京都で秋ならではの観光をしたいけど、紅葉の時期は人で混んでいるだろうな。
でも、10月こそ隙あり、狙い甲斐ありのシーズンです。
紅葉しつつも、それほど人で混まない京都でのびのび観光できるのです。
ちょっと早いけれど、紅葉を楽しめる場所、季節のグルメ・買い物スポットはどこ?
早速、おすすめの楽しい10月の京都観光スポットを見てまいりましょう。
目次
10月の京都旅行!おすすめの観光スポットはどこ?
次第に秋をむかえる10月の京都は、まさに狙いどころ。
11月の紅葉シーズンはご存知の通り、激混みです。
その一方で、10月はまだ紅葉が本格的ではないため、比較的ゆったり観光できます。
そのうえ、早い所では、見事な紅葉が見られるのですね。
10月の京都観光では、そんなおいしいとこ取りできる観光プランを立ててしまいましょう。
そのためにも、秋を感じさせる10月ならではの観光スポットを確認してみましょう。
おすすめ:10月の京都の気温は?旅行におすすめの服装や持ち物も紹介!
<曼殊院門跡>
こんばんは。
今日も一日お疲れ様でした。
桜🌸や紅葉🍁でなくても新緑の季節の京都は爽やかで魅力的でした!
歩き回と気持ちいいなぁ〜
気分良く、明日から仕事が出来そうです。今夜も綺麗なお月様ですよ〜
おやすみなさいまた明日(´◡`๑)曼殊院門跡 pic.twitter.com/i5gdrsmrgf
— めいこ (@tukinomaron) 2018年4月30日
日本固有の自然景観と文化的な建築物を、五感すべてで感じ取れる場所。
京都旅行では、そんな場所を訪れてみたいものですよね。
紅葉も始まる10月の京都では、曼殊院門跡が外せない観光スポットです。
ここでは、静かな枯山水の庭と、赤やオレンジ色に色づく紅葉を心静かに眺められます。
紅葉は10月上旬から12月上旬まで楽しめるので、10月ならどの時期に行っても染まりはじめた木の葉を楽しめます。
京都紅葉紀行2016
曼殊院門跡にて。
PENTAX K-1
HD PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED WR pic.twitter.com/sI4qBCzAHU— Yoshi (@Yoshi19662) 2016年11月20日
私も曼殊院門跡に訪れましたが、木造のお寺の木が静かに呼吸しているのが分かるほどの静寂。
あまりにも心地よく、廊下から枯山水の庭をじっと眺めてしまいました。
ここで、曼殊院門跡の紅葉をより深く楽しむための豆知識。
紅葉の名称として有名な枯山水の庭には、日本の美の精神が込められています。
古今和歌集という和歌集がありますよね。
この和歌集においては、和歌の詠み方、意味、歌い方などを口伝で伝える「古今和歌伝授」が行われました。
この「古今和歌伝授」の文学的精神を庭園に取り入れたものが、曼殊院門跡の庭園なのですね。
樹齢400年の松と共演!曼殊院門跡の紅葉ライトアップ https://t.co/UGiI9BwJu8 pic.twitter.com/IiWq801c6x
— ウォーカープラス (@walkerplus_news) 2016年10月21日
紅葉の見どころはここだけではありません。
曼殊院門跡においては、勅使門に続く白壁と石垣の間の紅葉が美しい、と評判なのです。
曼殊院門跡の白壁と真っ赤な紅葉の色のコントラストは、目に焼き尽くほど。
庭園の紅葉よりも、ここの紅葉の方が気に入ってしまう人もいるくらいです。
2015年を振り返る
一年なんてアッという間に過ぎて行くと思ってしまいがちだけれど、それじゃいけないね。
ホッと京都の紅葉が、ゆっくりとため息をつかせてくれました。
小さな桂離宮と呼ばれていた曼殊院門跡にて#曼殊院門跡 pic.twitter.com/meaR4VCkws
— でらっくす(まっちゃん iPhone) (@macchan358) 2015年12月28日
どちらの紅葉が好みか、見比べてみるのも1つの楽しみ方ですね。
曼殊院門跡は、拝観料が600円。
10月の間にライトアップはありませんが、11月の1か月間は夜間も紅葉観賞できます。
曼殊院門跡の周辺は、修学院離宮・詩仙堂など、見事な自然景観を活かした文化的スポットがあるので、ぶらぶら観光するには一押しですよ。
<割鮮 一汁・二菜 和喜(やわらぎ)「紅葉」>
