毎年どの花火大会も穴場まで混んでいて、もう少しゆっくり楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
例えば場所取りがしやすい花火大会がいいなど。
そのようにお悩みであれば、「世田谷区たまがわ花火大会」に出かけましょう。素敵な穴場と混雑回避の駅情報もお届けします。
「世田谷区たまがわ花火大会」は、のびのびと羽を伸ばして花火を眺められる場所の多い大会です。
確かに会場周辺・駅周辺はとても混みますが、会場と同じくらい間近に花火を見られる場所、多摩川沿いの芝生の上や公園で開放的な雰囲気の中花火を楽しむことができます。
今回は、場所取りしやすく、のんびりと花火を楽しめる「たまがわ花火大会」についてご紹介します。
目次
場所取りしやすいたまがた花火大会!素敵な穴場と混雑回避の駅情報
花火大会はどこも混んでおり、たとえ穴場であっても人だかりに埋もれながら見ることになってしまいます。
「場所取りしやすく、落ち着いて見られる花火大会はないものか」。
花火大会は夏の盛りとその活気が身に染みて感じられる楽しいイベントですが、それなりに気合の要るもの。
しかし「都内のおしゃれな場所で、のんびりと花火を楽しむ」という空想を実現することのできる場所があります。
それは、「世田谷区たまがわ花火大会」です。
今回は私が何度も足を運んでいる、たまがわ花火大会について、とっておきの穴場やお手頃な料金で打ち上げ会場近くから眺めることのできる場所についてご紹介します。
<世田谷区たまがわ花火大会とは>
「世田谷区たまがわ花火大会」毎年8月後半に開催されます。
年によって多少変更はありますが、通常8月の第三土曜日に開催されている花火大会です。
2019年の開催日は8月17日(土)に行なわれる予定です。
2018年の開催日は10月13日(土)に行なわれました。
※2017年は8月19日(土)開催予定でしたが、雨天の為開催中止になり延期の予定はありませんでした。
打ち上げ数は約6,000発、打ち上げ時間は19時から20時です。
開催場所は世田谷区立二子玉川緑地運動場となっており、名前の通り多摩川の河川敷で開催されます。
実は同じ日に、「川崎市制記念花火大会」と呼ばれる花火大会も、すぐ隣の同じ多摩川河川敷で行われます。
2つの花火大会を同時に見ることができてしまうという点が非常に魅力的な花火大会ですね。
この2つの花火大会の違いについても少し触れておきますね。
世田谷区主催のたまがわ花火大会は「スターマインやナイアガラなどのダイナミックな花火」、一方で川崎市側の川崎市制記念花火大会は「演出に凝った花火」が特徴的です。
さらに、それぞれの花火大会では、6,000発の花火を打ち上げるので合計1万2,000発もの大規模な花火の演出を楽しむことができるのです。
来場者は2つの花火大会で合わせて50万人にもなります。
今回は、世田谷区たまがわ花火大会を中心にご紹介しますが、実際に花火を見に行けば川崎市側の花火も楽しむことができますよ。
<場所取りしやすいおすすめスポット>
さて、本題のおすすめスポットです。都内の多くの花火大会は穴場でさえ場所取りが難しいものです。
また、場所を取れたとしても人が多くてゆったりと楽しむことができません。
しかし、たまがわ花火大会は、のんびりと花火を楽しみたい方にはぴったりのイベントです。
この項目では場所取りしやすく、混雑も避けられるスポットをご紹介しますね。
・コヤマドライビングスクール
秋津の自動車教習所、コヤマドライビングスクールへ初潜入。私が子供の頃にここにあった東京ラドンセンターの建物はそのまま再利用されてる感じ。水前寺清子ショーとかやってたんですよね。 pic.twitter.com/94bw5SLpHI
— Y.Toba サイタマAD966 (@toba966) 2018年3月18日
まずは、有料ですが1000円札1枚出せば、花火を間近に見ることができてしまう場所についてご紹介します。
その場所とは、「コヤマドライビングスクール 二子玉川校」です。
自動車教習所から花火を見るという発想はなかなか浮かばないのではないでしょうか。
