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東大生の読書方法!読書スピードの差が学力に影響する?

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読書する学生が一番多い大学はどこかと尋ねられたら、私は真っ先に東大だと答えます。

 

学生時代には東大生の多いインカレサークルに入っていましたが、彼らはいつも本を持ち歩いていました。

 

日本一読書にいそしむ学生が多く、高い学力・思考力を誇る東大生はどのような読書方法で本に親しんでいるのでしょうか。

 

そして、多読家である彼らの読書量や読書スピードはどのくらいなのでしょうか。

 

今回は読書スピードと学力の関係、そして東大生の読書方法について探ります。

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東大生の読書方法!読書スピードの差が学力に影響する?

テストの答案用紙の画像

日本で最も読書に慣れ親しんでいる学生が多い大学としては東京大学が挙げられます。

 

私が以前入っていたインカレサークルの東大生は、本を何冊も持ち歩き、読書会を開いていたので、実感として熱心な読書家が多いと言えます。

 

「読書合宿」なるものを数日に渡り開催し、夜通し読書に没頭する会も開いていました。

 

また、私が大学時代に教わった東大出身の先生は、高校時代の3年間に1000冊以上の書物を読み漁り、大学時代にはバイトをして毎月10万円は本に費やしていたそうです。

積み上げられた古書の画像

まさに驚異的な読書量と言わざるを得ません。

 

しかし、どのようにすればこれほど多くの本を読みこなすことができるのでしょうか。

 

今回は東大生の読書方法について、そして彼らの読書スピードについてご紹介します。

 

おすすめ:大学生の方におすすめしたい本5選!読書は暗黙を照らすランプのようなもの!

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<東大生の読書スピードは?>

読書女子の画像

まずは東大生の読書スピードについて確認してみましょう。一般の読書スピードと東大生の読書スピードを比較してみましょう。

 

ここでは日本速脳速読協会(株式会社SRJ)の調査結果を参考にしてみます。

 

読書スピードに関して、日本人の平均は1分につき600字だと言われています。

 

その一方で、東大生の場合は全ての学生がこの平均速度を超えており、そのうち30%以上の学生が1分間につき1500文字以上を読みこなします。

積み上げられた古書の画像

最高速度は分速1800文字以上にもなるそうです。

 

このように、1分間当たりの読書スピードが速いため、1日に600ページ以上(300ページの本を2冊以上)読むのは当たり前だという東大生もいます。

 

以前教わっていた東大出身の大学の先生も「1日1冊読みましょう」と学生に勧めていました。

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<なぜ読書スピードの差が学力の差につながるのか>

東大の画像

読書スピードが学力の差につながると言われていますが、それはなぜなのでしょうか。

 

本を読む人は博学なイメージがあるので、なんとなく学力も高いのだろうと思いますよね。

 

しかし、読書スピードが学力につながるということは実際に証明されています。

 

日本人の読書スピードの平均が500~600字であるのに対し、今回中心にお伝えする東大、そして京大・早慶合格者の読書スピードは1500字~2000字だという結果が出ています。

 

この結果を見れば読書の速さが学力の差として現れていると言っても過言ではないでしょう。

 

それでは、読書のスピードが速いことがなぜ学力の向上につながるのか、その理由について突き止めてみましょう。

・大量の文章を瞬時に理解する力が身に付いているから

図書館の画像

中学・高校入試や大学入試の試験では、大量の文章を制限時間内に読みこなさなければなりません。

 

したがって、読書スピードが速ければ速いほど、余裕を持って問題に取り組むことができます。

 

速く文章を読み終えることができれば、その分問題に時間を割いたり、読み直したり、自分の考えをまとめたりすることができるのです。

・学習の効率が上がるため

荷物を渡す画像

また、文章を読むスピードが速ければ、学習量を増やすことも可能です。

 

1冊の本を使って勉強する際、1日で確実に読みこなすことができれば、次の日は新しい本を読み、より多くの知識を取り入れることができます。

 

1冊の本を3日かけて読む場合よりも、3倍の速さで、3倍の知識を吸収することができるのです。

 

これなら、知識に基付いた学力の差が現れるのも一目瞭然ですね。

・勉強したことを反復する余裕が出て、記憶に定着するから

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読書スピードを上げると、本で勉強した内容を反復する時間を確保しやすくなります。

 

たとえば、3時間の読書時間を与えられたとします。

 

1冊の本を3時間かけて読む場合、与えられた読書時間内に1回しか読んでいないということになります。

 

その一方で、1時間以内に本を読み終えることができれば、3時間のうちに3回も同じ本を反復することができます。

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同じ時間が与えられているにもかかわらす、反復の回数に差が出るのです。

 

知識は1回本を読んだだけでは身に付きません。

 

何度も反復することで定着します。

 

したがって、読書スピードが速ければ速いほど読み直しに必要な時間が確保しやすく、知識も定着するのです。

 

おすすめ:成功者ほど同じ本を何度も読書する!その理由は何?