曼殊院門跡や詩仙堂を訪れたら、腹ごしらえに「割鮮 一汁・二菜 和喜(やわらぎ)」でディナーを。
ここでは、紅葉を観賞した後にぴったりのお任せ日替わり料理「紅葉」(4,850円)でお腹を満たせます。
このコースは日ごとに変わりますが、お造りや炊き合わせ、焼き物、蒸し物、お寿司、デザートなど、十分満足できる品揃えです。
自家製の野菜、自家製豆腐、日本海で獲れた活きの良い海の幸を、この1コースで味わえます。
京料理はたとえ1食でも1万円かかることはめずらしくありません。
それを考えれば、このお値段で贅沢な料理がいただけるなんて、ありがたいですね。
お店には、東京や大阪、神戸などからの女性客が多く訪れるので、女子旅にはうってつけですよ。
ご主人と息子さん、そして奥さん3人で切り盛りする食卓は、まるで懐かしい京都の家に戻ってきたかのような雰囲気。
京都らしい、味覚を大切にした料理とアットホームな空気感が、女性客に支持されているのです。
おすすめ:京都女子旅におすすめのグルメランチ・ディナー5店!
<新京極商店街>
Shinkyogoku shopping street(新京極商店街) pic.twitter.com/fwPgD6m7R1
— HappyTravellingKyoto (@HappyTravelJP) 2013年6月23日
雨が降った日は、ショッピングで京都を楽しむのが得策です。
京都は文化・自然スポットがたくさんありますが、実はお土産選びに夢中になれるショッピングスポットも多いのです。
旅行での地元感溢れる商店街でのショッピングは、のちのち良い思い出として残りますよね。
そこで、雨の日にも楽しめる商店街としてご紹介したいのが、新京極商店街です。
この商店街は、600mほど続くアーケード商店街。
お店のジャンルは若者向けのお店から老舗、カフェや食べ歩きできるお店まで、多種多様です。
新京極商店街の食べ歩きで注目したいお店は、「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」です。
ネーミングがとてもユニーク。
「世界で1番」でなく、「2番目においしい」というフレーズ、「メロンパン」でなく「メロンパンアイス」という単語に惹きつけられてしまいます。
ここの名物・メロンパンアイスとは、外はサクサク、中はもっちりとした焼き立てメロンパンに、アイスクリームを挟んだスイーツです。
続けて気になったお店。「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」っていう店のメロンパンアイス!サクサクあったかの中にアイスタップリ(*´∀`)これが美味い!!京都と金沢と渋谷しかないとのことだけど、名古屋にできないかな! pic.twitter.com/LpRuX1no3v
— SHINING野郎 (@Shining_koiking) 2014年8月8日
あつあつのメロンパンにとろけるアイスがマッチしており、もう一度食べたくなってしまう味。
さて、シンプルなメロンパンアイスも魅力的ですが、季節もののアイスはさらに見逃せません。
秋限定のメニューには、紫いも・マロンの2種類のアイス(500円)があります。
さらに、このアイスには黒蜜きなこがかけられており、素朴な味わい。
10月の京都旅行には欠かせないスイーツになりそうですね。
ちなみに、毎月22日はメロンパン150円が100円、メロンパンアイス350円が200円と、お得になります。
京都四条河原町新京極にある
世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス🍞+🍈+🍨あつあつサクサクメロンパンに冷たいアイス♡♡
美味しかったけどバジル的には甘すぎました大きすぎました😥 pic.twitter.com/4OJtRSWbmq— バジルから (@orihime_dayo) 2016年8月18日
10月22日が旅程に被っていたら、新京極商店街でお手頃なメロンパンアイスを食べてみてくださいね。
この他にも、京都ならではの小物や和テイストのアクセサリーなどがあるお店もあります。
秋雨の日、お土産選びの日には、新京極商店街をのんびり散策してはいかがでしょうか。
おすすめ:京都のおすすめのスイーツ店舗!女子旅に甘く幸せなひと時を!