コヤマドライビングスクールはまさに多摩川沿いに建っており、打ち上げ会場から非常に近い場所にあります。
実はコヤマドライビングスクールの場所は有料協賛席の真後ろに位置しています。
したがって、花火は驚くほど良く見えるのです。
有料協賛席の場合は、安くても1席3500円はかかるのに、ほぼ同じ場所から1000円で花火を観覧できてしまうのです。
以前は、教習所の在校生や卒業生にしか公開されていなかったのですが、2016年からは一般にも公開されています。
コヤマドライビングスクール内で花火を観覧したい場合には、事前にチケットを購入する必要があります。
チケットは抽選ではなく、先着順なので販売開始が始まってすぐに問い合わせれば、比較的簡単に購入することができますよ。
去年2016年は7月1日から販売が開始されました。
チケットは、コヤマドライビングスクールの受付フロント以外にも、ホームページから購入することが可能です。
ホームページはこちら
私も過去2回ほどコヤマドライビングスクールの敷地内から花火を眺めました。(コヤマドライビングスクールに通っていたので、2016年以前にも訪れました)
現地では、座席でなく、シートを引いて花火を観覧する形になるので、下に敷けるものを用意してくださいね。
また、コヤマドライビングスクールの敷地内には多くの屋台が出店されます。
羽を伸ばして花火を楽しめるだけでなく、屋台グルメまで楽しめてしまえるので、是非コヤマドライビングスクールも候補に入れておきましょう。
・″坂の上の花火″~二子玉川商店街先の玉川神社前の坂~
二子玉川の瀬田玉川神社の御朱印です!駅から歩くと結構距離がありさらに階段もあって息が切れました😫 pic.twitter.com/PteWHnwLJV
— みよ(御朱印専用垢) (@like222_three) 2017年6月18日
無料で美しい花火を楽しみたい方には二子玉川神社前の坂がおすすめです。
この場所は近くの住民にしか知られていない場所であり、花火を紹介するサイトでも案内されていません。
この坂の上からは、川崎市の開催する「川崎市制記念花火大会」と世田谷区の開催する「世田谷区たまがわ花火大会」の両方を見ることができる贅沢な穴場スポット。
二子玉川神社は二子玉川商店街を二子玉川駅とは反対方面にまっすぐ進み、坂を登る途中にあります。
二子玉川駅からは大体徒歩10分ほどの場所になります。
坂を下りた地点にはコンビニ「サークルKサンクス」があり、さらにちょっと先に進めば二子玉川商店街にたどり着きます。
商店街の店先でも食べ物や飲み物などが販売されているので、花火が始まる前には坂の下の商店街付近で飲み物・食べ物を調達すると良いでしょう。
花火に思わず見とれてしまいますが、坂を登ってくる車が通るので、花火を観覧する時には道にはみ出さないよう気を付けながら眺めましょう。
邪魔にならなければ、道の脇に折り畳みイスを置いてのんびりとくつろぎながら花火を眺めることも可能です。
また、この場所は比較的、東急田園都市線「用賀駅」にも行きやすい場所。
打ち上げ会場の最寄駅である「二子玉川駅」は非常に混雑するので、「用賀駅」の利用をおすすめします。
徒歩で20分ほどかかりますが、二子玉川駅前の混雑に巻き込まれずに済みますよ。
・駅から直進、RISE先のエリア
二子玉川は近年開発が進み、非常に便利でおしゃれな街になりました。
以前、二子玉川駅周辺には高島屋しかありませんでしたが、2011年にはRISEショッピングモールが新たにオープンし、今では遠方からも多くの人々が買い物を楽しむ場所となっています。
このようにして開発が進んだ二子玉川ですが、駅の改札を出てライズ方面へと進み、さらに直進して行くと「スターバックスコーヒー」や「旧清水家住宅書院」が建っているエリアに出ます。
このエリアはすぐ側が多摩川の河川敷なので、花火を綺麗に見ることができます。
また、スターバックスコーヒーが立つ場所は芝生が敷き詰められており、シートを敷いて花火を眺めるには最適の場所ですよ。
より一層のびのびと花火を眺めたい方は、「スターバックスコーヒー」、「旧清水家住宅書院」エリアのさらに先に進んだ場所にある「多摩川遊園」で観覧しましょう。
この場所は駅からまっすぐ20分ほど進んだ場所なので混雑していません。
