どうして英語なんて勉強するのだろう。
その理由が分からずに、勉強に身が入らないこともありますよね。
でも、実は将来どんな道に進んでも、英語は必ず役に立つと言っても過言ではありません。
英語をきちんと勉強することで将来が変わります。
そこで、今回はどうして英語を勉強するのか、どんなふうに将来役立つのか、記事でご紹介しますね。
目次
なぜ英語を勉強する必要があるのか?学ぶ理由や意味は何?
学校や予備校の英語の勉強を、楽しいと思ったことはあるでしょうか。
たいてい、面白いと思う人、つまらないと思う人、半々に分かれます。
英語が楽しいと思えたら、勉強もはかどりますが、そうでない場合は勉強にも身が入りませんよね。
でも、なぜ英語の勉強が必要なのかその理由が分かっていれば、英語に対する見方も変わり、勉強するのがわくわくします。
そこで、早速どうして英語の勉強を行うのか確認してみましょう。
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<どうして英語を勉強するの?>
中学・高校・大学の授業では、ふだん何気なく英語を勉強しますが、どうして英語を勉強するのかあらためて考える機会は少ないですよね。
でも、英語を勉強する理由を知ることで、勉強に取り組む姿勢は随分と変わります。
そこで、この項目では英語を勉強する理由について考えてみましょう。
・日本語以外の言語文化を知るため
言語を勉強することは、その国の文化を勉強することそのものです。
つまり、英語を勉強することは英語圏の文化を学ぶことを意味するのですね。
英語を学ぶことで、その国の人々の考え方や風習、生活をのぞき見ることができます。
学校や予備校のテキスト・教科書を読んでみると、英文でその国の文化や文学作品などが分かりやすく紹介されています。
もちろん、その国の文化を本当の意味で知るためには、現地に旅行したり生活したりする必要があります。
でも、座学の勉強は英語圏の文化を知るための開かれた入口でもあるのです。
ふだんの英語の勉強をきっかけに、将来旅行に行くことを計画してみるのも楽しいものです。
今すぐ旅行に行けなくても、英語で簡単な小説を読んでみるのもその言語の文化を知ることです。
英語で本を読むのは手軽にできますし、英語圏の文化を知るには最適な方法なので、学生のうちにぜひ試してみてくださいね。
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・生活、仕事の幅を広げるため
「外国に行くことはないし、日本に住んでいるから、英語を勉強しても意味がない」と思ってしまいますよね。
でも、最近は日本から一歩も出なくても、英語を使う機会が増えています。
街中を歩けば必ず外国から来た人を見かけますし、日本に住んで仕事をしている人もたくさんいます。
海外の人から、英語で道を聞かれたことのある人も多いのではないでしょうか。
また、これからみなさんが大学に入学すると、学校でヨーロッパだけでなくアジアからの留学生にも会うことでしょう。
世界中の国からやってくる彼らとのコミュニケーションツールは、やはり英語です。
さらに大学卒業後、就職すればなおさら英語が必要です。
最近は社員に海外出身の方も増えてきている上に、自分が海外に派遣されたり、出張に行ったりする機会も多くなりました。
たとえ、海外の人と交流する機会はなくても、英語の書類や資料を読めるだけで、仕事の質が上がります。
任される仕事も多くなるでしょう。
英語が読める・話せるだけで、これほどまで生活・仕事が劇的に変わるのです。
英語は世界共通語だから、英語圏以外の人とも意思疎通をとれる点が非常に興味深い点です。
私は大学時代、サークルの活動を通して韓国・中国の友達に恵まれましたが、やはり彼らとも基本的には英語で意思疎通していました。
英語を母語としていないアジアの学生同士で英語で会話している感覚は、とても楽しく、話すだけでもわくわくするものでした。
違う国の人と日本の友達のように心通わせられることができれば、その国にも興味を持つようになります。
すると、今後は英語だけでなく、中国語や韓国語にも興味を持ち、勉強するようになるのでさらに多くの国の文化に触れるようになります。
このように、最初に英語から学習をスタートすることで、世界が広がってゆくのを楽しめるのですね。
そしてこのような体験が、後々自分の仕事において知らぬ間に活かされるのです。
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・英語を通して日本語とは異なる思考回路を手に入れるため
英語圏の人は、物事を論理的に捉え、自分の考えも端的に・率直に説明するといいますよね。