<瑠璃光院>
「幻の紅葉」と呼ばれる紅葉スポットを知っているでしょうか。
印象派の絵画の題材にもなりそうな、柔らかな錦の紅葉を眺められるスポットが、瑠璃光院です。
ここでは、10月中旬から12月上旬まで、紅葉が見ごろをむかえます。
おまけに、瑠璃光院は春と秋だけ特別公開されるスポット。
特別拝観の期間は年によって異なりますが、2017年は10月1日から12月3日まででした。
ここの見どころは、二階の書院の「ゆか紅葉(もみじ)」です。
つるつるとした床は、まるで池の水面のように錦の紅葉を鮮明に映し出します。
外の景色も建物の枠に切り取られ、まるで美術館の絵・写真を眺めているようです。
めずらしい「ゆか紅葉」は、岩倉実相院でも見られますが、そちらでは撮影禁止です。
思わず息を吞む美しさ!四季を楽しめる岩倉実相院! https://t.co/RjH6c4EJmv
— 有益なつぶやき (@yuuekibot) 2018年2月17日
瑠璃光院の「ゆか紅葉」は写真撮影が可能なので、写真を撮りたい人にはぴったりの観光スポットなのですね。
1階の書院からの眺めも、息を呑むほど。
庭の色鮮やかな緑の苔が、オレンジや赤の紅葉をより一層引き立てます。
実はこのお寺は、もともと寺院ではなく、実業家・政治家として活躍した田中源太郎の別荘でした。
別荘として使われた後は、高級旅程旅館を経て、現在の寺院へと変わっていったのです。
そのため、敷地内には日本式蒸し風呂の「八瀬のかま風呂」が遺されています。
希少な遺構なので、紅葉観賞のついでにぜひとも見学しておきたいところです。
拝観料は2,000円と高いですが、値段以上の価値を感じられる観光スポットです。
気になる混雑状況についても把握しておきたいところ。
「幻の紅葉」が見られるこのスポットは、予想通りとても人気です。
死ぬ前に一度は見ておきたい「瑠璃光陰」
キャッチコピーに惹かれて京都まで〜*\(^o^)/*
こんなリードも→これは現実世界か?と言葉を失うほどに…。2ヶ月限定の紅葉が神秘の美しさ‼︎
と〜っても参考になります(≧∇≦)
八瀬のかま風呂の中に入ったり写経をして参拝もしてきました♪ pic.twitter.com/MAq3JCGzXJ— 三茶TRIP ナオミ (@3cha_naomi) 2016年11月28日
チケットを買うのに1時間以上、入場に1時間以上、合わせて待ち時間が2時間以上になることが多々あります。
休日はもちろん、平日も多くの人で賑わっているので、できれば平日の朝一で拝観することをおすすめします。
予約や前売り券も無いので、いかに早い時間にここを訪れるかがカギになります。
お寺のある八瀬は京都の中心から離れた場所にありますが、足を延ばす価値は大きすぎるほどですよ。
【まとめ】
「秋の夕陽に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に♪」という歌を小さい頃に歌いましたよね。
京都の秋景色はまさに、日本の童謡に描かれた景色。
その風景は、まさに芸術と言っても過言ではありません。
おまけに10月なら、秋を感じつつ、人も多くないので穴場なのですね。
私もこの時期に高校の修学旅行で京都を訪れましたが、ふだん激混みする清水寺付近もスムーズに散策できました。
カメラを持って美しい景観、おいしいグルメ、楽しいお土産選びの時間をお過ごしください。
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みなさんからのコメントをもとに、京都旅行が宝箱を開ける瞬間のような、ワクワクしたものになるよう、記事を執筆してまいります。