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<東大生の読書方法>

読書をする女性の画像

1分間に1500文字以上を読みこなす東大生の読書方法とは、一体どのようなものなのでしょうか。

 

ここでは、学生時代にサークルの東大生の友人が行なっていた読書方法についてご紹介します。

 

特別な読書方法というわけではありませんが、私も実際に試してみて、非常に質の良い読書が実践できました。今でもこの方法で読書することが多いです。

 

それでは、一つずつ確認して行きましょう。

・最初に目次を確認し、各章の小見出しを確認する

チェックの画像

最初に行うことは目次に目を通すことです。

 

なぜ目次に目を通すのでしょうか。

 

それは、その本の話がこれからどのように進んでゆくのか、本文を読む前にあらじめ予想するためです。

 

その本がどのような構成になっているのか把握しておくことで、本が「何を目的として書かれたのか」、「注目すべき章はどれか」ということについて認識できるのです。

 

つまり、目次はその本の内容の「地図」なのです。

世界地図の画像

このように、目次に目を通して話の全体像を捉えたら、次は本の中身にざっと目を通します。

 

この時点では1ページずつじっくりと眼を通す必要はありません。

 

ただ、各章の小見出しを眺めて行きます。

 

目次で章を確認し、次に章の中の小見出しに注目することで、大体の内容を把握することができます。

 

目次と小見出しを確認する作業は1~2分以内で済みます。

 

まずはこの方法で本全体の流れを確認することで、その本が何を言わんとしているのか、しっかりと掴む下準備が整うのです。

・速読と熟読を使い分ける

読書している女性の画像

目次・小見出しについて確認したら、次はいよいよ文章に目を通します。

 

基本的な本の読み方としては、速読と熟読の2つを挙げることができます。

積み重ねた書籍の画像

先ほどお伝えしたように、東大生の中でも、多い場合は1分間に1800字もの速さで文章を読みこなします。

 

したがって、本を読む際には自然と速読していることになるのですが、彼らは決して速く読むだけではありません。

 

熟読も取り入れながら本を読み進めるのです。つまり、速読する箇所と熟読する箇所を使え分けているのです。

 

したがって、どの部分を速読し、どの部分を熟読するのか自分で決めながら読むのですが、速読部分と熟読部分を選定する際には、先ほどの目次・小見出しの確認が役に立ちます。

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本を読む前には、目次と小見出しを見て「どの部分が大事な個所か」、「この本で主張したいことは何か」について把握しました。

 

このデータを基にして、本の主張が最もよく表れている部分は「熟読」を行ない、それ以外の、具体例・前提について書かれている部分は流すように速読します。

 

このようにして、大事な個所は熟読で、それほど重要でない箇所はざっと速読し、強弱をつけて読むことで理解度を下げずに本を読み進めて行きます。

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・理解力を高めるために、自分の場合に置き換えながら読む

読書する女性の画像

読書していると読むことに精一杯になり、自分の思考は停止してしまいます。

 

しかし、読書の目的は知識の蓄積だけでなく、思考力を鍛えることにあります。

 

書かれた文章を追っているだけでは、本当に本の内容が自分の身になり、理解力・思考力が深まったとは言えません。

 

ドイツの哲学者、ショーペンハウアーは『読書について』という書物の中で、「読書は、他人にものを考えてもらうことである」と述べています。

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この一文を通して彼が何を言いたいのかというと、読書の際には著者が提供する知識を吸収するだけでなく、自分の力で物を考える必要もあるということです。

 

ついつい知識の吸収ばかりに集中してしまいがちですが、質の良い読書を行うためには自分の頭も働かさなければなりません。

 