また、多摩川遊園で花火を観賞する場合は、大井町線「等々力駅」を利用しましょう。
後ほど行き帰りの混雑を避ける方法をご紹介しますが、二子玉川駅は大変混雑します。
多摩川遊園であれば、等々力駅は歩いて約20分で到着します。
河川敷のすぐ隣で、無料で花火を観覧できてしまうなんて贅沢ですよね。
・多摩川高島屋屋上
二子玉川のシンボルといえば「高島屋」です。
RISEができたとはいえ、高島屋は洗練されたお店が揃った名百貨店。
二子玉川高島屋の南館7F・11Fには屋上庭園が設置されており、二子玉川の街の美しい眺めと花火を一石二鳥で堪能することができます。
花火の打ち上げ会場近くの屋上なんて、混雑しているのではないかと思われるかもしれません。
しかし、多くの人が打ち上げ会場付近に向かうので、かえって高島屋の屋上は混雑しません。
庭園自体も癒されるような空間で、トイレも高島屋の各階に設置されているので安心して花火を楽しめます。
また、屋上庭園がある南館7Fから11Fはレストラン街となっているので、窓際の席であればレストランから花火を眺めることができます。
ただし、必ず窓側の席が取れるとは限らないので注意が必要です。
高島屋だけあって、洗練された高級感を楽しみながら花火を見ることができますよ。
・高島屋南館9F 「The Veranda」
さて、先ほど高島屋屋上についてご紹介した時にレストラン街についても触れました。
そこで1店、おすすめのお店をご紹介します。花火を見るのにうってつけのレストランはハワイアンレストラン「The Veranda」です。
ここは普段から、窓の外の景色が非常にきれいな場所。テラス先が24席設けられているのですが、花火大会の日は予約席が設けられます。
花火通の方々の間では有名なレストランなので、早めに予約しましょう。
-店舗情報「The Veranda」こちら
電話:03-3709-1273
<行き帰りの混雑を避ける方法>
最後に、混雑を避けるための駅の上手な利用法をご紹介しますね。
花火大会当日、「二子玉川駅」、「二子新地駅」は非常に混雑します。
したがって、行き帰りは二子玉川駅の利用は避け、周辺の駅の利用をおすすめします。
どうしても混雑を回避したい場合は東急田園都市線自体を避けるのが良いでしょう。
「二子玉川駅」「二子新地駅」以外のおすすめ最寄駅は、次の通りです。
・大井町線 「等々力駅」あるいは「上野毛駅」
・南武線 「久地駅」
・東横線 「多摩川駅」
・小田急線 「和泉多摩川駅」
また、東急田園都市線の駅であれば、「用賀駅」の利用をおすすめします。
東急田園都市線は花火大会当日混雑してしまいますが、田園都市線経由で帰らなければならない場合もありますよね。
「用賀駅」自体はそれほど混んでおりませんし、渋谷方面に向かって帰途につく方であれば、「二子玉川駅」を通らずに帰宅することができますよ。
神奈川方面に向かう場合でも、「用賀駅」から乗車すれば、「二子玉川駅」から乗車するよりも早く電車に乗ることができます。
(「二子玉川駅」のホームは当日人の山となっているので、何分待っても電車に乗り込むことができません。)
自分の帰る方向と、これらの駅を照らし合わせながら、二子玉川駅を使わずに帰宅できる方法を見つけましょう。
<公式HP>
タイムリーな情報は、世田谷区たまがわ花火大会の公式HPで随時確認しましょう。
まだ詳しい情報は掲載されていませんが、これから随時更新されます。
-世田谷区 たまがわ花火大会 公式HPはこちら
【まとめ】
今回は、世田谷区たまがわ花火大会を取り上げ、場所取りしやすい有料穴場スポット、無料穴場スポットについてご紹介しました。
二子玉川エリアは、開けた場所であるため、穴場の場所取りも行いやすいものです。
今回は4つの穴場について詳しくご紹介しましたが、どの場所からも綺麗に花火が見え、開放的な雰囲気の中で花火を楽しめます。
できる限り喧騒を避けて花火を楽しみたい方は、是非たまがわ花火大会に足をお運びください。
都内の他の花火大会とは一線を画した、洗練された素敵なひと時を過ごしてくださいね。
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