実際に私たち日本人も英語を勉強していると、不思議と物事を端的に説明できるようになったり、自分の意見を結論から分かりやすく伝えられるようになったりします。
というのも、英語では結論を最初に述べるからです。
そして、日本語よりも論理的な展開で会話や文章が進んでいきます。
とくに、英語の長文問題や和文英訳を行っていると、いつの間にか論理的な思考回路ができるようになります。
英語で身に付けたこの思考回路は、日本語で文章を書いたり、皆の前で発表したりするときに、とても役に立ちます。
実際に、私も英語を勉強してから、人から「文章が分かりやすい」、「難しいことを分かりやすく説明できる」と言われました。
このように、英語の思考回路を手に入れることで、自分の日本語の表現力も向上するのです。
英語を勉強していると、思わぬところで役立つのでとても便利ですよ。
<英語は将来どんな場面で役に立つ?>
前項で確認してきたように、英語を勉強することで、将来あらゆる分野で役に立つことが分かりました。
でも、具体的にはどんな場面で役立つのでしょうか。
英語を使う可能性は、挙げようと思えばきりなく挙げられます。
でも、近い将来でいえば大学での活動や勉強に役立ちます。
大学に入ってからも、英語という言語そのものを学習する授業もありますが、それ以上に活きた英語を使う場が多くなります。
つまり、「英語を」勉強するのではなく、「英語で」勉強する機会が増えるということです。
たとえば、英語とは関係のない授業で課題として英語の資料を読まされたり、レポートを書くときに英語で書かれた文献を読む必要に迫られたりすることもあります。
さらに、卒業論文においては、学部によっては全文英語で執筆することもあります。
そこまでではなくても、卒論では英語で書かれた先行研究論文や文献を読み込む機会が増えます。
大学卒業後も人それぞれ進路は異なりますが、どの職業に就いたとしても、最近では海外との取引や共同開発、コラボが増えているので、世界共通語として英語は必須です。
もちろん、英語とは一見無縁に見えるような職業に就いたとしても、英語ができると仕事の幅が違ってきます。
たとえば、和菓子職人になったとしても、最近は外国人のお客さんが多いため、海外から来た人には需要があります。
英語を話せる和菓子職人になれば、海外からの旅行者に人気なお店になるし、評判になれば、海外に店舗を持つことができるかもしれません。
このように、たとえ英語とは関係のない世界に身を置いたとしても、むしろ英語は強力な強みとなるのです。
自分が身を置いた環境で、英語をどう活かせるのか考えてみると、思いもよらない場面で役に立つのですね。
人生のあらゆる局面で、今まで学んだ英語をどう活かせるか、思いめぐらして行動することがポイントです。
<座学だけではもったいない! 実際に英語を使ってみよう!>
英語の勉強をしていても、何も面白くないと思いませんか。
確かに座学だけの勉強だけでは、英語を学ぶ魅力は分かりません。
英語がつまらないと思っているのならば、実際に英語を使って人と会話してみましょう。
人と会話するだけで、自分の学んだ内容をきちんと活かせていることを実感します。
学校で英会話クラブに入ってみたり、余裕があれば英会話教室に通ったりするのもおすすめです。
たとえお金を掛けなくても、海外留学生を支援するボランティア活動や、海外旅行客のためのガイドボランティアなどもさまざまな地域で募集されているので、外に目を向けてみるのも大いに価値あることです。
自分の中学・高校に、交換留学プログラムや短期のホームステイプログラムがあるなら、ぜひ参加してみましょう。
これらは英語に面白みを感じない人にこそ、役に立つプログラムです。
また、大学では学生が自発的に海外の学生と交流するサークルがたくさんあるので、それらのサークルを通して生きた英語に触れることで、英語の勉強も楽しくなりますよ。
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【まとめ】
英語という言語自体を勉強するだけでなく、英語を使って何か別のことをするということ。
これが英語の勉強を楽しくします。
そもそも英語を使えるようにするために勉強するのですから、座学だけでは勉強が足りません。
自分の将来の可能性を広げるために勉強するのだということを念頭に置いて、自分なりに生きた英語を楽しんでみてくださいね。
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みなさんからのコメントをもとに、英語で夢を実現したくなるような記事を執筆してまいります。
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