結婚するなら趣味の一致は大事だ、という先入観を持ってしまいませんか?
恋愛においても、「趣味の一致する人が大事」という文句をちらほら見かけます。
でも実は趣味の一致はそんなに大事なことではありません。
長い結婚生活では、お互いどんどん変わっていくからです。
では何を重視すればいいのか?
この記事で考えていきましょう。
目次
結婚するなら趣味が一致する人がいい?結婚生活は長期的に考えよう!
長い結婚生活では、お互い大事にしていることを共有したい。
そんなふうに考えると、「結婚するなら趣味の一致する人がいいのでは?」と思いがちです。
でも、長い結婚生活でお互いの信頼関係を築くために、実は趣味が一致することよりも重視しなければならないポイントがあります。
一体どんなポイントを重視しなければならないのか、この記事でチェックしてみましょう。
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<結婚するなら「趣味に興味を持ちあえる人」>
趣味が同じであれば結婚生活も楽しいだろうな、と思いませんか。
結婚したいと思う人と趣味が被っていれば、お互い何かを共有している感覚になれます。
でも結婚生活は長期的に考えなければなりません。
生涯相手と一緒に過ごすのだから、何十年にもわたる期間にたくさんの変化があることを忘れてはいけません。
つまり、「趣味は変化しうるものである」ということを認識しなければならないのです。
今趣味が同じでも、1年後には趣味が変わってしまうかもしれません。
趣味が変わることで結婚生活がうまく行かなくなることは、避けなければなりません。
そう考えると何よりも大事なのは、「お互いの趣味に興味を示せる相手」を選ぶことです。
つい、結婚相手とは一心同体だと思ってしまいますが、たとえ結婚しても別の人間です。
「以心伝心だから何もしなくてもうまく行くよね」と思ってしまうと、相手に興味を持つことを忘れてしまいます。
人間関係にも当てはまることですが、結婚生活は目の前にいる相手に興味を示し続けることで、うまく行くのです。
だからこそ、趣味が同じ相手よりも、互いの趣味に対して「どんなものなの?」と興味を示せる好奇心旺盛な相手と結婚する方が、長い目でみるとうまく行きます。
好きな趣味が全然違う、タイプも違うのに、一緒にいるとうまく行く相手が、長い結婚生活を共にできる相手です。
逆に今の恋人は趣味が合うけれど、別の趣味に関してはあまり興味を示してくれない相手であるなら、ちょっと注意が必要です。
お互いの共通点だけでなく、違っている部分にも関心を向けられるように、工夫する必要があります。
詳しくは<結婚生活では、お互いの趣味をどう受け止めるべき?>の項目で、対策をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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<趣味に興味を持ちあえる人の3つの特徴>
趣味に興味を持ちあえる人と結婚することで、長い結婚生活の変化も互いに楽しめます。
でも、お互いに興味を持ちあえる相手か否か見極める目をもつことが大切です。
そのためにも、お互いに趣味を持ちあえる人の特徴を3つ確認してみましょう。
・何にでも好奇心旺盛な人
どんなことにも好奇心を示せる人は、人間関係を上手に構築できる人です。
相手に興味を示して色んな話を吸収することで、相手から多くを学び取ることができるからです。
好奇心旺盛な相手であれば、趣味が違っていても、一緒に試してみたり相手から話を聴いたりして、自分も楽しんでしまいます。
結婚して数年後、趣味が変わったら「今度は何をはじめたの?」と興味を示すことが自然にできます。
趣味だけでなく、ちょっとした変化にも気づけるので、結婚生活は円満に続きやすいのです。
・人間そのものに興味を持てる人
あらゆる趣味に興味を持てる人がいないこともあります。
そんな時には「人間そのものに興味を持てる人」を探してみましょう。
色んな生き方をする人に興味関心を抱ける人は、趣味自体に関心は持てなくても、その趣味を大事にしている相手に興味を示します。
「どうしてその趣味を続けているの?」、「その趣味をはじめたきっかけは何?」と色々と尋ねます。
人間そのものに興味を持てる人は、次のような特徴があります。
① 常日ごろから本を読む習慣がある
② 相手の話をじっくりと聞ける
③ 自分とは考え方・価値観のちがう人との交流を大事にする
この3つを満たす相手かどうか、見極めるのがポイントです。
・古くからの友人を大事にできる人
人の考え方は移ろいやすいのと同じく、人の趣味も移ろいます。
結婚とは移ろいやすい人間同士が一生を共にする一大プロジェクトです。
