設置がポイントとなるのです。
まずは「1か月で1㎏体重を減らす」、「週に2回だけ30分間朝ランニングする」など、無理しなくても達成できる目標を設置してみてくださいね。
<食事制限+飲酒>
「ダイエットで食事制限しているんだから、お酒を飲むくらいいいよね」
こう思ってつい、ビールの缶に手を伸ばしていませんか?
確かにアルコールは摂取しても、そこまで太りません。
でもお酒を飲むことで、食欲湧いてしまい、ついたくさん食べてしまったといった失敗を生み出しやすくなります。
肝臓や腎臓にも負担がかかってしまうので、顔だけでなく体全体もむくんでしまいがちです。
普段はダイエットで食事にも気を付けているのに、飲酒でたくさん食べてしまうと、普段以上に太ってしまうのです。
このような事態を避けるためにも、ダイエット中の飲酒には十分注意してくださいね。
【まとめ】
運動はいいことだ、食事制限はダイエットの基本だ、と思ってしまいますが、実はよく知られたダイエット方法を誤って解釈してしまうと、かえって太ってしまうのですね。
今回の記事を読んで、驚いた人も多いのではないでしょうか。
ダイエットを始めるのなら、正しい知識を頭に入れてから始めるようにしてみましょう。
また、無理することなく達成できる範囲でダイエットを続けるように意識してみてくださいね。
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みなさんからのコメントをもとに、ダイエットを楽しく続けられる記事を執筆してまいります。
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