そこで、どのように本の内容を追いながら自分の思考を働かせるのかというと、自分の場合に置き換えながら読んでみるという方法を取ります。

アイデアの画像

本の内容を、身近で卑近な例に置き換えてみることは、それほど難しいことではないでしょう。

 

このように読書することで、本の内容が自分の身近なものになるため、そのテーマについて自分でも考えながら読み進めることができます。

 

このように、本の内容を理解しやすく・考えやすくすることで、知識の吸収と、思考の稼働を同時並行で進めることができるのです。

 

おすすめ:東大生がおすすめする読書本ランキング!ベスト5選

・少し時間を置いてから再び読み直す

ボロボロになった本の画像

友達が大事にしている読書法としては、読み終えた良書を必ず再読するということも挙げられます。

 

再読することで、1回目に読んだ時、理解が曖昧だった部分や、よく分からなかった部分を正確に理解できるようになります。

pdcaの画像

既に一度読了しているので、本の内容の全体像を掴んでおり、部分部分の相関関係(段落間の関係性)を掴むことはできています。

 

したがって、もう一度読み直す時には、話の相関関係を手がかりにして、理解しにくかった箇所で筆者が何を言いたかったのか掴むことができます。

 

そして、時間を置いてから本を読みなおすということですが、どのくらい時間を置けばよいのでしょうか。

 

友達によると1週間から1カ月ほど寝かせておくのが良いということでした。

カレンダーの画像

というのも、読み終わった直後は、まだ本の内容に対する自分の見解を深め切れておらず、再読してもあまり得るものが無いためです。

 

また、時間を置きすぎても本の内容を忘れてしまい、自分の考えもおぼろになってしまいます。

 

本の内容を受けた上で、自分の見解・思想を熟成するために必要な期間が、読了後1週間から1カ月だということなのですね。

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・読書メーターを使う

読書メーターの画像

他の東大生からも「ウィキペディア」というニックネームで呼ばれていた東大生の先輩は、常に本専用のカバンに5~7冊ほどの本を入れて持ち歩いていました。

 

それと同時に先輩は読書メーターを愛用していました。

 

読書メーターとは自分が読んだ本のページ数、冊数などをグラフにして読書の記録を付けるだけでなく、日本各地の読書家と交流することのできる画期的なサービスです。

交流の画像

読書は一人で行うものですが、他の読者と交流し、情報交換することができるので、読書に対するモチベーションも上がります。

 

また、読書メーターには「共読」機能がついており、自分が読んだことのある本について書かれた他の読者の感想を見ることができます。

 

他の人がその本についてどう感じたのか知ることで、自分だけでは気付かなかったことについて知ることのできる楽しみも味わえます。

・読書会を開催する

勉強している画像

東大の学生は読書会の開催を熱心に行っていました。

 

読書で大切なのは、自分以外の人がその内容についてどう解釈し、考えたのかということです。

 

本を読んでその内容を自分の中にとどめておくだけでなく、他の人の見解にも耳を傾けることで思わぬ角度からその本を捉え直す体験ができます。

 

先ほどご紹介した、読書メーターでも他の読者の方と交流することができますが、読書会は顔を合わせ、リアルタイムで本について議論することができるので、得るものの量が違います。

 

また、読書会で自分の見解を示し、それに対して返って来る他人の反応を受け取ることで、自分がどのような視点を持っているのかということについて客観的に把握し直すことも可能です。

色々な意見の画像

他の読者から、その本に対する別の視点を獲得し、同時に自分の視点につても俯瞰してみることで、様々な角度から本を読む力を身に付けることができるのです。

 

読書通の東大生は、他人と読書体験を共有するところまでを「読書」と呼ぶのです。

 

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【まとめ】

今回は私の知っている東大生の読書方法をご紹介しました。

 

身近に見ていて思うのは、東大生であっても、意識して読書を習慣付ける努力を行なっている人がほとんどだということです。

 

読書会や読書メーターを使用していることから、そのことがよく分かります。

 

また、知識のインプットだけでなくアウトプットにも力を入れており、他の読者と議論し合い、自分の見解を共有するところまでを「読書」としている点が印象的です。

 

東大生の読書方法は非常に質が高く学ぶところが多いものです。

 

参考になる部分は積極的に取り入れて行きましょう。

 

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また、面白かった点ご感想などがありましたら、お気軽にコメントしてくださいね。

 

皆さまのコメントがより良い記事作りのヒントになります。

 

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