結婚相手の変化に関心を持ち、受け入れられるだけの心があれば、趣味は同じでなくても良い関係を保てます。
そのような関係を保てる人の多くは、古くからの友人を大事にしています。
たとえ考え方や生きる道が変わっても、自ら友人から離れることはしません。
自分の変化と友人の変化を受け入れられるということは、結婚相手の趣味の変化も受け入れられる証明です。
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<結婚生活では、お互いの趣味をどう受け止めるべき?>
結婚相手にも自分にも、それぞれ趣味があるのはごく普通のことです。
お互いに関心を持てることが大事だとお伝えしましたが、どうしても関心をむけられなかったり、あえて相手の趣味に関心を持つ必要性を感じられなかったりすることもあるはず。
とはいえ、趣味は自分にとっても相手にとっても大事なものなので、趣味の問題は避けられません。
それだけに、結婚前にお互いの趣味をどう受け止めるべきか、しっかりと考えておく必要があります。
この項目では相手の趣味とどう付き合えばよいか、対策を4つご紹介します。
・趣味の話をしっかり聞く
一緒に同じ趣味に取り組むほどに結婚相手の趣味に興味を持てないのなら、最低限相手の趣味の話を聞きましょう。
趣味に関する話は身近な人につい話してしまいたくなるので、結婚相手も話題を振ってくることがあります。
趣味の話題を持ち出す理由は、「ただ自分の話を聞いてほしいから」です。
つまり、相手に趣味を押し付けようとして話題にしたつもりではないということ。
これが分かっていれば、結婚相手に自分の興味のない個人的趣味の話をされた時にも、うまく対応できるはずです。
ちなみに、相手が趣味の話をしている時に、言ってはいけないワードがあります。
「興味ない」という言葉です。
この一言は趣味を楽しんでいる相手の心を傷つけてしまうからです。
相手もパートナーが自分の趣味に興味があるか否かを知りたいのではなく、ただ話を聞いてほしいだけです。
「話をしっかり聞くことができれば、無理して相手の趣味に合わせる必要はない」という気持ちで構えてみてはいかがでしょうか。
・趣味の応援をする
人によっては仕事以上に趣味に没頭している場合もあります。
でも、その趣味が自分には理解しがたいものであることもあるはずです。
そんな時には、趣味を応援していることを言葉と態度でしっかりと伝えることです。
興味は持てなくても、その趣味に真剣に取り組んでいる相手を認め、尊重するのです。
たとえば、パートナーは絵を書くのが好きだとしましょう。
絵を書くのが好きなパートナーが仕事の片手間に念願の個展を開いたら、個展は必ず見に行き、応援する。
ギャラリーにパートナーの絵が展示されていれば、自分で見に行く。
たとえパートナーの趣味自体に興味がなくても、こういった態度を示し続けることで、「応援してもらえている」という安心感を相手に持ってもらえるのです。
趣味を応援することはパートナーそのものを大事にすることと同じなのですね。
・相手が趣味に没頭できる時間をつくる
どうしても相手の趣味に関心が持てない時には、相手が趣味に没頭できる時間をつくりましょう。
相手の趣味に興味がないからといって、趣味に使うための時間を奪ってはいけません。
相手が趣味に没頭できる時間をつくることは、相手を尊重していることの表れとなるからです。
趣味を共有することはなくても、相手を自由にさせる時間をつくることで、パートナーとしての仲が深まります。
・お互いの趣味の近況を話す機会をつくる
お互いの趣味が違っている場合は、趣味を共有する代わりに、趣味に関する近況を共有する機会をつくると効果的です。
「最近描いている絵は・・・」、「今度は発表会があって・・・」といった近況を伝え合うと、それだけで大事なことを共有できた充実感で満たされます。
最初は相手の趣味に興味を持てなくても、お互いの趣味について話す機会をつくるうちに興味を持てるようになる可能性もあります。
相手の話を聞いていて「ちょっと面白そうだな」と思って自分も試してみれば、共有できることが増えます。
お互い意識して趣味の話を共有することで、新しい関係を築けるチャンスにも恵まれ得るのですね。
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【まとめ】
結婚生活では趣味の一致よりも、お互いの変化・違いをいかに受け入れていけるかがカギとなります。
お互いの趣味を応援しあい、趣味を大事にする相手を尊重すること。
婚活している人は、このようなやりとりが自然にできる相手を選ぶことを意識しましょう。
今結婚を考えている彼氏がいるのなら、お互いに趣味を理解する姿勢を築けるように工夫していきましょう。
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